ロレックスにおけるパーペチュアルの意味は何?自動巻き機構の歴史や仕組みを解説

2024.06.18

時計買取 コラム
ロレックスにおけるパーペチュアルの意味は何?自動巻き機構の歴史や仕組みを解説

ロレックスのモデル名に使われている「パーペチュアル」は、どのような意味や特徴を表しているのか気になる方も多いでしょう。

本記事では、ロレックスにおけるパーペチュアルの意味や、パーペチュアルのおすすめモデルを紹介します。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

ロレックスにおけるパーペチュアルの意味

「パーペチュアル(perpetual)」とは、「途切れることのない」「永続する」「絶え間ない」といった意味を持つ英語です。

ロレックスにおけるパーペチュアルは、ゼンマイの手巻きが必要ない「自動巻き機構」のことを指します。

ゼンマイが途切れることなく、永遠に巻き上げられることから、パーペチュアルという名前が付けられたのです。

また、ロレックスでは、パーペチュアルと同じように、以下のような機能を表す言葉が使用されています。

  1. オイスター:高い防水防塵性
  2. デイトジャスト:日付表示機能

ロレックスのモデル名は、こうした機能を表す言葉の羅列になっています。

例えば「オイスター パーペチュアル デイトジャスト」というモデル名の場合、防水防塵性と日付表示機能を備えた自動巻き機構の腕時計であることを表しているのです。

パーペチュアル、オイスター、デイトジャストの3つの機能は、ロレックスの三大発明といわれています。

ロレックスの象徴でもあるこれらの言葉の意味を覚えておくと、自分が求めるモデルを見つけやすくなるでしょう。

ロレックスのパーペチュアルが生まれた背景と歴史

 ロレックスのパーペチュアルが生まれた背景と歴史

ロレックスは、懐中時計が主流の時代のなかでも、将来的に腕時計が広く使われることを信じ、実用性を向上させる機能の開発に日々取り組んでいました。

その結果、高い防水防塵性を備えたオイスターケースが誕生したのです。

しかし、当時の腕時計のねじ込み式リューズに慣れていない人が多く、ゼンマイを巻いたあとにリューズのねじ込みを忘れたことによる浸水トラブルが頻発していました。

こうした浸水トラブルを解消するためにロレックスが出した答えは、リューズの操作頻度を減らすことでした。

そして1931年、手巻きしなくても動き続ける、世界初の全回転式ローターを搭載したパーペチュアルを生み出したのです。

初代パーペチュアルの誕生後も改良が続けられ、バブルバックという愛称で人気のパーペチュアルや、両方向巻き上げ式ムーブメントなどが発表されました。

また、ロレックスが生み出したパーペチュアルは1950年代に特許が切れ、以後多くのメーカーでパーペチュアルを搭載した腕時計が発売されています。

しかし、ロレックスの高い技術力や独自性は真似できず、まったく同じパーペチュアルを搭載した腕時計が作られることはありませんでした。

ロレックスのオイスター パーペチュアルが人気の理由

ロレックスのパーペチュアルが搭載されているモデル「オイスター パーペチュアル」は現在でも人気が高く、中古市場でも高額で売買されています。

ここでは、オイスター パーペチュアルが多くの人から人気を集める理由を解説します。

利便性が高い

ロレックスの腕時計は機械式腕時計がメインであり、現在でもゼンマイを手巻きするモデルが多く販売されています。

しかし、定期的にゼンマイを手巻きする手間が煩わしく感じる方も少なくありません。

そのため、ゼンマイを巻く必要のない自動巻き機構は人気が高く、幅広い層から愛されています。

また、オイスターケースの高い防水防塵性により、時計内部の汚れや故障を防ぎます。

高級腕時計でありながら高い利便性を備えているため、オイスター パーペチュアルは日常的に使いたい方からの支持が厚く、根強い人気を誇っているのです。

選択肢が多い

パーペチュアル自体は時計の機構で、幅広いモデルに搭載されています。

そのため、オイスター パーペチュアルはデザインやサイズ展開が豊富です。

