クオカードは現金に換えられる?換金時の注意点も解説
2022.04.26
金券買取
使用していないクオカードが財布や家の中に眠っている人はいませんか?
プレゼントでもらったり、何かの景品でもらったりすることが多いクオカードですが、現金に換えられる可能性があることをご存知でしょうか。
今回は、みなさんの財布や家の中に眠っているクオカードにどのくらいの価値があるのか、またどのように現金に換えられるのかについて解説します。
目次
クオカードとは
クオカードは、株式会社ティーガイアの子会社にあたる株式会社クオカードが発行しているプリペイドカードのことです。
発行当初は、使用できる店舗数は少なく使い道が限られていましたが、現在は全国でおよそ6万店のお店で利用可能でとなっています。
現在のクオカードの種類は、以下のとおりです。
- スタンダードカード:様々なデザインから選べます
- レディメイドカード:文字などをクオカードに入力できます
- オリジナルカード:デザインを自分で作成できます
また、クオカードの金額はバリエーション豊富で300円から1万円まで購入可能です。
クオカードのメリットやデメリットとは?
クオカードのメリットとデメリットを紹介します。
メリットとデメリットを理解しておくことで、クオカードが自分にとって必要なものなのかを知るきっかけになるでしょう。
メリット:キャッシュレス支払いが可能
クオカードを持っていると、残高が0円になるまでカード1枚で買い物ができます。
また、細かい金額の商品を買ってもおつりが出ないため、小銭で財布が重たくなることもありません。
このようなキャッシュレス支払いは、クオカードの最大のメリットといえるでしょう。
メリット:お見舞いやお礼、餞別などに使える
クオカードは、お見舞いやお礼などのシーンでも活用できます。
相手に対しての気持ちを現金で渡すと、状況によっては失礼になってしまったり、相手が遠慮してしまったりします。
しかし、クオカードであれば、相手に不快感を与えることなく、喜んで受け取ってもらえるでしょう。
デメリット:加盟店でしか使えない
クオカードのデメリットは、使える場所が限られていることです。
現在クオカードが使用できるお店は、全国におよそ6万店舗あります。
しかし、公共料金や携帯電話の料金の支払いや切手類の購入などに充てることはできないので注意しましょう。
クオカードは現金に換えられる?

購入したクオカードやプレゼントでもらったクオカードを「現金に換金できるのか」について詳しく解説します。
基本的に換金は不可
結論からいうと、一度購入したクオカードは現金に換金することはできません。
コンビニの支払いなど身近なところで使えるところが増えているので、普段行く飲食店や日常の買い物に行くお店など<カードが使えれば、使い切ったほうが得策でしょう。
金券ショップなどで現金に換えられる
クオカードをお持ちで使う機会がない人は、金券ショップなどで買い取ってもらいましょう。
そうすることで、使用しないクオカードを現金化することが可能です。
金券ショップで買い取ってもらう時には、買い取りの際に手数料が引かれるので覚えておきましょう。
手元に数多くあるなら買い取りがおすすめ
手元にクオカードが多く残っている方は、買い取りがおすすめです。
最近では、電子マネーやスマホ決済が急速に広まっているため、クオカードを使用する人が少なくなっています。
需要が減っていることが買取価格に影響しているのは事実です。
また、多くのクオカードを持っている方は、何度も店舗で買い物をする必要があるので、一括で現金化してもらうと手間が省けるでしょう。
気になるクオカードの売却方法
クオカードを現金に換える方法は、大きく分けて2種類あるので、それぞれの特徴を解説します。
また、クオカードの還元率もあわせて解説します。
金券ショップや買取専門店で買い取ってもらう
金券ショップで買い取ってもらう場合は、お近くの金券ショップにクオカードを直接持っていきましょう。
金券ショップでの換金率に合わせて買い取ってもらえます。
また、金券ショップでの買い取りであれば、すぐに現金化が可能です。
クオカードを金券ショップで買い取ってもらう際は、クオカードの換金率がお店によって変動することに注意しましょう。
また一定の割合に基づいて計算された手数料が差し引かれた金額が、買取金額となります。
手数料も確認して、実際手元に残る金額で比較することが重要です。
オークションなどで売る
クオカードは、個人売買で現金に換えることも可能です。
また、オークションなどのサイトでは、懸賞などで当選した希少性の高いクオカードだと額面以上の金額で売れることも珍しくありません。
しかし、個人売買サイトには多くの利用規約があり、そのなかでクオカードの販売を禁止しているサイトもあるので注意が必要です。
オークションなどで販売する際には、手数料や配送料が自己負担になることが多く、売上金額が低くなってしまう可能性があることも覚えておくとよいでしょう。
クオカードの換金率は?
クオカードは買取専門店によって換金率が異なり、地方よりも都心の方が比較的高い傾向にあります。
そのため、地方にお住まいの方は、郵送買取している都心の買取業者に依頼してみるのも良いかもしれません。
また、クオカードの枚数が多い場合は、買取業者に買取価格の交渉ができる可能性もあるので覚えておくとよいでしょう。
ただし、クオカード買取での損益が気になる人は、コンビニなどで直接使うのが無難です。
クオカードの注意点!金券ショップで換金できないもの一覧

これまでクオカードを現金に換えられることを説明してきました。
しかし、クオカードによっては現金に換えられない場合もあります。
なので、こちらではクオカードを現金に換えられないケースを紹介します。
使用済みのカード/期限切れのカード
金券ショップで買い取りしたクオカードはお店で再度販売されるため、穴が開いている使用済みのクオカードは買い取りの対象外とされています。
また、現在のクオカードには有効期限はありませんが、昔のクオカードには有効期限が裏面に記載されており、有効期限が切れているカードも買取対象外です。
有効期限のあるクオカードを買い取りに出す際の注意点ですが、たとえ有効期限内だとしても買取業者によっては買取不可にしているケースもあります。
なぜなら、クオカードを買い取った後に有効期限が切れてしまい、お店の損害につながる可能性があるからです。
そのため、有効期限が記載されているカードをお持ちの場合は、事前に買取業者に問い合わせしてみる良いでしょう。
傷や汚れなどがある場合
クオカードに傷や汚れがあった場合は、買い取りしてくれない可能性が高くなります。
クオカードはカードの磁気を利用して使用されるからです。
カードの使用履歴がなかったとしても、傷や汚れが原因で使用できなければクオカードとして売ることができません。
そのため、クオカードに傷や汚れがある場合は、買取不可としている業者が多くあります。
コンビニ発行のクオカード
クオカードには裏面に番号が記載されていますが、その番号が「00」から始まる場合は買取業者によっては現金に換えてくれない可能性があります。
なぜなら、使用できないクオカードの可能性があるからです。
「00」から始まるクオカードはコンビニなどの販売店で売れているクオカードで、販売店で購入手続きをして初めて使えるクオカードになります。
つまり、クオカードをレジに通さずに盗難した場合は、使用できません。
そのため、「00」から始まるクオカードが万が一盗難品だった場合は、買取業者が損をしてしまう可能性があるので、買い取ってくれる業者が限られています。
おわりに
今回は、クオカードを現金に換えられる方法について解説しました。
プレゼントや景品などで受け取ったクオカードが財布や家に残っている方も多いと思います。
使用できるお店が近くにあればそのまま使うことがおすすめですが、使えるお店が近くにないなど、使う機会がない場合はクオカードを使わずに置いておくのはもったいないことです。
もし眠っているクオカードがお手元にあれば、買取業者に依頼して、現金に換えてもらうと良いでしょう。