買取実績

買い取りの経緯

東海市在住、お電話で査定ご予約をいただいたお客様から萩須高徳：通路など査定をご依頼いただきました。

買い取りのポイント

整理中に出てきた萩須高徳：通路などのお品はとても良い保存状態で、所有されていた頃から丁寧に取扱いされていた状況がうかがえました。思い出話に花が咲き、和やかなひとときを過ごすことができました。

買取商材について

萩須高徳「通路」は、パリの何気ない街角や路地裏を主題とし、建築物や都市の構成美を重厚かつ堅牢な画風で描いたリトグラフ作品です。情感や詩情を前面に出すのではなく、都市の形や質感、色彩、マチエールを自らの視覚で再構築し、まるでパリの街を歩いているような静かな空気感や歴史の息吹を感じさせるのが特徴です。1979年制作、7色刷のリトグラフで、細部まで緻密に描写されています。

中古骨董市場では、「通路」を含む萩須高徳のリトグラフ作品は、建築物を主題とした都市風景画の評価が高く、流通量は一定数あるものの、人気モチーフや保存状態の良い作品は安定した需要があり、希少性と資産価値を兼ね備えています。