着物の買取相場は?種類別買取相場一覧であなたの着物の相場が分かる

2024.02.06

着物買取 コラム
着物の買取相場は?種類別買取相場一覧であなたの着物の相場が分かる着物の買取相場は?種類別買取相場一覧であなたの着物の相場が分かる

着物は買取市場で非常に活発に取引される品物ではありますが、「着物や帯の買取相場はいくらなのか」「どんな着物だと高く売れるのか」「どの業者を利用すると高く買い取ってもらえるのか」など、着物買取に疑問はつきものです。

着物の価値を詳しく知るためには着物の種類・作者・素材・保存状態などを見極める専門的な知識が必要となり、非常に分かりにくいためでしょう。

この記事では、そのような悩みを解決できるように『種類ごとの着物の買取相場』や『お得に着物を買い取ってもらう方法』などを紹介します。

着物を買取に出そうとお考えの方は、参考までに是非ご一読ください。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。


買取市場で高く買取されやすい着物とはどんなもの?

買取市場で高く買取されやすい着物とはどんなもの?

着物は親から子へ受け継がれていくように、質の良いものであれば長年にわたって使うことができます。

そのため、着物は買取市場においても活発に取引される品物の1つとなっており、高く買取されるものも多く存在します。

買取額が高額になりやすい着物としては、以下のようなものが代表例として挙げられます。

  • ・作家物(有名作家物・人間国宝など)
  • ・友禅(京友禅・加賀友禅・東京友禅・十日町友禅など)
  • ・紬(大島紬・結城紬・黄八丈紬・塩沢紬・牛首紬など)
  • ・留袖(色留袖・黒留袖など)
  • ・振袖
  • ・訪問着
  • ・付け下げ
  • ・小紋
  • ・色無地

人間国宝に指定された有名作家や有名メーカーが手掛けた着物は、ノーブランド品よりも基本的に高く売れます。

また、新品で綺麗な状態のものや絹などの天然素材の着物であればさらに高値が付く可能性があります。

着物の価値を証明するために落款や証紙が付いているかどうかも買取価格に影響するので確認しましょう。

もちろん、ここに挙げた種類に該当するものでも、着物の保存状態などによってはお値段がつかない場合があるためご注意ください。

以下では、これらの着物のうち特に買取相場が高くなるものについて、具体的な買取相場をご紹介していきます。

着物の種類ごとの買取相場

着物の種類ごとの買取相場

留袖・振袖・訪問着など、着物は着用する人や用途によって様々な種類があります。

ここでは、着物の種類ごとの買取相場についてご紹介します。

以下の表は、それぞれの種類の中でも特に高く買取されるものの相場となっています。

         
着物画像 染着物の種類(有名作家物の場合) 買取相場(※)
訪問着 訪問着 〜200,000円
加賀友禅 加賀友禅 〜180,000円
京友禅 京友禅 〜150,000円
記載外の友禅 記載外の友禅 〜200,000円
振袖 振袖 〜140,000円
小紋 小紋 〜100,000円
付け下げ 付け下げ 〜80,000円
黒留袖 黒留袖 〜70,000円
色留袖 色留袖 〜70,000円
色無地 色無地 〜20,000円

訪問着や振袖は、結婚式・七五三・成人式・卒業式など着る機会が多く、需要が高いため高価買取が期待できます。

また、友禅は華やかで美しい模様が目を引きますので、着物の種類の中でも特に人気があります。

着物の販売市場での需要の高さが相場を左右するため、着用シーンが多かったり、デザイン性の高い着物は高額で買取りされやすいと言えます。

もちろんバイセルでは、上記の表に記載がない着物も保存状態や種類によっては高額で買取りしています。


※着物の状態によってはお値段が付かない場合もございます。
※丈が短い着物は丈が長い着物に比べて買取価格が安い傾向があります。
※色や加工によっても買取価格が大きく異なります。
※丈や袖の長さをつぎ足したものは買取価格が安くなります。


バイセルでは着物の出張買取にまつわる各種手数料(出張料・査定料・キャンセル料等)を一切いただいておりません。
「どんな着物か見分けがつかない」「有名作家のものではないけど、買い取ってもらえるのかしら?」どんなお悩みでも、遠慮なくご相談いただけます。
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有名産地の着物の買取相場

有名産地の着物の買取相場

有名産地で作られた着物も買取額が高額になりやすい傾向があります。

有名産地の中でも特に買取相場が高い着物を以下にまとめました。

         
着物画像 織着物の種類 買取相場(※)
大島紬 大島紬 〜200,000円
黄八丈 黄八丈 〜180,000円
郡上紬 郡上紬 〜150,000円
芭蕉布 芭蕉布 〜150,000円
記載外の織着物 記載外の織着物 〜150,000円
久留米絣 久留米絣 〜130,000円
結城紬 結城紬 〜100,000円
綾の手紬 綾の手紬 〜100,000円
宮古上布 宮古上布 〜100,000円
越後上布 越後上布 〜90,000円
久米島紬 久米島紬 〜80,000円
科布(しなふ) 科布(しなふ) 〜60,000円
藤布(ふじふ) 藤布(ふじふ) 〜60,000円
紅花紬 紅花紬 〜60,000円
牛首紬 牛首紬 〜35,000円
塩沢紬 塩沢紬 〜20,000円
伊那紬 伊那紬 〜20,000円
能登上布 能登上布 〜15,000円

