リサイクルショップの着物買取は損をする？メリットとデメリット、他の買取方法をご紹介！

着物の買取方法は？メリットとデメリットは？

着物の買取方法には主に以下の3つがあります。

・リサイクルショップ

・フリマアプリ、オークション

・着物買取業者

買取方法ごとの特徴、メリットとデメリットを紹介します。

リサイクルショップで売るメリットとデメリット

着物をリサイクルショップへの売却を検討している方は、こちらのメリットとデメリットを参考にしてみましょう。

・総合型と専門型があり、どちらも着物を査定対象にしている店舗が多い

・店舗数が多く、予定のついでに持ち込める

・着物の知識がない、査定するスタッフが常駐していない

・持ち込み買取が多い

メリット①総合型と専門型があり、どちらも着物を査定対象にしている店舗が多い

リサイクルショップには総合型と専門型があります。

総合型は日用品・衣類、家具、家電など幅広い品目を取り扱っているところが特徴で、専門型は和装品、家電、本といった分野ごとに店舗があります。

総合型と専門型のどちらも着物を買い取れる店舗があり、マニュアルに沿って査定金額を出します。

特に総合型はどのような品物を持ち込んでも査定をしてくれる可能性が高いです。

メリット②店舗数が多く、予定のついでに持ち込める

リサイクルショップは予約せずに来店すれば、すぐに査定をしてくれます。

ご自身の空いている時間に持ち込めるので手軽に利用できるでしょう。

リサイクルショップは自宅や最寄り駅の近くにリサイクルショップがあれば、外出のついでに気軽に店舗へ行けて便利です。

査定の待ち時間は店内の商品を見たり、査定金額で店内にある欲しい商品を購入したりできます。

デメリット①着物の知識がない、査定するスタッフが常駐していない

総合リサイクルショップは衣類の一部として着物を査定する場合がありますが、着物の価値を見極められるスタッフが不在している店舗が多いです。

着物を衣類として査定する店舗だと、1枚当たりの重量で査定金額を算出してしまい、どれだけ価値のある着物だとしても適切な金額で買い取ってもらえない可能性があります。

専門型のリサイクルショップには着物の知識があるスタッフがいても査定日が決まっていて、それ以外の日はスタッフが不在している場合があります。

持ち込んだ日に査定スタッフが不在とわかれば持ち帰らなくてはなりません。

デメリット②持ち込み買取が多い

リサイクルショップは店舗を構えているため持ち込み買取が多いです。

着物は1枚につき約1㎏あり、何枚も売るとなると重さを感じるようになります。

リサイクルショップで複数枚の着物をまとめて売る場合、買取の手段が1つしかないと店舗に持ち込むのが面倒になってしまうでしょう。

フリマアプリ、オークションで売るメリットとデメリット

ここではフリマアプリとオークションを利用するメリットとデメリットをご紹介します。

インターネット上でフリマを出すようにして着物を出品できます。

どちらもスマホで出品できて便利な一方でデメリットもあります。

・出品価格を自分で決められ、想定よりも高値で売れる場合がある

・取引完了までの作業を全て自分で行う

・出品してすぐに売れない可能性がある

・売れた際の販売手数料がかかる

メリット①出品価格を自分で決められ、想定よりも高値で売れる場合がある

フリマアプリやオークションを出品する際は自分で落札希望価格を決められます。

落札希望価格の設定に迷っているときは、初心者ガイドにある状態に応じた査定金額の決め方を参考にすると良いでしょう。

着物の状態が良ければ、他の出品者よりも価格を高く設定しても売れる可能性があります。

落札希望価格はフリマアプリ内の閲覧数や検索数に応じて出品後も修正できます。

また、オークションは出品期間中に急激に落札希望価格が上がる可能性があり、自身の想定よりも高値で売却される場合があります。

最初に低い落札希望価格で出品しても、徐々に上がる可能性に期待をしてオークションを使ってみても良いでしょう。

デメリット①取引完了までの作業を全て自分で行う

フリマアプリとオークションで着物を売るには、商品の撮影、説明文の作成、価格の設定、梱包作業、落札者とのやり取りを全て一人でしなくてはなりません。

普段から使い慣れていなければ、やることが多くあって面倒になってしまうでしょう。

フリマアプリやオークションに出品すると利用者から「価格を下げてもらえれば購入する」といったメッセージが来ることがあり、ご自身が納得に行く金額で出品しても下げざる得なくなる場合があります。

