レコードの買取相場や価値を高めるポイント、価値が高い理由について解説!
デジタル音源が主流の現代において、再びアナログ音源であるレコードの需要が高まっています。
レコードを知らない世代もいるなかで、なぜレコードの需要が高まっているのでしょうか。
本記事では、レコードの価値が高い理由や価値を確認するポイント、買取需要に期待できるレコードを解説します。
さらに、レコードを売却する方法も紹介しますので、不要となったレコードの売却を検討している方もぜひご一読ください。
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レコードの価値が高い理由
CDやデジタル配信などが主流となっている現代で、なぜレコードの価値が高まっているのでしょうか。
レコードの価値や需要が高まっている理由はいくつかありますが、おもな要因とされるものを解説します。
物価高騰による影響
レコードの価値が高まっている理由の1つとして、パンデミックなどで経済不況に陥り物価が高騰したことも関係してきます。
レコードの主材料であるポリ塩化ビニールは、PVC手袋(プラスチック手袋)などの医療機器にも多く使われ、価格が高騰しています。
そのため、レコードの生産コストが上昇し、自然と価値も高まっているのです。
アナログレコードの人気再燃
近年、アナログレコードの人気が再燃しており、アメリカではCDの売り上げを上回るほど人気を博しています。
日本においても若者からの人気が高まっており、CDやデジタル音源に比べ簡単に再生できない複雑さや、レコード自体がSNS映えするという要素も魅力の1つとされています。
レコード機器が安価で売られているから
これまでの「レコードを楽しむ」イメージでは、そのために必要な機器が高価であることから、気軽に満喫できる感覚が薄かったのではないでしょうか。
しかし、近年ではお手頃な価格で購入できる機器もあり、手軽に楽しめる機会が増えてきているようです。
近年のプレーヤーはコンパクトなタイプが多く、置き場所や持ち運びなどの利便性が向上し、購入のハードルが低くなっているといえるでしょう。
また、USB接続によるデジタル機器への転送が可能な機器も誕生し、楽しみ方の幅が広がったことでレコードへの需要が高まっていると考えられます。
コレクターが高く購入するから
1980年から1990年にかけて、レコードからCDに移行する音楽メディアが増えました。
その時期に新曲を発表したアーティストのなかには、レコードとCDの両方を販売していたケースもあります。
しかし、レコードよりもCDによる販売数が上回り、同じ楽曲でもレコードの流通量が少なかったのです。
そのため、現存数が少ないレアなレコードは、価値が高くなりやすいといえます。
たとえ古いレコードでも、コレクターにとっては価値があり、なかなか手に入らないレアものであれば高値でも購入する人が多いでしょう。
音質がCDに比べて自然だから
CDに収録されている音はデジタル加工が施されており、鮮明でクリアな音質が魅力的です。
しかし、なかには「デジタル加工された音質に深みが感じられず味気ない」という意見もあります。
一方で、アナログ音源のレコードはやわらかい自然な音質が特徴であり、音質を重要視する人からのニーズが高い傾向です。
CDでは体験できない魅力を持っている点が、レコードがプレミア価格で取引される理由の1つと考えられるでしょう。
レコードの価値を確認する際のポイント
レコードが好きであっても、実際にレコードの価値を理解している方ばかりではありません。
レコードの価値のポイントを押さえておくことで、価値を保つためにもつながるでしょう。
レコードの価値を確認する際のポイントを解説しますので、手元にあるレコードを確認してみましょう。
希少価値があるかどうか
レコードの価値が高くなるポイントには、「流通数」が関係します。
人気があり比較的流通数の多かったレコードは、誰にでも入手できることから需要が低めの傾向です。
例えば、世界的な人気を持つアーティストも、デビュー当時はレコードがほとんど売れていなかったケースが少なくありません。
発売当時にあまり出回っていないものは、時間が経った現在だと尚更手に入れることが難しいため、流通数が少なかったレコードには希少価値がつけられています。
また、限定盤として発売された生産数の少ないレコードも希少価値が高くなるため、買取市場で需要が高いです。
保存状態が良いかどうか
レコードはきれいな状態で保存されているものほど、価値があるとされやすいです。
高温多湿を避けて適切に保存するなど、製品の価値を下げない対策が重要でしょう。
また、レコードのジャケットは紙製で非常にデリケートなため、保存方法に注意が必要です。
適切な保存方法でなければ、カビが生えたり色褪せたりすることがあります。
レコードを購入した際に付いている帯や解説、歌詞カードがそろっていれば、レコード単体に比べて価値が上がる可能性があります。
買取査定時にもプラスとなりやすいため、付属品は捨てずに保管しておきましょう。
レコード買取のバイセルで査定を受ける
レコードの価値は、レコード買取に詳しいバイセルの査定で明確にお伝えできます。
知識がないスタッフの査定を受けた場合、適切な査定をできずに価値を見逃してしまう恐れがあります。
しかし、バイセルなら査定経験豊富な査定士がお持ちのレコードの価値をしっかりと見極めます。
