プレミア切手の買取相場は?種類ごとに価値を徹底解説!

2024.10.02

切手買取 コラム
プレミア切手の買取相場は?種類ごとに価値を徹底解説!プレミア切手の買取相場は?種類ごとに価値を徹底解説!
自宅に保管している切手がプレミアがつくとテレビで紹介されていました。いくらになるでしょうか?
コレクター人気や買取需要も加味した上でのプレミア有無の判断となります。一度拝見いたしますので、お電話・メールよりお問合せ下さい。
生前、祖父が収集していた切手コレクションを見つけました。価値ってありますか?

プレミア切手とは、買取に出したときの価格が額面を上回る切手です。

1950年代後半から1960年代頃にかけて切手ブームが起こりましたが、現在でも切手買取市場で高い価値を持つ種類が多いです。

未だにコレクター需要があるプレミア切手の代表的な種類や買取相場、プレミア切手をさらに高く売るコツについて解説します。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

プレミア切手の定義

プレミア切手の定義

プレミア切手とは、一般的に額面よりも高い査定金額がつく切手を指します。

コレクション価値があるため、中古市場で需要が高く、特に発行枚数が少ない種類ほど希少性が高まり高値で売れる傾向にあります。

プレミア切手には、芸術性が認められたものや歴史背景がわかるもの、希少性が高いものなどが含まれます。

普通切手にはない話題性なども手伝い、コレクターの間でニーズが高い切手と位置づけられ、切手の額面以上の額で取り引きされるのが特徴です。

高額価格が期待できるプレミア切手とは?

プレミア切手の種類は多く、特に高額買取が期待できる種類は以下のとおりです。

  1. 見返り美人切手
  2. 月に雁切手
  3. ビードロを吹く娘切手
  4. 赤猿切手
  5. 大パンダ切手
  6. 牡丹シリーズ切手
  7. 菊シリーズ切手
  8. 毛沢東切手

これらの切手は中古市場において、希少性が加味されるため高値で売れる可能性があります。

特に、中国切手である赤猿、大パンダ、牡丹・菊シリーズ、毛沢東切手は、コレクターが多く、保存状態がきれいであれば超高額買取も夢ではありません。

以下より、これらのプレミア切手の特徴や価値を解説しますので、参考にご覧ください。

プレミア切手の買取はバイセルへ!