有名産地の着物の中でも、特に伝統工芸品に指定されている本場大島紬は、高価買取が期待できる着物として名高いです。

大島紬をはじめとする伝統工芸品は、職人の高齢化などによって生産者が減少している地域も多いです。

希少性が高いため需要があり、買取額も高くなりやすいです。

また、紬の他にも絣や上布の着物も中古市場にて人気があり、高い買取額が望めます。


※着物の状態によってはお値段が付かない場合もございます。
※丈が短い織り着物は、丈が長いものと比べて買取額が安くなります。
※色や加工によっても買取価格が大きく異なります。
※丈や袖の長さをつぎ足したものは買取価格が安くなります。


以下のバナーをクリックいただくと、バイセルにおける着物の実際の買取例や、バイセルの買取サービスをご利用いただいたお客様のお声などをご確認いただけます。
着物買取をご利用になるにあたっての参考として、是非ご覧ください。

帯・和装小物の買取相場は?

帯の買取相場と和装小物の買取相場

帯にも色々な種類がありますが、中でも名古屋帯や袋帯は着物市場で需要があるので、保存状態が良ければ買取額が付きやすいです。

着物と同様に作家ものや伝統工芸品であれば、買取相場も高い傾向にあるといえます。

反対に、丸帯や半幅帯などは他の帯と比べて需要が低いため、やや買取額が低めです。

また、和装小物は着物や帯に比べて買取額が付きづらいものの、老舗呉服屋のバッグや草履、帯締めや帯留めなどは需要のあるので買取してもらいやすいでしょう。

         
着物画像 帯・上着・和装小物の種類(有名作家物の場合) 買取相場(※)
名古屋帯 名古屋帯 〜120,000円
袋帯 袋帯 〜200,000円
丸帯 丸帯 〜50,000円
半幅帯 半幅帯 〜20,000円
角帯 角帯 〜40,000円
羽織 羽織 〜30,000円
道行 道行 〜15,000円
道中着 道中着 〜60,000円
和装小物 和装小物 〜12,000円

名古屋帯は身内でのパーティーやお茶会などのカジュアルな場で、袋帯は結婚式などフォーマルな場で着用することが多いです。

どちらも着用機会が多く、着物市場での需要が見込めるため、高めの買取額がつきやすいと言えるでしょう。

角帯や羽織などでも保存状態が極端に良く、有名作家の作品であれば、表に記載している価格よりも高く買い取ってもらえる可能性があります。


※帯や小物の状態によってはお値段が付かない場合もございます。
※査定させて頂く帯や小物の状態次第では買取相場は上記に比べ大きく変動しますのでご了承ください。
※帯の長さが短いものは買取価格に影響します。
※色や加工によっても買取相場の幅が大きく変動する場合があります。


帯の買取価格はブランド、状態、季節によって変わるため、上記で示した相場よりも高く売れる可能性があります。
バイセルでは、実際の買取価格を知りたい方や、査定結果を聞いてから売却を決めたい方のために、帯や和装小物の無料査定も行っております。
ご質問やご相談がある場合は、下記の電話番号またはメールからお気軽にお問い合わせください!

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帯や和装小物に関しての紹介ページがございます。宜しければご覧下さい。

高額買取が期待できる着物の条件は?

