MCMはなぜ人気?「時代遅れ」とされたMCMに注目が集まる背景や人気リュックも紹介
「MCM(エム・シー・エム)」は1976年に創業されて以来、今も若者を中心に人気のあるブランドです。
MCMのロゴが全面的にプリントされたリュックを目にしたことがある方もいるのではないでしょうか。
この記事では、MCMの歴史や注目が集まる背景、人気のリュックなどを紹介します。
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人気ブランド「MCM」とは
MCMは1976年にドイツで誕生し、1980年~90年代にかけてレザーブランドとしての地位を確立しました。
詳細は後述しますが、2005年の韓国企業への買収を経て、近年はアジア各国で人気です。
ブランドの代名詞ともいえるMCMのロゴは、「勝利」「名誉」「勇気」のシンボルであるロールレリーフ(月桂樹の葉)と、ブランドの正式名称「Mode Creation Munich」を組み合わせたものです。
MCMでは、アイテム全体にロゴをプリントしたものを「ヴィセトス柄」と呼び、製品の大半に使用されています。
人気ブランド「MCM」の歴史
MCMは1976年にドイツのミュンヘンで誕生しました。
きっかけを作ったのは、当時ミュンヘンで活躍していた俳優のマイケル・クローマーです。
クローマーは自らが求めるレトロなデザインのバッグが見つからないことから、オリジナルブランドを立ち上げます。
クローマーが仲間とともに創業したブランドは、MCMと名づけられました。
MCMはローマ数字式の表記で「1900」を意味し、クローマーが求める20世紀初頭のデザインを想起させました。
また、自らの名前であるマイケル・クローマー・ミュンヘン(Michael Cromer Munich)の頭文字と合致していたことから採用されています。
ロケに出かける機会も多かったクローマーは、熟練の革職人の力を借りて実用性に優れた旅行バッグを制作します。
レトロでシックなデザインの魅力もあり、クローマーがバッグを持って出かけるたびに、俳優仲間やスタッフからの注文が相次ぎました。
こうしてMCMは、1980年代から90年代にかけてドイツを代表するレザーブランドに成長しました。財布やシューズなど、バッグ以外の革製品も製造するようになると、ブランドはヨーロッパを越えて世界へとその名を広めます。
なかでも韓国におけるMCMの人気は高く、2000年代には韓国の革製品ブームに押されて輸出量が増加しました。
2005年には韓国の大手企業がMCMの買収に成功し、「韓国企業が経営するドイツ生まれのブランド」として、再スタートを図ります。
オーナーが韓国企業になったことで、MCMの意味は「Mode Creation Munich」に変更され、若い世代をターゲットにカジュアルかつ洗練されたアイテムを提供するブランドへと生まれ変わりました。
現在では、韓国のみならず、日本や台湾、香港などアジア諸国の若者から注目を集めています。
MCMにはなぜ高い人気があるの?
MCMは歴史を重ねたブランドである一方、インターネットなどでは「時代遅れでは?」という声を見かけることもあります。
しかし先述のとおり、近年のMCMは韓国をはじめ日本や台湾、香港などアジア各国で高い人気を誇ります。
ここでは、人気が再燃した理由を探ってみましょう。
K-POPアイドルの影響
K-POPアイドルの人気が日本に広がるとともに、彼らが愛用しているMCMの認知度も向上しました。
若い世代にとってMCMは「韓国のアイドルたちが愛用する、カジュアルでかわいいブランド」であり、MCMも若者向けにポップなアイテムを数多く展開しています。
海外セレブやアーティストも愛用
韓国のスターだけでなく、海外セレブやアーティストもMCMを愛用しています。
MCMを身に付けるセレブのスナップ写真がゴシップサイトに掲載されたり、セレブ自身がSNSで発信したりすることで、流行に敏感な若者の注目を集めるようになったのです。
歌舞伎町の地雷系女子も大注目
日本では2012年頃から、歌舞伎町に集まる女性の間でMCMの人気が広がっていきます。
なかでも、「地雷系」と呼ばれる女性たちがこぞって背負ったことから、MCMのリュックは「歌舞伎町のランドセル」と呼ばれることもありました。
ベージュやピンクなど、ファッションに合わせやすいカラー展開がある点は、地雷系女子がMCMリュックを愛用する理由として大きいでしょう。
また、両手が使えるために実用的であること、コンパクトでも容量のある機能性などが人気の理由として挙げられます。
ラグジュアリーブランドのイメージがありながら比較的手の届きやすい価格帯であることも、若い世代に好まれる理由の一つでしょう。
日本で人気!MCMリュックの種類7選
日本でも人気が再燃するMCMのリュックは、これまでにさまざまなモデルが登場しています。 ここではMCMリュックの一部を紹介しますので、チェックしておきましょう。STARK
MCMの定番といえば、「STARK」です。
ブランドの代名詞であるヴィセトス柄が全体にあしらわれ、ポップな印象を与える一方で、オーソドックスなシルエットは飽きることがありません。
コニャックブラウンやブラックといったベーシックなタイプのほか、ベージュやピンクなど、豊富なカラーバリエーションも魅力です。
STARKのデザインにプラスして、サイドにスタッズがあしらわれたタイプなどもあります。
DUAL STARK
「DUAL STARK」は、全面にスタッズが配置され、エッジの効いたデザインです。
フロント部分のポケットが取り外しでき、ポケット単体でショルダーバッグとしても活用できます。
カップルでリュックとショルダーバッグを分けて使うなど、さまざまな活用方法が人気です。
DUKE
STARKなど定番のリュックに比べると、四角形のデザインが特徴的な「DUKE」。
フロントの全面がポケットになっており、高い機能性も魅力です。
ノートパソコンやタブレット、書類の収納も可能であることから、ビジネスシーンでも活用できるでしょう。
MUNICH LION
「MUNICH LION」シリーズはMCMの伝統的なデザインを引き継きながらも、ストライプやカモフラージュなど若い感性を取り入れ、現代的に表現しています。
遊び心の感じられるアイテムで、さまざまなシーンで活躍できる万能性が特徴です。
VINTAGE VISETOS
コロンとした女性的なフォルムでありながら、MCMの良さを引き継いだデザインが「VINTAGE VISRTOS」です。
若者向けのポップなデザインが多いなかで、開口部のふたやサイドにあしらわれたベルトの装飾が、品のある落ち着きを感じさせます。
TTBEAUTY
ナイロン素材が用いられ、フロントの2つのポケットが印象的な「TTBEAUTY」。
定番のMCMのリュックとは印象が異なり、シックな色味にうっすらとMCMのロゴが浮かび上がります。
開口部はふたを開けると巾着式で絞れるようになっているため、中身の紛失防止につながるでしょう。
BIONIC
宇宙船の内部照明パネルからインスピレーションを受けたとされる「BIONIC」シリーズでは、新素材のBIONIC素材が使われています。
軽くて通気性があり、革素材とはひと味違う使いやすさが魅力です。
フロントにはMCMの「M」が近未来的な構図でデザインされており、カラーによって印象が異なります。
おわりに
MCMは1976年にドイツで誕生したレザーブランドで、1980年~90年代に人気を博しました。
ブランドの頭文字とローレルリーフを組み合わせたロゴが代名詞とされ、このロゴを全体にあしらったヴィセトス柄が有名です。
2000年代に入ると韓国への輸出量が増加し、2005年には韓国企業に買収されました。
ブランド名の意味やターゲットの変更を経て、現在は若者に向けたポップでカジュアル、かつ機能性の高いアイテムを次々に発表しています。
海外セレブの愛用などもあり、今もなお若い世代を中心に注目を集めているブランドです。
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