オリンピックの記念切手を徹底解説!気になる切手の価値は?

2025.11.06

切手買取 コラム
オリンピックの記念切手を徹底解説!気になる切手の価値は?オリンピックの記念切手を徹底解説!気になる切手の価値は?

オリンピック切手は、日本でオリンピックが開催されるたびに発行されている切手です。

一番古いもので1964年に発行された東京オリンピック切手、一番新しいもので東京2020オリンピック切手があります。

本コラムでは、東京オリンピック切手をはじめ、これまで日本で発行されたオリンピック切手の買取価格やプレミア価値について解説します。

また、お持ちのオリンピック記念切手を買取に出す際に少しでも高く売るためのコツもご紹介をするので、オリンピック記念切手の買取を検討している方は参考にご覧ください。

 

※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

バイセル査定士 高橋裕太 バイセル査定士 高橋裕太

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価値があるオリンピック記念切手はどれ?

日本でオリンピックが開催されるたびに発行された記念切手は、その歴史の長さから非常に多くの種類が存在します。

日本で発行されたのは以下のオリンピック記念切手で、それぞれ図案や額面が異なる複数の種類があります。

  1. 1964年 東京オリンピック記念切手
  2. 1972年 札幌オリンピック記念切手
  3. 1998年 長野オリンピック記念切手
  4. 2020年 東京オリンピック記念切手

特に1964年の東京大会は、当時の切手ブームと重なったため発行枚数が非常に多く、「価値がない」と思われがちです。

しかし、ごく一部のシート(台紙付き)の美品や寄付金付き切手の小型シート、あるいはエラー切手は価値がつく可能性があります。

「それぞれのオリンピック記念切手の価値」について、注目度が高い東京2020オリンピック切手から解説していきます。

東京2020オリンピック切手は希少価値が見込める?

2020年夏に開催されることが決まっていた東京2020オリンピックですが、新型コロナウイルスの世界的な流行に伴い、2021年7月23日に延期されました。

東京2020オリンピック開催においては、2019年3月〜2020年3月までに3種類のオリンピック切手が発行・販売されました。

切手名 発行日 額面 発行枚数
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(寄付金付) 2019年3月12日 920円(1シート:82円切手×10枚) 1,000万枚 (100万シート)
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(寄付金付) 2019年8月26日 940円(1シート:84円切手×10枚) 1,000万枚 (100万シート)
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会 東京2020聖火リレー 2020年3月10日 840円(1シート:84円切手×10枚) 1,000万枚 (100万シート)
東京2020オリンピックの競技・種目50種類デザイン①② ①②いずれも2021年6月23日 ①②いずれも2,100円(1シート:84円切手×25枚) ①②いずれも250万枚 (100万シート)
東京2020パラリンピックの競技・種目23種類およびパラリンピックエンブレムデザイン 2021年6月23日 2,100円(1シート:84円切手×25枚) 250万枚 (100万シート)
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会 切手帳 2021年6月23日 切手シート3種類と切手帳専用の小型切手シート1種類 20万部限定

中でも切手帳は東京2020オリンピック・パラリンピック切手シート3種類と本切手帳専用の小型切手シート1種類が収められ、20万部限定と極めて低い発行数でした。

これらの東京2020オリンピック切手は、いずれも現在では郵便局での販売が終了しているため、窓口で購入することができません。

既に完売していることや、初となるオリンピックの延期などさまざまな要因が重なり、今後プレミア価値が付く可能性を十分に秘めているといっても過言ではないでしょう。

価値が見込める東京2020オリンピック切手は売れる?

東京2020オリンピック切手は、種類や売却時期によって希少価値が見込めます。

そのため、東京2020オリンピック切手は買取に出すことができます。

「持っている東京2020オリンピック切手が売れるか知りたい」「いくらになるか把握しておきたいだけ」という方も、ぜひ切手買取のバイセルをご利用ください。

バイセルでは、ご相談・査定・キャンセルまですべて無料ですので、お気軽にご利用いただけます。

切手買取に関するご相談だけでもお気軽にお問い合わせください。

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1964年東京オリンピック切手の価値は?

1964年東京オリンピックは、アジアで初めて開催されたオリンピックとして大きく話題になりました。

1964年東京オリンピック切手は、発行当時に切手ブームが起こっていたこともあり非常に注目され、「保有していればプレミア価値が付くのではないか」と期待されていました。

その後、2021年に開催された2020東京オリンピックによって、再び1964年の東京オリンピック切手への関心が高まりました。

世間から注目を浴び、コレクターの需要が高くなると、買取価格も高くなる傾向にあります。

手元に1964年東京オリンピック切手がある方は、なるべく早く買い取ってもらうことをおすすめします。

今以上に劣化しないうちに東京オリンピックの記念切手は早めに査定へ!

1964年東京オリンピックの記念切手は発行枚数が多く、その分市場に出回っている枚数も多いですが、額面や保存状態によっては十分査定金額がつきます。

バイセルなら、切手の買取経験豊富な査定士が、お電話1本で最短・即日で査定に駆け付けます!