切手買取業者のバイセルは、国内外の切手を熟知した査定士が在籍しており、プレミア切手の買取実績が多数ございます。

プレミア切手をお持ちであれば超高額買取が期待できますので、ぜひバイセルにお見せください。

出張買取をご要望であれば、お申し込みより最短即日でご自宅まで無料でお伺いいたします。

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特に有名な日本を代表するプレミア切手3選

特に有名な日本を代表するプレミア切手3選

プレミア切手の中でも、特に有名な種類を3つご紹介します。

  1. 見返り美人切手
  2. 月に雁切手
  3. ビードロを吹く娘切手

これらに当てはまる切手をお持ちの方は、買取業者で買い取ってもらえる可能性が高いので、参考にしてみてください。

それぞれの特徴や発行背景について解説します。

見返り美人切手

見返り美人切手は、1948年に郵便週間(切手趣味週間)シリーズのひとつとして発行された切手です。

見返り美人切手の特徴は、通常の切手が縦2.35cm×横1.2cmに比べて、縦6.7cm×横3cmある「大きさ」にあります。

見返り美人切手の図柄は、江戸時代の浮世絵師・菱川師宣の代表作「見返り美人」です。

切手サイズの珍しさと美しい図柄から、見返り美人切手は切手コレクターの間で大変な話題を呼びました。

発行枚数は約150万枚でしたが、それを上回る需要があったことから、発売後わずか1ヶ月で完売しました。

5枚1組のシートであれば高値が期待できるかも

その結果、見返り美人切手の価値はどんどん高騰していき、まさにプレミア切手の代表格と言えるまでになりました。

切手はバラよりもシート切手の方でコレクター需要が高い傾向にあります。

1948年当時に発売された5枚1組のシートの状態であれば、現存数が少ないため高く買い取ってもらえる傾向にあります。

しかし、見返り美人切手は現在でも人気が高いため、バラの状態でも高価買取してくれる業者があるでしょう。

以下のコラムでは、見返り美人切手の特徴や買取相場、高く売るコツについて詳しく解説しています。

気になる方は、是非とも併せてご覧ください。

月に雁切手

月に雁切手は見返り美人切手の翌年、1949年に郵便週間シリーズのひとつとして発行された切手です。

前年の見返り美人切手の好評を受けて、見返り美人切手よりも多い200万枚が発行されました。

月に雁切手の図柄は、江戸時代の浮世絵師・歌川広重(安藤広重)の作品「月に雁」で、サイズは見返り美人切手よりさらに大きい縦7cm×横3cmです。

構図の見事さ、印刷技術の高さなどから「小さな芸術品」と呼ばれていました。

1960年代〜70年代の切手ブーム時には、大卒の初任給が2〜3万円だった時代にも関わらず、1万円を超える高値で取引されたこともありました。

月に雁切手は、現在でも切手買取市場での需要が高く、高い買取価格が期待できるプレミア切手です。

※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の在庫状況や市場の状況によりお買取価格が変動する場合がございます。
※お買取相場の価格は未使用新品、全て揃っている場合を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。

5枚1組のシートであれば高値が期待できるかも

バラの状態でも高価買取が期待できますが、5枚1組のシートの状態であれば価値はさらに上がります。

以下のコラムでは、月に雁切手の特徴や買取方法について詳しく解説しています。

気になる方は、是非とも併せてご覧ください。

ビードロを吹く娘切手

ビードロを吹く娘切手は、1955年に郵便週間シリーズのひとつとして発行された切手です。

見返り美人切手・月に雁切手が単色印刷であったのに対し、カラー印刷が採用されています。

ビードロを吹く娘切手の図柄は、見返り美人切手・月に雁切手の流れを踏襲し、江戸時代の浮世絵師・喜多川歌麿の作品「ビードロを吹く娘」が描かれています。

ビードロを吹く娘切手は、見返り美人切手や月に雁切手を大きく上回る500万枚の発行を予定していましたが、あまりの人気のため増刷して550万枚が発行されました。

発売後、売り切れが続出したことでも話題となったため、今でも高価買取が期待できるプレミア切手です。

しかし、ビードロを吹く娘切手は、見返り美人切手・月に雁切手よりも発行枚数が多いため、これら2点に比べて買取額が低めです。

バラよりも10枚1組のシートの方が高値になりやすい

やはりビードロを吹く娘切手も、バラの状態より10枚1組のシートのままで保存されているものの方が高く買取られる傾向にあります。

以下のコラムでは、ビードロを吹く娘切手の特徴や昔と現在の買取相場の移り変わり、高く売るコツについて詳しく解説しています。

気になる方は、是非とも併せてご覧ください。

バイセルは、プレミア切手の買取実績が豊富です。

特に日本を代表するプレミア切手である「見返り美人」「月に雁」「ビードロを吹く娘」などをお持ちの方は、ぜひバイセルまでお問い合わせください!

