30年前の振袖は売れる?高く売れる振袖の特徴や買取のコツを解説!

2024.03.06

着物買取 コラム
30年前の振袖は売れる?高く売れる振袖の特徴や買取のコツを解説!
古い振袖を手放したいです。いくらで買取してもらえますか?
古い振袖には高価なものもありますが、保存状態や作家・産地などによっても買取価格は異なります。詳しくは専門知識を持ったバイセルの査定士が一度拝見いたしますので、まずはバイセルにお問合せ下さい。
古い振袖でも価値は付きますか?

30年前や40年前の古い振袖が箪笥に眠ったままになっていて、「奮発して購入した振袖だから売りたいけど、古いから売れるか分からない…」といったお悩みをお持ちの方もいるでしょう。

実は古い振袖は着物買取市場でよく取引されており、保存状態などの条件によっては高く買取される場合もあります。

古い振袖の買取相場、古くても高く売れやすい振袖の特徴、古い振袖をより高く売るためのポイントなどをご紹介します。

また、振袖や和装小物を売る際の買取業者の選び方についてもご紹介しますので、昔使った振袖や母から受け継いだ振袖など、振袖の買取を検討している方はご一読ください。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

30年前の振袖は売れる?

30年前の振袖は売れる?

30年前や40年前に買った古い振袖は、買い取ってもらえるものなのでしょうか。

結論から言えば、「若いころに買って30年が経った」「母から受け継いだ」などの古い振袖であっても買い取ってもらえるケースは多いです。

それどころか、ものによっては古くても高い価値がつく可能性もあります。

30年前や40年前の振袖でも売れる理由について解説します。


・着物にとって30年前は古くない
・バブルの時代には高級着物がよく売れた
・中古着物の需要が増している

着物にとって30年前は古くない

振袖をはじめとした着物はそもそも、親から子へと何世代にも渡って受け継がれることが想定されているものです。

30年前や40年前の振袖であっても、丁寧に扱われてきたものであれば「古いから価値が無くなる」ということにはなりません。

有名作家もの・有名産地ものなどの仕立ての良いものであれば、30年前や40年前、もっと古いものであっても高い価値のつくものは多くあります。

バブルの時代には高級着物がよく売れた

今から30~40年前にあたるバブルの時代には、一般家庭でも100万円以上するような高価な振袖が多く購入されたようです。

すなわち、一般家庭に眠っている30年前・40年前の振袖には、素材や仕立ての良い高品質な振袖が多くあるということです。

買取に出してみると思わぬ価値のつく可能性があります。

30〜40年前の振袖が高く売れるのには、こういった時代背景もあります。

バブル期の粗悪品には注意

高級で質の良いものも多い30~40年前の着物ですが、実はこの時代には、着物が良く売れるからと言って手抜きや偽物の着物を高く売る悪徳業者が存在しました。

「伝統工芸品」と謳いながら必要な工程を省略していたり、偽造した落款を使って「作家もの」と偽っていたりする着物が存在したのです。

お持ちの古い振袖が価値の高いものかどうかは、着物の買取実績豊富なバイセルの無料査定で確かめてみてください。

中古着物の需要が増している

高級な着物でなかったとしても、振袖をはじめとした古い着物は、状態が良ければ売れる場合が多いです。

着物が普段着として着用されることは少なくなりましたが、実は現在、若者や外国人の間でお洒落着として着物を楽しむ人が増えています。

手頃な値段でレトロな雰囲気を味わえる中古着物は、そういった趣味のファッションとして着物を楽しむ人たちから需要があるのです。

また、古い振袖にはレンタル着物などとしての需要があります。

そのため、30〜40年前の振袖は高級なものでなくとも、極端に保存状態の悪いものでなければ、売れる可能性はあるでしょう。

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30年前の振袖の買取相場はどれくらい?

30年前の振袖の買取相場はどれくらい?

