着物の買取相場【一覧表】|この一覧を見ればあなたの着物の相場が分かる


着物は、訪問着・友禅・振袖・留袖などさまざまな種類があり、買取市場で非常に人気の品物です。
実際に買取を検討された場合「着物や帯の買取相場はいくら?」「どんな着物だと高く売れる?」など、疑問はつきものでしょう。
本記事では、そのような悩みを解決できるように「種類ごと・産地ごとの着物の買取相場一覧」をはじめ「高額買取が期待できる着物の条件」「着物を高く売るコツ」などをわかりやすく紹介します。
着物買取を検討している方、買取前に大体いくらで売れるのか知っておきたい方は、ぜひ参考にご一読ください。
※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。
目次
着物の種類ごとの買取相場一覧
着物は留袖・振袖・訪問着など、着用する人や用途によって様々な種類があります。
ここでは、着物の種類ごとの買取相場を一覧でご紹介します。
それぞれの種類の中でも特に高く買取されるものの相場ですので、参考にご覧ください。
着物画像 | 染着物の種類(有名作家物の場合) | 買取相場(※) |
---|---|---|
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訪問着 | 〜200,000円 |
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加賀友禅 | 〜180,000円 |
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京友禅 | 〜150,000円 |
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記載外の友禅 | 〜200,000円 |
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振袖 | 〜140,000円 |
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小紋 | 〜100,000円 |
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付け下げ | 〜80,000円 |
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黒留袖 | 〜70,000円 |
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色留袖 | 〜70,000円 |
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色無地 | 〜20,000円 |
訪問着や友禅などの着物の買取相場は〜20万円、振袖の買取相場は〜14万円となっています。
これらは人気の色柄や作家もの、かつ状態の良い着物の場合となり、傷・シミなどがあると減額される傾向にあります。
訪問着や振袖は、結婚式・七五三・成人式・卒業式など着る機会が多く、需要が高いため高価買取が期待できます。
また友禅も華やかで美しい模様が目を引き、着物の種類の中でも人気があるので、こちらも市場で需要が高めです。
さらに、有名作家物・人間国宝などの作家が手がけた着物は高く評価され、高額買取されやすいです。
このように、着物の販売市場での需要の高さが相場を左右するため、着用シーンが多かったり、デザイン性の高い着物は高額で買取されやすいと言えます。
バイセルでは、上の表に記載がない着物も、保存状態や種類によっては高額でお買い取りしております。
※表記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。
※着物の状態によってはお値段が付かない場合もございます。
※同じ種類でも色や加工、丈などによって買取価格が大きく異なります。丈が短い着物、丈や袖の長さをつぎ足した着物は買取価格が低くなる可能性がありますのでご了承ください。
なぜバイセルなら高価買取が期待できるのか
バイセルでは、着物の知識を充分に有する査定士が、最新の相場価値を鑑みて一点一点丁寧に着物の査定を行います。
着物の価値を見逃さずに、買取価格を算出し、少しでも高くお買い取りできるよう努めております。
また、独自の販路を所有しており、着物の種類や特徴に合わせた最適な流通経路で再販できることからも、高価買取が可能なシステムになっております。
バイセルでは着物の買取実績が豊富ですので、お持ちの着物の価値もしっかりと見極めて価格に反映いたします。
買取にまつわる各種手数料(出張料・査定料・キャンセル料等)も一切いただいておりませんので、お気軽にご利用いただけます。
「どんな着物か見分けがつかない」「有名作家のものではないけど、買い取ってもらえるのかしら?」など、着物に関するお悩みでもご相談いただけます。
お持ちの着物の価値が知りたい方は、まずはバイセルまでお問い合わせください!
