ロレックスには日本限定モデルがあった!その魅力や価値を徹底解説

2024.03.04

時計買取 コラム
ロレックスには日本限定モデルがあった!その魅力や価値を徹底解説

ロレックス(ROLEX)は数ある時計ブランドの中でも人気・知名度が高く、高級時計の代名詞とも言える存在です。

ロレックスの時計は「身につける資産」とも言われるほど価値が高いことで有名ですが、中でも価値が高いものの1つに、日本市場をターゲットとして発売された限定モデルの時計があります。

ロレックスの日本限定モデルにはどのような種類があるのか、価値はどれくらいなのか、日本限定モデルのほかにもある人気の限定モデルについてなど、ロレックスの限定モデルについてご紹介します。

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ロレックスには日本限定モデルがある

ロレックスには日本限定モデルがある

ロレックスは、スイスに本社を置く高級時計ブランドです。

「時計の王様」とも呼ばれ、世界的に見ても「高級時計と言えばロレックス」というほどの人気・知名度があります。

デザインの美しさや豪華さに目を奪われがちですが、ロレックスは時計製造技術の高さも世界的に高く評価されています。

人気・実力ともに世界の時計業界を代表するブランドの1つと言えるでしょう。

さて、そんなロレックスですが、日本市場をターゲットとした日本限定モデルが存在するのはご存じでしょうか。

これまでに何種類かの日本限定モデルが販売されていますが、日本のみの販売で限られた生産数のため、「知る人ぞ知るロレックス」となっています。

ロレックス日本限定モデルの種類

ロレックス日本限定モデルの種類

では、ロレックスの日本限定モデルとしてはどのようなものが存在しているのでしょうか。

以下では、これまでに販売されたロレックスの日本限定モデルについてご紹介していきます。

ターノグラフ116263

ロレックスのターノグラフは、ロレックスの代表作の1つであるデイトジャストの派生モデルとして誕生したシリーズです。

ロレックスの中ではスポーティーなコレクションとして人気で、回転ベゼル・赤色の秒針・赤色の日付表示、「TURN-O-GRAPH」のロゴも赤色になっているのが大きな特徴となっています。

2004年に登場したものの、2013年には製造終了と販売期間が短く、ターノグラフ自体が流通数は多くありません。

そのターノグラフの日本限定モデルが、「ターノグラフ Ref.116263」と呼ばれるモデルです。

2011年に合計600本製造され(ホワイトの文字盤とブラックの文字盤がそれぞれ300本ずつ)、日本限定で販売されました。

通常のターノグラフとの違いとして、秒針・日付・ロゴのカラーが緑色になっていることが挙げられます。 通常モデルは赤色がアクセントになっているため、日本限定モデルはかなり印象が異なり、落ち着いた印象となっています。

またブレスレットは、通常モデルはオイスターブレスレット(耐久性が高いのが特徴)とジュビリーブレスレット(ドレッシーな印象が特徴)が選べるのに対して、日本限定モデルはオイスターブレスレットのみとなっています。

やはり生産数と販売国が限定されていたことから日本限定モデルは希少価値が高く評価されています。

中古市場でも、状態次第ではありますが、通常モデルを大きく上回る価格がつくケースが多いです。

オイスターパーペチュアル116000

オイスターパーペチュアルは、ロレックスのなかでも古くからつくられているシリーズの一つです。

ロレックス3大発明のうちの2つ、完全防水の「オイスターケース」、自動でぜんまいが巻き上がる「パーペチュアル」を備えています(3大発明のもう1つは「デイトジャスト」)。

「オイスターパーペチュアル Ref.116000」は世界各国で流通しているのですが、そのうちの特定のデザインのみが日本限定モデルとして販売されました。

日本限定モデルの特徴としては、ブラックの文字盤、インデックスのうち3・6・9がアラビア数字になっており、夜光塗料が塗られていることで暗い場所でも視認しやすくなっている点が挙げられます。