東京オリンピック記念切手をはじめ、コレクションしている切手が不要になった方は、多くの切手の買取実績をもつバイセルにご依頼ください。

今以上に切手が劣化しないうちに、特に世間が注目している切手をお持ちの方は、お早めに査定をご利用ください。

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以下の記念切手専用買取ページでは、オリンピック記念切手を含むバイセルの記念切手の買取実績、買取金額をご紹介していますので、参考にご覧ください。

1964年東京オリンピック記念切手の図案は5種類

1964年東京オリンピック切手は、東京で開催された第18回オリンピック競技大会を記念して発行されました。

図案は全部で5種類あります。

図案画像 切手名称 額面 発行枚数
聖火台と競技人物 聖火台と競技人物 5円 5,500万枚
国立競技場 国立競技場 10円 4,500万枚
日本武道館 日本武道館 30円 2,000万枚
国立代々木競技場 国立代々木競技場 40円 2,000万枚
駒沢体育館 駒沢体育館 50円 2,000万枚

世界で発行されている過去のオリンピック記念切手の図案の多くは、スポーツをしている人物や選手、あるいは五輪マークなどでした。

しかし、1964年の東京オリンピック記念切手の図案は、おもにオリンピック競技が行われた競技場が採用されました。

当時としては非常に珍しい図案ではありますが、当時の日本が高度経済成長期であることを象徴している印象的な図案ともいえます。

これら5種すべてを収めた小型シートも発行されましたが、その発行枚数はわずか400万枚で、個別切手に比べて希少性の高さが伺えます。


1964年東京オリンピック記念切手については、以下のコラムでも詳しくご紹介しておりますので、ぜひ参考にご覧ください。

1964年東京オリンピック記念切手の寄付金付き切手は20種類

東京2020オリンピック切手でも発行された「寄付金切手」ですが、1964年東京オリンピック記念切手でも発行されました。

「寄付金付き切手」とは、切手の額面に寄付金を上乗せした価格で発行される切手のことで、寄付で集まったお金は東京オリンピックの経費として使われました。

東京オリンピックの寄付金付き切手は、東京オリンピックが開催されるまでに6回、図案を変えて発行されました。

1961年10月11日に発行が始まり、その後1962年6月23日、1962年10月10日、1963年6月23日、1963年11月11日、1964年6月23日に発行され、切手の図案は全部で20種類あります。

図案に採用されたデザインは「やり投げ」「レスリング」「柔道」などの1964年東京オリンピックで行われる競技が採用されました。

札幌オリンピック記念切手の価値は?

札幌オリンピック記念切手は、日本で初めて開催された冬季オリンピックである、1972年の札幌オリンピックの開催を記念して発行された切手です。

切手名 発行日 額面 発行枚数
札幌オリンピック冬季大会 1972年2月3日 20円・20円・50円 20円各3,500万枚
50円2,000万枚
札幌オリンピック冬季大会(小型シート) 1972年2月3日 20円+20円+50円 1,500万枚
札幌オリンピック冬季大会(寄付金付)2種 1972年2月3日 15円+寄付金5円 各2,000万枚

切手には、「スキー(20円)」「ボブスレー(20円)」「フィギュアスケート(50円)」といった冬季オリンピックならではの躍動感溢れる競技が図案に採用されています。

これら3種を収めた小型シートも発行されました。

札幌オリンピック記念切手は、当時切手ブームの真っ只中ということもあり、人気を集めました。

しかし、札幌オリンピック記念切手は発行枚数が多かったことから、買取価格はプレミア評価とはなりにくい傾向が強いとされています。

札幌オリンピック記念切手は、切手ブームの最中に発行されたので、従来の記念切手よりも多く製造されたのです。

ほかのオリンピック切手と併せて査定に出したり、手元の切手がエラー切手の場合には値が付きやすいかもしれません。


札幌オリンピック記念切手については、以下のコラムでも詳しくご紹介しておりますので、ぜひ参考にご覧ください。

長野オリンピック記念切手の価値は?

長野オリンピックは1998年に開催された冬季オリンピック、かつ20世紀最後のオリンピックです。

切手名 発行日 額面 発行部数
長野オリンピック冬季競技大会 1998年2月5日 650円(1シート:80円切手+50円切手 各5枚) 5,000万部(10種連刷)
長野パラリンピック冬季競技大会 1998年2月5日 130円(1シート:80円切手+50円切手) 2,000万部(2種連刷)

長野オリンピックを記念して発行された切手の図案は「アルペンスキー」「スノーボード」「カーリング」「スピードスケート」「クロスカントリー」です。

競技種目5種をデザインした80円切手と、大会に関係した植物から五輪カラー(青・黄・黒・緑・赤)を基準に選定した5種の花がデザインされた50円切手の計10種類です。