高額査定が期待できる着物の条件

自分で大金を出して購入した着物にしろ、家族や知り合いから譲り受けた着物にしろ、せっかく買取に出すなら少しでも高い金額で買い取ってもらいたいですよね。

着物を高額で買い取ってもらうための条件には、どんなものがあるのかをご紹介します。

新品/未使用品の着物

着物に限ったことではないですが、せっかく自分が着用するのであれば、一度誰かが着たものよりも新品が着たいですよね。

着物市場でも同様に「中古品で、シミや汚れがあるもの」よりも「新品」や「一切シミなどがない未使用品」の方が需要が高いです。

そのため、中古品に比べると、新品や未使用の着物は査定時に買取額が高くなりやすいです。

一度も袖を通したことがない着物があれば、是非とも買取に出しましょう。

絹・麻・綿の着物

高級な着物には絹・麻・綿といった天然素材が用いられていることが多く、見た目の美しさや着心地の良さから人気が高いです。

特に絹の中でも正絹(原材料が絹100%)と呼ばれるものは着物の素材の中でも最高級品とされるので、高価買取が充分に期待できます。

ただし、絹・麻・綿の着物は天然素材で作られているためカビやシミなどが発生しやすく、買取に出した時には保存状態が悪くなっていた、ということは少なからずあり得ます。

保存状態を今以上に悪くしないためにも、絹・麻・綿の着物をお持ちであれば早めに買取に出しましょう。

有名作家・産地の着物

着物の中でも有名な作家が手掛けたものや、有名産地で生産されたものは、知名度があり人気が高いので買取額も高くなりやすいです。

中でも人間国宝に指定された作家や、伝統工芸品に指定された産地の着物は希少性が高く、さらに高額での買取が見込めます。

もちろん着物以外の帯・羽織などの和装小物でも、有名作家・産地のものであれば高価買取が期待できるでしょう。

ちなみに、有名作家・産地の着物には落款証紙がついているケースが多いので、これらの有無を査定前に確認しておくと良いでしょう。

有名メーカー・有名ブランドが手掛けた着物

有名メーカーや有名ブランドが手掛けた着物も、その知名度や信用力から買取市場で高い人気があります。

河村織物服部織物などの有名メーカー、まいづるさが美などの有名ブランドが手掛けた着物であれば、買取価格は高くなりやすいと言えるでしょう。

以下のページでは、バイセルで積極的にお買取している着物の有名メーカー・有名ブランドをご覧いただけます。

お持ちの着物に該当するものがあるかどうか、ぜひ確認してみてください。

着物の買取価格を下げてしまうポイントとは?

着物の買取価格を下げてしまうポイントとは?

有名作家が手掛けた新品かつ正絹の着物といえど、シワ・汚れ・カビなどが目立っていると低額での買取になりやすいです。

着物は生産されてから毎日少しずつ経年劣化しており、「今」が最も高額で買取されやすいと考えておきましょう。

また、ウールやポリエステルなどの素材でできた着物や帯は、大量生産であるために元々の販売価格が安く買取額も低くなりがちです。

買取業者によっては査定対象外としているところもあるので、買取に出す前に業者に相談しておきましょう。

さらに、落款が擦れて消えていたり証紙がなかったりすると、着物を本物だと証明するものが無いために買取額が低くなりやすいです。

着物はなるべく早めに着物に特化した買取業者へ査定に出すことをおすすめします。

着物を高額で売るためのコツ

着物買取でより高く着物を売るコツ

着物を買取に出す際に、少しでも高額で売るためのコツをご紹介します。

以下のポイントを押さえておけば、想像していたよりも高い金額で着物が売れるかもしれません。

是非とも確認し、実践してみましょう。

着物を売るなら、バイセルを利用しましょう

バイセルは着物の専門知識が豊富で、着物に特化した査定技術もしっかり身についている査定士が在籍しています。

そのため、「素材は何か」「作家は誰か・産地はどこか」など、着物独自の査定ポイントを押さえたうえで買取額に反映いたします。

「着物を損せずに、少しでも高い額で売りたい」とお考えであれば、是非とも着物買取のバイセルをご利用ください。

リサイクルショップやオークションサイトの利用は控える

着物は、リサイクルショップやオークションサイトなどでも売れる可能性が充分にあります。

しかし、リサイクルショップの店員が必ず着物に特化した査定技術をもつとは限りません。

さらに、店舗によっては着物に用いられている素材や証紙の有無にかかわらず、重さだけで査定額を算出される場合もあります。

また、オークションサイトを利用する場合は、着物の写真を撮る・説明文を作成する・落札額を決めるなど必要な作業が多々あります。

「いつまで経っても落札者から入金されない」「送料の計算をしなければならない」といった、細かな確認作業が多いうえにトラブルに巻き込まれる恐れもあります。

利用するにはデメリットが数多く挙げられるので、リサイクルショップやオークションサイトの利用は控えた方が良いでしょう。

証紙は必ず査定士に提示する

証紙とは、作家名または産地、原材料名や染色方法などが記されている、「着物の身分証明書」のようなものです。

着物の知識がある査定士に証紙を見せれば、その着物にどれほどの価値があるかを把握してもらえるため、スムーズに査定額に反映してもらえるでしょう。

ただし、証紙は着物の製造途中で余った生地の切れ端に貼られていることが多いため、「ただの布切れだろう」と捨ててしまう人もいます。

「証紙がないから」という理由だけで着物の査定を断れることは滅多にないので、そのような場合でもまずは買取業者に相談することをおすすめします。

和装小物は着物と一緒に売る

使わなくなった帯留め・下駄・羽織・かんざしなどの和装小物が手元にある方は、着物と一緒に買取に出しましょう。

和装小物は、着物・帯よりも中古市場での人気が低いため、どれほど有名ブランドの商品で保存状態が良くても、数百円~数千円ほどの査定額にしかならないケースが多いです。

「下駄だけ」「羽織だけ」と単体で買取に出すよりも、着物や帯とセットで査定に出した方が買取額がつきやすく、単体時よりも割高な金額で買い取ってもらいやすいでしょう。

和装小物は、着物を売るタイミングでまとめて出すのがおすすめです。

おまけ:着物の丈も買取額に影響する

「着物を高額で売るためのコツ」に当てはまらないので番外編として紹介しますが、着物の丈の長さも買取額に影響します。

日本人女性の平均身長は約160cmなので、着物の首元から裾までの長さが160cm以上あるものあれば中古市場にて需要があります。

一方で丈が160cm未満の着物は、次に着用する人の身長に制限が出るので、需要が減り買取額も低くなりやすいです。

また、丈や袖の長さをつぎ足したものは買取価格が下がりやすいので、買取に出す前に着物全体の長さを測っておくと良いかもしれませんね。