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お申し込みフォームへ以下では、一覧でご紹介した着物について、代表的な種類ごとに買取相場を解説します。
訪問着の買取相場
訪問着の買取相場は、種類・状態次第で〜200,000円ほどです。
訪問着は結婚式や入学式などのフォーマルシーンで重宝されるため、中古市場でも一定の需要があります。
有名作家の作品や証紙付きの京友禅・加賀友禅などは、特に高額買取につながりやすいです。
特に手描きの友禅や落款のあるものは評価が上がります。
訪問着の有名作家には森口華弘、由水十久、羽田登喜男らがいます。
一方で、淡い色合いの訪問着はシミや黄ばみが目立ちやすく、状態が悪いと大幅な減額対象になり得ます。
※着物の状態によってはお値段が付かない場合もございます。また、同じ種類でも色や加工、サイズなどによって買取価格が大きく異なります。
振袖の買取相場
振袖の買取相場は、種類・状態次第で〜140,000円ほどです。
振袖は成人式や晴れの日に着られる華やかな着物で、中古需要も安定しています。
豪華な刺繍や絞り、ブランド振袖はさらに高額査定が期待できます。
標準サイズに近いものは需要が高く、買取価格も上がりやすいです。
反対に、仕立て直しがされているものや極端にサイズが小さい・大きい振袖は需要が限られ、査定額が下がることがあります。
特に川島織物や龍村美術織物といった帯と組み合わせられた振袖は人気が高く、査定で有利に働きます。
※着物の状態によってはお値段が付かない場合もございます。また、同じ種類でも色や加工、サイズなどによって買取価格が大きく異なります。
小紋の買取相場
小紋の買取相場は、種類・状態次第で〜100,000円ほどです。
小紋は日常着やおしゃれ着として人気がありますが、フォーマル性が低いため一般的な買取価格は低めです。
ただし、江戸小紋や有名染匠による作品は高額査定につながるケースもあります。
特に江戸小紋の名工である人間国宝・小宮康孝や、京小紋の有名染匠の作品は市場で高く評価されます。
普段使いされることが多いため、色褪せや裏地の劣化が査定額を左右するポイントとなります。
※着物の状態によってはお値段が付かない場合もございます。また、同じ種類でも色や加工、サイズなどによって買取価格が大きく異なります。
付け下げの買取相場
付け下げの買取相場は、種類・状態次第で〜80,000円ほどです。
付け下げは訪問着より控えめながらフォーマルな場にも使えるため、一定の需要があります。
たとえば、田村哲彦や由水十久の作品などの作家ものや、保存状態が良いものは高額査定が期待できます。
反対にシミや日焼けがある着物は減額の対象になります。
※着物の状態によってはお値段が付かない場合もございます。また、同じ種類でも色や加工、サイズなどによって買取価格が大きく異なります。
留袖(黒留袖・色留袖)の買取相場
留袖(黒留袖・色留袖)の買取相場は、種類・状態次第で〜70,000円ほどです。
黒留袖は新郎新婦の親族が着用する第一礼装であり、中古市場でも需要が高めです。
比翼仕立てのものや豪華な金彩加工が施された留袖は高額になる傾向があります。
留袖の有名作家としては千總(ちそう)、龍村平蔵などが知られており、特に格調高い柄のものは高額査定につながります。
ただし、金彩や刺繍部分が剥がれていると大幅な減額対象となります。
色留袖は着用シーンがやや限定されるため、黒留袖より相場が低めになるケースもあります。
※着物の状態によってはお値段が付かない場合もございます。また、同じ種類でも色や加工、サイズなどによって買取価格が大きく異なります。
色無地の買取相場
色無地の買取相場は、種類・状態次第で〜20,000円ほどです。
色無地は紋の有無で評価が変わる着物です。
一つ紋や三つ紋が入っていればフォーマル性が高まり、需要が上がるため査定額も高くなります。
地紋入りや伝統工芸の染めが施されている色無地も高評価につながります。
特に龍村平蔵や川島織物などの織元による生地を使った色無地は、シンプルながらも希少価値が認められます。
無地であるためシミや汗ジミなどの汚れは目立ちやすく、査定に大きく影響します。
※着物の状態によってはお値段が付かない場合もございます。また、同じ種類でも色や加工、サイズなどによって買取価格が大きく異なります。
そのほか、バイセルでお買い取りした着物の種類や買取価格・買取実績について、以下の着物買取専用ページにてご紹介をご覧ください。

