あまった切手は郵便局で換金・交換できる?切手を交換方法や便利な換金方法を解説
「昔に買いだめした切手が何枚もある」「あまった切手を郵便局で換金できるのか知りたい」などとお困りではありませんか。
未使用の切手は、郵便局で換金・返金することはできませんが、手数料を支払えば郵便サービスに交換できます。
ただし、切手を郵便局で交換する際には注意点がいくつかあります。
郵便サービスはあまり使わないという方に向けて、そのほかの換金方法も解説しますので、切手を手放す方法にお困りの方はご覧ください。
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切手は郵便局で換金できないが郵便サービスに交換はできる!
使わない切手の換金・返金は、郵便局では受け付けていません。
しかし、手数料を切手で支払えば以下の郵便サービスに交換できます。
- 切手をはがきに換える
- 切手を郵便書簡に換える
- 切手を特定封筒に換える
それでは、切手をはがき・郵便書簡・特定封筒への交換で、渡してもらえる種類をそれぞれ具体的に解説します。
切手をはがきに換える
切手を交換できるはがきの種類はこちらです。
- 通常はがき
- 往復はがき
- 絵入りはがき
- エコーはがき(広告付きはがき)
- くぼみ入りはがき
- 四面連刷はがき
また、年賀はがき(お年玉付郵便はがき)やかもめ〜る(夏のおたより郵便はがき)には交換できません。
ただし、年賀切手は手数料無料で、通常切手や弔事用切手に交換できます。
切手を郵便書簡に換える
切手を郵便書簡に換えることもできます。
郵便書簡とは封筒と便せんが一体型になっていて、ミニレターという名称で販売されています。
切手を特定封筒に換える
切手を特定封筒に換えることもできます。
特定封筒とはレターパックとスマートレターのことで、重要書類などを郵送する際に利用できます。
レターパックは、A4サイズで4kgまでなら全国一律料金で送れます。
対面で受領印をもらう「レターパックプラス(赤)(料金:520円)」と、郵便受けに届ける「レターパックライト(青)(料金:370円)」の2種類があります。
郵便局で切手を交換する際の3つの注意点
郵便局で切手を交換する際には、注意しておくべき点が3つあります。
- 交換手数料がかかる
- 汚れや破れがあると交換してもらえない
- 交換で受け取れない種類の切手がある
それではそれぞれ詳しく解説します。
交換手数料がかかる
切手を交換する際は、1枚につき手数料5円が必要です。
さらに、1回の交換枚数が100枚を超えると、交換手数料が10円に割り増しになります。
1回ではなく1枚につき手数料がかかるので、大量に切手を交換したい場合にはその分手数料が多くかかってしまいます。
また、交換する際に多めに切手を出してもおつりはもらえないので、その点もご注意ください。
汚れや破れがあると交換してもらえない
郵便局で交換する際に、切手の料額印面(料金を表す部分)に汚れや破れがないことを確認しましょう。
もし汚れ・破れがあると交換してもらえない可能性が高いです。
交換で受け取れない種類の切手がある
郵便局で交換を受けてもらえる切手は、普通切手と特殊切手です。
ただし、特殊切手から特殊切手へ、普通切手から特殊切手へ、普通・特殊切手からくじ引番号付郵便はがきへの交換はできません。
特殊切手とは、行事の開催や祝典を記念して発行される切手です。
グリーティング切手、年賀切手、寄付金付きお年玉付き年賀郵便切手、ふるさと切手、フレーム切手が該当します。
切手の便利な換金方法
郵便局では切手を郵便サービスに交換できても、換金・返金はできません。
「郵便サービスに交換ではなく現金化したい」とお考えの方に向けて、郵便局以外の切手の便利な換金方法をご紹介します。
- 切手買取業者
- 金券ショップ
- オークションサイトとフリマアプリ
それぞれの特徴を説明しますので、自分に合った切手の現金化方法を見つけてみましょう。
切手買取業者
切手を現金化したい場合に最もおすすめなのが、切手を扱う買取業者の利用です。
中古市場で需要の高い切手を熟知している査定士が在籍しているので、ご自身に切手の知識がなくても安心です。
希少価値の高い切手から普通切手まで幅広く買い取っています。
