オリンピックの記念切手を徹底解説!気になる切手の価値は?

2024.03.06

切手買取 コラム
オリンピックの記念切手を徹底解説!気になる切手の価値は?オリンピックの記念切手を徹底解説!気になる切手の価値は?
東京オリンピック記念切手を売りたいので、買取価格を教えてください。
東京オリンピック記念切手は、種類や状態などによって買取価格が変わるため、拝見させていただければ買取価格を算出できます。現在の状態の買取価格を知りたい場合はお電話・メールよりお問い合せ下さい。
祖父からオリンピック記念切手を譲り受けました。価値ってありますか?

オリンピック切手は、日本でオリンピックが開催されるたびに発行されている切手です。

一番古いもので、1964年に発行された東京オリンピック切手があります。

本コラムでは、これまで日本で発行されたオリンピック切手について、買取価格やプレミア価値を解説します。

また、お持ちのオリンピック記念切手を買取に出す際に少しでも高く売るためのコツもご紹介をするので、オリンピック記念切手の買取を検討している方は参考にご覧ください。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

オリンピック記念切手とは?

オリンピック記念切手とは?

オリンピック記念切手は、オリンピック開催に合わせて発行される切手のことを指します。

世界中で発行されているオリンピック記念切手の歴史は古く、1896年の第1回アテネ大会の際にギリシャで発行された切手が始まりです。

日本でこれまで発行されたオリンピック記念切手は、1964年開催の東京オリンピック・1972年開催の札幌オリンピック・1998年開催の長野オリンピック・2021年開催の東京オリンピックと、合計で4回となりました。

東京2020オリンピック切手は希少価値が見込める?

東京2020オリンピック切手は希少価値が見込める?

2020年夏に開催されることが決まっていた東京2020オリンピックですが、新型コロナウイルスの世界的な流行に伴い、2021年7月23日に延期されました。

東京2020オリンピック開催においては、2019年3月〜2020年3月までに3種類のオリンピック切手が発行・販売されました。

切手名 発行日 額面
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(寄付金付) 2019年3月12日 920円(1シート:82円切手×10枚)
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(寄付金付) 2019年8月26日 940円(1シート:84円切手×10枚)
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会 東京2020聖火リレー 2020年3月10日 840円(1シート:84円切手×10枚)
東京2020オリンピックの競技・種目50種類デザイン①② ①②いずれも2021年6月23日 ①②いずれも2,100円(1シート:84円切手×25枚)
東京2020パラリンピックの競技・種目23種類およびパラリンピックエンブレムデザイン 2021年6月23日 2,100円(1シート:84円切手×25枚)

これらの切手は、いずれも現在では郵便局での販売が終了しているため、窓口で購入することができません。

既に完売していることや、初となるオリンピックの延期などさまざまな要因が重なり、今後プレミア価値が付く可能性を十分に秘めているといっても過言ではないでしょう。

コレクター熱の高まっている東京2020オリンピック切手を売るならバイセルへ

異例に延期して開催した東京2020オリンピックの切手は、日本人にとっても非常に記憶に残るオリンピックになりました。

そのため、切手コレクターからの需要も上がっていくものと予想されます。

東京2020オリンピック切手は限定販売のためにもう郵便局からは購入できず、その希少性から、未使用品かつ美品であれば額面以上の価格で売れる可能性があります。

東京2020オリンピック切手の買取を検討中の方は、ぜひ無料査定のバイセルへお任せください。

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1964年東京オリンピック切手の価値は?

1964年東京オリンピック切手の価値は?

日本で開催されたオリンピックで有名なのは、やはりアジアで初めて開催された1964年の東京オリンピックでしょう。

1960年代の日本では切手ブームが起こっていたこともあり、この東京オリンピック記念切手は大量に流通しました。

発行当時とても人気があり、保有していれば「プレミア価値が付くのではないか」と期待される方もいるのではないでしょうか。

そして今年、初めての延期により開催された2020東京オリンピックによって、再び1964年の東京オリンピック切手への関心が高まっています。

手元に1964年東京オリンピック切手をお持ちの場合、世間から注目されている今、コレクターの需要があるうちに買い取ってもらうことをおすすめします。

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東京オリンピックの記念切手は発行枚数が多く、その分市場に出回っている枚数も多いですが、額面や保存状態によっては十分査定金額がつきます。

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1964年東京オリンピック記念切手の図案は5種類

1964年東京オリンピック切手は、東京で開催された第18回オリンピック競技大会を記念して発行されました。

図案は全部で5種類あります。

図案画像 切手名称 額面
駒沢体育館 駒沢体育館 50円
国立競技場 国立競技場 10円
国立代々木競技場 国立代々木競技場 40円
聖火台と競技人物 聖火台と競技人物 5円
日本武道館 日本武道館 30円