振袖は30〜40年前など古いものであっても、着物の買取業者であれば査定は可能です。

古い振袖の中には有名作家の作品などを中心に、着物買取市場で高く売れるものも少なくありません。

特にシミ・カビなどが見られないような、状態の良い振袖であれば高額買取の可能性もあるでしょう。

振袖の買取相場は、作家の人気や知名度・有名産地のものかどうか・保存状態・素材などによって左右されます。

例えば、作家では人間国宝などの有名作家の作品であれば、高く買取価格がつくケースは多いです。

京友禅・加賀友禅・大島紬といった、伝統工芸品となっているご当地の有名織物も、高く買取されやすい着物と言えます。

素材では、正絹(絹)でできた振袖には買取市場でも高い価値がみとめられやすい傾向があります。

実際の買取価格にはこれらの様々な条件が重なり合って大きな幅が生まれるため、一概に「〇〇円くらい」と言うのは難しいのが実情です。

以下のページに、実際にバイセルでお買取した振袖の買取例を掲載しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

古くても高く売れやすい振袖の特徴

古くても高く売れやすい振袖の特徴

30年前などの古い振袖の中には着物買取市場で高く買取されるものもあります。

具体的な買取価格は1点1点異なってくるのですが、古い振袖でも高く買取されやすいものには一定の共通点があります。

ここでは、「こんな振袖なら古くても高く買取されやすい」という特徴をご紹介します。


・有名な作家・産地もの・ブランドの振袖
・保存状態の良い振袖
・正絹製の振袖
・身丈の長い振袖
・明るく豪華な柄や色使いの振袖

有名な作家・産地もの・ブランドの振袖

古い振袖であっても、有名な作家・産地・ブランドの手掛けたものは着物買取市場でも需要の高いものは多く、高値で買取されやすい傾向にあります。

代表的な有名作家は羽田登喜男由水十久久保田一竹など、有名産地ものでは大島紬越後上布京友禅など、有名ブランドでは志ま亀千總(ちそう)東京ますいわ屋などが挙げられます。

