ピンクゴールドの買取価格はこう決まる!通常のゴールドとどっちが高い?
ピンクがかった色味が魅力のピンクゴールドは、アクセサリー・ジュエリー・時計などとして人気の貴金属です。
買取市場でも活発に取引されており、高い買取価格がつくケースも多く見られます。
そんなピンクゴールドの買取価格はどのように決まるのでしょうか。
また、通常のゴールドやイエローゴールドなどと比べてどっちが高いのでしょうか。
ピンクゴールドの特徴、使われているアイテムやブランド、より高く買取してもらうためのポイントとともにご紹介します。
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お申し込みフォームへ※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。
目次
ピンクゴールドとは?
ピンクゴールドとは、金に銅・銀・パラジウムなどの割り金を混ぜた金合金のことです。
銅の配合割合によって暖かみのあるピンク色を出しているのが特徴です。
ピンクゴールドは若い女性から中高年世代まで幅広い年代の方に人気が高く、金の輝きとともに上品さ、エレガンスさが感じられます。
ピンクゴールドの特徴
ピンクゴールドの温かい色味は、どんな肌の色にも合いやすいと言われます。
肌の上で美しく映え、アクセサリーや時計などとして人気の高いカラーとなっています。
また、純金に比べて強度や耐久性が高く、その意味でもアクセサリーや時計の素材として優れていると言えるでしょう。
また、割り金の配合割合や金の純度の違いによって、ピンクゴールドの中でも微妙な色の違いを出すことができます。
金の純度が高いほど金に近い色になり、純度が低く銅の分量が多くなるほどピンク色が濃くなります。
同じ「ピンクゴールドのアクセサリー」のなかでも様々な色味を出すことができるため、好みのものが見つかる可能性も高いでしょう。
ピンクゴールドはどんなものに使われている?
ピンクゴールドは、リング・ネックレス・ペンダント・ブレスレット・ブローチといったアクセサリー、ジュエリーなどに多く使われています。
特にマリッジリングなど、大切な贈り物として人気が高いのが特徴と言えるでしょう。
他にも、ピンクゴールドの時計も高い人気があります。
ピンクゴールドの有名なブランドは?
ピンクゴールドのアクセサリーで有名なブランドアイテムとしては、ブルガリ(Bulgari)のビー・ゼロワン、ヴァンクリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)のアルハンブラ、カルティエ(Cartier)のLOVEコレクション、ブシュロン(Boucheron)のキャトルが挙げられます。
また、ピンクゴールドの時計で有名なブランドとしては、カルティエ、フランクミュラー(Franckmuller)、ロレックス(Rolex)、ショパール(Chopard)、ブルガリなどが挙げられます。
ピンクゴールドの純度と刻印
ピンクゴールドは銅の色味を強く出した金合金で、金の純度や割り金の配合割合によって様々な色味を出すことができます。
あまり金の純度が高いと上手くピンク色が出ないため、基本的には18金・14金・10金・9金といった純度のものが多くなっています。
ピンクゴールドの刻印としては、末尾に「PG」と付けることで表現しているものが見られます。
たとえば18金のピンクゴールドなら「K18PG」、14金のピンクゴールドなら「K14PG」といった具合です。
ピンクゴールドのほかのカラーゴールド
ピンクゴールドのほかにも、割り金の配合によって様々な色味を出したカラーゴールドと呼ばれるものはいくつかあります。
華やかな黄色い発色のイエローゴールド、清楚な印象のホワイトゴールドなどは有名です。
カラー | 含まれる割り金 | 特徴 | 刻印 |
---|---|---|---|
イエローゴールド | 銀、銅 | 華やかな金に近い発色 | YG |
グリーンゴールド | 銀 | 爽やかな印象 | GG |
レッドゴールド | 銀、銅 | 温かみのある印象 | RG |
ホワイトゴールド | 銀、パラジウム | 清楚な印象 | WG |
ピンクゴールドの買取価格はどう決まる?
