ウイスキーのおいしい飲み方|カクテル、ホットなどおすすめの割り方を紹介

2024.08.26

お酒買取 コラム
 ウイスキーのおいしい飲み方|カクテル、ホットなどおすすめの割り方を紹介

スーパーマーケットなどで手ごろな値段で購入できるウイスキー。

ビールよりも太りにくくコスパも良いので、毎日の晩酌に飲む人も多いと思います。

そのため、中には「ボトル1本の量が多くてなかなか飲み切れない」「いつも同じ飲み方で飽きてしまった…」などという経験をしたことがある人もいるでしょう。

本記事では、ウイスキーのおいしい飲み方、おすすめの割り方について紹介します。

初心者向けの簡単な飲み方から、アレンジを加えた上級者向けカクテルのレシピもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

お問い合わせ・無料相談はこちら

電話から相談する

0120-612-773

通話料無料・24時間365日受付中

メールから相談する

お申し込みフォームへ

※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

ウイスキーとは?基礎知識をわかりやすく解説

ウイスキーとは、大麦、ライ麦、トウモロコシなどの穀物を麦芽の酵素で糖化し、アルコール発酵させた後、蒸留して樽で熟成させたお酒です。

厳密にはさまざまな工程がありますが、基本的には麦芽の酵素で糖化し、これをアルコール発酵させ蒸留したものです。

1種類のみから造られるウイスキーもあれば、複数の穀物を組み合わせて造られるウイスキーもあります。

蒸留液は、木製の樽で数年以上エイジングして熟成させることで色や風味が付きます。

使用する原料や樽の種類、熟成条件などによって、同じ製法でもバリエーション豊かなウイスキーが出来上がるのです。

起源はアイルランドとスコットランドです。世界中のウイスキーは、この2つの国の製造方法を手本にして各生産地の原料を使い、製造段階にもアレンジを加えることで、オリジナリティーや風味の違いを生み出しながら派生・普及しました

