切手買取でレターパックも買取対象?その買取価格は?
レターパックは2010年4月に開始された郵便サービスです。
専用封筒を使って全国一律料金で、切手を貼らずにポストや郵便窓口から送ることができます。
レターパック用の封筒は郵便局のほか、一部のコンビニエンスストアや郵便局のネットショップでも購入できるなど、利用しやすいです。
また、追跡サービスがあり、日曜や祝日も配達してもらえるなどメリットが多数あります。
しかし、手軽に買えるゆえに「以前にまとめ買いしたものの、使っていないレターパックが残っている」という人も多いようです。
・レターパックの概要
・レターパックを買取してもらうことはできるのか
・レターパックの買取相場
といった点についてご紹介します。
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お申し込みフォームへ※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。
目次
レターパックとは?
レターパックとは、A4サイズ・4kgまで全国一律料金で送ることができる郵便局のサービスです。
送りたいものを専用の封筒に入れ、郵便窓口へ差し出すかポストに投函すれば利用することができます。
レターパックはゆうパック等では送付できない信書を送ることができ、追跡サービスを受けられるという特徴もあります。
レターパック専用の封筒は郵便局の窓口のほか、郵便局のネットショップやコンビニでも購入することができます。
レターパックの種類としては、「レターパックライト」「レターパックプラス」の2つがあります。
レターパックライト
レターパックライトは、全国一律370円で送ることができます。
サイズにはA4サイズ・4kg以内に加えて、厚さ3cm以内という規定があります。
レターパックライトの配達方法は、配達員が受取人の郵便ポストに届ける方法になります。
受取時に受領印や署名は必要ありません。
ただし、荷物が受取人の郵便ポストに入らなければ、不在配達通知書を入れて郵便局へ持ち帰る場合もあります。
厚さ3cm以内という規定があるので、書類や本などの薄い品物を送るときにおすすめです。
レターパックプラス
レターパックプラスは、全国一律520円で送ることができます。
サイズはA4サイズ・4kg以内で、厚さの規定はありません。
レターパックプラスは配達員が受取人に対面で渡し、受取人は受領印か署名をするという配達方法になっています。
受取人が不在の場合は配達員が配達通知書を残して荷物を郵便局に持ち帰ります。
厚みのある荷物や、確実に受取人に届けたい重要な書類を送る場合にはレターパックプラスを使うと良いでしょう。
はがきとは?
はがきは手紙の形態の1つで、「郵便葉書」の略です。
宛先と本文を一枚の厚紙に書いて、封筒に入れずにそのまま送付する形式の手紙をはがきと呼びます。
日本郵便が発行する官製はがきの表面には、切手と同等の効力を持つ「料額印面」が印刷されています。
そのため、官製はがきの購入代金には郵便料金が含まれています。
購入時点で郵便料金を支払っているため、困るのが書き損じをしてしまった場合です。
郵便料金は払ってしまっていますが、そのまま送るわけにもいきません。
そこで郵便局には、はがき等を窓口に持ち込めば、別の切手やはがき等に交換してもらえるサービスがあります。
所定の手数料が必要になりますが、書き損じたはがきを以下のようなものに交換することができます。
・通常切手
・くじ引き番号の付いてない郵便はがき
・郵便書簡
・特定封筒(レターパック封筒)
はがきの歴史
現在のような郵便制度、郵便はがきの発行が行われるようになったのは、明治時代初期の1873年です。
江戸時代にも簡易な書簡によるやり取りは行われていましたが、受け渡しは飛脚や使用人を介していました。
整備された郵便システムは無く、送り主が個別で配達人を雇うという形でした。
明治時代に入って欧米に倣った近代化が急速に進む中、「郵便制度の父」と呼ばれる前島密(まえじまひそか 1835-1919)は、近代郵便制度の発足を目指していました。
そして1871年、ついに東京・京都・大阪間での郵便が開始されます。
前島密は翌1872年には郵便の全国網を作り上げ、さらに翌年の1873年には全国一律料金の郵便制度を確立しました。
郵便はがきの発行が行われるようになったのもこの年です。
このような制度の拡充に伴って、郵便局・郵便ポストが全国に設置されるようになりました。
切手買取でレターパックは買取対象になる?
