第18回オリンピック競技記念切手の価値は高い?現在の買取相場をご紹介

第18回オリンピック競技記念切手は、日本で初めてオリンピックが開催された1964年に発行された記念切手です。
当時のオリンピックブームもあり大注目を集めた記念切手ですが、現在その価値はいくらぐらいなのでしょうか。
本記事では、第18回オリンピック競技記念切手の概要や買取相場、買取に出す際のポイントやどこで売るのがお得かなど、買取に役立つ情報を詳しくご紹介いたします!
※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。
目次
第18回オリンピック競技記念切手とは?

第18回オリンピック競技記念切手とは、日本で初めてオリンピックが開催された1964年に発行された切手です。
発行された切手は小型シート、20枚綴りのシート、バラ切手、寄付金付き切手の合計4種類です。
小型シートは5種類の切手を1枚の厚紙にまとめたもので、切手の説明やオリンピックのロゴなどが入っています。
寄付金付き切手とは、オリンピックの準備と運営費を募る目的で額面に寄付金を上乗せしたものです。
また、第18回オリンピック競技記念切手の図案は「聖火台と競技人物」(額面5円)、「国立競技場」(額面10円)、「日本武道館」(額面30円)、「国立代々木競技場」(額面40円)、「駒沢体育館」(額面50円)の合計5種類あります。
発行当時は、日本で初めてのオリンピック開催ということでオリンピックブームが起こり、記念品として第18回オリンピック競技記念切手を求める人や切手コレクター達が郵便局に殺到しました。
寄付金付き切手は20種類も存在する
第18回オリンピック競技記念切手の寄付金付き切手は、1961年からオリンピック開催の1964年までに合計20種類発行されました。
第一次から第六次に分かれ発行された寄付金付き切手の絵柄は以下のとおりです。
・第一次…やり投げ、飛び込み、レスリング ・第二次…柔道、水球、平均台 ・第三次…バスケ、ボート、フェンシング ・第四次…バレー、ボクシング、ヨット ・第五次…自転車、馬術、ホッケー ・第六次…カヌー、サッカー、重量挙げ、近代五種各切手の額面の横には「5+5円」などの寄付金額が「+」で記載されています。
また、東京2020のオリンピック開催時にも寄付金付き切手は発行されており、その際にも
第18回オリンピック競技記念切手の寄付金付き切手は再度注目を集めました。
「寄付金付き切手」についてさらに詳しく知りたい方は以下もぜひご覧ください。
第18回オリンピック競技記念切手の買取相場とは?

オリンピックブームの際に発行された第18回オリンピック競技記念切手。
その買取相場は高いのではないか?と期待する方も多いかと思います。
しかし、第18回オリンピック記念切手は発行枚数がかなり多く、未使用で保管している方が多いため、買取相場は高くありません。
ただ、図案作成ミスや印刷ミスなどの「エラー切手」に関しては例外で、高額買取が期待出来る場合があります。
また、切手の買取率は業者によっても異なるため複数の業者にて査定に出してみることをおすすめします。
では、なぜ大ブームを巻き起こしたオリンピックの切手が額面ベースの買取価格になっているのか以下で2つの理由をご説明します。
発行枚数が多いため価値が付きにくい
第18回オリンピック競技記念切手は多くの人が買い求めたことから分かるように発行枚数が膨大でした。
そのため、未使用かつ綺麗な状態で現存する切手が多く、市場に流通している枚数も多いため基本的に希少価値が付くことはありません。
また、プレミア切手を除き、1960年代の切手の多くは額面以上の買取金額になることはありません。
収集目的での購入者が多いため希少性はない
1964年当時、日本で初めてのオリンピックが開催されたことから、記念切手に対する注目度は非常に高かったです。
切手収集の目的を持つコレクターはもちろんのこと、値上がりを期待して購入する人も多くいました。
そのため、現在では第18回オリンピック競技記念切手を求める需要よりも、切手を売りに出したい供給の方が多くなり、希少価値が付かなくなってしまっているのです。
第18回オリンピック競技記念切手を買取に出す際のポイント

第18回オリンピック競技記念切手は基本的にプレミア価格が付きにくい切手です。
しかし、せっかく買取に出すのであれば少しでも高く売りたいという気持ちは誰しもお持ちのことでしょう。そこで、第18回オリンピック競技記念切手を少しでも高く売却するためにはどのようなポイントがあるのかを以下でご説明します。
バラよりシートで買取に出す
第18回オリンピック競技記念切手に限らずですが、切手は基本的にバラよりもシートの方が高く買い取ってもらえる傾向にあります。
一枚でもシートから切り離してしまった場合には価値が下がってしまうため注意が必要です。
そのため、現在切手をシートでお持ちの場合は切り離したりせずそのままの状態で買取に出すようにしましょう。まとめ売りをする
第18回オリンピック競技記念切手を売却する際に、複数枚切手を持っている場合はまとめて買取に出すようにしましょう。
買取業者にとって、まとめての買取は在庫を安定的に確保できるメリットがあります。
そのため、買取価格も通常より少し高く付けてくれる可能性が高くなるのです。
切手の保管状態を良好にしておく
第18回オリンピック競技記念切手を買取に出す際に、切手の保管状態は買取価格に大きく影響します。
切手は年月が経つにつれ劣化してしまうため、良好な状態で保管されているものは買取価格も通常より少し高く付けてくれる可能性が高くなります。
そのため、切手の状態を良好に保つためには専用のアルバムで保管したり、直接切手を手で触らないようにするなど対策をすると良いでしょう。
第18回オリンピック競技記念切手はどこで売るのがお得?

第18回オリンピック競技記念切手は、フリマアプリや金券ショップ、切手買取店などで売却することができます。
様々な業者が扱っている切手ですが、一体どこで売るのが一番お得なのでしょうか。
それぞれの業者ごとにメリットや特徴があるので以下でご紹介します。
メルカリなどのフリマアプリ
メルカリなどのフリマアプリを使っての売却は、手元のスマホ一つで出来るためお手軽な方法の一つです。
ただし、切手や金券類など現金と同等の価値があるものは、メルカリなどフリマアプリでの取引は禁止されています。
そのため、第18回オリンピック競技記念切手も普通の状態では出品することが出来ません。
例外的に、消印が押されている「使用済み切手」に関しては、現金と同等の価値を持たなくなるため販売が許可されています。
特に、1964年オリンピック開催当時の消印が押されているものなどに関しては貴重なため、通常より高く買い取ってもらえる可能性もあるでしょう。
そのため、使用済みのオリンピック切手などを売却する際には、フリマアプリを利用するのがおすすめです。
切手買取店
第18回オリンピック競技記念切手の売却を検討している場合は、切手買取店に依頼するのが一番おすすめです。
切手に詳しい買取店であれば、第18回オリンピック競技記念切手の状態や、市場の動向についても詳しい知識を持った査定士が常に在中しています。
そのため、しっかり状態や価値を見極め、適切な価格を付けてくれるでしょう。
第18回オリンピック競技記念切手を売るなら切手に詳しいバイセルにお任せください!
バイセルでは、第18回オリンピック競技記念切手をはじめ、多数の切手の買取実績があります。
そのため、切手の知識が豊富な査定士がお品物の状態や価値をしっかりと査定させていただきます。
また、一概に同じ種類の切手であっても状態や売却するタイミングで買取価格は異なります。
バイセルでは出張査定をはじめ、宅配や店舗での査定も行っているため、第18回オリンピック競技記念切手の売却を検討されている場合は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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