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京友禅の買取相場はいくら?納得して売るためのポイントもご紹介

2022.10.26

着物買取 コラム
京友禅の買取相場はいくら?納得して売るためのポイントもご紹介

京友禅は、加賀友禅、東京友禅と並ぶ日本三大友禅の一つです。

着物界の重鎮である田畑喜八や森口華弘などの作家が製作してきました。

京友禅は高価ですから、自分で購入するよりも成人式などの記念でいただいた方が多いでしょう。

ですが、着る機会がなくて箪笥にしまったままになっていませんか?

不要になった京友禅は買取業者に売却することをおすすめします。

本記事では買取相場と納得して売るためのポイントをご紹介します。

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京友禅とは?

京友禅とは?

京友禅とは京都府で作られている伝統的工芸品です。

石川県の加賀友禅と東京の江戸友禅と合わせて日本三大友禅として有名で、京友禅は最も歴史が長いです。

製作は悉皆屋(しっかい)の元で、図案の製作から仕上げまでの20以上の工程を分業で行います。

京友禅は江戸時代に京都で扇絵師として人気だった宮崎友禅斉が、自分の画風を模様染めに生かした友禅染めの技法を確立させました。

「友禅」とは模様染めという意味です。

技法が確立されるまでは生地に色や模様を入れる際に、刺繍、箔、絞り染め、板締めでしかできなかったのが、京友禅が生まれたことで染めの技術が進歩しました。

しかし、江戸幕府は贅沢品の所有を制限する奢侈禁止令(しゃしき)を出していたので、豪華な色彩や刺繍の着物を着ることができませんでした。

代わりに華美な色彩を抑えた友禅染めが町人の間で評判を呼びました。

その後、奢侈禁止令がなくなると友禅染めに金箔や刺繍を施すようになっていき、徐々に現在の華やかな京友禅に近づくようになりました。

京友禅の代表的な文様

京友禅の代表的な文様は、平安貴族が着ていた束帯や十二単などに使われた「有職文様(ゆうそく)」、牛車(ぎっしゃ)の車輪や扇などを描いた「御所解き文様(ごしょ」、宮中で使われていた木製の扇を重ねて描く「檜扇(ひおうぎ)」の3種類です。

加賀友禅と京友禅の違い

加賀友禅と京友禅は色彩、文様の種類、装飾、制作の工程数などを比較すると、異なる点が多いです。

以下にまとめました。


・色使い

  • 京友禅…多色使いで華やか
  • 加賀友禅…加賀五彩(臙脂、藍、黄土、草、古代紫)を使って落ち着いた風合い

・模様

  • 京友禅…御所車などの公家で使われていたものを描く、虫食いはなし
  • 加賀友禅…花鳥風月、草花など自然界にあるものを写実で描く、虫食いはあり

・装飾

  • 京友禅…刺繍や箔押しをする
  • 加賀友禅…刺繍や箔押しはしない

・技法

  • 京友禅…型友禅
  • 加賀友禅…手描き友禅

・ぼかし

  • 京友禅…外側の色を薄くして、内側を濃くした内ぼかし
  • 加賀友禅…外側を濃く、内側を薄くした外ぼかし

京友禅の買取相場

京友禅が高価なのは知っていても、査定ではどのような価値がつくのかを知らない方は多いでしょう。

着物か帯かなどによって買取相場が異なり、京友禅だからといって必ず高く売れるわけではありません。

査定では保存状態、作家名、サイズ、中古市場での需要度などを見て適切な金額を提示します。

売却するなら京友禅の価値を理解してくれる専門の買取業者を選びましょう。

バイセルは全国から数千点以上の着物買取実績があり、価値を熟知している査定士が多数います。

こちらの記事にはバイセルが買い取った事例をご紹介しています。

お持ちの京友禅がどれくらいの価値があるのかを参考にしてみてください。

京友禅を納得して高く売るポイント

京友禅を納得して高く売るポイント

せっかく高価な着物を持っているのに、売却した後に知っておけばよかった後悔したくないですよね。

ここでは以下の2点を中心にご紹介します。

  • ・有名作家の着物かどうか
  • ・カビや汚れはなるべく落としておく

有名作家の着物かどうか

京友禅は、第一礼装や略礼装に位置する振袖や留袖などの格の高い着物に多いです。

格の高い着物は有名作家が主流なので、査定で評価も上がりやすいです。

その他にも

  • ・二代目や三代目よりも初代の作品
  • ・手描き友禅の1点もの

なども価値が上がりやすいです。

ここでは京友禅を代表する作家をいくつかご紹介します。

田畑喜八

田畑喜八の京友禅は、友禅の人間国宝に認定された三代目の価値が高いです。

代々受け継がれた色の生地が貼られている「田畑家コレクション」を着物を製作するときに使います。

現在は五代目が継承しており、代によって作風が異なることが特徴です。

三代目は写実的な表現を得意とし、五代目の着物のサイズを生かした大胆な友禅の構図と色数の少なさで表現します。

北出与三郎

初代・北出与三郎は皇室御用達の作家で、40年にわたって100枚以上の着物を皇室に収め続けました。

「北出カラー」という榊染め(さかきぞめ)と呼ばれる染め技法で、金を大胆に使いながら豪華な着物を作り続けました。

初代は2000年に亡くなりましたが、2代目である息子が伝統を守り続けています。

上野為二

上野為二(うえのためじ)は、京友禅に加賀友禅の染色技法を取り入れた「京加賀」を確立し、友禅の人間国宝に認定されています。

初代の作品は、二代目の作品よりも現存数が少ないので希少価値があります。

羽田登喜男

加賀友禅や京友禅を融合させた独自の技法で製作した羽田喜男の作品は、「羽田友禅」とも呼ばれています。

鴛鴦柄(おしどり)は作品の中でも人気上位に入り、状態や中古市場の需要によっては高値で売れる可能性があります。

森口華弘

森口華弘(もりぐちかこう)は友禅の人間国宝や紫綬褒章を受章し、代表作「早春」は高く評価されています。

息子の森口邦彦は、父と同じ友禅の人間国宝に認定されており、親子で人間国宝なのは珍しいです。

初代の作品の方が高く評価されやすいですが、森口親子はどちらを査定に出しても高値で売れる可能性があります。

カビや汚れはなるべく落としておく

査定では状態が良いかどうかで査定金額が大きく異なります。

高級着物の素材に使われている正絹は湿気や直射日光が天敵です。

こまめに手入れをしておかないとあっという間に状態が悪くなってしまいます。

着物のトラブルでよくあるのはカビの発生で、特に酸素、温度、湿度、栄養分の4つが多い部分い出やすいです。

着物をしまうときに触れた手に汚れがついているとカビにとって栄養となり、白、黄色、黒に変化するとクリーニングに出さないと落とせなくなってしまいます。

白カビの時点なら軽く撫でたり叩いたりすれば落とせる可能性があります。

京友禅を売る前には屋外に干して湿気を飛ばし、カビや汚れがあったら布でやさしく拭き取っておきましょう。