着物買取で注目を集める「銘仙着物」の特徴と買取での注意点とは?

2024.02.02

着物買取 コラム
銘仙着物の気になる価値
銘仙の着物を持っています。いくらになりますか?
保存状態や銘仙の種類により買取価格が変わりますので一度拝見いたします。お電話・メールよりお問合せ下さい。
祖母から銘仙の着物を譲り受けました。価値ってありますか?

銘仙(めいせん)という、着物をご存知でしょうか。

着物愛好者の方は知らない方はいないという程の知名度の着物で、元々銘仙はアンティーク着物として大正から昭和にかけて高い人気を誇っていました。

現在は現代銘仙と呼ばれ日本各地で独自の発展を遂げた現代銘仙が注目を集め、美術館で展示会が行われたりと話題性に富んだ一面もあります。

ここではそんな銘仙着物の特徴や各地域で発展している現代銘仙、そして銘仙の買取について紹介します。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

銘仙とは?銘仙着物について

銘仙は平織りの絹の着物で、大正時代を代表する着物です。

銘仙が登場してから100年以上経ち、長い年月を経過した着物はアンティーク着物とも呼ばれています。

銘仙の魅力はその技法で、現代の平織りとは違い柄の色合いが豊富で大胆で着物愛好家をはじめ、近年では着物の魅力が広く一般層に広まったことで若年層や着物好きの外国人からも注目が集まっています。

銘仙が登場した大正時代から昭和の始めに西洋の文化が積極的に取り入れられたことでお洒落着として流行しました。

しかしながら普段着として着用されていたこともあり正装が重んじられる晴れの場には着用できませんが、ちょっとしたお出かけに高い需要があったようです。

銘仙の産地による特色やポイント

銘仙は日本各地に産地があり、独自の発展を遂げました。

各地域で発展した銘仙を見てみましょう。

足利銘仙着物の特色やポイント

解し絣という技法が特徴の足利銘仙着物は歴史が古く、その始まりは江戸時代の中期からと言われています。

栃木県足利市で生産された絹を素材とし、目の細かい織り目と色の境界をぼかす技法が美しい銘仙として有名です。

また、近年では冒頭で紹介したように展示会が行われるなど、町を挙げて銘仙を盛り上げています。

桐生銘仙着物の特色やポイント

「桐生は日本の機どころ」という上毛かるたでもお馴染みの、群馬県桐生市を発祥とする桐生銘仙着物。

栃木県足利市からもほど近い桐生で生まれた銘仙ですが、桐生は「西の西陣、東の桐生」と呼ばれる程の日本を代表する織物産地です。

加えて桐生銘仙はその質の高い織物の技術から、5大銘仙産地の一つとして数えられています。

伊勢崎銘仙着物の特色やポイント

伊勢崎銘仙着物は他の地域にない独自の技法で銘仙の中でも独自の発展を遂げました。

縦糸と横糸の両方を手織りで織られる併用絣は、はっきりとした図柄と鮮やかな色合いで多くの着物ファンを魅了し続けています。

銘仙着物は状態次第で高値が見込めます。まずは今の価値をお調べします

不要になって箪笥にしまったままの銘仙着物は、アンティーク価値があるものも存在します。

また、アンティーク価値がなくても状態が良い銘仙着物は高値が見込まれます。

ですから、状態が悪くならないうちに査定士に価値を見てもらうことをおすすめします。

少しでも興味を持ったらバイセルへお問い合わせください。

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秩父銘仙着物の特色やポイント

裏表のない独自の技法が特徴の秩父銘仙着物は、草木の図案が多く取り入れられていることでも人気が高い銘仙です。

ほぐし織りという技法と玉虫色に光るその質感は秩父銘仙でなければ表現できないと言われる程で、独自の技法は伝統工芸品として高い評価を受けています。

八王子銘仙着物の特色やポイント

「カピタン織り」という他の地域の織り方とは一線を画す独自の技法が注目の八王子銘仙着物は、細かい織りが作りあげる複雑な折り目が特徴です。

八王子は銘仙だけでなくウール織物の名産品も多い地域です。

銘仙着物の買取での気になる価値と買取での注意点

産地の着物として有名な銘仙は、アンティーク着物としての知名度があります。

着物買取においての需要という点では、アンティーク物よりも現代物の方が高いといえます。

アンティーク着物全般を見ると高い評価の付く着物もありますが、こと銘仙においては現代物の方が評価される傾向が見られます。

銘仙着物をお持ちの方は、どの程度の価値があるかを下にある「こんなコラムも読まれています」にある記事を参考にしてみてください。