カメラが故障したらどうする?よくある症状の対処法と修理先をご紹介!
カメラは多数の精密パーツから作られているため、扱い方を誤ったり保管状態が悪かったりすると、気付かないうちに故障してしまうことがあります。
持っているカメラが初めて故障したという方は、どこを直せばいいのか、どこへ修理に出せばいいのか迷ってしまいますよね。
本記事ではカメラの故障を招く原因や、カメラ・レンズそれぞれの症状別の対処法を紹介しますので、お困りの方は参考にご覧ください。
故障したカメラの修理先と買取先についても解説するので、ぜひ最後までお読みください。
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目次
カメラが故障するよくある原因と対処法
カメラは何気ない使い方や保管する環境によって故障する可能性があります。
故障の原因に挙げられるのは、強い衝撃を与える、高温多湿の場所に保管する、砂やホコリが混入する、使用過多などです。
ただし、使っているときに不具合が起きても設定を変えるだけで直る場合もあります。
ここではカメラの故障を招く代表的な原因を紹介します。
よくある原因と対処法を知ってカメラを長く愛用できるようにしましょう。
強い衝撃
カメラが故障するおもな原因として挙げられるのが、強い衝撃をカメラに加えることです。
撮影中にカメラを手から落としたり柱や壁などにぶつけたりして、シャッターやレンズ、内部のミラーが破損してしまうのです。
使用しないときは、なるべくレンズカバーを着けたりカメラバッグに入れるなどしてしっかりと保護しておきましょう。
高温多湿の場所での保管
湿気の多い場所にカメラを置いていると、カメラの内部が錆びたりカビが生えたりします。
また、高温の場所での保管は、熱によって内部機構の故障を招く原因となり得ます。
カメラを保管する際には、風通しが良く涼しい場所が適しています。
砂やホコリの混入
砂やホコリの侵入は少量なら問題ないこともありますが、蓄積していくと撮影した写真にノイズが発生したり、カメラが故障してしまったりする可能性が高まります。
野外でのレンズ交換時は風に当たらないように注意し、撮影後はその日のうちに砂やホコリをきちんと落としましょう。
使用過多
シャッター、レンズ、バッテリーなどカメラに搭載されている部品は、撮影のたびに消耗し破損しやすくなるため、撮影機会が多い人ほど、カメラが故障する可能性が高くなります。
また、長く同じカメラを愛用している場合も、経年劣化によって故障を招くことがあるでしょう。
長年愛用しているカメラは、こまめにメンテナンスを行いましょう。
カメラに不具合が見られた際の対処法
カメラの故障による不具合のなかには、ひと工夫することで解決する場合があります。
カメラ本体に起こる具体的な症状別の対処法を紹介するので、修理に出す前に試してみてください。
電源が入らない
カメラの電源が入らない原因は主に3つが挙げられます。
・バッテリーの充電が不足している
・バッテリーの挿入方法が間違っている
・自然放電によりバッテリーの残量が減っている
まずはこれらに該当していないかをチェックしましょう。
充電をしても直らなければ、バッテリーを正しい向きに挿入してください。
バッテリーなどの端子はサビやすく、接点が錆びると通電しないことがあります。
サビているバッテリーは端子のクリーニングを試してみるのもおすすめです。
電源は入るが勝手に切れてしまう
撮影中に電源が勝手に切れてしまうのは主に4つが挙げられます。
・カメラ内部が極端に高温か低温になっている
・バッテリーが劣化している
・充電器が故障や劣化している
・オートパワーオフが作動している(自動電源オフ機能)
カメラ内部が高温か低温になっていると動作温度範囲を超えてしまい、カメラを保護するために電源を自動で遮断することがあります。
適度な温度になるまで待って、再度電源を入れてみましょう。
バッテリーや充電器の劣化によっても勝手に電源が切れる場合があります。
バッテリーを正しい向きに入れても直らなければ買い替えてみましょう。
オートパワーオフが作動しているとカメラの故障がなくても電源が切れてしまいます。
作動しないようにするには各メーカーの取扱説明書をご確認ください。
電源を入れても作動しない
電源を入れても作動しない場合は、
・バッテリーを充電器に正しく取り付けて充電する
・バッテリーの接点の汚れを拭く