世界で有名なウイスキーの種類

 世界で有名なウイスキーの種類

ウイスキーには非常に種類が多いのですが、基本的には「原材料で分けるウイスキー」と「産地で分けるウイスキー」の2種類があります。

それぞれ代表的な種類をご紹介します。

原材料で分けるウイスキー

ウイスキーの原材料は、おもに大麦やライ麦、とうもろこしなどの穀物です。

原材料によって分けられるウイスキーの種類とその特徴を解説します。

モルトウイスキー

モルトウイスキーは、モルトのみの原材料のウイスキーで、単式蒸溜器で造られます。

モルトとは大麦の麦芽を指し、「シングルモルト」と「ブレンデッドモルト」があります。

シングル・モルトとは、1箇所の蒸留所で造られるウイスキーで、どこで製造するかによっても味が変わります。

ブレンデッドモルトとは複数の蒸留所の原酒をブレンドしたウイスキーです。

ブレンデッドウイスキー

ブレンデッドウイスキーは、モルトウイスキーの原酒とグレーンウイスキーの原酒をブレンドしたウイスキーです。

原材料は大麦麦芽・とうもろこし・ライ麦・小麦などです。

グレーンウイスキー

グレーンウイスキーは、とうもろこし・ライ麦・小麦などの穀物に、大麦麦芽を加えて造るウイスキーです。

口当たりが良く、比較的クセも少ないと言われています。

ライウイスキー

ライウイスキーは、主原料であるライ麦を51%以上含んだウイスキーです。

オーク樽にて2年以上熟成させ、風味はスパイシーとオイリー、ほろ苦さを兼ね備えます。

コーンウイスキー

コーンウイスキーは、主原料であるとうもろこしを80%以上含んだウイスキーです。

熟成期間に決まりはないが6ヶ月前後と短いことが多く、奥深い味わいとコーンの後味が特徴です。

なお、コーンウイスキーを内側で焦がしたオークの新樽で熟成させたものをバーボンウイスキーと呼びます。

産地で分けるウイスキー

ウイスキーは世界中で造られているため、産地でも種類分けされます。

産地によって分けられるウイスキーの種類とその特徴を解説します。

スコッチウイスキー

スコッチウイスキーは、イギリスのスコットランドで製造されるウイスキーです。

さらに細かく産地分けされており、中でもペイサイドモルトやアイラモルトなどが有名です。

スコッチウイスキーの原材料は、おもに大麦麦芽・とうもろこし・ライ麦・小麦です。

特徴として、スコッチウイスキーを造る際に泥炭を燃焼させることで、ピート臭と呼ばれる独特のスモーキーな香りをもちます。

アイリッシュウイスキー

アイリッシュウイスキーは、ヨーロッパ・アイルランドで製造されるウイスキーで、「世界5大ウイスキー」のひとつです。

大麦麦芽や未発達大麦をはじめ、とうもろこし・ライ麦・小麦などを原料とします。

雑味が少ないスモーキーな味わいが特徴です。

ジャパニーズウイスキー

ジャパニーズウイスキーは、日本国内で製造されるウイスキーです。

原材料は麦芽と穀類、日本国内で採水された水で、木製樽に3年以上国内で貯蔵することが定められています。

スコッチウイスキーを手本に、甘い香りと風味に仕上げているのが特徴です。

代表的なジャパニーズウイスキーには、「響」「山崎」「竹鶴」などがあります。

カナディアンウイスキー

カナディアンウイスキーは、カナダで製造されるウイスキーで、「世界5大ウイスキー」のひとつです。

アメリカをはじめ、世界で評価が高いウイスキー生産地です。

原材料は大麦麦芽・とうもろこし・ライ麦・小麦などで、口当たりが軽くて飲みやすいと言われています。

カナディアンウイスキーには、ベースウイスキーとフレーバリングウイスキー、そしてそれらをブレンドするブレンデッドウイスキーがあります。

アメリカンウイスキー

アメリカンウイスキーは、アメリカで製造されるウイスキーで、「世界5大ウイスキー」のひとつです。

おもにトウモロコシ・ライ麦・大麦麦芽を用いて、40度~94度で蒸溜・樽詰・熟成するものと定められています。

アメリカンウイスキーには、バーボンウイスキー・モルトウイスキー・テネシーウイスキー・コーンウイスキー・ライウイスキー・ライモルトウイスキーといった製法があり、それぞれ味わいが異なります。

初心者にもおすすめ!ウイスキーのおいしい飲み方

 初心者にもおすすめ!ウイスキーのおいしい飲み方

世界にはたくさんのウイスキーがあり、その中でも生産地や製造方法によって種類や特徴が異なることがわかりました。しかし、基本的な飲み方は共通しています。

さっそく、初心者にもおすすめの、ウイスキー本来の味を楽しめるおいしい飲み方を紹介します。

特別な道具や材料は必要ありませんので、ぜひ試してみてください。

ストレート

ストレートは、その名のとおり、ウイスキーをそのまま飲む方法です。

氷や水などは加えず、常温で飲みます。ウイスキー本来の味や香りを楽しむことができます。

水やアルコール度数が低いお酒などのチェイサーを挟むことでリフレッシュされて、一口ごとに新鮮なおいしさを味わえるのでおすすめです。

ストレートを飲む際におすすめのグラスは、チューリップ型の形状をした香りを楽しめるストレートグラスや、ウィスキー本来の味と香りを引き立たせる小ぶりのショットグラスです。

オン・ザ・ロック

オン・ザ・ロックは、氷を入れたグラスにウイスキーを注いで飲む方法です。

ポイントは、グラスに氷をたくさん入れてあらかじめ冷やしておくことと、ウイスキーを注ぐ際に使う氷はなるべく大きく固く溶けにくいものを用意することです。

冷やすことで口当たりが良くなり、飲みやすくなります。

氷がゆっくりと溶けるので、徐々にまろやかになる味わいの変化も楽しめます。

オン・ザ・ロックを飲む際におすすめのグラスは、大きめの丸氷が収まる口径8cm程度のロックグラスや、雰囲気が楽しめるクリスタルガラスです。

トワイスアップ

トワイスアップは、ウイスキーと常温の水を混ぜて飲む方法です。ウイスキーと水の分量は1:1にしましょう。

水で割ることでストレートよりも飲みやすくなります。

マドラーでかき混ぜるのではなく、脚付きのグラスに注いで静かに揺らすのがポイントです。ウイスキーの芳醇な香りが楽しめます。

トワイスアップを飲む際におすすめのグラスは、揺らしやすいチューリップ型のテイスティンググラスです。ノージンググラス、ブレンダーグラスとも呼ばれます。

ハーフロック

ハーフロックは、氷を入れたグラスにウイスキーと水を注いで飲む方法です。

基本的にはウイスキーと水の分量は1:1です。

オン・ザ・ロックとトワイスアップの両方を掛け合わせた飲み方になります。

水で割ることでオン・ザ・ロックよりも飲みやすく、氷が溶けることで段々とまろやかになる味わいを楽しむことができます。

ハーフロックを飲む際におすすめのグラスは、ウイスキーの甘みを感じやすくするよう、飲み口を広げてネックを絞ったハーフロックグラスです。

水割り

水割りは、氷を入れたグラスにウイスキーと水を注いで飲む方法です。

ウイスキーと水の分量は1:2~2.5とすることが多いです。

多めの水で割るのでアルコール度数を下げることができ、お酒にあまり強くない方や初心者にもおすすめの飲み方です。

ウイスキーの水割りを飲む際におすすめのグラスは、持ちやすい筒状のタンブラーグラスが最適です。ガラス製以外にも、銅製やステンレス製などがあるので、好みによって選びましょう。