ピンクゴールドの買取において、買取価格を決定づける2つの要素が「重さ」と「純度」です。
金は、世界の金市場での需要と供給の動向によって日々「1gあたりの相場」が変動しています。
金の買取価格についても、日々の「1gあたりの相場」に基づいて「1gあたり〇〇円」と設定されているのです。
金1gあたりの価値が国際的に決まっているわけですから、お持ちの金製品が高く売れるかどうかは「どれだけの金が含まれているか」が重要になってくるわけです。
たとえば、重さ10gで18金(純度75%)のピンクゴールドなら、含まれている金の量は「10g×0.75=7.5g」です。
つまり、金7.5g分の価値があるということになります。
もちろん、「ピンクゴールドのジュエリーや宝飾時計で宝石が付いている」「有名ブランドのアクセサリーでデザインに人気がある」といった場合には、付いている宝石の価値やデザイン性なども考慮して買取価格が算出されます。
通常の金や他のカラーゴールドとではどちらが高い?
特に色味のついていない金やイエローゴールド・ホワイトゴールドなど他のカラーゴールドと、ピンクゴールドとではどちらの方が高く買取されやすいでしょうか。
上述した通り、金製品の買取価格は基本的に「含まれている金の量」をもとに決まります。
従って、色味の違いはあっても、同じ重量・同じ純度のものであれば買取価格に差はありません。
「K18」でも「K18YG」でも「K18WG」でも「K18PG」でも、価値に差はないということです。
ただし、「その色を使うことでデザイン性が良くなっている」といった理由で需要が高くなることはあるかもしれません。
また、含まれている金の量は同じでも、付いている宝石の量や種類によって買取価格に差が出ることはあります。
ピンクゴールドをより高く買取してもらうためのポイント
ピンクゴールドのアクセサリー・ジュエリー・時計などは価値の高いものが多いですから、せっかく売るならなるべく高い価格で買取してもらいたいですよね。
ここでは、ピンクゴールド製品をより高く売るために知っておきたい〇つのポイントをご紹介します。
- 金価格が高いタイミングで売る
- 保存状態を良好に保っておく
- 付属品も一緒に査定に出す
金価格が高いタイミングで売る
金の買取価格は世界の金の需要と供給によって日々変動しています。
ピンクゴールド製品の価値もそれに連動して変わるため、売却するタイミングは重要です。
金の価格が高くなっている時にピンクゴールド製品を売却することで、より高い価格で買取してもらえる可能性があります。
そのため売却を検討している場合は金相場を定期的にチェックし、価格が高くなった時を狙って売りに出すというのが1つのポイントです。
金の買取価格はインターネットでも簡単に調べることができますので、日々の動向を確認してタイミングを見極めましょう。
保存状態を良好に保っておく
素材としての金自体の価値に影響するものではありませんが、例えば人気ブランドのアクセサリー・ジュエリー・時計などで、デザインやアイテム自体の需要が関係してくる場合には保存状態も査定ポイントの1つになります。
傷・錆び・変色などが発生してしまっていると、需要が下がって買取価格も低くなってしまうかもしれません。
金は純度が高いほど柔らかくて傷がつきやすいため、保管の際には専用のケースに入れておくなど、傷がつかないように注意しましょう。
また、汗・皮脂・水などが付着することで銅などの割り金に錆びや変色が発生する可能性があります。
普段から着用後に汗や皮脂を拭き取る、入浴の際には外すなどの手入れをしておくのがおすすめです。
また、汚れや変色が気になる場合には薄めた中性洗剤を使って洗浄するのも有効です。
ただし、エメラルド・コハク・マカライトなど一部の宝石は中性洗剤に弱い性質があるため、これらの宝石が付いている場合はぬるま湯で洗うようにしてください。
付属品も一緒に査定に出す
有名ブランドのアクセサリー・ジュエリー・時計などのピンクゴールド製品を購入すると、箱やギャランティーカードなどの付属品がついてくることが多いです。
より高く売るためには、これらの付属品も一緒に査定に出すようにしましょう。
付属品は「間違いなく人気ブランドのアイテムである」ことを証明してくれるため、買取市場における信用につながります。
また、コレクターにとっては付属品も重要なコレクションの一部です。
そのため付属品があることで買取市場における需要が増し、より高く買取してもらえる可能性があります。
