
カトラリーの買取を検討していると「カトラリーの価値や買取相場はどのくらいなのか」などの疑問が生まれますよね。
カトラリー、シルバーカトラリーとは?というところから、買取相場、高く売るポイントなどについてご紹介していきます。
カトラリーを買取へ出す前に参考にしていただければ幸いです。
カトラリーの概要と買取相場

カトラリーとは、食卓用のナイフ・フォーク・スプーン・バターナイフなどを指します。
これらのテーブルウェアは、西洋から来た文化であるため、日本ではあまり「カトラリー」という言葉に馴染みがないでしょう。
しかし、現在カトラリーは実際に日本の家庭や飲食店で多用されていて、需要のあるアイテムとなっています。
高額買取されやすいカトラリーの相場
カトラリーはブランドものである方が、高く買い取ってもらいやすいです。
中でもマイセンのアラビアンナイトシリーズであれば、状態によっては100万円前後の買取額になることがあります。
また、コペンハーゲンのフローラダニカシリーズは、状態によって50万円前後の買取額になることがあります。
その他の高額買取されやすいカトラリーの買取相場は以下の通りです。
ブランド | 買取相場 |
---|---|
フッチェンロイター | ~10万円前後 |
リチャードジノリ | ~10万円前後 |
ヘレンド | ~5万円前後 |
ファイヤーキング | ~5万円前後 |
ロイヤルアルバート | ~5万円前後 |
ウェッジウッド | ~3万円前後 |
※上記の相場表は、あくまで目安です。あくまで作家の中でもっとも人気のある作品の相場を記載しております。骨董品の状態によってはお値段が付かない場合もございます。
※査定させて頂く骨董品などの状態次第では、買取相場は上記に比べて大きく変動しますのでご了承ください。
※骨董品に汚れや傷などがある場合には、額面を下回る買取価格となる場合もございます。
※弊社基準により一部の骨董品は査定対象外となります。
ただし、本体の保存状態や買取市場での需要によって買取価格は左右されますので、あくまでも目安程度に考えてください。
シルバーカトラリーの価値について

カトラリーの素材として用いられているのは、銀・ステンレス・アルミなど様々です。
中でも銀でできているカトラリーを指す「シルバーカトラリー」は、高価な製品が多く、買取市場でも需要があると言えるでしょう。
シルバーカトラリーは、大きく分けて純銀製と洋白銀製(銀メッキ)の2種類があり、純銀製のものの方が価値が高いとされています。
純銀製カトラリーは、王宮や名家が愛用していたと言われているほど、高級なテーブルウェアです。
シルバーカトラリーをはじめとする銀食器買取について、詳しく知りたい方はこちらのコラムをご覧ください。
クリストフルのシルバーカトラリーは特に人気
シルバーカトラリーを販売しているブランドは数多くあり、中でも「クリストフル(Christofle)」は人気が高いです。
クリストフルのカトラリーは、スターリングシルバーと呼ばれる純銀92.5%の銀を含んで作られています。
スターリングシルバーは、程良い硬さで加工に適しているという部分から、実用向きとされています。
カトラリーを買取してもらう時のポイント3つ

カトラリーを買取に出す際、どうせなら少しでも高く売りたいですよね。
カトラリーを高く売るために押さえておいてほしい3つのポイントを伝授します。
付属品がある場合は用意する
カトラリーを買取に出す際は、付属品である箱や証明書などの付属品を一緒に査定へ出しましょう。
お持ちのカトラリーが純銀製やブランドものである場合、その旨が記された証明書などがあれば、査定額に良い影響を与えることがあります。
また、カトラリーは購入時の状態に近いほど買取査定の評価も上がるので、箱や証明書などは捨てずに保管しておきましょう。
セットの場合はそのまま査定してもらう
カトラリーをセットで購入した際には、ナイフ・フォーク・スプーンなどの一式が箱に入っていることがあります。
セットのカトラリーを買取に出すときも購入時と同等になるように、一式全て揃えて箱と一緒にしておいたほうが、買取額が高くなりやすいです。
内箱・外箱・ブランド又はメーカーの紙袋などもあれば、まとめて査定に出すようにしましょう。
骨董専門の買取業者に査定依頼する
カトラリーの売り先は、骨董専門の買取業者がおすすめです。
カトラリーの価値が詳しく分からないリサイクルショップなどのスタッフよりも、熟知している専門の買取業者の方が、お持ちのカトラリーについて正しい査定評価をしてくれるでしょう。
お持ちのカトラリーが純銀製やブランドものという方は、尚更、骨董専門の買取業者に査定依頼するのが賢明です。
カトラリー本体の価値と、素材やブランドの価値をそれぞれ見極めてくれるでしょう。