きれいに梱包しても、送付中の揺れでたたんだ着物が崩れてしまい、到着後にクレームが来る可能性もあります。

クレームにも対応しなくてはならず、精神的に負担になってしまうでしょう。

デメリット②出品してすぐに売れない可能性がある

フリマアプリは出品期間中になかなか落札されないことがあります。

お持ちの着物と同じものが複数出品されていると、最新に登録されたものや状態と価格が見合った着物が落札されやすい傾向にあります。

そもそもフリマやオークション内での検索数が少ないと、お持ちの着物が注目されず落札につながらない場合もあります。

フリマアプリにはまとめ売りやタイムセール、割引などのシステムがありますが、いくら不要でも思い入れのある着物なら価格を下げたくありませんよね。

適切な価格で手放したい方は別の方法を検討することをおすすめします。

デメリット③売れた際の販売手数料がかかる

フリマアプリやオークションで売ると、売上の数パーセントを運営会社に自動的に支払うシステムになっています。

多くは5%〜10%が販売手数料の相場です。

希望価格で落札しても手数料の部分、売上がマイナスになってしまいます。

自分の取り分を少しでも増やしたい方は別の方法を検討してみてください。

着物を多数扱う買取業者に売るメリットとデメリット

着物を多数扱う買取業者は、リサイクルショップ、フリマアプリ、オークションにはないメリットがあります。

・着物に詳しい査定士がそろっている

・取り扱っている着物の種類が多い

・買取方法が複数ある

・買取方法が限られている業者がある

・買取が難しい着物がある

メリット①着物に詳しい査定士がそろっている

着物を多数扱う買取業者は、着物に関する知識を有しており査定経験が豊富です。

査定では状態、種類、付属品の有無、中古市場の需要の有無、作家名、ブランド名などを踏まえて適切な査定金額を出します。

「購入時についてきた桐箱がない」「どこで購入したか覚えていない」「誰が作ったのかを忘れてしまった」などの状況でも、査定士が多数の経験から判断できます。

査定に出した着物が実は有名作家の希少価値の高い作品だったという場合があるのです。

着物に熟知した査定士に見てもらいたいのであれば、着物を多数扱う買取業者をおすすめします。

メリット②取り扱っている着物の種類が多い

着物を多数扱う買取業者は、査定対象とする着物が多いです。

以下の表に査定対象とする着物の種類を記載しました。

着物以外にも帯、反物、和装小物も査定対象です。

ただし、再販の需要がない、査定基準に満たない着物は買取が難しい場合があります。

利用する際は事前に相談しておきましょう。

メリット③複数の買取方法がある

着物を多数扱う買取業者は、出張・宅配・持ち込み買取の全てまたはどれかを提供しています。

複数の買取方法がある業者は対応地域が広く、近くに着物買取業者がなくても自宅に来て査定をしてくれます。

ここでは3つの買取方法の特徴を簡単にご紹介します。

出張買取は査定士が自宅で査定をして、提示された買取金額に納得したらその場で現金をお渡しします。

着物をまとめて売りたい、自宅にいたまま売りたい方は便利に買取に出せます。

宅配買取は、買取業者から送られてきた梱包キットに着物と必要書類を入れて送付します。

梱包キットは無料でもらえるので、事前に準備しておく必要はありません。

査定が終わったら完了した連絡が来るので、査定金額に納得できれば指定の銀行口座に振り込まれます。

自宅に人をいれることに抵抗がある方にはおすすめです。

持ち込み買取はリサイクルショップと同じく店舗で査定をします。

異なる点は個人情報保護のため個室で査定ができる点です。

他の来店客を気にせずに、担当の査定士に値段交渉や不明点を聞けて安心です。

デメリット①買取方法が限られている業者がある

着物に詳しい買取業者の中には、買取方法が1つしかない場合があります。

出張買取を使いたいのに宅配買取しかないと、ご自身の都合と合わなくて利用しづらくなってしまいます。

買取業者を選ぶ際は、出張・宅配・持ち込み買取の全てそろっているところを選ぶと良いでしょう。

デメリット②買取が難しい着物がある

着物を多数扱う買取業者は、査定対象にしている着物が多いです。

しかし、このような着物だと査定を断られてしまう場合があります。

あまりにも状態が酷い着物は、不用品回収業者に出すかごみに捨てた方が良いでしょう。

多くの着物買取業者が査定対象としている素材は正絹、麻、綿です。

一方で、ウール、ポリエステル、ナイロンの着物は再販価値が見込みづらく、査定不可とされる傾向にあります。

着用シーンが限られている喪服と浴衣も査定対象外としている業者は多いです。

こちらも整理する際は不用品回収業者かごみに出した方が良いでしょう。

足袋や長襦袢などの肌に直接触れる衣類は、買取不可とする業者が多いです。

着物買取ならリサイクルショップよりバイセルがおすすめ！

着物はリサイクルショップで売れますが、複数の基準をもとにしっかりと査定ができるのは着物を多数扱う買取業者です。

バイセルは着物の買取実績が豊富で、お持ちの着物にふさわしい査定金額を提示できます。

さらにバイセルは出張・宅配・持ち込み買取の全てを提供しており、着物の枚数や自身の都合によって使えます。

着物を売るならリサイクルショップよりもバイセルをお選びください。

こちらの記事には買取実績、買取方法、査定予約から買取の流れを記載しております。

ぜひご覧ください。

より詳しい情報を知りたい方はこちら

着物買取をもっと見る

お問い合わせ・無料相談はこちら

電話から相談する

0120-612-773

通話料無料・24時間365日受付中

メールから相談する

お申し込みフォームへ