キリンウイスキー富士山麓の定価は5,500円(税込)!販売終了で値上がりはする?

2024.03.19

お酒買取 コラム
キリンウイスキー富士山麓の定価は5,500円(税込)!販売終了で値上がりはする?

キリンウイスキー富士山麓は、独特な味わいと品質で知られる日本産のウイスキーです。

富士山のふもと、静岡県御殿場市に位置するキリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所で生産されており、ウイスキー愛好家から高い評価を受けています。

しかし、一部の銘柄が販売終了となり、市場では既に価格が高騰している状況です。

この記事では、富士山麓ウイスキーの特徴、現状、そして今後の価格動向について解説します。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

キリンウイスキー富士山麓とは?

 キリンウイスキー富士山麓とは?

キリンウイスキー富士山麓とは、キリンディスティラリー株式会社が製造・販売するジャパニーズウイスキーです。

南アルプスの麓、富士山御殿場蒸留所で製造されています。

この蒸留所は、1973年にキリンビール株式会社によって設立されました。

富士山麓ウイスキーは、厳選された麦芽と良質な水を使用して作られています。

富士山麓の伏流水は、硬度が低くミネラル分を豊富に含んでおり、ウイスキーの味わいをまろやかで滑らかなものにします。

ウイスキーの製法としては、一般的な「冷却ろ過」を行わない「ノンチルフィルタード製法」を用いている点が特徴です。

容量 700ml
アルコール度数 50%
香り 甘い樽熟香と華やかな果実香
味わい 複層的で奥深い味わい

※出典:キリンディスティラリー|富士山麓

富士山麓ウイスキーの定価は5,500円(税込)

現行品の「富士山麓シグニチャーブレンド」は、700mlで定価5,500円(税込)です。

ただし、限定品などは高額になる可能性があります。

※参考:DRINX|富士山麓

販売終了に伴い値上がりが予想されている

 販売終了に伴い値上がりが予想されている

近年、ジャパニーズウイスキーの世界的な人気により国内のウイスキー市場が拡大しており、品薄や終売となる状態が続いています。

その結果、さまざまな国産ウイスキーのブランドが低下の値上げを実施しています。

また、過去に終売となったモデルに関しては、市場への流通が増えないことから希少価値が上がり、高値で取引されることも多いです。

富士山麓においても、販売数の増加に伴う原酒不足のため、「富士山麓 樽熟原酒50°」と「富士山麓 シングルモルト18年」は終売品となっています。

そのため、今後の市場価値は上がる可能性があります。

※参考:読売新聞オンライン|サントリー国産ウイスキー値上げ、最大2・25倍に…響30年・山崎25年・白州25年は36万円

富士山麓ウイスキーはやばい?まずい?

