サントリー「響30年」の買取相場は?高価買取のポイントを紹介

2024.04.26

お酒買取 コラム
サントリー「響30年」の買取相場は?高価買取のポイントを紹介
響30年を買取してほしいです。いくらになりますか?
響30年は買取市場でも高い人気がありますが、種類や保存状態などによっても買取価格は変わります。詳しくは専門知識を持ったバイセルの査定士が一度拝見いたしますので、まずはバイセルにお問合せ下さい。
飲まずに飾ったままの響30年があります。価値はつきますか?

サントリーの響30年は、国内外から高い評価を受ける日本のブレンデッドウイスキーです。

生産本数が限られていることから希少価値の高いウイスキーとして、古くから買取市場でも注目を集めてきました。

そして近年、ジャパニーズウイスキー自体の需要拡大などが影響し、買取市場における人気や価格はさらに上昇傾向にあります。

響30年の特徴や「響」シリーズの種類などとともに、響30年の買取相場や高く売るためのポイントをご紹介します。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

ブレンデッドウイスキーの代表格「響」とは?

 ブレンデッドウイスキーの代表格「響」とは?

「響」は、サントリーから発売されている高級ブレンデッドウイスキーです。

まずは、ウイスキー「響」の歴史や特徴を見ていきましょう。

ウイスキー「響」の歴史

ウイスキー「響」シリーズの歴史は、1989年にサントリーの創業90周年を記念して発売された「響17年」から始まりました。

響シリーズは、そこから以下のように幅広い商品を発売していくことになります。


・響21年(1994年)
・響30年(1997年)
・響12年(2009年)
・響ジャパニーズハーモニー(2015年)
・響ブレンダーズチョイス(2018年)