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有名産地で作られた着物も買取額が高額になりやすい傾向があります。
有名産地の中でも特に買取相場が高い着物を以下の一覧表にまとめました。
着物画像 | 織着物の種類 | 買取相場(※) |
---|---|---|
![]() |
大島紬 | 〜200,000円 |
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黄八丈 | 〜180,000円 |
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郡上紬 | 〜150,000円 |
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芭蕉布 | 〜150,000円 |
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記載外の織着物 | 〜150,000円 |
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久留米絣 | 〜130,000円 |
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結城紬 | 〜100,000円 |
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綾の手紬 | 〜100,000円 |
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宮古上布 | 〜100,000円 |
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越後上布 | 〜90,000円 |
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久米島紬 | 〜80,000円 |
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科布(しなふ) | 〜60,000円 |
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藤布(ふじふ) | 〜60,000円 |
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紅花紬 | 〜60,000円 |
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牛首紬 | 〜35,000円 |
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塩沢紬 | 〜20,000円 |
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伊那紬 | 〜20,000円 |
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能登上布 | 〜15,000円 |
有名産地の着物の中でも、特に伝統工芸品に指定されている本場大島紬は、状態次第で〜20万円の高価買取が期待できます。
また、絣や上布の着物も中古市場にて人気があり、ものによっては久留米絣で〜13万円、宮古上布で〜10万円などと高い買取額が望めます。
大島紬をはじめとする伝統工芸品は、職人の高齢化などによって生産者が減少している地域も多いです。
さらに絣や上布の着物も、比較的生産に手間がかかる着物です。
これらのように希少性が高い着物・生産に手間がかかる着物は、買取額も高くなりやすい傾向にあります。
また、人間国宝に指定された有名作家が手がけた着物は、より価値が高くなります。
※表記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。
※着物の状態によってはお値段が付かない場合もございます。
※同じ種類でも色や加工、丈などによって買取価格が大きく異なります。丈が短い着物、丈や袖の長さをつぎ足した着物は買取価格が低くなる可能性がありますのでご了承ください。
バイセルでは有名産地の着物を積極的にお買い取りしております。