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これらの切手以外にも、プレミア切手は多数あります。

以下ページでは、プレミア切手の種類や買取相場、買取事例について詳しく解説していますので、是非とも併せてご覧ください。

中国の代表的なプレミア切手

中国の代表的なプレミア切手

海外切手の中には多くのプレミア切手が存在しますが、特に中国で発行される切手には希少価値の高いものが多いようです。

その理由のひとつとして、1966年から1976年までの中国では、毛沢東(1893-1976)による文化大革命という社会主義革命の運動が起こったことにあります。

文化大革命下の中国では、収集目的で切手を保有することが禁止され、その時代以前に発行された中国切手の多くが散失してしまっています。

そのため、この時代以前の中国切手は現存数が少なく、希少価値を持ちます。

切手コレクターからの需要が高く、買取市場では高額買取につながりやすいです。

文化大革命時代、およびそれ以前に発行された代表的な中国のプレミア切手について、特徴や発行背景を解説します。

赤猿切手

赤猿切手は、1980年に中国十二支切手シリーズの第1段として中国郵政が発行した切手で、中国切手の中でも屈指の人気を誇ります。

赤い背景に子猿のイラストで、毛の1本1本まで丁寧に描かれており、さらには金粉がまぶされた、当時では革新的なデザインでした。

現存数が少なく、希少価値が非常に高い

中国国内では、郵便物に赤猿切手を貼ると郵送中に盗まれてしまうという噂が広まっていました。

赤猿切手は当初800万枚発行される予定でしたが、様々な事情によって500万枚にまで減少しました。

そのため、現存数はこれよりもさらに少ないと考えられ、希少性の高さに伴い買取額も高い傾向にあります。

バラ・シート問わず超高額買取が期待できる

基本的にはバラ切手よりもシート切手の価値が高いのですが、デザイン性・希少性が評価されている赤猿切手の場合、バラの状態でも相当に高い買取価格が期待できます。

シートの状態で保存されているものであれば、価値は計りしれません。

赤猿切手の買取価格は保存状態に左右されます。

猿の表面にまぶされた金箔が残っているなど、保存状態の良いものであれば、さらなる高価買取が期待できるでしょう。

赤猿切手の買取相場や買取事例、買取方法について詳しく知りたい方は、以下のコラムで解説していますので、是非とも併せてご覧ください。

大パンダ切手

大パンダ切手は、水墨画で大きくパンダが描かれた図柄が特徴の中国切手です。

丸々としたパンダの図柄がかわいらしく、普段、切手を収集していない人にも人気がある切手です。

中国の大パンダ切手は、1963年の第1次に3種1セット・1973年の第2次に6種1セットと、2度発行されました。

日本では、第1次よりも第2次の大パンダ切手の方が多く流通しています。

これには1972年に日本と中国の国交が正常化したことと、それを記念して中国から上野動物園に2頭のパンダが贈られたことが背景にあります。

第2次のパンダ切手が発売された頃の日本では、上野動物園に長蛇の列ができるなど、空前のパンダフィーバーが起こっていたため、大パンダ切手を買い求める人が多かったようです。

第1次の大パンダ切手はバラでも高値の傾向が

一方、第1次の大パンダ切手は第2次のものに比べて日本での流通量が少ないため、保存状態が良ければバラでも高い買取価格がつく傾向にあります。

小型シートの状態で保存されている第1次のものなら、買取価格はさらに上がるでしょう。

また、第1次と第2次の合計9種類が揃っている場合には、大幅な買取価格上昇の可能性もあります。

大パンダ2次切手の買取相場や査定時のチェックポイントについて詳しく知りたい方は、以下のコラムで解説していますので、是非とも併せてご覧ください。

牡丹シリーズ切手

牡丹シリーズ切手は、1964年に全15種で発行された中国切手です。

色とりどりの牡丹が満開に咲いている図柄が美しく、多くの切手コレクターに愛されている切手です。

牡丹は、中国では富と権威を象徴する「富貴の花」「王者の風格を持つ花」とされ、国花にも定められています。

また、美しさの例えとして牡丹がよく用いられ、中国文学の中では楊貴妃の美しさを牡丹に例えることが多いようです。

牡丹が非常に人気のある花であることも影響し、牡丹シリーズ切手は中国で非常に人気があります。

日本で流通している牡丹シリーズ切手を、中国の業者が逆輸入しに来るという現象が起こるほどです。

菊シリーズ切手

菊シリーズ切手は、1960年から1961年にかけて、全部で18種類が発売された中国切手です。

色とりどりの背景に、花びらの1枚1枚まで躍動感をもって描かれた菊の花で人気があります。

菊の原産国である中国では、菊は時に薬用として、時に観賞用として紀元前から親しまれてきました。

中国の古い文献にも菊に関する記述が多数見られ、多くの人々を魅了してきたことがうかがえます。

菊シリーズ切手の発行枚数は、種類によって100万枚から800万枚までと、ばらつきがあります。

18種類ある菊シリーズ切手の中でも、額面22分の「紫玉香珠」「冰盤托桂」、額面30分の「墨荷」は発行枚数が100万枚と少なく、1枚ずつのバラでも高い買取価格が期待できます。