一部では、富士山麓ウイスキーについて、「やばい」「まずい」などという声が挙がっています。

ここでは、その理由について探っていきます。

終売により価格が高騰しているから

富士山麓ウイスキーが「やばい」と言われる理由としては、価格の高騰が考えられます。

もともとリーズナブル路線だった「樽熟原酒50°」が2019年に終売したことで、近年では定価以上の高額で取引されることもあります。

そのため、コスパを重視していた一部の人たちから「やばい」と評されているのです。

個性的な味で好みが分かれるから

また、富士山麓ウイスキーは濃度が高めで濃く甘いのが特徴です。

個性的な味わいとも言えるため、軽くあっさりした飲み心地が好きな人からの評価は割れています。

とはいえ、好みは個人によって異なるものなので、終売になるほど需要が高いことを考慮すると「まずい」という感想を持つ人は少ないと思われるでしょう。

富士山麓ウイスキーの銘柄3選

ここからは、富士山麓ウイスキーの中でも代表的な3つの銘柄を紹介します。

富士山麓「シグニチャーブレンド」

富士山麓「シグニチャーブレンド」は、「富士山麓」シリーズの中でも最高峰に位置するブレンデッドウイスキーです。

2023年3月下旬の出荷分をもって販売終了となっています。

富士御殿場蒸溜所で造られた原酒を厳選し、キリンディスティラリーのチーフブレンダーである土屋守氏が手掛けたこだわりのブレンドとして知られています。

複数の樽で熟成された原酒を絶妙なバランスでブレンドすることにより、複雑で奥深い味わいを生み出した1本です。

フルーティーな香りと甘い味わい、余韻も長いことが特徴です。

アルコール度数は50%と高めですが、滑らかな口当たりで飲みやすいウイスキーと言えます。

※参考:DRINX|富士山麓

富士山麓「樽熟原酒50°」

富士山麓「樽熟原酒50°」は、「富士山麓」シリーズの原酒をそのまま瓶詰めしたノンチルフィルタードウイスキーです。

2019年3月下旬出荷分をもって販売終了となりました。

ノンチルフィルタード製法により、ウイスキー本来の味わいや香りを損なわずに閉じ込めているため、樽由来の濃厚な味わいとアルコール度数50%による力強い飲みごたえが特徴です。

※参考:キリンホールディングス|「キリンウイスキー 富士山麓 樽熟原酒50°」を新発売

富士山麓「シングルモルト18年」

富士山麓「シングルモルト18年」は、「富士山麓」シリーズのシングルモルトウイスキーです。

18年以上熟成された原酒のみを使用しており、2024年2月現在も販売されています。

シェリー樽、バーボン樽、ワイン樽など、複数の樽で熟成された原酒をブレンドした、フルーティーな香りと甘い味わい、長い余韻が特徴です。

アルコール度数は43%のため、「樽熟原酒50°」よりも飲みやすいと言えます。

現行製品ではあるものの、近年のジャパニーズウイスキーの人気によって、入手困難になりつつあります。

※参考:キリンホールディングス|<参考資料>「キリンウイスキー 富士山麓 シングルモルト 18年」「キリンウイスキー 富士山麓 樽熟50°」が、「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ2014」で金賞受賞

富士山麓ウイスキーに関してよくある質問

 

ここからは、富士山麓ウイスキーに関してよくある質問に回答していきます。

富士山麓と普通のウイスキーの違いは何ですか?

富士山麓ウイスキーと一般的なウイスキーの主な違いは、原料や製法です。それに伴い、味わいも異なります。

富士山麓ウイスキー 一般的なウイスキー
原料 日本産の二条大麦と富士山麓の良質な水 主に輸入麦芽や外国産の原酒
製法 ノンチルフィルタード製法 連続式蒸留器
味わい まろやかで飲みやすい 主にスモーキーな味わい

また、富士山麓ウイスキーは一般的なウイスキーの価格よりも比較的高いです。

富士山麓ウイスキーは復活しますか?

原酒不足が解消されるまでは、富士山麓ウイスキーの復活は難しいと言えるでしょう。

キリンホールディングスから販売された「キリンウイスキー 陸」という銘柄が、「富士山麓」シリーズの後継ポジションとされています。

「富士山麓」シリーズを飲んだことがない、または好きだったが現在手元にないという方は、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。

※参考:キリンホールディングス|キリンウイスキー 陸® 500ml

※参考:キリンホールディングス|「キリン シングルブレンデッドジャパニーズウイスキー 富士 50th Anniversary Edition」を発売!「キリンウイスキー 陸」は消費者キャンペーンを展開

まとめ

今回は、富士山麓ウイスキーについて特徴を詳しく紹介しました。

富士山麓ウイスキーは、多くの銘柄が原酒不足により終売となったことで、高額で取引されることもあります。

もし、富士山麓ウイスキーをはじめ、家に眠っているお酒があるという方は、バイセルの買取査定に出してみてはいかがでしょうか。

無料で査定してもらえるので、ぜひお気軽にお問い合わせください。