バイセルでは、手数料なしであらゆる切手を査定し見極め、現金化いたします。
さらに、自宅に査定士が伺う「出張」・お送りする宅配キットに切手を入れて返送いただく「宅配」・店頭に切手をお持ちいただく「持ち込み」と3つの買取方法を提供していますので、お客様のご都合に合わせて便利に切手を買取に出せます。
自宅にいながら手軽に切手を現金化したいという方は、ぜひお電話・メールにて出張買取をお申込みください。
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金券ショップ
金券ショップは主に新幹線などの乗車券や商品券を取り扱っていますが、一部の店舗では切手買取もしています。
繁華街に多く、用事のついでに売却したいという場合に便利でしょう。
ですが、金券ショップで扱う切手は希少価値が高い種類や、発行年代が古いシート切手などと限定している場合があります。
換金率は買取業者ごとに異なり、時期によって変動します。
事務作業で切手を利用する人が金券ショップで購入することがあるため、普通切手の買取にも対応している場合もあります。
金券ショップでの売却を検討しているなら、事前に切手の種類と換金率を確かめておきましょう。
オークションサイト
切手はオークションサイトでも売却できます。
切手は中古市場で頻繁に売買されており、コレクターは常に掘り出しものを探しています。
コレクターから人気を集めるような切手なら金券ショップに売るよりも、オークションやフリマアプリに出品したほうが買い手がつきやすいことがあります。
オークションは入札時に落札希望価格が低くても徐々に高騰する場合があります。
しかし、オークションとフリマアプリの出品時には、自分で商品紹介文の作成・掲載する写真の撮影・商品の送付作業などをしなくてはなりません。
落札希望者からくる値下げの交渉やクレームの対応などもする場合があり、細かな作業が多くなりがちです。
さらに、売却できても取引手数料や送料などがかかると、自分の取り分がなくなってしまうこともあります。
オークションとフリマアプリを利用するなら手数料を踏まえた価格の設定をしましょう。
査定で価値が見込まれる切手の特徴は?
いらない切手を買取に出す場合は、価値が見込まれる切手の特徴を知っておきましょう。
以下がおもに価値が見込まれる切手の特徴です。
- 未使用の切手
- 状態がきれい
- シート切手、バラ切手をまとめて査定に出す
- 中国切手や明治・大正時代に発行された切手
それでは一つずつご紹介します。
未使用の切手
切手買取において、未使用の切手は価値が高いとされます。
ただし、使用済みであっても消印の種類と残り方によっては売れる可能性があります。
消印が切手の中央に押されていて、局・支店名・日付・時間帯などの表記がしっかりと読める「満月印」は、人気の高い消印といわれています。
希少価値の高い切手に初日印が押されている場合は、現金化できる可能性が高まります。
状態がきれい
切手は状態がきれいだと高値で売れやすいです。
バラ切手を保管していると切手同士がくっついたり、湿度が高いと変色したりします。
日焼け、変色、シミ、シワが目立つと査定金額が低くなる傾向にあります。
あまった切手は財布に入れると破れや汚れの原因になるので、小さいポリ袋や仕切りが付いているケースに入れることをおすすめします。
シート切手、バラ切手をまとめて査定に出す
買取に出す際には、お持ちのシート切手とバラ切手をまとめて出すと枚数に応じて高くなります。
1枚では値が付かない切手でも、複数でまとめて出すことで買い取ってもらえるケースがあります。
シート切手は1枚ごとに査定金額が決まるため、切り離さないようにしましょう。
中国切手や明治・大正時代に発行された切手
査定では中国切手や、明治時代・大正時代・切手収集ブームの最中に発行された切手が高値になりやすいです。
たとえば、中国切手は赤猿切手、毛沢東切手、明治・大正時代の切手は竜文切手、菊切手、田沢切手、切手収集ブームに発行されたものには見返り美人切手、月に雁切手などが代表的です。
特に災害や戦争などで消失してしまった切手は現存数が非常に少ないため、きれいな状態で残っていれば高額で売れるでしょう。
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