ケースサイズは36mmで、ステンレスのオイスターブレスレットが採用されています。

日本限定デザインは販売期間が2008年の約1年間のみと短く、希少性が高くなっています。

中古市場においても、日本限定デザインはオイスターパーペチュアル116000の通常モデルよりも高い価格で取引されることが多いです。

スペースドゥエラー

ロレックスのスペースドゥエラーは1960年代後半、ロレックスの定番スポーツウォッチである「エクスプローラーⅠ」をベースとして作られたモデルです。

マーキュリー・セブン(NASAのマーキュリー計画に参加した7人の宇宙飛行士)が来日したことを記念して、日本限定で販売されました。

「エクスプローラーⅠ」との大きな違いは、本来は12時下位置に「EXPLORER」と記載があるところ、「SPACE-DWELLER」と刻印されている点です。

日本において一般庶民にもロレックスの名を知るきっかけになったモデルだとも言われています。

松坂屋400周年記念モデル

2011年に老舗百貨店の松坂屋が400周年を迎えたことを記念して、ロレックスの記念モデルが販売されました。

「デイデイト Ref.118239」と「デイトジャスト Ref.179179NG」の2種類があり、ともにラグジュアリーな仕様で、ダイヤモンド・ルビー・サファイアなどの宝石があしらわれています。

「デイデイト Ref.118239」は30本限定で、ケースはホワイトゴールド製、文字盤には細かい400個のダイヤモンドが敷きつめられており、4時位置のインデックスが緑色になっているのが特徴です。

「デイトジャスト Ref.179179NG」は時刻のインデックスにダイヤモンドが使われており、さらに4時位置のインデックスだけはルビーもしくはサファイアが入っています(ルビー版・サファイア版が各50本ずつの限定)。

「デイデイト Ref.118239」「デイトジャスト Ref.179179NG」ともに4時位置に特徴を持たせているのは、松坂屋の「400周年」にちなんでのことです。

限定であることに加えて宝石が豪華に使われていることもあり、中古市場でも非常に高い価格で取引されています。

読売ジャイアンツ優勝記念モデル

2012年、プロ野球チームの読売ジャイアンツが5冠(ペナントレース・セパ交流戦・クライマックスシリーズ・日本シリーズ・アジアシリーズ)を達成したことを記念して、「エクスプローラーⅡ Ref.216570」の日本限定デザインが限定数88本で販売されました。

「エクスプローラーⅡ Ref.216570」の通常モデルとの違いとしては、ベゼルとダイアルの目盛りがジャイアンツのイメージカラーであるオレンジになっている点があります。

また、文字盤には「GIANTS」「JAPAN CHAMPIONS 2012」と刻まれています。

ちなみに、限定数の88本は、ジャイアンツの原辰徳監督が当時着けていた背番号に由来します。

日本限定モデルのロレックスは価値が高い

日本限定モデルのロレックスは価値が高い

ロレックスは世界的に人気の高い時計ブランドであり、コレクターも世界中に多く存在します。

そのため、生産数が少ない限定モデルは供給量に対して多くの需要が殺到し、自ずと希少価値は高くなっていきます。

中でも日本限定モデルは販売国も限られていることから海外のコレクターにとっては入手しにくく、やはり希少価値は非常に高くなっています。

日本限定モデルのロレックスは中古市場でも非常に高い価格で取引されるケースが多いです。

もとより高級時計であるロレックスの通常モデルに比べても、希少である分だけ価値は高いと言えるでしょう。

ロレックスはシリーズごとの周年記念限定モデルも人気が高い

ロレックスはシリーズごとの周年記念限定モデルも人気が高い

ロレックスはロングセラー商品が多いブランドとしても知られています。

そして、そんな人気シリーズが発売から50周年や60周年を迎え、それを記念した周年記念の限定モデルが発売されることがあります。

ここでは、ロレックスのシリーズごとの周年記念限定モデルのうち、特に人気の高いものについてご紹介します。

サブマリーナ50周年記念モデル

ロレックスのサブマリーナは、1953年に誕生してから2020年まで製造されていたロングセラーシリーズです。

誕生から50年後にあたる2003年には、ロレックスの企業カラーである緑色を前面に押し出した限定デザインの「サブマリーナ Ref.16610LV」が発売されました。

