【22金買取】22金(K22)の買取相場や損をしない売り方

- 22Kのアクセサリーを持っています。売ったらいくらになりますか?
- アクセサリーに使われている1g当たりの金の量によって買取価格が変わりますので一度拝見いたします。こちらよりお問合せ下さい。
- 祖母から譲り受けたアクセサリーですが22Kと刻印がありました。価値ってありますか?
近年、アクセサリーの素材として、注目され始まている22金。
あまり聞きなれていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回の記事ではそんな22金の基礎知識とともに、22金の買取について紹介していきます。
22金の基礎知識
そもそも22金とは何なのでしょうか。
22金を聞いたことがある方でも、22金が何を意味するのか知っている方は多くはないようです。
以下では、そんな22金の基礎知識について紹介していきます。
22金(K22)の金の含有量は?22金の特徴
「22金」とは、金の含有量を示す言葉で、22金の含有量は、全体の成分の91.7%が金であるものを指します。
一例として22金と比較されることが多い18金は、全体の成分の75%が金であるものを指します。
「22金」や「18金」という表記は、24分率で示されていることが理由となっています。
そのため、純金は24金という表記になっています。
22金が使われる金製品は?
22金が使われる金製品の多くが、アクセサリーやジュエリーでなく、金という資産として所有されるケースが多いと言えます。
一方で純金のインゴット、いわゆる金の延べ棒ですと重いため、持ち運ぶのは容易ではありません。
そのため22金のアクセサリーを常に身に付けて、資産として所有している国もありますがあまり多くはありません。
しかし最近では22金特注の濃いゴールドカラーが好まれ、資産としてではなく、アクセりーやジュエリーとしても活用され始めているようです。
K22?22K?22金の刻印について
22金が使われている金製品のほとんどに「刻印」と呼ばれるものがついています。
「k22」の刻印がある場合には、その金製品は22金であるということが証明されます。
中には「22k」の刻印であるケースもあります。
その場合、22kの刻印が入った金製品の金の含有量が、91.7%以下であることは珍しくありません。
そのため買取を依頼する際には、お持ちの金製品の刻印が「k22」であるか「22k」であるのかをチェックしておくと良いでしょう。
22金の買取相場の特徴

金の買取相場は、ロンドンや香港、チューリッヒやニューヨークなどで取引されている4大金市場と呼ばれる金相場によって、日々変動しています。
特にロンドン市場の取引価格は、世界各国の様々な金相場に影響を与えると言われています。
こうした基準の金相場のもと、金の買取を行っている買取業者で、それぞれ金の買取相場の取り決めが行われています。
また戦争やテロなどの国際的な不安が高まったり、大規模な地震や竜巻などの災害が起きると、金の価格が上昇する傾向にあります。
多くの人が資産のひとつとして貨幣を使用していますが、その貨幣の信用価値が下がってしまうリスクを回避するために、一部の資産を金として持つ人が増えるため、金の価値が上昇するのです。
こうした様々な要因で金の買取相場は、変化していきます。
そのため22金の買取を依頼する際には、依頼する業者の買取相場を調べておくのはもちろんのこと、各業者、金の買取価格に若干の差異があるため、他の業者の買取相場も調べておくと良いでしょう。
22金が使われる世界の金貨

22金は世界的に見ても、多くの国で金貨として使われてきた歴史があります。
22金で作られた金貨のほとんどが、24金の純金には持ち得ない通貨として重要な役割を果たす耐摩耗性を持っています。
以下では、22金が金貨として使われた一部を紹介していきます。
クルーガー金貨
クルーガー金貨は1892年から1900年にかけて、南アフリカ共和国造幣局にて発行された地金型金貨となります。
製造枚数はおよそ5000万枚。
現在でもその人気は高く、コレクターの中でも話題の金貨のひとつとなっています。
ソブリン金貨
1489年ヘンリー7世の時代に発行されたソブリン金貨。
当初はまだソブリン金貨という名前ではなく、1816年の貨幣法によって新しい本位金貨が制定され、これをソブリンと名付けたことから、鋳造が始まったとされています。
イーグル金貨
アメリカ合衆国政府が、本位貨幣の10ドル金貨として発行してきたイーグル金貨。
現在では、地金型金貨のひとつとして用いられています。
また、ターバンヘッドタイプのほかに、リバティヘッドタイプやインディアンヘッドタイプのイーグル金貨があります。
ナポレオン金貨
フランスで1800年代初頭から1900年代初頭にかけて鋳造されたナポレオン金貨。
厳密にはナポレオン3世の肖像を描いた20フラン金貨のことを指しますが、ナポレオン1世の肖像を描いたものを指す場合があります。
さらには、フランスの20フラン金貨全てを指して言われる場合もあるので、買取を依頼する際には事前に確認をしておくと良いでしょう。
22金(K22)の買取価格はどうやって決まる?

22金の買取価格は、基本的に各業者が定める買取相場に則って決められます。
ではどのように則って決めているのでしょうか。
以下、紹介していきます。
査定時の金相場に則って買取相場が決まること
買取業者は、それぞれ自社で定めた買取相場を元に、買取価格を決定します。
その際に「1g=○○円」といったように、金の重さが買取価格を決めるうえで重要なポイントとなります。
一方で業者によって、金の査定料や金の抽出料がかかったりするケースもあるので、事前に調べておくと良いでしょう。
ジュエリーなどが装飾されている金製品の場合の算出方法について
金製品の中には金以外の装飾部分があり、一般的な量りでは、金のみの重さを量ることができない場合があります。
そこで重宝される算出方法のひとつが、装飾部分の「ct(キャラット)」を調べることです。
刻印などにもctが刻まれていることが多く、多くの買取業者が1ct=0.2gで重さの計算を行っています。

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22金(K22)の売却で損をしないために
22金の買取相場と刻印は、買取を出す前に事前に調べておくと良いでしょう。
買取を依頼する貴金属買取業者はひとつに絞らず、なるべく複数の業者に依頼をしましょう。
22金の買取価格を出してもらったら、その価格がついた理由について、各業者に伺ってみるのも良いでしょう。
そのうえで、一番高く買い取ってもらえる業者に買取をしてもらいましょう。
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