ホットウイスキー(お湯割り)

ホットウイスキーは、温めたグラスにウイスキーとお湯を注いで飲む方法です。

ウイスキーとお湯の分量は1:2~3が目安です。

お湯を注ぐことで香りが引き立ち、まろやかな味わいになります。

すぐに冷めてしまわないように、ウイスキーを注ぐグラスにはお湯を入れてあらかじめ温めておくことがポイントです。

ホットウイスキーを飲む際におすすめのグラスは、熱い飲み物を入れても持てるようにホルダーが付いている耐熱性グラスのホットグラスです。保温性に優れ、外側のガラスが熱くなりにくいダブルウォールグラスもおすすめです。

ウイスキーフロート

ウイスキーフロートは、水を注いだグラスにウイスキーを注いで飲む方法です。

ウイスキーと水の分量は1:3くらいがおすすめです。

氷を入れたグラスに水を注ぎ、水とグラスの接点にマドラーの先端を付けてウイスキーを静かに注ぎます。

すると、液体の比重により、水の上にウイスキーが浮かんだように見えます。

飲み進めるにつれて、1杯でストレート→ロック→水割り の順に楽しめます。

ウイスキーフロートを飲む際におすすめのグラスは、きれいな層を作りやすい幅が狭めのタンブラーグラスです。フロートの醍醐味である層を見て楽しむためにも透明度の高いグラスを選ぶと良いでしょう。

ハイボール

ハイボールは、ウイスキーを炭酸水で割って飲む方法です。

ウイスキーと炭酸水の分量は1:3~4くらいがおすすめです。

氷を入れて冷やしたグラスにウイスキーを注ぎ、マドラーで混ぜてまずはウイスキーを冷やします。

炭酸が抜けないように、グラスのフチに沿わせて炭酸水を注ぎ、マドラーで一周だけ混ぜましょう。

炭酸水で割ることで爽快な味わいを楽しめます。

ハイボールを飲む際におすすめのグラスは、ハイボールの爽快感を堪能できる飲み口が広めのタンブラータイプのハイボールグラスです。ハイボールを一度にたくさん飲みたいという方はジョッキタイプが良いでしょう。

ミスト

ミストは、ロックグラスにクラッシュアイスとたっぷり入れ、ウイスキーを注いで飲む方法です。

ひとつの大きな氷をゆっくりと溶かして楽しむオン・ザ・ロックとは反対に、細かい氷を大量に入れることで急激にグラスとウイスキーを冷やします。

キンキンに冷えたウイスキーは、抜群の清涼感を楽しむことができます。

ミストを飲む際におすすめのグラスは、クラッシュアイスが充分に入るオールドファッショングラス(ロックグラス)です。雰囲気が楽しめるワイングラスを使う人もいます。

ウイスキーのおすすめの割り方

ウイスキーは割り方次第で飲みやすさや味わいが変わり、その割り方には多くのバリエーションがあります。

飲み方・割り方の手順とおすすめの割り方を紹介します。

飲み方・割り方の手順

ウイスキーを飲む際には、ウイスキー、グラス、そして飲み方によっては氷、マドラー、お湯、割りものなどを必要に応じて用意します。

オン・ザ・ロックでは、大きめの氷、あるいは丸い氷を用意しておくのがおすすめです。

また、オン・ザ・ロックやハーフロックなど、冷たい状態でウイスキーを飲む場合は、グラスを冷やしておくとぬるくなりにくいです。

割り方のバリエーション

身近にあるものを使ってできるウイスキーの割り方のバリエーションをいくつか紹介します。

定番の飲み方だと少し飲みにくいという方は参考にしてみてください。

コークハイ

ウイスキーをコーラで割ることで、コークハイになります。

ハイボールはソーダで割っただけなので「ウイスキーの存在感が強くて少し飲みにくい」という方におすすめです。

コーラの甘さがウイスキーのスパイシーさを緩和して飲みやすくなります。

ジュース割り

ウイスキーをジュースで割るとカクテルのようになり、飲みやすくなります。

ウイスキーに合うジュースは非常にさまざまあり、割るジュースによって味わいが変わります。

たとえばオレンジジュースで割ると、ウイスキーの苦味が柑橘系の爽やかな風味で和らぎます。

一方、りんごジュースは香りがさほど強くないので、ウイスキーの香りを消すことなく味わいを楽しむことができます。

牛乳割り

牛乳はリキュールと割るなどしてカクテルにも用いられますが、実はウイスキーにもよく合います。

特に海外ではウイスキーと牛乳を混ぜたものを「カウボーイ」と呼ぶほど親しまれています。

さらに好みでシロップや生クリームなどを入れるとより甘みが増し、飲みやすくなります。

はちみつやシナモンを入れる

割りものとは少し違いますが、お湯割りしたウイスキーにはちみつやシナモンスティックを入れるアレンジもあります。

ほかにもカットレモンなどのカットフルーツを入れるのも良いでしょう。

女性にも人気!ウイスキーを使った甘いカクテル

 