・バッテリー室の蓋をしっかり閉める
カメラによっては工場から出荷する際に充電がほとんど入っていないことがあります。
そのため、購入時に付属するバッテリーは、使用前に充電をしないと撮影できない場合があります。
また、バッテリー室が開いていると作動しないこともあるので、フタをしっかりと閉めてください。
電源を切ってもアクセスランプが点滅する
電源を切ってもアクセスランプが点滅する場合は故障ではありません。
カメラは撮影したらメディアへ画像記録をするので、数秒間はアクセスランプが点灯・点滅します。
撮影してすぐに電源を切っても画像記録をするためにアクセスランプが点滅します。
記録が終わったらアクセスランプは消えますのでご安心ください。
充電ができない
多くのカメラのバッテリーには、繰り返し充電して使えるリチウムイオンバッテリーが用いられています。
耐久性があるリチウムイオンバッテリーですが、何度も使用していると徐々に機能が低下し、やがては充電できなくなってしまいます。
稼働時間が短くなったなどと思い当たることがある場合には、新しい純正バッテリーへ交換しましょう。
また、電源と同じように端子が汚れていると充電できないことがあるため、汚れやホコリが付いていたら丁寧に拭き取ることも大切です。
撮影や記録ができない
写真が撮影できない場合は、これらの原因が挙げられます。
・ピントが合っていない
・再生モードから撮影モードになっていない
・シャッターが故障している
・カメラに対応しているメディアがセットされていない
・メディアの容量が満杯になっている
AF時にピントが合っていないとシャッターが降りない設定になる場合は、手動で合わせてください。
また、カメラに対応していないメディアがセットされていると撮影できません。
メーカーに合ったメディアを正しく入れて、しっかりとフタを閉めましょう。
撮影ができないときは撮影方法やシャッター機能について確認して、それでも改善できなければシャッターが故障しているかもしれません。
その際は部品の交換をしましょう。
メディアの容量がいっぱいになっていたら、新しいメディアに入れ替えるか、不要な画像を消去するか、別メディアへ保管して容量を確保してください。
フラッシュが発光しない
フラッシュが発光しない原因には、主に2点が原因です。
・光らない設定になっている
・フラッシュの充電が終わるまで待つ
各種設定を見直して、フラッシュが発光するように設定を変更しましょう。
フラッシュ発光禁止モードを解除して、外付けストロボの場合はシンクロ接点をショートさせると発光します。
これで発光する場合はストロボは正常で、カメラ自体の問題が考えられます。
カメラ本体が熱くなる
カメラ本体が熱くなる原因としては、長時間連続での使用が挙げられることが多いです。
熱くなったら電源を切り、温度が下がるまで待つことが有効です。
また、撮影場所が熱いことで、カメラに熱がこもっている可能性もあります。
その場合には、日陰を用意して風通しの良い場所を作り、カメラを日光や熱から守り内部の熱を冷ましましょう。
レンズに不具合が見られた際の対処法
レンズに起こる具体的な症状別の対処法を解説します。
レンズの不具合もまた、ひと手間加えるだけで解決することがあるので、修理に出す前にご参考にお読みください。
・レンズにホコリや汚れがついた
・レンズに傷がついた
・ピントが合わなくなった(フォーカスが合わない)
レンズにホコリや汚れがついた
レンズにホコリや汚れがついていることを発見したら、すぐに取り除くことが大切です。
時間が経つほどホコリや汚れは落ちにくくなるので、素早く対処することで重大な故障の防止につながります。
レンズの内側にカビが生えていたら自分で分解せずに修理に依頼しましょう。
自分で分解して落とし方を間違えるとレンズが曇ったり傷が残ったりする場合があります。
カビが広範囲に及んでいたら自力での対処が難しいので、修理業者にクリーニングの依頼をするのがおすすめです。
レンズに傷がついた
レンズが傷ついた場合は、業者に修理を依頼しましょう。
自分で不用意に研磨をしたら、かえって傷を広げてしまい、レンズの修復が難しくなることもあります。
ピントが合わなくなった(フォーカスが合わない)
ピントが合わない際には、レンズの曇りが原因として挙げられることがあります。
レンズの状態をチェックし、やわらかい布などで曇りを取り除きましょう。
また、撮影技術や視度調節ダイヤルの問題なども挙げられます。