付属品は大切に保管しておき、買取の際には忘れずに提示するようにしましょう。
バイセルはピンクゴールドを無料査定します
ピンクゴールド製品の買取ならバイセルにお任せください。
バイセルでは日本全国でピンクゴールドを含む金製品などの出張買取サービスをご提供しており、多くのリピーター様からご指名いただいてきました。
バイセルの出張査定は手数料完全無料、お電話1本で予約でき、家から1歩も出ることなく査定を受けることができます。
バイセルでは古い・傷がある・汚れている・変色している・刻印がないといった状態のピンクゴールドでも無料査定いたしておりますので、ぜひお気軽にお試しください。
以下のバナーをクリックいただくと、バイセルでの実際のピンクゴールドを含む金製品の買取例や、実際にご利用されたお客様の声などがご覧いただけます。
参考までにぜひご覧ください。
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お申し込みフォームへピンクゴールドを扱う上での注意点
結婚指輪などにも使われることの多いピンクゴールドは、日常生活でずっと身に付ける、長い期間愛用するということも多いと思います。
そこで最後に、長く身に着けるうえで知っておきたい、ピンクゴールドを扱ううえでの注意点をご紹介します。
ピンクゴールドは変色しやすい
ピンクゴールドの注意点として挙げられるのが、変色しやすいという点です。
ピンクゴールドの変色の原因としては、以下のようなものがあります。
お風呂や温泉などで錆びる可能性がある
純金は安定した性質を持っており、錆びません。
しかしピンクゴールドを含む18金・14金・10金などの金合金は、割り金として銀や銅の部分が、特に入浴剤やバスソルトなどが入ったお風呂に入れると変色してしまうことがあります。
さらに、シャンプーに含まれている成分も変色やくすみの原因になってしまいますので、お風呂に入る際には外すようにしましょう。
また、温泉は硫黄成分にも反応してしまうため、より注意が必要です。
油分に触れ続けると酸化しやすい
また、銀や銅は油分と化学反応を起こしやすいという性質があります。
化粧品に含まれる油分や皮脂と触れることで化学反応がおき、変色してしまう場合があります。
使用した後は汗や化粧品を拭き取り、油分による化学変化を防ぐなどの対策を採りましょう。
長期間使っていると変色する場合がある
ピンクゴールドの色を出している銅は、空気中の湿気や酸素によっても酸化してしまうことがあります。
時間が経つにつれて色が変わってきたり、色が薄くなってきたりする場合があるでしょう 酸化防止加工を施したピンクゴールドの製品も多くなってきていますが、まったく酸化しないというわけではありません。
気をつけていても完全に防げるものではありませんが、そういった性質があるということには注意しておきましょう。
傷や破損に注意
ピンクゴールドはその名の通り美しいピンク色が魅力ですが、表面に細かい傷がつくとピンク色が薄くなったように見えることがあります。
アクセサリーや時計は身に付けていれば傷がつくことは避けられませんが、なるべく傷がつかないように注意してあげることは重要です。
衣類の着脱や重いものや固いものを持ったりする際には、面倒でもいったん外してあげると良いでしょう。
また、保管する際にはアクセサリーケースに入れてほかのアクセサリーと接触しないように収納するなど、工夫をして傷を防ぎましょう。
金属アレルギーを引き起こすことがある
金は金属アレルギーを引き起こしにくい金属なのですが、割り金として含まれている銅やパラジウムはアレルギーを引き起こすことがあります。
ピンクゴールドはピンクの色味が強いものほど銅の含有率が高く、純金よりもアレルギー反応が出やすくなります。
金属アレルギーのある方は特に注意してください。
また、現在金属アレルギーの症状がない方でも、将来的にアレルギー反応が出る可能性があるため注意が必要です。
再加工が難しい場合がある
ピンクゴールドは純金に比べて、銅やパラジウムを混ぜ合わせることで硬度を増しています。
特に、10金などの比較的純度の低いピンクゴールドでは硬度が高いです。
そのため再加工時に割れる可能性があり、リングのサイズ変更などの再加工が難しい場合があります。
再加工を断られる場合もあるため、購入時には再加工についても確認しておきましょう。
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