ニッカウヰスキーの買取価格はどれくらい?竹鶴・余市・宮城峡などご紹介
- ニッカウヰスキーの買取価格はいくらですか?
- ニッカウヰスキー製品は買取市場でも高い人気がありますが、銘柄や保存状態などによっても買取価格は変わります。詳しくは専門知識を持ったバイセルの査定士が一度拝見いたしますので、まずはバイセルにお問合せ下さい。
- 飲まずに置いてある竹鶴や余市などのニッカがあります。価値はつきますか?
「ニッカウヰスキー(NIKKA WHISKY)」は、高級ウイスキー「竹鶴」「余市」「宮城峡」や、安価で気軽に購入できるウイスキー「ブラックニッカ」シリーズの製造で知られる日本の代表的な洋酒メーカーです。
特に「竹鶴」「余市」「宮城峡」などは高品質な嗜好品というだけではなくコレクター品としても人気があり、買取市場でも高い買取価格がつくケースが多くあります。
本記事では高級ウイスキーとして人気が高い「竹鶴」「余市」「宮城峡」を中心に、ニッカウヰスキー製品の特徴や買取相場、高く売るために気をつけたいポイントなどをご紹介します。
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目次
ニッカウヰスキーとは
ニッカウヰスキーは、ウイスキーで有名な日本の洋酒メーカーです。
1934年、竹鶴政孝が北海道余市郡余市で開業した「大日本果汁株式会社」通称「日果」が前身です。
竹鶴政孝は2014年度後期に放送されたNHK連続テレビ小説『マッサン』の主人公のモデルになっていますので、ドラマでご存じの方も多いかもしれません。
この「日果」をカナ表記した「ニッカ」が現在のブランド名・社名の元になっています。
そして現在は「アサヒグループホールディングス」の子会社として、主に北海道余市郡余市町の「余市蒸溜所」と宮城県仙台市の「宮城峡蒸溜所」でウイスキー造りを続けています。
ニッカウヰスキーには「竹鶴」「余市」「宮城峡」といった有名銘柄があり、これまでに世界的な品評会で最高賞や純最高賞を受賞しています。
近年の世界的なジャパニーズウイスキー人気も相まって、世界的に評価の高いウイスキーブランドと言えるでしょう。
ニッカウヰスキーの人気銘柄
ニッカウヰスキーには、ウイスキーの人気銘柄がいくつもあります。
ここでは、お酒買取市場で特に人気の高い代表的な3銘柄を中心に、ニッカウヰスキーの人気ウイスキーについてご紹介します。
竹鶴
「竹鶴」シリーズは、ニッカウヰスキーが世界に誇る人気ピュアモルトウイスキーです。
竹鶴はニッカウヰスキーが誇る2つの蒸留所、余市蒸留所と宮城峡蒸留所で熟成された原酒をヴァッティングして造られます。
その絶妙なブレンドにより、深いコクと味わいを持ちながら、やわらかくまろやかで飲みやすいという、両極端とも言える2つの魅力を併せ持ちます。
竹鶴は、WWA(ワールドウイスキーアワード)のワールド・ベスト・ブレンデッドモルトウイスキー、ISC(インターナショナルスピリッツチャレンジ)の世界最高賞を受賞するなど、国際的にも高い評価を得ています。
特に、ISCの世界最高賞は国産ウィスキーでは初受賞という快挙でした。
竹鶴のラインナップとしては、現行品の「竹鶴ピュアモルト」のほか、長期熟成の「竹鶴12年」「竹鶴17年」「竹鶴21年」「竹鶴25年」「竹鶴35年」などがあります。
特に長期熟成のものを中心に、高い買取価格がつきやすくなっています。
余市
「余市」は、ニッカウヰスキーの余市蒸留所で造られるシングルモルトウイスキーです。
伝統的な「石炭直火蒸溜」を創業以来貫いて製造されている余市は、オークの甘さとしっかりとしたピートの味わい、麦芽の香ばしさとオレンジのような果実の調和が楽しめます。
このような伝統的な製造方法を採る余市蒸留所は、設立時とほぼ変わらぬ姿で残されており、国の登録有形文化財(建造物)として認定されています。
買取市場でも人気の余市のラインナップとしては、おもに以下があります。
現行品のシングルモルト余市
現在ニッカのホームページにも掲載されている現行品の余市は、「シングルモルト余市(NV)」の1商品のみです。
余市の中でも定番商品とされ、手に入りやすい銘柄と言われています。
麦芽と果実の香り、そしてオークの甘さとオレンジのような味わいが特徴です。
シングルモルト余市10年
シングルモルト余市10年は、余市蒸溜所で10年以上貯蔵した長期熟成モルトにより、重厚な味わいを感じられるウイスキーです。
2015年以来7年ぶりに、2022年に年間生産本数9,000本のみの限定商品で販売されたのが最後です。
甘いオーク樽や熟したバナナの香り、洋梨やピーティーな味わいを楽しめます。
シングルモルト余市10年は数量限定で販売されていたので、定価よりも高値で売られており、買取市場でも需要が高い銘柄です。
シングルモルト余市12年