査定料・キャンセル料は無料なので、「価値を知りたいだけ」でもお気軽にプロの査定を受けられますよ。
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レコードを売却する際の方法3選
お持ちのレコードが価値をもつなら現金化したいですよね。
ただし、レコードを売却したくてもそれに適した売却方法がわからない、という方もいるのではないでしょうか。
レコードのおもな売却方法を解説しますので、自身に適した方法を見つけましょう。
フリマアプリやオークションサイトに出品する
フリマアプリやオークションサイトでの出品は、パソコンやスマートフォンがあれば自宅にいながら売却できるため、買取店まで足を運ぶ手間が省けます。
その場ですぐ出品できることから、忙しい人にもおすすめです。
しかし、出品してからすぐ売れるという保証がないうえに、購入希望者とのやりとりや梱包・発送などは自身で行わなければなりません。
また、クレームが入った際には対応する必要もあるため、想定外に手間がかかるおそれがあることを理解しておきましょう。
リサイクルショップに売却する
リサイクルショップは比較的全国に店舗数が多くあり、即日の売却が可能という魅力があります。
査定額に納得できたらその場で売却できるため、所有するレコードを早めに手放したい場合に適した売却方法といえるでしょう。
しかし、レコードに詳しいスタッフが在籍している可能性が低く、適正な査定が行われないまま取引してしまうおそれがあります。
本来の価値を見極められずに買取を断られてしまうこともあり得るでしょう。
レコードの知識が豊富なバイセルに売却を依頼する
レコードの知識が豊富なバイセルに売却を依頼すれば、プロの査定士が査定を行います。
中古市場の需要を考慮して査定を行うため、適切な査定を受けたうえでレコードをお売りいただけます。
また、買取店の中には店舗へレコードを持ち込む買取方法のみを行うところもありますが、出張買取や宅配買取など、自らで足を運ばずに売却できるところもあります。
特に売却したいレコードが多い方は、家で査定士が来るのを待つだけの出張買取が利用できるバイセルをご検討ください。
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お申し込みフォームへ買取需要に期待できるレコード
基本的に希少価値の付いたレコードは、買取需要に期待できます。
生産枚数や生産時期などによって現存数が少なく入手困難なものは、比較的価値が付きやすいでしょう。
実際に中古市場でよく取引されているレコードをいくつか紹介します。
山下達郎/JOY
世代を問わず人気のある山下達郎は、世界中に熱狂的なファンがいることもあり、レコード店に出向いてもレコードが手に入りづらくなっています。
山下達郎のレコードを所有しているなら、査定に出すことで価格が付き、買い取ってもらえるかもしれません。
特に、1989年に発売されたライブアルバム「JOY」は、ライブ音源ならではのオリジナリティを楽しめる一作です。
CDとともにリリースされたアナログ盤は、完全限定生産のため、買取需要に期待ができます。
デヴィッド・ボウイ/冷たい炎
独自の世界観とカリスマ性で世界中のファンを魅了したデヴィッド・ボウイの音楽は、病気で他界した現在でも高い人気を誇っています。
死後でも尚、彼のレコードを手に入れたいと思う人が多いため、需要が供給を上回り、希少価値がついている楽曲もあります。
中でも、アルバム「アラジン・セイン」に収録されているものではなく、フィリップス発売の国内盤7インチシングルで「デビッド・ボゥイ」と表記されているものがより価値が高いと言われています。
竹内まりや/夢の続き
2017年に有名動画共有サイトで、竹内まりやの楽曲が配信されたのをご存じでしょうか。
世界中の利用者が視聴できることもあり、2,700万回という驚異の再生回数を打ち出しています。
これまで以上に多くの人に認知され、ニーズの高まりとともに需要が上昇しているようです。
また、抽選で当選した人のみが手に入れた「夢の続き('89 Remix)/プラスティック・ラブ(Extended club mix)」は、500枚限定生産の非売品で希少価値がついています。
動画共有サイトで配信された「プラスティック・ラブ」のExtended club mixも収録されているため、新たなファンからのニーズも高まることが考えられるでしょう。
おわりに
レコードの価値を理解するには、発売された当時の生産数や人気度、需要など、あらゆる要素の知識が必要です。
そのため、売却先にレコードに詳しい査定士がいないと、適切な査定が行われない可能性が高いでしょう。
また、フリマアプリなどを利用する場合、自身で設定した金額が実際の価値より安すぎたり、高すぎてトラブルにつながったりと、一筋縄ではいかないかもしれません。
さらに、複数のレコードを出品する場合には、1枚1枚の価値の調査に大幅な時間がかかります。
スムーズにレコード売却を済ませたいなら、買取実績豊富なバイセルにお任せください。
レコードの査定経験を有するプロの査定士が、中古市場での需要と照らし合わせながら丁寧に査定いたします。
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