お持ちの産地ものの着物の価値を知りたいという方、持っている着物が産地ものかわからないという方も、お気軽にバイセルまでお問い合わせください。
相談料・査定料・キャンセル料は無料ですので、お気軽にご利用いただけます。
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大島紬の買取相場
大島紬の買取相場は、種類・状態次第で〜200,000円ほどです。
大島紬は「東の結城、西の大島」と称されるほど高く評価されており、中古市場でも非常に人気があります。
特に本場奄美大島や鹿児島産の証紙付きは評価が高く、高額な査定がつく例もあります。
代表的な織元には本場奄美大島紬協同組合があり、技法の繊細さや保存状態で価格が大きく変わります。
※着物の状態によってはお値段が付かない場合もございます。また、同じ種類でも色や加工、サイズなどによって買取価格が大きく異なります。
黄八丈の買取相場
黄八丈の買取相場は、種類・状態次第で〜180,000円ほどです。
黄八丈は東京都八丈島で織られる草木染めの紬で、その鮮やかな黄色・樺色・黒の三色使いが特徴です。
手織りで染色がムラなく鮮明なものは高額査定が期待できます。
天然染料による発色は時間が経っても美しく、保存状態が良ければ希少価値が認められます。
八丈町の織元が制作した黄八丈は特に人気です。
※着物の状態によってはお値段が付かない場合もございます。また、同じ種類でも色や加工、サイズなどによって買取価格が大きく異なります。
郡上紬の買取相場
郡上紬の買取相場は、種類・状態次第で〜150,000円ほどです。
岐阜県郡上市で生産される郡上紬は、手紡ぎ糸と草木染めの落ち着いた風合いが特徴です。
完全手織りのものや「郡上本染」とされる伝統的な作品は高額になります。
郡上紬の作家では、重要無形文化財保持者の渡辺好風などが知られており、作品によっては市場で高く評価されます。
※着物の状態によってはお値段が付かない場合もございます。また、同じ種類でも色や加工、サイズなどによって買取価格が大きく異なります。
久留米絣の買取相場
久留米絣の買取相場は、種類・状態次第で〜130,000円ほどです。
久留米絣は福岡県久留米市を中心に織られる木綿の絣織物で、普段着としての人気が高い一方、フォーマル性が低いため一般的な買取価格はそう高いものではないでしょう。
ただし、手織りで藍染の風合いが良いものは高額査定につながります。
特に本場久留米絣協同組合の証紙があるものは価値が上がります。
※着物の状態によってはお値段が付かない場合もございます。また、同じ種類でも色や加工、サイズなどによって買取価格が大きく異なります。
結城紬の買取相場
結城紬の買取相場は、種類・状態次第で〜100,000円ほどです。
結城紬はユネスコ無形文化遺産にも登録されている茨城県・栃木県産の高級紬で、特に本場結城紬の証紙付きや手紡ぎ・手織りの作品は別格です。
結城紬の代表的な作家には人間国宝の本場結城紬保持者である奥順などが知られます。
保存状態が良ければ、良い評価が期待できます。
※着物の状態によってはお値段が付かない場合もございます。また、同じ種類でも色や加工、サイズなどによって買取価格が大きく異なります。
越後上布の買取相場
越後上布の買取相場は、種類・状態次第で〜90,000円ほどです。
主に新潟県の南魚沼地域で生産されている越後上布は、日本最古の織物のひとつといわれています。
通気性が高くシャリ感のある着心地が特徴で、夏物着物として非常に人気のある着物です。
人間国宝・小川規三郎などの作品は特に高評価です。
保存状態が悪いと繊維が劣化しやすく、査定額に影響します。
※着物の状態によってはお値段が付かない場合もございます。また、同じ種類でも色や加工、サイズなどによって買取価格が大きく異なります。
久米島紬の買取相場
久米島紬の買取相場は、種類・状態次第で〜80,000円ほどです。
沖縄県久米島で織られる久米島紬は、天然染料を使った草木染めの柔らかな色合いと手織りの風合いが特徴です。
国指定重要無形文化財であることを示す証票があるものは高く評価されます。
久米島紬の代表的な作家としては人間国宝の玉那覇有公が知られており、作品の状態によっては市場で非常に高く評価されます。
※着物の状態によってはお値段が付かない場合もございます。また、同じ種類でも色や加工、サイズなどによって買取価格が大きく異なります。
牛首紬の買取相場
牛首紬の買取相場は、種類・状態次第で〜35,000円ほどです。
石川県白山市で織られる牛首紬は「釘抜き紬」とも呼ばれ、丈夫で光沢のある質感が特徴です。
