千住博を高価買取してもらうポイントは4つ!作品の特徴や代表作についても解説
「千住博作品の買取相場はいくら?」
「千住博の作品の高額査定のポイントを知りたい」
このような疑問をお持ちではないでしょうか。
千住博は日本を代表する画家の1人です。存命の画家の中では価値が高いため、作品や保存状態によっては高価買取が期待できます。
本記事では、千住博の高価買取のポイントや代表作を中心に解説します。
高価買取のポイントがわかれば適正価格で作品を売却でき、手元に残るお金が多くなります。
少しでも高く千住博作品を売りたい方は、ぜひ最後までお読みください。
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お申し込みフォームへ※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。
千住博とは
千住博は、アメリカ・ニューヨークを拠点に活動している画家です。
1958年に東京で生まれ、東京芸術大学美術学部、東京藝術大学大学院修士課程を卒業しました。
1993年には「ニューヨークギャラリーガイド」の表紙に選出、1995年の「第46回ベネチア・ビエンナーレ」では、佳作を受賞しています。
現在も個展の開催や美術館での展示を中心に、幅広く活動中です。
主な経歴は、以下の表をご確認ください。
1998年 | 広島市現代美術館所蔵「八月の空と雲」で紺綬褒章を受章 |
---|---|
2011年 | JR博多駅新駅舎アートディレクション 軽井沢 千住博美術館「水・火・土」開館 |
2014年 | オペラ「YUZURU」舞台美術 全国各地で上演 |
2016年 | 平成28年度外務省外務大臣表彰を受賞 |
2021年 | 「滝」(高野山金剛峰寺襖絵)で第77回恩賜賞・日本芸術院賞を受賞 |
千住博の作品の特徴
千住博の作品は、独創的ながら綿密で美しい日本的な美を象徴としています。
「斬新さ」と「伝統」を絶妙なバランスで表現した唯一無二な作風で、注目を集めています。
特に人気が高いのは「ウォーターフォール」です。
「ウォーターフォール」は滝をモチーフにした千住博の代表作で、写真と見間違えるようなリアルな水しぶきや芯のつややかさを感じられます。
「ウォーターフォール」にはさまざまな作品があるため、一見同じように見える方もいるでしょう。
しかしニュアンスや色使いが微妙に異なり、同じ作品は何一つ存在しません。
唯一無二で日本らしさと革新を持ち合わせている点が、千住博の魅力といえます。
千住博の作品を高価買取してもらうためのポイントは4つ
千住博の作品を高価買取してもらうためのポイントは、以下の4つです。
- 人気の作品かどうか
- 本人のサインや共箱があるかどうか
- 保存状態が良いかどうか
- 鑑定書があるかどうか
自宅などに千住博の作品がある方は、本記事の内容と照らし合わせて当てはまるかどうか確認してみてください。
人気の作品かどうか
人気のある作品かどうかは、高価買取における重要なポイントです。
人気が高い=ほしい人が多いため、買取価格がアップする可能性があります。
千住博の人気作である「ウォーターフォール」はコレクター人気が高く、高価買取が期待できるでしょう。
次いで滝や風景画が人気です。
本人のサインや共箱があるかどうか
本人のサインがあるとコレクター受けが良いため、高価買取につながる可能性があります。
サインだけでなく、落款(らっかん)と呼ばれる作品が完成した際に作者が署名・捺印をしたものも、コレクターから人気があります。
また「共箱※1」や「共シール※2」がある作品も作者公認の証拠となるため、価値がつきやすいです。
※1:保管用の箱に作者がサインや作品名などを記載したもの
※2:作品の裏に作者がサインや作品名などを記載した紙片を貼ったもの
保存状態が良いかどうか
保存状態は、作品の価値を大きく左右します。保存状態が良いと判断されるものは、以下のとおりです。
- シミやカビがない
- 紙が焼けていない
- 破れていない
- 絵の具が剥落していない
保存状態が良いい作品は修復工程が少ないので、高価買取が期待できます。
反対に「ウォーターフォール」など作品自体の価値が高い場合でも、保存状態が悪いと査定価格が下がってしまう可能性があるため、注意が必要です。
鑑定書があるかどうか
千住博のような人気画家の作品には、贋作(がんさく)と呼ばれる偽物が出回っているケースもあります。
本物か偽物かを判断する基準の一つとして有効なのが、鑑定書です。
鑑定書は「作品が本物である」という証明になるため、スムーズに買取が進みます。
鑑定書がない場合は査定額や時間に影響が出る可能性があるため、できるだけあるのが望ましいです。
千住博の代表作
千住博の作品のなかでも、特に高値のつきやすい作品5つと、それぞれの特徴を解説します。
- ウォーターフォール VII HSエディション
- Waterfall HSエディション
- ウォーターフォール オン プリント #3
- 大イチョウ
- 湖畔幻想
ウォーターフォール VII HSエディション
「ウォーターフォール VII HSエディション」は、鮮やかな青い背景に流れ落ちてくる滝を表現しています。
世の中の不浄を洗い流し、見る人の心に浄化と癒しを与えてくれる作品です。
Waterfall HSエディション
「Waterfall HSエディション」は、黒い背景に淡い紫のように見える滝が流れ落ち、どこか幻想的な雰囲気を感じさせます。
水面の静けさと吹き上がる水しぶきのインパクトを、見事に表現している作品として人気です。
ウォーターフォール オン プリント #3
「ウォーターフォール オン プリント #3」は、漆黒の背景と真っ白な滝のコントラストが印象的な作品です。
永遠に流れ続ける滝に、神聖で荘厳な雰囲気を感じます。
大イチョウ
「大イチョウ」は、夜空を背景に黄金に輝くイチョウを繊細に表した作品です。
千住博の代表作である「ウォーターフォール」シリーズではないものの、風景画も人気があります。
湖畔幻想
湖畔幻想は、千住博の初期の代表的作品です。
朝靄の中に現れる森の入口には、一匹の鹿が静かに佇んでいます。
千住博は、時折作品に鹿を登場させている点も特徴です。
千住博の買取相場
千住博の買取相場について、前提として状態に左右されるため、一概に価格をお伝えすることは難しいです。
参考までにバイセルで過去に買取された千住博作品の買取価格から算出した買取相場の一例をご紹介いたします。
ご紹介している買取相場はバイセルで買い取りした千住博の平均買取価格(新品同様の商品から状態の悪い商品も含む平均価格帯)を掲載しているため、種類によっては実際の買取価格が大きく異なる場合もございますのでご注意下さい。
千住博作品をお持ちであれば、是非一度査定を受けて買取価格を知ってみませんか。
千住博の作品名 | 買取相場(買取の平均価格帯) |
---|---|
ウォーターフォール VII HSエディション | 約50万円 |
Waterfall HSエディション | 約50万円 |
ウォーターフォール オン プリント #3 | 約50万円 |
大イチョウ | 約15万円 |
湖畔幻想 | 約18万円 |
※掲載中の買取相場はバイセルでの買取平均価格帯となります。(新品同様の商品から状態の悪い商品も含む平均価格帯)
※掲載価格は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の在庫状況や市場の状況によりお買取価格が変動する場合がございます。
※実際の買取品の価格帯お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。
まとめ
千住博は、存命する日本人画家の中では作品価値が高いです。
「少しでも高く買取ってほしい」「まずは見積もりだけでも知りたい」と言う方は、ぜひバイセルにお問い合わせください。
出張料・査定料・キャンセル料などの各種手数料は無料なため「試しに査定だけ」というご利用も可能です。
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