これら10枚をワンセットにした小型シートは5,000万部発行され、発行部数が多いため、状態の良いものであっても高値での売却は難しいでしょう。

そのため、長野オリンピック記念切手を含む複数の種類の切手を一度にまとめて査定に出す人もいます。

また、切手買取においては、バラではなくシートの状態のままであるほうが価値も下がりにくいです。

そのため、長野オリンピック記念切手を小型シートの状態で持っていたら、シートから切り離さずに買取に出すことをおすすめします。


長野オリンピック記念切手については、以下のコラムでも詳しくご紹介しておりますので、ぜひ参考にご覧ください。

以下の記念切手専用買取ページでは、オリンピック記念切手を含むバイセルの切手の買取実績や高額査定になるプレミア切手をご紹介していますので、参考にご覧ください。

オリンピック記念切手の価値を下げないために知っておくべきこと

オリンピック記念切手が発行された当時は、どの切手も額面通りの価格で購入が可能でした。

しかし、人気の有無や希少性などによっては、額面よりも高い買取金額がつくこともあります。

切手買取に関する知識があまりないという理由で、本来高く売れる切手を安く売ってしまったらもったいないですよね。

オリンピック記念切手を少しでも高く売りたいという方に向けて、切手の価値を下げないために知っておくべき5つのコツをお伝えいたします。

  1. 発行された枚数を調べておく
  2. 切手の人気度・注目度を知っておく
  3. 切手の保管状態に気を配る
  4. バラ切手と小型シートで仕分ける
  5. 切手に詳しい査定士のいる業者に依頼する

それぞれ詳しく解説しますので、切手買取で損をしないためにもぜひ参考にしてください。

発行された枚数を調べておく

切手の価値は、発行された切手の枚数(供給)と、その切手を買い求める人(需要)のバランスによって決まる場合があります。

たとえば、1964年の東京オリンピックを記念して発行された切手は、当時の切手ブームによって多くの枚数が発行されました。

多くの人が買い求めましたが、発行枚数が膨大であり現存する記念切手も多いため、価値としてはそこまで高くありません。

反対に、記念切手の発行枚数が少なければ、将来的に希少性が生まれて価値のある切手になる可能性があります。

各切手の発行枚数は、郵便局の公式サイトなどで知ることができます。

持っている切手に希少性があるのかを知るためにも、発行枚数を把握しておきましょう。

切手の人気度・注目度を知っておく

特徴的な図案やサイズ、大きなイベントを記念して発行された切手などは、切手コレクターからの人気や注目が集まりやすいため価値も高まる可能性があります。

たとえば、1948年(昭和23年)に発行された日本画「見返り美人図」がモチーフになった切手は、その美しい図案と当時では珍しい縦長の切手であったために人気を集めました。

一方、世界的に注目を集めるオリンピックを題材にした記念切手も、切手コレクターだけでなくオリンピックファンからの需要もある切手です。

平昌2018冬季オリンピックの際には、日本代表メダリストが図案となったフレーム切手が人気を集め、特にフィギュアスケートの羽生結弦選手の切手は多くのファンが買い求めました。

フレーム切手とは、イベントやアーティストなどをモチーフにしたシート切手で、自分の好きなイラスト・写真の図案で発行することもできます。

2021年には東京2020オリンピック・パラリンピックのメダリストフレーム切手も限定的に発行され、それぞれの選手のファンから注目されていました。

切手の保管状態に気を配る

基本的にシミ・変色などが見られる切手は、状態が綺麗な切手に比べて買取額が低くなる傾向にあります。

そのため、査定に出すまで切手の取り扱い・保管には充分考慮しましょう。

切手は紙でできているため、湿気や指紋などが原因でシミが付く可能性があります。

直接手に持たずに手袋やピンセットを使って指紋が付かないように扱い、湿気が少ない場所に保管しましょう。

また、切手の変色の原因は、太陽の紫外線や蛍光灯などによるものが多いです。

切手はアルバムなどに収納して、直射日光・蛍光灯の光が当たらない場所に保管するようにしましょう。

バラ切手と小型シートで仕分ける

記念切手の多くは「バラ切手」と「小型シート」が同時に発行されます。

「バラ切手」とは、その名の通り1枚の切手単体のことを指し、「小型シート」は複数の切手がワンセットになっているシートのことです。

お持ちの切手がバラ切手・小型シートどちらであったとしても、買取を検討されている場合はバラ切手同士・小型シート同士とそれぞれ仕分けをしておくようにしましょう。

査定する際に利用者の配慮が感じられ、査定士へ良い印象を与えられるでしょう。

ただ、切手買取バイセルでは整理されていない切手でも構わずお出しいただけますのでご安心ください。

切手に詳しい査定士のいる業者に依頼する

切手の買取を行っている業者のなかには、金券ショップやチケットショップなどが存在します。

しかしながら、そのような店舗では「切手に詳しいスタッフがいるか」「切手の再販経路が多く確保されているか」などは定かではありません。

オリンピック記念切手などのイベントごとで発行される切手は、商品知識を持った査定士が在籍する切手買取のバイセルをご利用ください。

バイセルの査定士は切手1枚1枚の価値を見落とさずに精査いたしますので、オリンピック記念切手の価値も見落とさずに買取価格を算出します。

バイセルの出張買取では、査定士が利用者の自宅に訪問して切手の査定から買取までをその場で行います。

「切手が大量にあって買取店舗まで持ち運ぶのが面倒」「自宅の近くで切手を買い取ってくれるお店がない」という方は、ぜひバイセルの出張買取をご利用ください。

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