無地染めのシンプルなものから加賀友禅との組み合わせまで幅広く存在し、評価に差があります。
石川県牛首紬生産振興協同組合のラベルや白山工房の角印など、牛首紬であることを証明できるものが揃っていれば特に高額で取引されます。
※着物の状態によってはお値段が付かない場合もございます。また、同じ種類でも色や加工、サイズなどによって買取価格が大きく異なります。
以下の着物買取専用ページでは、バイセルにおける着物の実際の買取例や、バイセルの買取サービスをご利用いただいたお客様のお声などをご確認いただけます。
着物買取をご利用になるにあたっての参考として、ぜひご覧ください。

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帯・和装小物の買取相場は?一覧紹介
帯にも色々な種類がありますが、中でも名古屋帯や袋帯は着物市場で需要があるので、保存状態が良ければ買取額が付きやすいです。
また、和装小物は着物や帯に比べて買取額が付きづらいものの、老舗呉服屋のバッグや草履、帯締めや帯留めなどは需要のあるので買取してもらいやすいでしょう。
特に買取相場が高い帯・和装小物の買取相場を以下の表にまとめました。
着物画像 | 帯・上着・和装小物の種類(有名作家物の場合) | 買取相場(※) |
---|---|---|
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名古屋帯 | 〜120,000円 |
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袋帯 | 〜200,000円 |
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丸帯 | 〜50,000円 |
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半幅帯 | 〜20,000円 |
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角帯 | 〜40,000円 |
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羽織 | 〜30,000円 |
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道行 | 〜15,000円 |
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道中着 | 〜60,000円 |
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和装小物 | 〜12,000円 |
帯の中でも需要が見込める種類の買取相場としては、名古屋帯で〜12万円、袋帯で〜20万円です。
帯は着物と同様に、作家ものや伝統工芸品、着用機会が多いものなどの買取相場が高い傾向にあります。
名古屋帯は身内でのパーティーやお茶会などのカジュアルな場で、袋帯は結婚式などフォーマルな場で着用することが多いです。
反対に、丸帯や半幅帯などは他の帯と比べて需要が低いため、やや買取額が低めです。
また角帯や羽織などでも、保存状態が極めて良くかつ有名作家の作品であれば、上の表に記載している価格よりも高く買い取ってもらえる可能性があります。
※表記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。
※着物の状態によってはお値段が付かない場合もございます。
※同じ種類でも色や加工、サイズなどによって買取価格が大きく異なりますのでご了承ください。
帯の買取価格はブランド、状態、季節によって変わるため、表でご紹介した相場よりも高く売れる可能性があります。
バイセルでは、実際の買取価格を知りたい方や、査定結果を聞いてから売却を決めたい方のために、帯・和装小物の無料査定を行っております。
ご質問やご相談がある場合は、こちらの電話番号またはメールからお気軽にお問い合わせください。
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お申し込みフォームへ以下では、一覧でご紹介した着物について、代表的な種類ごとに買取相場を解説します。
名古屋帯の買取相場
名古屋帯の買取相場は、種類・状態次第で〜120,000円ほどです。