過去のオリンピック記念切手の図案の多くは、スポーツをしている人物や選手、あるいは五輪マークなどでした。

ですが、1964年の東京オリンピック記念切手の図案は、オリンピック競技が行なわれた競技場がメインとなっています。

当時としては非常に珍しい図案ではありますが、当時の日本が高度経済成長期であることを象徴している印象的な図案ともいえます。

寄付金付き切手も発行された

「寄付金付き切手」とは、切手の額面に寄付金を上乗せした価格で発行される切手のことです。

1964年東京オリンピック記念切手は、開催を記念して発行された切手のほかにも、「寄付金付き」という名目が加わった切手が発行されました。

この「寄付金付き」タイプは、大会開催前の1961年から発行が開始されていました。

1枚につき額面5円と寄付金5円を足した10円で発行され、集まったお金は東京オリンピックの経費として使われました。

東京オリンピックの寄付金付き切手は、東京オリンピックが開催されるまでに6回、図案を変えて発行されました。

1961年10月11日に発行が始まり、その後1962年6月23日、1962年10月10日、1963年6月23日、1963年11月11日、1964年6月23日に発行され、切手の図案は全部で20種類あります。

図案に採用されたデザインは「やり投げ」「レスリング」「柔道」などの1964年東京オリンピックで行なわれる競技が採用されました。

札幌オリンピック記念切手の価値は?

札幌オリンピック記念切手の価値は?

札幌オリンピック記念切手は、1972年の札幌オリンピックの開催を記念して発行された切手です。

日本で初めて開催された冬季オリンピックで、夏季オリンピックとは種目も異なり、「スキー」「ボブスレー」「フィギュアスケート」といった冬季ならではの躍動感溢れる競技が図案に採用されています。

また、札幌オリンピック記念切手は国内だけでなく、海外でも発行されました。

たとえば、ハンガリーで発行された札幌オリンピック記念切手には、日本国旗が右側に配置され、中央にはスキージャンプを行なう選手の図柄が描かれています。

当時は切手ブームの真っ只中ということもあり、日本で発行された札幌オリンピック記念切手もまた人気を集めました。

しかし、札幌オリンピック記念切手の買取価格は、プレミア評価とはなりにくい傾向が強いとされています。

その理由としては、発行部数が多い分、希少性が下がってしまうためです。

札幌オリンピック記念切手は、従来の記念切手よりも多く発行されました。

額面20円が2種類で7,000万枚、50円が2,000万枚、20円2セットと50円1枚がセットになった小型シートが1,500万枚と大量に発行されたのです。

長野オリンピック記念切手の価値は?

長野オリンピック記念切手の価値は?

長野オリンピックは1998年に開催された冬季オリンピック、かつ20世紀最後のオリンピックです。

長野オリンピックを記念して発行された切手の図案は「アルペンスキー」「スノーボード」「カーリング」「スピードスケート」「クロスカントリー」と、同じく日本で開催された冬季札幌オリンピック切手とはまた異なる図案が採用されています。

競技種目5種をデザインした80円切手と、大会に関係した植物から五輪カラー(青・黄・黒・緑・赤)を基準に選定した5種の花がデザインされた50円切手の10種類です。

10枚をワンセットにした小型シートは、5,000万部発行されました。

しかし、これも発行部数が多いため、状態の良いものであっても高値での売却は難しいでしょう。

そのため、長野オリンピック記念切手を含む複数の種類の切手を一度にまとめて査定に出す人もいます。

また、切手買取においては、バラではなくシートの状態のままであるほうが価値も下がりにくいです。

そのため、長野オリンピック記念切手を小型シートの状態で持っていたら、シートから切り離さずに買取に出すことをおすすめします。

オリンピック記念切手の価値を下げないために知っておくべきこと

価値を下げないために知っておくべきこと

オリンピック記念切手が発行された当時は、どの切手も額面通りの価格で購入が可能でした。

しかし、人気の有無や希少性などによっては、将来的に買取額に大きな差が出てきます。

切手買取に関する知識が乏しく、本来高く売れる切手を安く売ってしまったらもったいないですよね。

そのような方に向けて、切手の価値を下げないために知っておくべき6つのコツをお伝えいたします。

・発行された枚数を調べておく

・今でも人気のある切手なのかを調べる

・切手の保管状態に気を配る

・バラ切手と小型シートで仕分ける

・複数の買取業者に査定を依頼する

・切手に詳しい査定士のいる業者に依頼する

それぞれ詳しく解説しますので、買取に出す際に少しでも高く売るためにも参考にしてください。

切手の価値は、発行された切手の枚数(供給)と、その切手を買い求める人(需要)のバランスによって決まる場合があります。

たとえば、1964年の東京オリンピックを記念して発行された切手は、当時の切手ブームによって多くの枚数が発行されました。

多くの人が買い求めましたが、発行枚数が膨大であり現存する記念切手も多いため、価値としてはそこまで高くありません。

反対に、該当のオリンピック記念切手の発行枚数が少なければ、将来的に希少性が生まれて価値のある切手になる可能性があります。

各切手の発行枚数は、郵便局の公式サイトなどで知ることができます。

持っている切手に希少性があるのかを知るためにも、発行枚数を把握しておきましょう。

今でも人気のある切手なのかを調べる

特徴的な図案やサイズ、大きなイベントを記念して発行された切手などは、切手コレクターからの人気が集まりやすいため価値も高まる可能性があります。

たとえば、1948年(昭和23年)に発行された日本画「見返り美人図」がモチーフになった切手は、その美しい図案と当時では珍しい縦長の切手であったために人気を集めました。