レンズ以外にも原因がないか、カメラと併せてチェックしましょう。
対処法を試しても直らなければ修理に出そう!その前にしておくこと
カメラやレンズの不調を対処しても直らなければ修理に出すことも検討しましょう。
また、自分で直そうと分解してしまい手に負えなくなってしまった場合も修理業者に出すことをおすすめします。
その際は欠けている部品がないようにまとめておきましょう。
修理業者を決める際には、料金・修理箇所・保証の範囲を確認しましょう。
カメラを購入してから保証期間内であれば、メーカーに修理をしてもらえる場合があるので問い合わせてみましょう。
修理料金は一律か壊れている箇所ごとに異なるのかも把握しておきましょう。
レンズの不調かと思ったら内部に原因があった場合は、自分が想定する見積額よりも上がるので業者の料金設定はしっかり確認してください。
カメラが故障した際の修理先
フラッシュが付かない、バッテリーが充電できないなどによる不調なら、カメラの設定やバッテリーの交換で対処できますが、落下の衝撃による動作不良やボディの欠陥は修理しないと直せません。
故障したカメラの修理先は主にカメラメーカーと修理業者の2つがあります。
それぞれの修理先の特徴や依頼方法などを紹介します。
カメラメーカー
各カメラメーカーでは、自社製品の修理を受け付けています。
そのため、故障したカメラのメーカーに直接問い合わせて修理を依頼すれば、わかりやすく案内してくれるでしょう。
ただし、メーカーであっても発売から年数の経っているカメラは修理できない可能性があるので、古いカメラの修理は注意が必要です。
代表的なカメラメーカー、ニコン・キヤノン・ソニーなどでは、自分で修理に出したいカメラを窓口に持ち込むか、ホームページから修理を申し込んで発送するかを選択できます。
修理の申し込みには、カメラの機種の入力が必要なので、型番などを入力できるように準備しておきましょう。
カメラ修理業者
カメラ修理事業者では、幅広いメーカーの修理に対応しています。
そのため、複数のメーカーのカメラやレンズを一度に修理してもらうことが可能です。
また、メーカーにパーツの在庫がなくても、修理業者が所有していることもあります。
年代の古いカメラを修理したい場合には、メーカーが対応できなくても諦めずに修理業者に問い合わせてみましょう。
バイセルなら故障したカメラ・古いカメラも買い取れます!
バイセルでは、程度にもよりますが、故障したカメラの買取も積極的に行っています。
「故障したカメラを買い替えたい」「古いカメラだったから修理ができなさそう」といった場合もぜひバイセルにお任せください。
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「出張買取」では、ご自宅へ査定士が訪問し、その場で査定や買取手続きを行います。
店舗へカメラを持っていく必要がないので、複数のカメラや周辺機器もまとめて査定してもらいたいときに便利な方法です。
査定料や出張料などは必要ないため、査定額から手数料を差し引かれることはありません。
宅配買取
「宅配買取」は、売却したいカメラをバイセルへ着払いで発送いただき、バイセルにて査定・買取を行う方法です。
査定を申込みいただく際に、希望者には無料宅配キットを配布しているため、送料や梱包資材などの費用をかけずに利用が可能です。
ただし、輸送中の破損には対応していないため、故障したカメラでもしっかり梱包して発送いただくようにお願いしております。
店頭買取
「店頭買取」は、バイセルの店頭へカメラを持ち込んで買取を申し込む方法です。
予約をしなくても店頭で査定や買取が済ませられるので、すぐに売りたい人におすすめです。
また、店頭では個室で相談ができるため、じっくりと売却するかを検討できます。
おわりに
カメラはデリケートな製品なので、丁寧に扱わないと内部パーツが破損し故障してしまいます。
しかし、故障のような不具合が起こっても、少し手を加えることで状況が改善する場合があります。
本記事で紹介した不具合と対処法を照らし合わせ、可能なことは試してみましょう。
また、バイセルでは故障したカメラや古いカメラでも買取を行っています。
故障が直せないなどの理由で廃棄を考えている方は、バイセルでの査定・買取をご検討ください。
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