シングルモルト余市12年は、12年以上熟成された原酒のみを使用した、フルーティさを感じるウイスキーです。
余市10年に比べてスモーキーさやソルティさがマイルドで、そのバランスの良さが飲みやすいと評価されています。
2015年に終売となったことから、希少価値が見込める余市シリーズのひとつです。
シングルモルト余市15年
シングルモルト余市15年は、15年以上熟成された原酒のみを使用した、深くまろやかな余韻が特徴のウイスキーです。
華やかな樽の香ばしさとじっくり熟成した果実の香り、そして重厚でコクのある熟れたフルーツを味わえます。
余市12年同様、2015年に終売となったことから、希少価値が見込める余市シリーズのひとつです。
シングルモルト余市20年
シングルモルト余市20年は、20年以上熟成された希少な原酒のみを使用した、余市シリーズの中で最も熟成年数の長いウイスキーです。
「日本のシングルモルトの頂点」とも言われるほど、香り・味わいは最高峰と評価されています。
円熟したエレガントな味わいと、濃厚な蜂蜜の香り、そしてオイリーなコクが楽しめます。
シングルモルト余市20年もまた、原酒不足により2015年に終売となり、入手困難な銘柄です。
北海道余市蒸留所限定シリーズ
北海道余市蒸留所限定シリーズは、余市蒸溜所で直販されていたウイスキーです。
代表的な銘柄は以下のとおりです。
- ウッディ&バニラ
- 12年ウッディ&バニラ
- シェリー&スウィート
- ピーティ&ソルティ
- シングルカスク原酒(5年・10年・15年・20年・25年)
これらのウイスキーは、北海道余市蒸留所にて直売限定販売されていたため、蒸留所に直接足を運ばないと手に入らない貴重なウイスキーです。
もちろん買取市場でも価値が高いとされています。
余市には、ご紹介した以外にも、1986~1990・ヘビリーピーテッド・アップルブランデーウッドフィニッシュ・アロマティックイーストなど非常に種類が多いです。
長期熟成のもの・数量限定のものを中心に、高い買取価格がつく傾向にあります。
お持ちの余市の価値を確かめたいという方は、ぜひ一度お酒買取のバイセルにて、無料査定をお受けください。
宮城峡
「宮城峡」は、ニッカウヰスキーの宮城峡蒸留所で造られるシングルモルトウイスキーです。
この地で採取される清らかな水と、豊かな自然環境が生み出す独特の風味は、国内外の多くのウイスキー愛好家を魅了しています。
香りはりんごや洋梨のようなフルーティーさの中に甘く華やかな花の香りがあり、樽由来のやわらかなバニラ香も感じられます。
そして余韻には麦の甘さとほのかなビター感が感じられ、芳醇で複雑な味わいが楽しめます。
宮城峡のラインナップとしては、現行品の「シングルモルト宮城峡」のほか、長期熟成の「シングルモルト宮城峡10年」「シングルモルト宮城峡12年」「シングルモルト宮城峡15年」などがあります。
お酒買取市場でも高い人気があり、長期熟成のものなどは買取価格も高くなりやすいです。
人気銘柄のリミテッドエディション
ニッカウヰスキーでは「創業〇周年」や「蒸溜所設立△周年」などの記念に、限定品を販売することがあります。
その高品質と希少性のために、人気となっているリミテッドエディションの商品も多くあります。
たとえば、ニッカウヰスキー創業80周年の2014年には、「竹鶴21年ポートウッドフィニッシュ」「竹鶴21年ノンチルフィルタード」「竹鶴21年マディラウッドフィニッシュ」が発売され、大きな話題となりました。
また、宮城峡蒸溜所設立50周年の2019年には、「シングルモルト宮城峡リミテッドエディション2019」「シングルモルト余市リミテッドエディション2019」が、それぞれ各700本限定で販売されました。
少し遡りますが、ニッカウヰスキー創業70周年の記念には、「ニッカ70thアニバーサリーセレクション」が限定2,000セットで発売されました。
セット内容は、それぞれ熟成12年の「シングルモルト余市」「シングルモルト宮城峡」「シングルカフェグレーン」「ニッカマスターブレンダーズブレンド」の特製ウイスキー4本です。
限定品のため新品で買うことは出来ませんが、これらのお酒は買取市場では今も人気となっています。
まだまだあるニッカウヰスキーの人気銘柄
ニッカウヰスキーには、これまでにご紹介したもののほかにも身近な人気ウイスキーがいくつもあります。
ブラックニッカ | THE NIKKA | スーパーニッカ | ハイニッカ |
ニッカ 仙台 | ニッカ 北海道 | ニッカ 伊達 | ニッカ カフェグレーン |
ニッカ カフェモルト | フロム・ザ・バレル |
安価で身近な商品も多いため、買取価格という意味ではそれほど高くならないものも多いですが、これらもニッカウヰスキーの人気銘柄と言えます。
ニッカウヰスキーの買取価格はどれくらい?