一方、世界的に知られているオリンピックを題材にした記念切手も、オリンピックファンや切手コレクターからの需要がある切手です。

平昌2018冬季オリンピックの際には、日本代表メダリストが図案となったフレーム切手が人気を集め、特にフィギュアスケートの羽生結弦選手の切手は多くのファンが買い求めました。

フレーム切手とは、イベントやアーティストなどをモチーフにしたシート切手で、自分の好きなイラスト・写真の図案で発行することもできます。

2021年には東京2020オリンピック・パラリンピックのメダリストフレーム切手も限定的に発行され、それぞれの選手のファンから注目されていました。

切手の保管状態に気を配る

基本的にシミ・変色などが見られる切手は、状態が綺麗な切手に比べて買取額が低くなる傾向にあります。

切手は紙でできているため、湿気や指紋などが原因でシミが付く可能性があります。

買取に出す予定のオリンピック切手などは、直接手に持たずに手袋やピンセットを使って指紋が付かないように扱い、湿気が少ない場所に保管しましょう。

また、切手の変色の原因は、太陽の紫外線や蛍光灯などによるものが多いです。

切手はアルバムなどに収納して、直射日光・蛍光灯の光が当たらない場所に保管するようにしましょう。

バラ切手と小型シートで仕分ける

記念切手の多くは「バラ切手」と「小型シート」が同時に発行されます。

「バラ切手」とは、その名の通り1枚の切手単体のことを指し、「小型シート」は複数の切手がワンセットになっているシートのことです。

お持ちの切手がバラ切手・小型シートどちらであったとしても、買取を検討されている場合はバラ切手同士・小型シート同士とそれぞれ仕分けをしておくようにしましょう。

もしお持ちの切手が仕分けされていないと、買取業者にて査定の手間が余計にかかるため、場合によっては買い取ってもらえない可能性があるためです。

複数の買取業者に査定を依頼する

切手買取だけに限ったことではありませんが、たとえ同じ種類の切手でも買取価格は業者によってばらつきがあります。

それは業者によって、在庫状況や買い取った切手を再度販売するルートがそれぞれ異なるためです。

納得できる価格で切手を売るためには、1つの買取業者だけではなく、複数の買取業者に査定を依頼して価格を比較してから売るのが得策です。

複数の査定額を比較することで、自分の売りたい切手の相場価格がわかり、ほかの業者よりも低い査定額を提示されたときの価格交渉もしやすくなります。

切手1枚当たりの差はわずか数円程度だとしても、枚数が多くなるとその差も大きくなることもあるので、大量の切手を買取に出す場合には特に慎重になりますよね。

また、買取価格が納得できるものだとしても、手数料などを差し引くと手元に残る金額が少なくなることもあるため注意が必要です。

切手買取のバイセルでは査定料やキャンセル料を無料としていますので、お気軽にご利用いただけますよ。

オリンピック記念切手を含む切手のお見積りの際にはぜひご利用ください。

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切手に詳しい査定士のいる業者に依頼する

切手の買取を行なっている業者のなかには、金券ショップやチケットショップなどが存在します。

しかしながら、オリンピック記念切手などのイベントごとで発行される切手は、専門的な知識を持った査定士が在籍する切手買取のバイセルをご利用ください。

バイセルの査定士は切手1枚1枚の価値を見落とさずに精査いたしますので、オリンピック記念切手の価値も見落とさずに買取価格を算出します。

バイセルの出張買取では、査定士が利用者の自宅に訪問して切手の査定から買取までをその場で行います。

「切手が大量にあって買取店舗まで持ち運ぶのが面倒」「自宅の近くで切手を買い取ってくれるお店がない」という方は、ぜひバイセルの出張買取をご利用ください。

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オリンピックの記念切手に関するまとめ

オリンピックの記念切手に関するまとめ

1964年に開催された東京オリンピックをはじめ、日本で開催されたオリンピックの記念切手は、当時の切手ブームの影響もあって膨大な枚数が発行されました。

そのため、今も多くの枚数が存在しており、どのオリンピック記念切手に関しても高い買取価格を期待するのは難しいでしょう。

ただし、切手の保存状態が良ければ、綺麗な状態の切手を好むコレクターに需要があるため、買取価格がそこまで下がることはない可能性があります。

「発行枚数が多い切手だから買取に出しても無駄」とあきらめる前に、まずは試しに「無料査定サービス」を利用してお持ちのオリンピック記念切手の価値を確認してみてはいかがでしょうか?