名古屋帯は普段着から準フォーマルまで幅広く使われるため、中古市場でも需要があります。
作家物や有名染織の名古屋帯は評価が高く、特に染め帯では京友禅、織り帯では西陣織の作品が人気です。
川島織物や龍村美術織物などのブランド品も需要が高く、高額査定につながりやすいです。
名古屋帯の買取において、保存状態や締め跡の少なさも評価のポイントです。
※帯の状態によってはお値段が付かない場合もございます。また、同じ種類でも色や加工、サイズなどによって買取価格が大きく異なります。
袋帯の買取相場
袋帯の買取相場は、種類・状態次第で〜200,000円ほどです。
袋帯はフォーマル用として最も需要が高い帯で、結婚式や式典などで広く用いられます。
特に西陣織や有名織元(川島織物、龍村美術織物、河合美術織物など)の作品はさらに高額査定になりやすいです。
金糸や銀糸をふんだんに使った格調高い帯は評価が高い一方、折り跡や経年による金糸のくすみがあると減額されます。
※帯の状態によってはお値段が付かない場合もございます。また、同じ種類でも色や加工、サイズなどによって買取価格が大きく異なります。
丸帯の買取相場
丸帯の買取相場は、種類・状態次第で〜50,000円ほどです。
丸帯は帯の中で最も格式が高く、かつて花嫁衣裳などに用いられた豪華な帯です。
とは言え、現在では着用機会が減少しているため市場価格は下がり気味で、高額査定になることは少ないでしょう。
ただし、龍村平蔵や川島織物といった有名織元の作品、状態の良いアンティーク丸帯はコレクター需要があり、高額買取になる場合もあります。
※帯の状態によってはお値段が付かない場合もございます。また、同じ種類でも色や加工、サイズなどによって買取価格が大きく異なります。
半幅帯の買取相場
半幅帯の買取相場は、種類・状態次第で〜20,000円ほどです。
半幅帯は浴衣やカジュアル着物に合わせることが多く、需要はありますがフォーマル性が低いため買取価格は低めです。
ただし、有松鳴海絞りの浴衣とセットになるような半幅帯や、ブランド品(撫松庵など)は人気があり、買取額に期待できます。
特に毛羽立ちや使用感が少ないものは査定が有利です。
※帯の状態によってはお値段が付かない場合もございます。また、同じ種類でも色や加工、サイズなどによって買取価格が大きく異なります。
角帯の買取相場
角帯の買取相場は、種類・状態次第で〜40,000円ほどです。
角帯は男性用の帯で、普段着からフォーマルまで幅広く使われます。
伝統工芸品である西陣織や龍村平蔵の作品、有名ブランド作品は高額になるケースもあります。
また、使用感や締め跡が少ないほど査定額が高まります。
※帯の状態によってはお値段が付かない場合もございます。また、同じ種類でも色や加工、サイズなどによって買取価格が大きく異なります。
羽織の買取相場
羽織の買取相場は、種類・状態次第で〜30,000円ほどです。
羽織は着物の上に羽織る上着で、近年はレトロファッションとして若い世代からも人気があります。
大正ロマン風のアンティーク羽織や、有松絞り・加賀友禅の羽織は需要が高いです。
状態が良く、裏地の絵羽模様などが残っているものはさらに評価が高まります。
※羽織の状態によってはお値段が付かない場合もございます。また、同じ種類でも色や加工、サイズなどによって買取価格が大きく異なります。
和装小物の買取相場
和装小物の買取相場は、種類・状態次第で〜12,000円ほどです。
ただし、帯締め・帯揚げ・草履・バッグなどの和装小物は、単品では査定額が低めであったり値段がつきにくいケースが多いです。
和装小物一式セットや高級ブランド品(草履バッグセットのエナメル製や和光製など)、あるいは着物とまとめての売却であれば査定評価が期待できます。
未使用品や保存状態の良い小物は評価が高く、逆に使用感が強いと値段がつきづらくなります。
※本体の状態によってはお値段が付かない場合もございます。また、同じ種類でも色や加工、サイズなどによって買取価格が大きく異なります。
そのほか、バイセルでお買い取りした和装小物買の種類や買取価格・買取実績について、以下の和装小物買買取専用ページにてご紹介をご覧ください。
帯や和装小物に関しての紹介ページがございます。宜しければご覧下さい。
高額買取が期待できる着物の条件
自分で大金を出して購入した着物にしろ、家族や知り合いから譲り受けた着物にしろ、せっかく買取に出すなら少しでも高い金額で買い取ってもらいたいですよね。