しかし、響17年は原酒不足のため、2018年9月から販売を休止 せざるを得なくなりました。

それほどまでに響17年の需要が高まったのは、国内と海外でそれぞれ理由があります。

国内においては、ドラマ放映の影響により、ジャパニーズウイスキーへの関心が一気に高まったことが関係しているといえるでしょう。

一方、海外においては、ジャパニーズウイスキーが国際的に有名な賞を多数獲得したことが影響しているといえます。

その結果、輸出額や買取相場の高騰が続いているのです。

ウイスキー「響」の特徴

サントリーの創業90周年を記念して登場した「響」は、創業時から磨き上げられた香味がぎゅっと凝縮されている、ブレンデッドウイスキーです。

響は、サントリーが保有する以下3つの蒸留所の原酒をブレンドしています。


・山崎蒸留所
・白州蒸留所
・知多蒸留所


この3つの蒸留所の、酒齢30年以上の長期熟成原酒をブレンドして作られているのが響30年です。

ウイスキー業界でも製造工程は機械化されているのが一般的ですが、響30年だけは数が少ないため、すべて手作業で行われます。

そのような長期熟成と丁寧な作りによって、なめらかな口当たりと、重厚なコクが長く続くアフターテイストを実現しています。

また、響30年の味わいは世界的にも認められており、以下のようにさまざまなコンテストでの受賞実績があることも、高値で取引される要因の一つに挙げられるでしょう。


・3年連続4回目ISCトロフィー(最高賞)
・2年連続WWAベストブレンデッドウイスキー
・2007 ISWS金賞


響30年は、世界のウイスキー通に愛されている、日本のブレンデッドウイスキーの最高峰と言えるでしょう。

「響30年」の種類

「響30年」の種類

響30年には、ボトルや仕様の違いで以下のような種類があります。

それぞれの特徴を見ていきましょう。

現行商品の「響30年」

2022年4月現在、サントリーの公式サイトでも紹介されている商品です。

年間数千本しか製造できないため、希少な数量限定商品とされています。

希望小売価格は160,000円です。

酒齢30年以上のモルト原酒とグレーン原酒が丁寧に吟味され、ブレンドされたウイスキーで、30面カットのクリスタルボトルに入っています。

付属品としては、茶色の化粧箱と、化粧箱ごと収められる白い外箱があります。

また、2019年以降の製品では、キャップフィルムのミシン目付近に白い縦ラインが入っているのも特徴です。

旧ボトルの「響30年」

響30年の旧ボトルとは、2007年のパッケージリニューアルまで発売されていた商品です。

旧ボトルには、現行モデルにはない以下の特徴があります。


・金色の観音開きの箱に入っている
・ボトルキャップのトップに花のデザインがあしらわれている

有田焼ボトルなど特別仕様の「響30年」

通常仕様の商品のほかに、響30年には限定生産の特別仕様商品が存在します。

その中でも買取市場で人気が高いのが、「有田焼ボトル」の響30年です。

免税店だけで販売されていた幻のウイスキーで、専用の木箱に入っています。

また、サントリーでは響30年以外にも、響21年や白州12年で有田焼ボトルを発売しています。

さらに、有田焼ボトルと同じく、免税店のみでの販売された特別意匠の響30年として、「意匠ボトル 花鳥風月」があります。

響30年の美しいクリスタルボトルに、花鳥風月の絵柄がデザインされています。

「響30年」の買取相場は?

「響30年」の買取相場は?

響30年の買取相場は、製造された年代やボトルの特徴によって異なります。

ここでは、代表的な3つのボトルの買取相場を見ていきましょう。

現行商品の「響30年」の買取相場

響30年の現行商品の場合、箱などがすべてそろった完品の買取相場は~266,720円(※)となっています

旧ボトルの「響30年」の買取相場

響30年・旧ボトル(完品)の買取相場は、~460,800円(※)となっています。

専門店の買取価格表などでは、旧ボトルを「観音開き」と記載しています。

有田焼ボトルの「響30年」の買取相場

響30年の有田焼ボトルは、希少性が高いプレミア品であることから、~544,000円(※)となっています。

オークションサイトでは、百万円以上で出品された有田焼ボトルなどもあります。

※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。

「響30年」のバイセルでの実際の買取例は?

お酒買取のバイセルでも、「響30年」を含むウイスキーの買取実績は数多くございます。

以下の2ページでは、様々なウイスキーの買取相場に加え、バイセルでの実際の買取例についても記載してございます。

参考までにぜひご覧ください。

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「響」シリーズにはどんな種類がある?

「響」シリーズにはどんな種類がある?

「響30年」のほかにも、「響」シリーズにはお酒買取市場で人気の高い種類はいくつもあります。

ここでは、「響30年」のほかに「響」シリーズにはどんな種類があるのかをご紹介します。

響21年

響21年は、響30年と同じく山崎・白州・知多の3つの蒸留所の原酒をブレンドしたブレンデッドウイスキーです。

選び抜かれた酒齢21年以上の長期熟成原酒がブレンドされており、赤みがかった褐色をしているのが特徴です。

カカオやドライマンゴーなどの南国フルーツを思わせる深い香りに加え、後からはミズナラ樽特有の伽羅や白檀香も感じられます。

さらに、ロックにすると黒胡椒のようなスパイシーさも楽しめるなど、非常に多彩な表情を持ったウイスキーだと言えます。

響30年と同様に海外での評価も高く、WWAベストブレンデッドウイスキーに5回、ISCの金賞に5回、最高賞に5回選ばれています。

海外での需要も高いことから、お酒買取市場においても買取価格は高くなりやすいでしょう。

また、響21年には有田焼や九谷焼が使われた陶器ボトルの特別仕様版があり、こちらも買取市場で人気を集めています。

響17年

響17年は、山崎蒸留所のミズナラ樽原酒をキーモルトに、酒齢17年以上の原酒をブレンドしたブレンデッドウイスキーです。

サントリー伝統のブレンド技術を駆使するのはもちろんのこと、ブレンド後の後熟にもじっくりと時間をかけることで、繊細で精妙な香りを作り上げています。

響17年は現在は終売となってしまっていますが、それゆえに希少性の高いウイスキーとして、買取市場でも高値で取引されやすくなっています。

響12年

響12年は、響シリーズの発売から20年を記念し、2009年に日本国内とヨーロッパで同時発売されたブレンデッドウイスキーです。

酒齢12年以上のモルト原酒と、12年以上熟成されたグレーン原酒、梅酒の貯蔵で使われた樽で熟成した梅酒樽熟成モルト原酒をブレンドしています。

個性のある複数の原酒によって作られた響12年は、見た目にも美しい琥珀色で、プラムやラズベリーなどフルーティな香りと甘さを感じることができます。

響12年もすでに終売となっており、人気の高いウイスキーであることから、買取市場での需要は高くなっています。

響35年

「響」シリーズの中でも特別な存在として、酒齢35年以上の長期熟成原酒だけを使用し、有田焼や九谷焼のボトルに詰めた贅沢な「響35年」があります。

たとえば「サントリー響35年  濁手山つつじ文洋酒瓶」は、有田焼の人間国宝である十四代酒井田柿右衛門(さかいだかきえもん)が手がけた色絵磁器のボトルが使用されています。