全18種類が揃ったセットの状態であれば、さらに買取価格がアップする可能性が高いでしょう。

毛沢東切手

中国のプレミア切手の中には、文化大革命の指導者である毛沢東を描いたものが多くあります。

毛沢東が描かれている切手は、切手収集が禁止されていた文化大革命の時代に発行されたものです。

次は、希少な毛沢東関連の切手の中でも、特に人気の高いものについてご紹介します。

毛主席の最新指示切手

1968年に発行された毛主席の最新指示切手は、毛沢東の肖像画と共に5種類の最新指示文書を組み合わせた5枚組の切手です。

毛沢東切手の中でも人気が高く、最も高値で取引されると言われていることから、現在では中国の富裕層による投資の対象にもなっています。

バラの状態でも高価買取が期待できますが、5連そろった状態のものであればさらに価値は上がるでしょう。

毛主席の長寿をたたえる切手

毛主席の長寿をたたえる切手も、文化大革命時代に発行された非常に希少価値の高い中国切手です。

1967年5月に第1次の5種類、1967年9月に第2次の3種類と、合計8種類が発行されています。

笑顔の毛沢東が大写しに描かれたもの、国民から慕われる毛沢東の様子が描かれたもの、毛沢東が軍服で指揮を執る様子が描かれたものなど、多彩な図柄ばかりです。

毛主席の長寿をたたえる切手は、バラの状態でも高価買取が期待できますが、8種類がすべて揃ったセットの状態であればさらに高い買取価格となるでしょう。

毛沢東関連のプレミア切手には、他にも「毛沢東の長寿を祝う切手」「毛主席詩詞切手」「毛主席は赤い太陽切手」「毛主席安源へ切手」「毛主席像切手」「毛主席の立派な兵士・劉英俊切手」などがあります。

毛沢東切手の特徴や買取相場、おすすめの買取業者について詳しく知りたい方は、以下のコラムで解説していますので、是非とも併せてご覧ください。

こちらでご紹介した以外にも、中国のプレミア切手はまだたくさんあります。

中国プレミア切手の種類と買取相場について詳しく知りたい方は、以下のコラムも併せてご覧ください。

プレミア切手の買取相場とは?

プレミア切手の買取相場とは?

プレミア切手の買取価格は切手の額面ではなく、切手買取市場での希少性や需要の大きさによって決まります。

代表的なプレミア切手の買取相場の一例は以下の表のとおりです。

切手の名称 買取相場
月に雁 ~850円/シート:10,200円
毛主席の最新指示切手 ~255,000円
赤猿切手 ~85,000円

※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の在庫状況や市場の状況によりお買取価格が変動する場合がございます。
※お買取相場の価格は未使用新品、全て揃っている場合を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。