高額買取が期待できる着物の条件には、以下のようなものがあります。
- 新品・未使用品の着物
- 正絹の着物
- 有名作家・産地の着物
- 有名メーカー・有名ブランドが手掛けた着物
- 丈が長い着物
これらはすべて買取相場に影響する査定ポイントですので、査定前にチェックしておきましょう。
それではそれぞれ詳しく解説します。
新品・未使用品の着物
着物に限ったことではないですが、せっかく自分が着用するのであれば、一度誰かが着たものよりも新品が着たいですよね。
着物市場でも同様に「中古品で、シミや汚れがあるもの」よりも「新品」や「一切シミなどがない未使用品」の方が需要が高いです。
そのため、中古品に比べると、新品や未使用の着物は査定時に買取額が高くなりやすいです。
特にしつけ糸がついたままの着物は、未使用で状態が良いという証にもなるため、高額査定が望めることがあります。
一度も袖を通したことがない着物があれば、是非とも買取に出しましょう。
正絹の着物
高級な着物には絹・麻・綿といった天然素材が用いられていることが多く、見た目の美しさや着心地の良さから人気が高いです。
特に絹の中でも正絹(原材料が絹100%)と呼ばれるものは着物の素材の中でも最高級品とされるので、高価買取が充分に期待できます。
ただし、絹・麻・綿の着物は天然素材で作られているためカビやシミなどが発生しやすく、買取に出した時には保存状態が悪くなっていた、ということは少なからずあり得ます。
保存状態を今以上に悪くしないためにも、絹・麻・綿の着物をお持ちであれば早めに買取に出しましょう。
有名作家・産地の着物
着物の中でも有名な作家が手掛けたものや、有名産地で生産されたものは、知名度があり人気が高いので買取額も高くなりやすいです。
中でも人間国宝に指定された作家や、伝統工芸品に指定された産地の着物は希少性が高く、さらに高額での買取が見込めます。
もちろん着物以外の帯・羽織などの和装小物でも、有名作家・産地のものであれば高価買取が期待できるでしょう。
ちなみに、有名作家・産地の着物には落款(作者が作品に押す署名・印)や証紙(その着物が本物であることを証明する、産地や製作者・素材などを記載した紙)がついているケースが多いので、これらの有無を査定前に確認しておくと良いでしょう。
有名メーカー・有名ブランドが手掛けた着物
有名メーカーや有名ブランドが手掛けた着物も、その知名度や信用力から買取市場で高い人気があります。
河村織物や服部織物などの有名メーカー、まいづるやさが美などの有名ブランドが手掛けた着物であれば、買取価格は高くなりやすいと言えるでしょう。
丈が長い着物
着物の丈の長さも買取額に影響します。
日本人女性の平均身長は約160cmなので、着物の首元から裾までの長さが160cm以上あるものであれば中古市場にて需要があります。
一方で丈が160cm未満の着物は、次に着用する人の身長に制限が出るので、需要が減り買取額も低くなりやすいです。
また、丈や袖の長さをつぎ足したものは買取価格が下がりやすいので、買取に出す前に着物の袖を確認したり全体の長さを測っておくと良いかもしれませんね。
以下のページでは、バイセルで積極的にお買い取りしている着物の有名メーカー・有名ブランドをご覧いただけます。
お持ちの着物に該当するものがあるかどうか、ぜひ確認してみてください。

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着物を高額で売るためのコツ
着物や帯には価値や買取相場が高い種類が多数あります。
持っている着物をせっかく売るなら、少しでも高く売りたいですよね。
ここでは、お持ちの着物の価値を活かして、少しでも高く売るためのコツについてご紹介します。
着物を高額で売るためのコツは以下のとおりです。
- 証紙は必ず査定士に提示する
- 季節による需要の変動を加味する
- 査定前に簡単に手入れしておく
- 和装小物は着物と一緒に売る
- 買取実績が豊富な業者で査定を受ける
それではそれぞれ詳しくご紹介します。
証紙は必ず査定士に提示する
証紙とは、作家名または産地、原材料名や染色方法などが記されている、「着物の身分証明書」のようなものです。
着物の知識がある査定士に証紙を見せれば、その着物にどれほどの価値があるかをスムーズに判断してもらいやすく、その価値を査定額に反映してもらえるでしょう。
証紙は、着物の制作途中で余った生地の切れ端に貼られていることが多く、「ただの布切れだろう」と捨ててしまわないよう気を付けましょう。