他にも有名な作家・産地もの・ブランドの着物は全国に多数存在します。

他の有名作家・産地・ブランドについては以下のバナーをご覧ください。

保存状態の良い振袖

振袖を含む着物の買取では、保存状態の良し悪しは買取時の査定に大きく影響します。

特に古い振袖の場合には保存状態が悪くなってしまっているケースも多いですから、保存状態の影響が買取価格に出やすいとも言えるでしょう。

基本的には使用頻度が低く、傷や汚れが少ない着物ほど買取価格が高くなりやすいです。

反対に、カビや虫食いが発生している、強い臭いがついているなどすると、高く買取してもらうのは難しいかもしれません。

着物の状態を良く保つためには、着物の保管時にはたとう紙に包んで湿気を防ぐ、定期的に晴れた日の室内で着物を広げて虫干しをするなどのお手入れが有効です。

着物を虫干しすれば、湿気・虫対策と同時に臭いとりやシワのばしといった効果もあります。

また、生地表面についたゴミやほこり、髪の毛などは乾いた布などで優しく払っておきましょう。

正絹製の振袖

振袖を含む着物の素材には絹・木綿・麻・ウール・化学繊維などが用いられますが、その中でも最も高い価値がつきやすいのが絹100%の「正絹」です。

正絹は通気性が良いにもかかわらず保温性が高く、成人式など寒い時期に切ることも多い振袖にはもってこいの天然素材と言えるでしょう。

正絹の着物を一枚作るのに約3,000個の繭玉が必要で、さらに着物の種類によっては職人が20以上の工程数を手作業で仕上げるため非常に手間がかかります。

新品の正絹製の着物は高価になりがちなため、中古の正絹製の着物には高い需要があるのです。

身丈の長い振袖

着物の査定においては、身丈の長さも買取価格を左右する重要なポイントになります。

振袖などの女性用の着物の場合、身丈が160cm以上のサイズであれば、需要が高くなりやすいでしょう。

身丈が長すぎる場合はおはしょりや仕立て直しで調節できるため、より多くの需要に対応することができます。

しかし反対に身丈が短すぎる場合には仕立て直しができないため、着用できる人の幅が狭まってしまいます。

昔に比べて日本人の体格は良くなったこともあり、身丈の短いものは需要が限られてしまいやすいです。

明るく豪華な柄や色使いの振袖

振袖などの着物は、デザインによって買取市場での価値が異なります。

特に振袖はお祝いの席でおもに着用する着物であるため、地味なものより華やかなデザインの方が好まれ、需要が高い傾向にあります。

袖口や裾に大きく柄が描かれていたり、地色が鮮やかだったりすると査定の高評価につながりやすいです。

さらに、柄が細かく精微に表現されていたり、金箔や銀箔があしらわれて豪勢に見えたりするものだと尚良いでしょう。

明るく豪華な柄・色使いの振袖をお持ちであれば、買い取られやすい傾向にあるので、一度買取業者に見てもらうことをおすすめします。

30年前の振袖を高く売るためのポイント

30年前の振袖を高く売るためのポイント

古くても高く売れやすい振袖の特徴を見てきましたが、そのような価値ある振袖をより高く売るためにはどのような点に注意すれば良いでしょうか。

ここでは、古い振袖を少しでも高く売るために知っておきたいポイントをご紹介します。


・証紙を添えて買取に出す
・帯や長襦袢もセットで買取に出す
・振袖の需要が高まる時期に買取に出す

証紙を添えて買取に出す

振袖は、証紙と一緒に査定へ出すことで買い取られやすくなります。

証紙とは、着物の産地や作家、織元などが記された、証明書のようなものです。

有名作家ものや伝統工芸品など、厳しい基準をクリアした着物に付いてくることが多いです。

証紙は、その着物が本物である証にもなるため、査定時に揃えておけば買取額が上がることもあり得ます。

証紙は着物本体とは別に切れ端などに貼付されていることが多いため、失くしたり捨てたりすることがないよう、大切に保管しておきましょう。

帯や長襦袢もセットで買取に出す

振袖は成人式や卒業式など、「若い人が初めて着物を買う」というケースの需要も多いため、帯や長襦袢がセットになっているものが人気になりやすい傾向があります。

さらに、着物買取市場においては着物のみの単品で流通するケースが多く、振袖+帯+小物類のようなセット物の流通数があまり多くありません。

そのため、セット物は需要の割に数が少なく、高く買取されやすくなるのです。

振袖の需要が高まる時期に買取に出す

振袖が使われる主な場面としては、成人式・卒業式・入学式が挙げられます。

そして、それらのイベントに向けた振袖の準備は、およそ1年前ごろから始める人が多いようです。

成人式が終わってしばらくすると翌年の準備をする人が現れてくるため、買取業者にとっても振袖の在庫を充実させたい時期でもあります。

このところではレトロブームが再来しており、アンティークの着物を着こなす女性が増えてきました。

このブームを受けて、古い着物でも状態が良く、売るタイミングが良ければ買い手が付きやすい状況にあります。

振袖を売るのに最適な時期はいつ?

振袖を売るのに最適な時期はいつ?

振袖は売却する時期によって買取価格が異なります。

お持ちの振袖を少しでも高く買取してもらうためには、需要の高まりを見極め最適な時期に買取に出すことが重要です。

一般的に振袖を売るのに最適な時期は12月~3月といわれています。

振袖が多く使われる成人式のニュースが取り上げられることで需要が高まり、買取相場も上昇するためです。

また、現在では振袖を新しく購入せず、レンタル振袖を利用する人が増えているため、業者も12月~3月は振袖の在庫を充実させたい時期でもあります。

そのため、12月~3月は振袖を売る最適な時期とされています。

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30年前の振袖を売るなら着物に強い買取業者がおすすめ

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振袖をはじめとした着物は、ものによって価値の幅が大きい商材であり、適正な価値を判断するには専門的な知識や技術が必要です。