また、2016年に150本限定で発売された「響35年 古九谷写し 色絵牡丹蝶図筒形瓶」もボトルだけでも非常に価値の高い逸品となっています。

数量限定であること、超長期熟成であること、ボトル自体に高い価値があることなどから、響35年は買取市場でも非常に高い価値を認められています。

響ブロッサムハーモニー

響ブロッサムハーモニー(BLOSSOM HARMONY)は、原酒をブレンドしたあとの後熟に桜樽を使っていることが特徴です。

そのことにより、独特のウッディな香りが楽しめるブレンデッドウイスキーとなっています。

化粧箱にも桜があしらわれた華やかなデザインも好評で、数量限定であることから、買取市場での人気も高いです。

これまでに「響ブロッサムハーモニー2021」「響ブロッサムハーモニー2022」「響ブロッサムハーモニー2023」と3度販売されています。

響ブレンダーズチョイス

響ブレンダーチョイスは、響17年が休売となった後の2018年9月に発売されたウイスキーで、響17年の後継とも言われている種類です。

原酒には、酒齢12年から30年以上のものも使用されており、赤ワイン樽を使った後熟が特徴です。

ベリー系の味わいが感じられる華やかな甘さがあり、深い味わいに仕上がっています。

この「響ブレンダーチョイス」は一般販売は行われておらず、飲食店など業務用としてのみ販売されています。

そのため一般の市場に出回る数が少なく、買取市場でも希少性の高いウイスキーとなっています。

響ジャパニーズハーモニー

響ジャパニーズハーモニーは、熟成期間のことなる原酒をブレンドしたノンヴィンテージのブレンデッドウイスキーです。

華やかな香りと柔らかく穏やかな喉越しが魅力で、多くのウイスキーファンを魅了しています。

ジャパニーズウイスキーの海外での人気上昇もあり、買取市場でも人気が高くなっています。

ここに注目!高く売れやすい響の特徴5選

高く売れやすい響の特徴5選

響30年をはじめとした「響」シリーズは買取市場においても非常に人気の高いウイスキーですが、その中でもある特徴を持った珍しい響なら、より高く買取されやすくなります。

ここでは、「ここに注目してほしい」という、高く売れやすい響の特徴を5つご紹介します。


・ゴールドラベルの響
・熟成年数の長い響
・陶器ボトルの響
・意匠ボトルの響
・楽器ボトルの響

ゴールドラベルの響

珍しい響の旧ボトルとして、ラベルが表裏ともにゴールドになっているものがあります。

これはかつて贈答品用に販売されていた特別ラベルの響で、非常にゴージャスな印象のボトルとなっています。

コレクター人気が高いことと、今は販売されていないことから希少価値が高く、高価買取されやすくなっています。

熟成年数の長い響

響は基本的に、熟成年数の長いものの方が高く売れやすい傾向があります。

例えば、響30年や響35年は保存状態が良ければ高く買取されやすいと言えるでしょう。

響の買取を考える際には、ラベルに書かれている年数の表示に注目してみてください。

陶器ボトルの響

響には日本各地の伝統工芸品を使った特別仕様の陶器ボトルのものがあり、買取市場でも高い価値を認められています。

その中でも、特に有田焼や九谷焼のボトルに入った響は高く売れやすいでしょう。

バイセルで実際にあった買取例として、「響35年 13代今泉今右衛門作 色絵薄墨草花文様酒瓶」が187万円で買取されたケースがあります。

意匠ボトルの響

響には、ボトルに富士山・鳥などの絵が描かれた「意匠ボトル」と呼ばれるものがあります。

響のクリスタルボトルに、自然の風景が金彩や鮮やかな色彩で描かれた美しいボトルとなっています。

コレクター人気が高いことと、限定商品で数が少ないことから希少価値が高く、高価買取されやすくなっています。

楽器ボトルの響

響の珍しいボトルとして、ピアノやトランペットなどの楽器をかたどった「楽器ボトル」があります。

やはりコレクター人気が高く、流通量が少ないことから買取市場でも希少価値が高くなっています。

高価買取されやすい響の1つと言えるでしょう。

「響30年」を高く売るために知っておきたいポイントとは?

