メルシャン軽井沢を少しでも高値で買取してもらう方法とは?

- メルシャン軽井沢の買取価格はいくらですか?
- 種類や製造年数により買取価格は変動します。一度拝見致しますので是非こちらよりお問い合わせください。
- 未開封の軽井沢があります。価値はありますか?
世界から認められたモルトウイスキー「メルシャン軽井沢」は、現在は蒸留所を閉鎖していることもあり、希少性が高いお酒となっています。
あまりにも貴重なウイスキーのため、開ける機会がなかなか見つけられずに買取に出そうか検討している人も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、メルシャン軽井沢がつくるウイスキーの特徴や種類などに触れながら、お酒の買取方法や売る際の注意点などについてご紹介していきます。
メルシャン軽井沢について

メルシャン軽井沢は、もともと大黒葡萄酒社というワイン製造を行っていた会社が、1955年に長野県北佐久間群にある浅間山の麓に蒸留所を建設したところから、その歴史がはじまります。
翌年となる1956年から本格的にウイスキー製造をスタートし、強い拘りを持って製造に取り組みました。
例えばウイスキーの原料となる麦芽には、スコットランド産のゴールデンプロミスという品種を使用し、水は浅間山から流れる天然水を用いていました。
また設備にも拘り、あえて小型のポットスチルを設営して、時間をかけて蒸留する方法を採用しました。
ウイスキーの最終的な味を決めるカスク(樽)にはシェリー樽を使い、長期間かけて熟成されることで、ほかの蒸留所では真似できない独自の色味と香りをもたらしています。
ウイスキーが1本できるまでには長い年限がかかるため、はじめてメルシャン軽井沢がウイスキーを販売したのは、事業を開始してから20年後の1976年です。
当時では国内初となる100%モルトウイスキー「軽井沢」は、日本はもちろんのこと、海外からも注目を浴びることとなりました。
シェリー樽で熟成されるメルシャン軽井沢のウイスキーは、熟成年数によって全く違った表情を見せてくれます。
[例えば「軽井沢21年」は、ナッツやレーズンなどのような甘い香り、ミルクチョコレートを彷彿とさせる、まろやかな味わいが特徴です。
メルシャン軽井沢の年代別種類

メルシャン軽井沢では、シェリー樽で熟成させた年数別に複数のウイスキーを販売していました。
ウイスキーは熟成させた年数によって香りや味、色味までも変化するため、年代別で違った楽しみ方がひとつの醍醐味です。
ここからは、メルシャン軽井沢が展開するウイスキーの特徴を熟成年数別にご紹介します。
メルシャン軽井沢 10年
貯蔵10年以上の原酒が使われている「メルシャン軽井沢 10年」は、煎ったような麦芽の香ばしい香りを残しながら、イチゴやさくらんぼのような甘酸っぱさも感じられます。
またスパイシーな口当たりの中にも、ほのかに甘草のような味わいがあります。
特に「軽井沢 マスターズブレンド10年」というブレンデッドウイスキーは逸品です。
10年以上熟成させたモルトと、高品質なグレーンが独自にブレンドされており、シェリー樽原酒らしい果実の香りと、濃い甘みが感じられる個性ある1本です。
ちなみにグレーンとは、大麦麦芽以外の穀物を使ったウイスキーのことをいい、ほんのり甘くて軽い口当たりが特徴です。
メルシャン軽井沢 12年
「メルシャン軽井沢 12年」は、長年熟成させたウイスキーが持つ柔らかい味わいをベースに、飲みやすさにも拘ったモルトウイスキーです。
最も若い原酒として12年熟成されたウイスキーを使用しており、ほかにも個性豊かなモルト原酒がブレンドされています。
シェリー樽による香り豊かな口当たりを残しながら、ハツラツとした味わいも感じられ、今までのモルトウイスキーの常識を覆したウイスキーとしても有名です。
その品質は世界からも評され、2001年にはイギリスで開催される「インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション(IWSC)」で金賞に輝きました。
メルシャン軽井沢 15年
「メルシャン軽井沢 15年」は、ほかのモルトウイスキーよりもコクがあるため、飲み人を選ぶ1本でもあります。
例えば、15年熟成されたシェリー樽の原酒のみを使ったシングルモルトは、より軽井沢らしい拘りを感じられます。
シェリー樽でじっくり熟成されたフルーティーな味わいのなかに、深いコクの効いた麦の甘みを堪能できます。
メルシャン軽井沢の買取方法