買取市場でも人気の高いニッカウヰスキーのウイスキーは、どれくらいの買取価格になるのでしょうか。
ここでは、特に買取市場で人気の高い「竹鶴」「余市」「宮城峡」の銘柄について、種類ごとの買取相場をご紹介します。
なお、以下は保存状態が良いなど特に高く売れる場合の買取相場です。
竹鶴の買取価格
竹鶴は種類にもよりますが、高い買取価格がつくケースも多いウイスキーです。
特に長期熟成のものが高く売れやすい傾向があります。
たとえば、2007年に1,200本のみ限定生産された「竹鶴35年ピュアモルト」の買取相場は、保存状態が良く、付属品も揃っていれば416,000円ほどになっています。
他にも、「竹鶴12年」「竹鶴17年」「竹鶴21年」「竹鶴25年」はすでに終売となっているため、その希少性からも高い買取価格がつきやすいでしょう。
余市の買取価格
余市も買取市場における人気が高く、高い買取価格がつきやすいウイスキーの1つです。
竹鶴と同じく、長期熟成の「余市10年」「余市12年」「余市15年」「余市20年」は終売となっているため、その希少性から買取価格も高くなりやすいでしょう。
たとえば、保存状態が良く付属品も揃っているもので、「シングルモルト余市20年」の買取相場は103,200円ほど、「余市10年シングルカスク1989」の買取相場は51,200円ほどになっています。
宮城峡の買取価格
宮城峡も竹鶴や余市と同じく、終売となっている長期熟成の商品や、限定商品に高い買取価格がつきやすい傾向があります。
たとえば、保存状態が良く付属品も揃っているもので、「宮城峡1988 20年貯蔵シングルモルト」の買取相場は192,000円ほど、「宮城峡15年 シングルカスク」の買取相場は51,200円ほどになっています。
※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。
お持ちの竹鶴・余市・宮城峡などのニッカウイスキーも、高い価値が見込めるものかもしれません。
「いくらくらいになるのか」少しでも気になる方は、ぜひ一度バイセルまでご相談ください。
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お申し込みフォームへニッカウヰスキーのバイセルでの実際の買取例は?
お酒買取のバイセルでも、ニッカウヰスキーを含むウイスキーの買取実績は数多くございます。
以下の2ページでは、様々なウイスキーの買取相場に加え、バイセルでの実際の買取例、バイセルのウイスキー買取をご利用になったお客様の声についても記載してございます。
参考までにぜひご覧ください。
ニッカウヰスキーをより高く売るために気をつけたいこと
お酒買取のバイセルでも、ニッカウヰスキーを含むウイスキーの買取実績は数多くございます。
以下の2ページでは、ニッカを含む様々なウイスキーの買取相場に加え、バイセルでの実際の買取例、バイセルのウイスキー買取をご利用になったお客様の声についても記載してございます。
参考までにぜひご覧ください。
保存状態はウイスキーの買取価格に大きく影響する
「竹鶴」「余市」「宮城峡」といった人気や希少性の高いウイスキーであっても、保存状態が良くないと高く買取してもらうことは難しいかもしれません。
それほど、ウイスキーの査定において保存状態の良さは重要です。
具体的には、以下のような場合に買取価格が下がってしまう可能性が高いです。
- 開封済みである
- ボトルにヒビや傷が入っている
- ウイスキーの液面が下がっている
- ウイスキーが変色している
ウイスキーは一度開封してしまうと劣化が始まるため、基本的に未開封のものでないと買取してもらえません。
また、開封していなくても、直射日光に当たる場所で保管するなどすると、揮発して液面が下がったり、変色してしまったりすることがあります。
こういった事態をさけるために、ウイスキーの保管の際には購入時に付属している箱にしまったまま、冷暗所に保存しておくのがおすすめです。
付属品が揃っている方が高く買取されやすい
ニッカウヰスキーをはじめ、ウイスキーは嗜好品として高い人気があるのはもちろんのこと、コレクターアイテムとしても高い価値があります。
コレクター目線で考えたときには、化粧箱・外箱・替え栓・冊子など、販売時に同梱されていた付属品もコレクションとして重要な意味を持ちます。
あるべき付属品が揃っていることでコレクターからの需要が増し、高く買取されやすくなるでしょう。
竹鶴・余市・宮城峡などの人気ウイスキーで、かつ保存状態が良く、付属品も揃っているものであれば高価買取の可能性が高くなると言えます。
ウイスキーを買取に出す際には、あるべき付属品がそろっているかどうか、事前に確認しておきましょう。
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