ただし、「証紙がないから」という理由だけで着物の査定を断られることは滅多にないので、そのような場合でもまずは買取業者に相談することをおすすめします。
季節による需要の変動を加味する
着物は季節や行事に応じて需要が大きく変わります。
たとえば、浴衣は夏前の5〜7月にかけて需要が高まり、振袖は成人式を迎える直前の秋から冬にかけて市場価格が上がる傾向にあります。
逆に成人式後の1月中旬以降は振袖の需要が落ちるため、振袖を売るなら時期を見極めることが大切です。
こうした着物ごとの需要が高くなるピークを狙って売却することで、より高い査定額を引き出せます。
査定前に簡単に手入れしておく
着物を査定に出す前に、軽くブラシをかけてホコリを落とす、着物ハンガーにかけてシワを伸ばすといった簡単な手入れをしておくだけでも印象が良くなり、査定額アップにつながる可能性があります。
専門的な丸洗いやシミ抜きに出す必要はありませんが、清潔感があるかどうかは査定士にとって重要なポイントです。
たとう紙での保管の重要性
着物をたとう紙に包んで保管しているかどうかは、査定時の評価に大きく影響します。
たとう紙は湿気やホコリから着物を守り、虫食いやカビの発生を防ぐ効果があります。
着物に黄ばみやカビ臭があると大幅な減額対象となるため、査定までの期間もできる限りたとう紙で保管しておくことが望ましいです。
和装小物は着物と一緒に売る
使わなくなった帯留め・下駄・羽織・かんざしなどの和装小物が手元にある方は、着物と一緒に買取に出しましょう。
和装小物は、着物・帯よりも中古市場での人気が低いため、どれほど有名ブランドの商品で保存状態が良くても、安価な査定額にしかならないケースが多いです。
ただし着物や帯とセットで査定に出すことで、「下駄だけ」「羽織だけ」と単体で買取に出すよりも、割高な金額で買い取ってもらえるケースがあります。
和装小物は、着物を売るタイミングでまとめて買取に出しましょう。
買取実績が豊富な業者で査定を受ける
着物の買取価格を決める際には、作家ものやブランドものかどうか、サイズ感や保存状態はどうかなど細かいポイントを見て精査されます。
これらのポイントをしっかりと見極めて適切に買取価格を算出してもらうには、買取実績が豊富な業者に査定を依頼すべきです。
そのような業者なら、着物買取の知識も豊富で、お持ちの着物の価値もしっかりと見極められるでしょう。
バイセルは、着物を含む累計買取点数が4,300点以上と買取実績が豊富で、着物に関する知識を充分に有する査定士が在籍しております。
着物の査定技術・マナーもしっかり身についていますので、着物買取が初めての方・着物に詳しくない方でも安心してお任せいただけます。
「素材は何か」「作家は誰か・産地はどこか」など、着物独自の査定ポイントを押さえた査定士が丁寧に拝見し、買取額に反映いたします。
「着物を損せずに、価値を活かして少しでも高値で売りたい」とお考えであれば、ぜひとも着物買取のバイセルをご利用ください。
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お申し込みフォームへ着物の買取価格を下げてしまうポイント
着物の買取価格を下げてしまうおもなポイントは以下のとおりです。
- 極端に状態が悪い
- ウールやポリエステルなどの素材でできている
- 落款が見えない、証紙がない
有名作家が手掛けた新品かつ正絹の着物といえど、シワ・汚れ・カビなどが目立っていると低額での買取になりやすいです。
着物は生産されてから毎日少しずつ経年劣化しており、「今」が最も高額で買取されやすいと考えておきましょう。
また、ウールやポリエステルなどの素材でできた着物や帯は、大量生産であるために元々の販売価格が安く買取額も低くなりがちです。
買取業者によっては査定対象外としているところもあるので、買取に出す前に業者に相談しておきましょう。
さらに、落款が擦れて消えていたり証紙がなかったりすると、着物を本物だと証明するものが無いために買取額が低くなりやすいです。
着物は今以上に状態が悪化しないように、なるべく早めに買取査定をお受けいただくのがおすすめです。
バイセルでは、「査定額を知りたいだけ」などという場合でも無料査定をお受けいただけますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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