「王道の飲み方には飽きた」、または「ウイスキーそのままの味は少し苦手…」という方向けに、ウイスキーを使った甘いカクテルを紹介します。

ジュースのように飲みやすいため女性にも人気ですし、ひと手間加えるので上級者の方にもおすすめです。

基本的なレシピを紹介しますが、自分好みに分量や材料をアレンジしてオリジナルカクテルを作ってみるのも面白いかもしれません。

※レシピ参考:カクテルレシピ - Liqueur&Cocktail - サントリー (suntory.co.jp)

ニューヨーク

ニューヨークは、ライもしくはバーボンウイスキーを使用したカクテルです。

オレンジ色をしており、ニューヨークの美しい夕景をイメージして作られたと言われています。

【材料】 【手順】
●ウイスキー - 45ml
●ライムジュース - 15ml
●グレナデンシロップ - 1tsp
※tsp=ティースプーン(茶さじ)1杯。約5ml。
1. 全ての材料をシェイクしてカクテルグラスに注ぐ
2. オレンジ・ピールを絞る

中甘辛口で、アルコール度数は25度以上と高めです。

ミントジュレップ

ミントジュレップは、アメリカンウイスキーを使用したカクテルです。

色は透明で、ミントの爽快な清涼感を楽しめます。

【材料】 【手順】
● バーボンウイスキー - 60ml
● ミント - 4〜6本分
● 砂糖 - 2tsp
● 炭酸水 - 2tsp
● クラッシュド・アイス(砕氷) - 適量
※tsp=ティースプーン(茶さじ)1杯。約5ml。
1. コリンズグラスにミント・砂糖・水を入れて、ミントの葉を押して香りを立たせる
2. クラッシュド・アイスとウイスキーを入れて軽くかき混ぜ、ミントの葉を飾る

甘口でアルコール度数は普通です。

ラスティネール

ラスティネールはスコッチウイスキーを使用したカクテルです。

琥珀色で、「錆びた釘」を意味します。

【材料】 【手順】
●スコッチウイスキー - 30ml
●ドランブイ(リキュール) - 30ml
●レモンの皮 – 適量
※tsp=ティースプーン(茶さじ)1杯。約5ml。
1.氷を入れたロックグラスにウイスキーとドランブイを注ぐ
2.氷を入れてレモンの皮を飾る

甘口で、アルコール度数は25度以上と高めです。

ゴッドファーザー

ゴッドファーザーは、スコッチウイスキーをベースに使用したカクテルです。

映画にちなみ、イタリアのリキュール「アマレット」をブレンドしています。

【材料】 【手順】
●ウイスキー - 45ml
●アマレット - 15ml
※tsp=ティースプーン(茶さじ)1杯。約5ml。
氷を入れたロックグラスにウイスキーとアマレットを注ぎ軽くかき混ぜる

中甘辛口で、アルコール度数は25度以上と高めです。

マンハッタン

マンハッタンは「カクテルの女王」と呼ばれるカクテルです。

【材料】 【手順】
●ライ・ウイスキー - 45ml
●スイート・ベルモット - 15ml
●アンゴスチュラ・ビターズ - 1dash
※1dash=1滴(1ml)
1.氷と軽くかき混ぜカクテルグラスに注ぐ
2.砂糖漬けにしたチェリーを飾る

中甘辛口で、アルコール度数は25度以上と高めです。

アイリッシュコーヒー

アイリッシュコーヒーは、アイルランドで生まれたホットカクテルです。

【材料】 【手順】
●アイリッシュウイスキー - 30ml
●ホットコーヒー - 適量
●砂糖 - 1tsp
●生クリーム - 少量
※tsp=ティースプーン(茶さじ)1杯。約5ml。
1.温めたワイングラスに、砂糖、ホットコーヒー、ウイスキーを注ぐ
2.生クリームをフロートさせる

甘口で、アルコール度数は普通です。

まとめ

今回は、ウイスキーの飲み方について紹介しました。

ウイスキーは世界中でたくさんの種類が生産されており、飲み方も豊富で人気が高いお酒です。

手ごろな価格で購入できますが、中にはラベルが違うだけで希少価値が高まり、プレミアがつくウイスキーも存在します。

もし、いただきものやお家に眠っているウイスキーがあれば、買取査定に出してみるのもおすすめです。

バイセル ではお酒の買取も扱っているので、気になる方はぜひお気軽にお問い合わせください。