発行当時に話題となり、且つ発行枚数が少なかった「月に雁切手」の買取相場は1枚500円前後、シートのまま切り離されていない状態だと5,000円前後です。

さらに、前述したプレミア中国切手は発行当時に収集が禁止されていたため、現存数が多くないうえに需要が大きいので買取相場が非常に高い傾向にあります。

切手コレクターに人気が高い「赤猿切手」の買取相場は30,000円前後、「毛主席の最新指示切手」では50,000円前後となっています。

傷や汚れが見られない保存状態が綺麗なプレミア切手であれば、よりコレクター需要も高い分、買取額が高くなる傾向です。

こちらでご紹介した買取相場は、全て保存状態の良い切手の場合に限りますので、参考程度に留めておいてください。

以下の切手買取専用ページでは、バイセルの切手の買取実績や買取価格、切手買取でよくある質問をご紹介しておりますので、参考にご覧ください。

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プレミア切手をさらに高く売るコツ

プレミア切手をさらに高く売るコツ

せっかく切手買取市場で価値が見込めるプレミア切手を買取に出すなら、その価値を活かして高く売りたいですよね。

プレミア切手をさらに高く売るコツを、大きく3つに分けてご紹介しますので、買取へ出す際に参考にしてみてください。

  1. 出張買取サービスを利用する
  2. 切手が劣化する前に売る
  3. 自分で修復しない
  4. プレミア切手の相場は変動する

それではそれぞれ詳しく解説します。

出張買取サービスを利用する

プレミア切手を買取に出すなら、切手買取業者の出張買取サービスの利用が適切です。

出張買取サービスとは、査定士が利用者の自宅まで行き、その場で査定をする買取方法です。

利用者は自宅にいながら切手を買取に出すことができるので、便利に利用できます。

店舗まで持ち運ぶ「持ち込み買取」や、品物を梱包して業者へ送る「宅配買取」を利用する場合、品物が査定士の手に届くまでに傷・汚れが付いてしまう可能性がゼロではありません。

傷・汚れが見られる切手は査定額が下がる傾向にあり、特に価値のあるプレミア切手を売ろうと考えている方にはおすすめしがたい買取方法と言えます。

反対に出張買取サービスでは、現状のまま価値を下げずに切手を査定してもらえるため、高額買取につながりやすいです。

切手買取バイセルでは、持ち込み買取・宅配買取に加えて、出張買取サービスも提供しております。

出張買取をお申し込みいただければ、経験豊富な査定士が最短即日でご自宅までお伺いいたします。

バイセルの出張買取サービスの流れや安心してご利用いただける理由については、以下のページで詳しくご紹介していますので、是非とも併せてご覧ください。

出張買取バナー

切手が劣化する前に売る

切手は保存状態に気を付けていたとしても、発行から十年、数十年と長期間経てば、経年劣化を免れません。

切手本体の状態は査定評価に大きく影響するため、劣化が進むほど買取額が低くなるでしょう。

したがって、切手は劣化する前になるべく早く売るのが賢明です。

また、既に経年劣化が見られる切手であっても、プレミア切手であれば買取に出せる可能性があります。

その場合でも今以上に劣化しないように、早めに買取に出しましょう。

自分で修復しない

切手に傷や汚れ、シワなどが見られる場合は、きれいな状態のものに比べて買取額が下がりやすいです。

しかし、切手は不用意に自分で修復しない方が良いでしょう。

なぜなら、切手を修復しようとして、反対に汚したり破ったりと状態を悪化させてしまうことがあり得るためです。

また、プレミア切手であればアルバムに保存していることが多いかと思いますが、その際に貼っていた切手の裏面のヒンジ(乾燥糊が塗られた小さな紙)も無理に剥がさないでおきましょう。

自ら切手の価値を下げることになり得るため、修復はせずにそのままの状態で査定へ出すことが望ましいです。

プレミア切手の相場は変動する

切手の買取相場は、一般的に「切手の額面×買取率」で求められます。

買取率は業者ごとに異なるので、売りたい切手を特に買取強化している業者を選べば、より価値を活かして買い取ってくれるでしょう。

また、ニーズが高い切手、あまり出回らない切手、状態がきれいな切手などでも、それぞれ買取率が異なります。

シートから切り離された1枚だけのバラと、未使用1シートの違いでも買取率は変化するので注意してください。

プレミア切手の買取相場は日々変動しています。

市場で在庫が満たされれば買取額も下がり、販売価格も急落します。

反対に何らかのきっかけで切手の価値が再び上昇し、買い手が増えれば、買取額や販売価格が高騰することもあります。

手元にプレミア切手がある場合は、オークションの動向や買取店などの相場を把握し、価値が高まっているときに売却すると、より利益が出せるでしょう。

おわりに

プレミア切手は一般的な切手と異なり、額面よりも高額な価格で買い取ってもらえる可能性が高い性質があります。

変動しやすい相場の動向を見据え、きれいな状態を保つためになるべく早く買取業者で査定をしてもらいましょう。

バイセルならプレミア切手の買取を強化中しております。

状態の良い悪い関係なく、すべて査定いたしますので、「古い切手だから売れないかも」などと諦めずに査定をお受けください。

お客様の手元にある希少性が高い切手は、ぜひ切手の価値がわかるバイセルにお任せください。