緑色が印象的であることから、通称「グリーンサブ」とも呼ばれ、人気を集めています。

限定生産の予定でしたが、非常に人気が高かったためにそのまま定番商品の仲間入りをし、マイナーチェンジを繰り返しながら7年間生産されました。

現在も中古市場で非常に高い価値のつく人気モデルです。

コスモグラフデイトナ50周年記念モデル

2013年、ロレックスのコスモグラフデイトナ誕生50周年を記念して、限定モデルである「コスモグラフデイトナ Ref.116506」が発表されました。

素材はプラチナで、アイスブルーの文字盤にブラウンのベゼルを組み合わせた独自のカラーリングが大きな特徴となっています。

プラチナの輝きと重量が、50周年の限定モデルにふさわしい重厚感を醸し出しています。

中古市場での評価も非常に高く、何百万円といったような中古価格になっていることも珍しくありません。

コスモグラフデイトナ60周年記念モデルも発売決定

なお、コスモグラフデイトナに関しては、2023年秋に60周年記念モデルが発売されることが発表されました。

ブラウンのセラミック製ベゼルとアイスブルーダイアルが特徴の「Ref.126506」、ブラックのセラミック製ベゼルにホワイトラッカーダイアルの、「Ref.126500LN」、イエローゴールド製ベゼルにホワイトラッカーダイアルの「Ref.126503」、ブラックのセラミック製ベゼルにゴールデンダイアルの「Ref.126518LN」、ローズゴールド製ベゼルにブライトブラックダイアルの「Ref.126505」という5種類の記念モデルの販売が予定されています。

シードゥエラー50周年記念モデル

ロレックスのシードゥエラーは1967年に発表された、防水技術に特徴のあるシリーズですが、その50周年記念として限定モデル「シードゥエラー Ref.126600」が発売されました。

通称「赤シード」と呼ばれるこの限定モデルは、文字盤の「SEA-DWELLER」が赤文字になっている点が大きな特徴です。

この「SEA-DWELLER」の赤文字は1967年に登場した初代モデル以来ということで、古くからのファンにはたまらないレアデザインとして、大きな話題になりました。

中古市場でも非常に価値が高く、当時の販売価格を超えるような値段で取引されています。

デイデイト50周年記念モデル

ゴージャスでラグジュアリーなシリーズとして誕生したロレックスのデイデイトですが、その50周年の時には限定モデル「デイデイト36 Ref.118348」が発売されました。

文字盤とベゼルにダイヤが敷き詰められており、ケース素材は金と、ゴージャスでラグジュアリーというデイデイトのコンセプトを裏切らない豪華な限定モデルとなっています。

圧倒的なまでの高級感で見る者を魅了する「デイデイト36 Ref.118348」は、中古市場における価格も非常に高くなっています。

ミルガウス50周年記念モデル

1956年に登場したロレックスのミルガウスは、もともとは病院のレントゲン技師など磁場の影響が大きい勤務先で働く人々に向けて開発されたモデルです。

ミルガウスという名は、現代の技術をもってしても難しい1000ガウス(フランス語でミルガウス)もの磁場に耐えうるという機能面からきています。

そのミルガウスの50周年を記念して作られたモデルが、「ミルガウス Ref.116400GV」です。

初代モデルから受け継いだ、磁力を表現するイナズマデザインの秒針が大きな特徴として挙げられます。

また、ロレックスのコーポレートカラーであるグリーンに染められたサファイアクリスタルガラスも相まって、非常に高い人気を博しました。

現在でも中古市場で高い人気があり、取引価格も高くなっています。

ロレックスの限定モデルを売るなら時計の買取実績豊富なバイセルへ

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ロレックスといえば高級腕時計の代名詞とも言えるブランドですが、その中でも限定モデルは希少価値が高く、中古市場でも高い価格のつくものが多くありました。

価値が非常に高いだけに、もしロレックスの限定モデルを買取に出すなら、買取業者選びは慎重に行う必要があります。

ロレックスの限定モデルの価値を正しく見極めるためには、当該シリーズの人気、当該モデルの希少性、保存状態、中古市場の動向といった様々な要素を正確に把握した上で複合的に判断する必要があります。

この仕事は、ブランド時計の高い専門知識と査定技術を持った買取業者でなければ出来ません。

ロレックスの限定モデルを売るなら、やはりブランド時計の買取実績が豊富な買取業者に任せるのが安心です。

バイセルは時計を中心とした買取サービスで全国のお客様からご指名いただき、時計の豊富な買取実績を積み上げてまいりました。

高い専門知識と査定経験を持ったバイセルの査定士が、ロレックスの限定モデル1点1点の価値をしっかりと見させていただきます。

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