切手は、金券ショップや切手買取のバイセルなどで買取をしてもらうことができます。
ではレターパック用の封筒は、買取の対象となるでしょうか。
切手買取の概要と、買取市場におけるレターパックの取扱いについてご紹介します。
切手買取とは
貴金属などと同じように、切手は現金化することが可能です。
現金化、すなわち切手を買取してもらえる主な場所には2種類あります。
ひとつはチケットショップや金券ショップ、もうひとつが切手買取のバイセルです。
切手収集ブームが起こった1960年代以降に発行された普通切手(記念切手等とは異なり、郵便料金の納付を主目的に発行される切手)は流通量も多く、希少価値があるものはごくわずかです。
このような切手はコレクションとしての需要が少ないため、切手買取市場における買取価格は低くなる傾向があります。
ただし、普通切手であってもビジネスで大量に使う事業者などからの需要があるため、買取市場でも一定の価値は認められます。
こうした大量の普通切手の売買は、チケットショップや金券ショップの得意とするところです。
とはいえ、普通切手の場合には額面以上で買取してもらえる可能性は低いのが実状です。
一方、記念切手などの特殊な切手の場合には、普通切手とは違ってビジネスの場での需要は低いです。
しかし、記念切手は種類によっては希少価値があるものや、コレクターの間で人気があるものもあります。
切手コレクターへの販路を持つ切手買取のバイセルで高い買取価格がつきやすいでしょう。
切手を買取してもらう場合は、種類によって買取業者を使い分けると良いでしょう。
切手買取におけるレターパックの取り扱いについて
チケットショップや金券ショップでは、切手以外にもはがき(通常はがき・往復はがき・年賀はがき・かもめーる・エコーはがき)、レターパックなどを買取してもらうことができます。
書き損じのはがきやレターパックであっても、買取してもらえる場合があります。
レターパックは未使用のものであれば、郵便局で42円の手数料を払うと、はがきや切手等と交換することができます。
また、書き損じや汚れ、破損のあるレターパックも同額の手数料で新品と交換可能です。
チケットショップや金券ショップでは書き損じのレターパックを買取した後、郵便局で新品のレターパックや切手等に交換してから販売することができるため、書き損じのものでも買取をしています。
ただし、レターパックには希少価値はないため、額面以上の価格での買取は期待できないでしょう。
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お申し込みフォームへ郵便切手・郵便はがき・レターパックの買取について
チケットショップや金券ショップでは、切手・はがき・レターパックの買取を行っています。
ここでは、切手・はがき・レターパックそれぞれの買取についての詳細と注意点についてご紹介します。
郵便切手の買取
切手には日常的に販売されている「普通切手」、国家的行事等を記念して発行される「記念切手」、国家的宣伝やキャンペーン・文化財の紹介のために発行される「特殊切手」の3種類があります。
これら3種類の切手は、いずれもチケットショップや金券ショップで買い取りしてもらうことができます。
ただしチケットショップや金券ショップでは、プレミア的価値のある記念切手や特殊切手に関しても、額面以上での買取はしてもらえません。
切手の買取業者なら高値が付く切手であっても、高額買取は期待できないでしょう。
切手の買取価格はお店によって、またそのお店の在庫状況によって変動があるようです。
買取された普通切手は法人向けに販売されることが多いです。
そのため、バラよりも100枚シートのような切手シートの方が利便性が高く、買取価格も高くなりやすいようです。
郵便はがき・年賀はがきの買取
郵便はがきや年賀はがきも、チケットショップや金券ショップで買い取りしてもらうことができます。
郵便はがきや年賀はがきも普通切手と同様、まとまった枚数のほうが高い価格で買取してもらいやすいです。
年賀はがきは、通常の郵便はがきに比べて買取価格が低くなる傾向があります。
書き損じのはがきも通常と同じ価格での買取は難しく、業者によっては買取不可となるケースもあるようです。
買取に出す際は、利用を考えている店舗に事前に確認しておくといいでしょう。
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レターパックの買取
チケットショップや金券ショップでの買取対象となるレターパックには、現行の「レターパックライト」「レターパックプラス」に加えて、料金改定前の「レターパック350」「レターパック360」・「レターパック500」「レターパック510」も含まれます。
また、レターパックより小さい荷物を送る「スマートレター」や、レターパックの前身商品である「エクスパック」の買取に対応している店舗もあります。
ただし、お店によっては買取に対応している種類が限られる場合もありますので、事前に確かめておくことが必要です。
店舗によっては、書き損じのレターパックや汚れ・破損のあるレターパックも買取してもらえる場合があります。
書き損じのレターパックは、買取した側で交換する手間や手数料を負担しなければならない分、きれいなものよりも買取価格が下がります。
少しでも高く買取してもらいたい場合は、郵便局で新しいものに交換してもらってから買取に出すのがおすすめです。
また、高く買取してもらうためには綺麗な状態を保てるよう、保管方法に注意しましょう。
なお、レターパックは郵便局に行けば1枚当たり42円の手数料で切手やはがき等に交換できるため、すぐに切手を使う予定があるなどの場合には、買取よりも交換の方が有利な場合もあります。
郵送済みのレターパックについては再び使うことができないため、買取はしてもらえません。
レターパックの買取相場は?
レターパックはチケットショップや金券ショップで買取してもらうことが可能です。
では、レターパックの買取相場はどのようになっているでしょうか。
一般的なレターパックの買取相場
現行のレターパックであれば、額面マイナス数十円程度の買取価格がつくケースが多いようです。
ただし、お店によって、あるいは同じお店でも在庫の状況によって買取価格に多少の幅が出ることがありますので注意が必要です。
料金改定前のレターパック350・レターパック360・レターパック500・レターパック510、前身のエクスパック等は、そのままでは使えないため需要が少なく、現行品に比べて買取相場は低くなります。
レターパックの場合には切手やはがきとは異なり、20枚セットや完封1箱(200枚入り)でも、バラのものと買取価格にほとんど差はありません。
ただし、一定枚数まとまっている場合の買取価格を若干高く設定している店舗も一部あるようですので、詳しく知りたい場合には事前に問い合わせた方が無難でしょう。
書き損じ・汚れ・破損のあるレターパックの買取相場
未使用(郵送していない)のレターパックであれば、書き損じや破れ、汚れのあるものでも買取してもらえる場合があります。
ただし、状態の綺麗なものに比べて買取価格は下がることが多いという点には留意しておきましょう。
高額での買取を望む場合は、ご自身で郵便局に行き、新品と交換してから買取店に持って行く方が良いかもしれません。
レターパックの買取についてのまとめ
現行品、あるいは料金改定前のレターパックは、チケットショップや金券ショップで買取してもらうことができます。
現行品で綺麗な状態のものが最も高く買取してもらえる可能性が高いですが、料金改定前のもの、書き損じのものなどでも買取してもらえる可能性はあります。
使うつもりで買ってあった古いレターパックなどが自宅に眠っているなら、捨ててしまわず、金券ショップなどに一度問い合わせをしてみると良いでしょう。
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