女性でも身に付けやすい小さめのケースやユニセックスデザインなど選択肢が多く、自分に似合う1本を見つけられるでしょう。

また、文字盤のカラーやインデックスの形といった細かな部分にこだわることで、他人とのデザイン被りを避けられるのも魅力です。

自分だけのロレックスという特別感を持てることも、オイスター パーペチュアルの人気の理由に挙げられます。

手頃なモデルが多い

オイスター パーペチュアルは高級腕時計ですが、ロレックスのほかのモデルと比較すると安価なモデルです。

そのため、初めてロレックスを手にする方でも購入しやすく、ロレックスのエントリーモデルともいわれています。

さらに、手が届きやすい価格帯ながら、高い耐久性や高精度の自動巻き機構を備えており、高価なモデルにも劣らない使い勝手の良さが特徴です。

安く買えて扱いやすいコストパフォーマンスの良さにより、ロレックスを使い慣れた方からも人気があります。

パーペチュアルを搭載したロレックスのおすすめ時計

 パーペチュアルを搭載したロレックスのおすすめ時計

ここでは、パーペチュアルが搭載されたおすすめの腕時計を紹介します。

ロレックス オイスター パーペチュアル 116000

2008年に復刻発売されたオイスター パーペチュアルで、高い耐久性と高精度な自動巻き機構を備えた、ロレックスの技術の歴史を感じられるスタンダードモデルです。

ブレスレット部分は堅牢性や操作性を向上させつつ、高級感溢れる仕上がりになっています。

ロレックス オイスター パーペチュアル 39 114300

2015年に発売されたオイスター パーペチュアルです。39mmケースとデイトカレンダーのないシンプルな盤面が魅力で、どのようなシーンでも身に付けやすくなっています。

初めてのロレックスとしてもおすすめのモデルです。

ロレックス オイスター パーペチュアル 114200

メンズモデルのなかでも最小サイズの34mmケースを採用したモデルです。

女性でも身に付けやすいサイズで、ユニセックスモデルとしても人気を博しています。

デイトカレンダーのないスッキリとした盤面や、丸みのあるドームベゼルが特徴です。

ロレックス オイスター パーペチュアル エアキング 14000M

2001年~2007年頃に発売されていたモデルで、現在でも傑作機といわれているムーブメントを採用しているのが特徴です。

前モデルの14000と比べて精度や耐久性が向上しており、より日常的に使いやすいモデルに進化しています。

不要なロレックス パーペチュアル時計はバイセルにご相談を

パーペチュアルが搭載されたロレックスの時計は、自動巻きの手軽さが中古市場でも人気を集めており、高額で売却できる可能性があります。

そのため、もし不要なパーペチュアルの時計がある場合は、バイセルの買取サービスをご利用ください。

バイセルでは、お客様のご都合に合わせて選べる「出張買取」「宅配買取」「店頭買取」の3つの買取方法をご用意しています。

どの方法でも買い取りに関する手数料は無料のため、手数料で査定額が減額されることはありません。

また、バイセルはロレックスの買取実績が豊富で、モデルごとの人気や価値を考慮した査定額をご提示します。

査定額にご満足いただけなければ、どのタイミングでも無料でキャンセル可能です。

無理に売却を迫ることはありませんので、安心してバイセルへご相談ください。

おわりに

パーペチュアルは、ロレックスが発明した自動巻き機構のことです。

パーペチュアルを搭載したモデルであるオイスター パーペチュアルは、定期的に自分でゼンマイを巻く必要がない手軽さから、現在でも高い人気を集めています。

扱いやすく手頃な価格で、ロレックス初心者にもおすすめです。

中古市場でもオイスター パーペチュアルの人気は高いため、もし不要なオイスター パーペチュアルをお持ちの方は、しまい込んでおくよりも売却を検討するのがおすすめです。

ロレックスの買取実績が豊富なバイセルでは、オイスター パーペチュアルの人気や価値を踏まえ、丁寧な査定を実施しています。

お客様が安心して売却できるよう、多彩な買取方法をご用意しているので、ぜひお気軽にバイセルの買取サービスをご利用ください。