メルシャン軽井沢などの高級なウイスキーは買取市場でも高い価値を持っているため、実際に買取に出す際にどのような方法がよいのか迷ってしまうことでしょう。
ここからは、高級ウイスキーの買取方法として一般的な以下の3つをご紹介します。
・リサイクルショップを利用する
・ネットオークション、フリマアプリを利用する
・高級酒買取のバイセルに査定を依頼する
それでは、それぞれ詳しくみていきましょう。
リサイクルショップを利用する
衣服や家具、家電などを取り扱っている印象が強い「リサイクルショップ」ですが、店舗によってはウイスキーや日本酒、焼酎などのお酒を買い取ってくれる店舗もあります。
ロードサイドや駅前など立地も良いのも特徴で、他の用事のついでに利用できる便利なところがメリットです。
しかし、今では生産が止まっている希少な軽井沢のウイスキーを売りに出す方法としてはおすすめできません。
その理由は、店舗によってはウイスキーなどのお酒に詳しいスタッフが在籍していない場合があり、適切な査定がなされずに買取額が決まってしまう可能性があるためです。
1本で数万円以上の価値はくだらない高級ウイスキーが、市場価値に見合わない額で買い取られてしまっては、損をする結果になってしまいます。
そのため、メルシャン軽井沢を売る方法としてリサイクルショップは避けた方が良いでしょう。
ネットオークション、フリマアプリを利用する
「ネットオークション」や「フリマアプリ」などの、個人間で物の売買ができるサービスも、希少なメルシャン軽井沢を売る方法として挙げられます。
特にフリマアプリは、スマートフォン1台で簡単に出品できるため、その手軽さから一気に利用する人たちが増えたインターネットサービスです。
しかし手軽に利用できる反面、発送準備や購入検討者らとの細かなメッセージのやり取りが必要になるため、サービスを使い慣れていない人にとっては煩わしさを覚えることもあるでしょう。
加えて高級ウイスキーなど、購買層が限定されるような商品では、いつ売れるかも分かりません。
そのため、今までサービスを出品者側で使ったことのない人や、お酒をすぐに現金化したいと考えている人にはおすすめできない方法です。
高級酒買取のバイセルに査定を依頼する
高級酒買取に詳しいバイセルでは、今回ご紹介しているメルシャン軽井沢などの、希少性が高いウイスキーや、世界的に有名な高級ワインなどをメインに取り扱っています。
幅広い種類のお酒に精通しているため、生産が止まってしまったメルシャン軽井沢の価値についても把握しています。
またメルシャン軽井沢がつくるウイスキーは、熟成期間だけではなくブレンド方法や製法によって様々な種類を販売していました。
出荷数が少なかったり、現存する数が限られている種類ほど価値が高まる傾向もあります。
高級酒の市場での動向についても酒買取のバイセルはアンテナを張っていますので、安心して査定をお願いできることでしょう。

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メルシャン軽井沢の買取相場はいくら?

メルシャン軽井沢は蒸留所が閉鎖され、貯蔵されていたストック分も全て販売されているため、種類によっては高い希少性を持っています。
加えて世界から称されるほどの高品質なウイスキーを生産していたため、買取市場でも高額で取引されています。
おおよその買取額は数万円から数十万円が相場といわれていますが、種類や製造年数によっては100万円台に乗ることもあります。
また保存状態の良し悪しによっても価値が変わってきますので、具体的な価値を知りたいと考えている人は、お酒の買取に実績のあるバイセルに査定をお願いしてみることをおすすめします。
※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。
メルシャン軽井沢の買取で気を付けるべきこと

高級ウイスキーとして世界的に有名なメルシャン軽井沢ですから、なるべく損をせずに手放したいと多くの人が考えることでしょう。
最後にウイスキーなどの高級酒の買取で気を付けるべきこととして、以下の3つをご紹介します。
・綺麗な状態にしておく
・付属品も一緒に売る
・複数の買取業者に査定を依頼する
一つひとつの内容を押さえて、実践することで損をせずに買取を済ませることができるでしょう。
綺麗な状態にしておく
もしも、持っているウイスキーのボトルに目立つようなホコリや汚れが付着しているようでしたら、可能な限り綺麗な状態にしてから査定士にみてもらいましょう。
長い間メルシャン軽井沢をしまったままにしているのであれば、ホコリを被っている状態になっているかもしれません。
買取額に対して直接的な影響は少ないですが、買取業者に対して好印象を与えることができ、買取の取引を円滑に終えることができます。
柔らかい乾いた布で、さっと表面のホコリを払ってから査定士に見せましょう。
付属品も一緒に売る
メルシャン軽井沢に限らず、高級酒は購入時についてきた付属品が揃っている状態であるほど、市場価値も高まる傾向にあります。
メルシャン軽井沢では「軽井沢」と記された箱が共通して付いてきますが、種類によっても異なるタグや冊子なども付いてきます。
箱から取り出してウイスキーを飾っていた人は、箱の所在も確認しておきましょう。
複数の買取業者に査定を依頼する
同じメルシャン軽井沢のウイスキーであっても、買取業者によっては査定額には違いが出てきますので、「少しでも高い額で手放したい」と考えている人は、複数の業者に査定を依頼しましょう。
査定額に差が出る理由は、買取業者によってお酒の評価項目や再販ルートなどが違うためです。
各業者が提示してくれた査定額を比較して、最も高い額での買取を提案してくれた業者を利用することで、損をせずにウイスキーを手放せます。
特に大手の買取業者では、公式ホームページから気軽に査定依頼ができるうえに、無料で受け付けているところも多いです。
複数の業者に依頼をかけるのは時間や手間がかかりますが、無料での査定サービスは積極的に利用していきましょう。