「響30年」を高く売るために知っておきたいポイントとは?

響30年は非常に価値の高いウイスキーであり、買取市場においても高く買取されるケースは非常に多いです。

しかしながら、保存状態によっては、同じ響30年でも買取価格に大きな差が出てしまうことがあります。

ここでは響30年をはじめとした「響」シリーズを買取に出すにあたって知っておきたい、査定上のチェックポイントについてご紹介します。


・新品未開封かどうか
・内容量が減っていないか
・傷がないか
・あるべき付属品がついているか


ウイスキーの保管の際には、これらのポイントに注意してみてください。

新品未開封かどうか

響をはじめとしたウイスキーは、1度開封してしまうと空気に触れて品質の劣化が始まってしまいます。

「開封したばかりならそれほど劣化はしていない」とも思えますが、実際にはいつ開封されたかの判断が難しいため、開封されたウイスキーには買い手がつかないことが多いです。

そのため、買取業者としても開封されたウイスキーは買取不可としているところが多くなっています。

売却する可能性のあるウイスキーは、開封せずに保存しておきましょう。

内容量が減っていないか

新品未開栓のウイスキーであっても、保管状況によっては液漏れや蒸発が起こり、内容量が減ってしまうことがあります。

水分の蒸発で内容量が明らかに減っている場合、買取市場ではウイスキーの味や品質が変わっている可能性が高いと判断するのが一般的です。

響30年などの未開栓のウイスキーの品質を保つためには、保管場所として以下のような環境は避けましょう。


・直射日光の当たる場所
・温度が高くなる場所
・湿気の多い場所
・悪臭のする場所


このような場所を避けたうえで、瓶を立てて保管しておくのがおすすめです。

傷がないか

響30年などの高級ウイスキーは、飲んで素晴らしいお酒であるのはもちろんのこと、コレクションとしても人気が高いです。

その意味で、中身だけでなくボトルや化粧箱の状態も、買取市場での需要に関わってきます。

響30年などの人気ウイスキーで、ボトルや化粧箱に傷などがなく、綺麗な状態のものであれば買取価格も高くなりやすいでしょう。

反対に、ボトルに傷がある、化粧箱が破損しているなどすると、新品未開封であっても買取価格が下がってしまう可能性があります。

そのため、響30年なら化粧箱ごと白い外箱に入れて保管するなど、ウイスキーのボトルや外箱を良い状態に保つことも非常に大切です。

あるべき付属品がついているか

ウイスキーを高値で売るには、響30年の本体ボトルだけでなく、以下のような付属品がすべてそろっていることも大切です。


・化粧箱
・外箱
・説明書などのカード類
・ボトルを包む薄紙 など


お酒コレクターにとっては、これらの付属品も重要なコレクションの一部です。

あるべき付属品がすべて揃っていることでコレクターからの需要が増し、高く買取されやすくなるでしょう。

響30年などの人気ウイスキーで保存状態が良く、付属品も揃っているものであれば、高価買取の可能性は高くなると言えます。

「響30年」を安心して売るなら買取実績豊富なバイセルへ

「響30年」を安心して売るなら買取実績豊富なバイセルへ

響30年をはじめとした「響」シリーズのウイスキーを売るなら、お酒買取のバイセルにお任せください。

バイセルには、「響」を安心して売りたいという方におすすめしたいポイントがございます。

以下でご紹介しておりますので、ぜひ買取業者選びの参考としてご覧ください。

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選べる買取方法

バイセルでは、以下の買取方法がお選びいただけます。


・持ち込み買取…売りたい品物をバイセルの店舗にお持ちいただく方法
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・出張買取…バイセルの査定士がお客様のご自宅等に伺う方法


このうち、「響」などのお酒を買取に出す際におすすめしたいのが出張買取です。

ウイスキーは重さがありますし、割れる可能性がある品物でもあります。

そのため、店舗まで持ち運ぶのは大変ですし、配送中の事故の可能性もゼロではありません。

その点、出張買取ならバイセルの査定士がお客様のご自宅等まで伺い、その場で査定・買取いたしますので、ボトルを破損してしまうリスクはありません。

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