特に30年前などの古い振袖には高価なものも多いですから、着物の専門知識を持った買取業者に本来の価値を見極めてもらわなければ、思わぬ損をする可能性があります。

例えば、リサイクルショップは取り扱い商品の幅が広くて便利なのですが、着物に詳しい査定士がいるとは限りません。

価値のある振袖であっても、ただの古着として買取されてしまう可能性があります。

不特定多数の買い手を相手にするネットオークションやフリーマーケットでは尚更です。

振袖の価値を見極めてもらえず、本来の価値からはかけ離れた安値で買い取られてしまう恐れがあります。

そこで、30年前の振袖を売るなら着物の専門知識を持った買取業者に利用をおすすめします。

その中でも、着物の豊富な買取実績を持つ業者であれば、それだけ多くの利用者に選ばれているという点でも安心です。

30年前の振袖を安心して買取に出すなら買取実績豊富なバイセルへ

バイセルは着物を中心に日本全国で買取サービスを提供し、たくさんのお客様・リピーター様からご指名をいただいてまいりました。

その結果、2015~2022年の累計で2,700万点以上の買取実績を積み上げることができました。

バイセルの査定士は、高い専門知識と豊富な査定経験を生かして、振袖をはじめとした着物1点1点の価値を正確に査定いたします。

バイセルでは買取にまつわる各種手数料を無料にしておりますので、「まずは試しに査定だけ」といった場合にも料金の心配なくご利用いただけます。

まずはお気軽にバイセルの無料査定をお試しください。

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和装小物もバイセルにお任せください

バイセルでは振袖などの着物だけではなく、草履・帯締め・バッグなど和装小物もあわせて査定しております。

振袖と一緒に着用した和装小物があれば、ぜひ振袖と一緒にバイセルの査定士にお見せください。

受け継いだ大量の着物はバイセルの出張買取がおすすめ

着物には世代を超えて受け継ぐという文化があるため、お母さまやお祖母さまから受け継いだ古い振袖をお持ちだという方も多いでしょう。

特にお母さまやお祖母さまが着物を集めていらっしゃった場合には、振袖を含めて大量の着物があるというケースも少なくないようです。

そんな場合に聞くことの多いのが、「大量の着物を持っていることは現在の生活スタイルには合わないが、形見でもあるので捨てづらい」といったお悩みです。

そこでおすすめなのが、「1点だけ手元に置いて残りは買取に出す」という方法です。

愛着のあるものを1点手元に置いておくことでお母さまやお祖母さまを感じることができます。

そして、捨てるのに抵抗がある着物は買取を通して、その着物を必要としている人に受け継ぐことができます。

その際、着物が大量にある場合にはバイセルの無料出張買取をおすすめしております。

振袖などの着物は複数枚になると重さがあり、買取店まで持ち運ぶのは大変です。

バイセルの出張買取では、各種手数料無料でバイセルの査定士が自宅へお伺いし、その場で査定・買取いたします。

日本全国への出張に対応しておりますので、ぜひ1度お試しください。

バイセルの出張買取サービスの流れについて、詳しくは以下のページをご覧ください。

出張買取バナー
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振袖の歴史や種類とは?

振袖の歴史や種類とは?

江戸時代より着られていた振袖は、未婚女性が着る着物の中で最も格が高いとされています。

語源が「袖を振る」ということに由来することから、他の着物と比べて袖が長いことが特徴です。

そのため、華やかで豪華な柄のものが多く、成人式や結婚式の花嫁衣裳など晴れの舞台で着用されます。

振袖は袖の長さで「大振袖」「中振袖」「小振袖」の3種類に分類され、袖が長いほど格が高いとされています。

「大振袖」は袖丈が約114cm前後と長く、昔から婚礼衣装の定番で、現在も結婚式のお色直しの衣装として人気があります。

「中振袖」は袖丈の長さが約100cm前後で、おもに成人式やパーティ、披露宴などで着用されます。

「小振袖」は、袖丈が約85cm前後と動きやすいのが特徴で、卒業式では袴と併せて利用されます。

3種類の中では、成人式や結婚式で需要が高い大振袖が最も高価買取が期待できると考えられます。