ノースフェイス製品が高い理由は?業界内の位置づけや近年の価格高騰なども徹底調査

インターネット上には、「ノースフェイス製品は高いのでは?」といった声があります。
実際にアウトドア製品を購入する皆さんのなかにも、「ノースフェイスは他ブランドと比べて若干高い?」と感じる人もいるのではないでしょうか。
この記事では、まず「ノースフェイス製品が高い」というインターネット上の噂について、ほかのアウトドアブランドとの比較をしながら真偽を考えていきます。
また、ノースフェイス製品に高額なアイテムが多い理由や、近年における価格高騰の状況も合わせて解説します。
記事の後半では、ノースフェイス製品と買取査定についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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使っていないブランドバッグやポーチ・財布などございましたら、ぜひご相談ください!
※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。
目次
THE NORTH FACE(ノースフェイス)は本当に高いの?噂だけ?
インターネット上にはノースフェイスの価格について、たしかに「他と比べて高い」の声があります。
アウトドアブランドの場合、各社に素材・製法・機能などのこだわりがあるため、例えば同じ “ポリエステル100%の半袖Tシャツ”であっても、価格を一概に比べられるものではありません。
また、「製品が高いかどうか」は、比べる人の主観でも変わってきます。
ただ、アウトドアウェア愛好者の比較記事などでは、ノースフェイスに対して「高め・やや高め」とする声が多いのも事実です。
また、パタゴニア>ノースフェイス>コロンビア>モンベルと順位付けする人が多い傾向もあります。
THE NORTH FACE(ノースフェイス)製品が高い理由とは?

ノースフェイス製品が高い理由は、メーカーから明かされているわけではありません。
ただ、新聞やその他メディア、アウドドアブランド愛好家の声をまとめると、以下の理由・背景が影響していることが見えてきます。
それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。
探検や登山もできる機能性
ノースフェイスは、本格的なアウトドア製品を作る過程で培った機能や技術を、一般製品まで落とし込むことに成功したブランドです。
例えば、売れ筋商品として話題になった“デナリジャケット”には、探検時に使用できるだけの機能や特徴が詰まっています。
アウトドア製品の場合、例えば、ジャケットの素材・機能性・保温性などは、極寒の山などの厳しい環境で使う人の安全や命にかかわる大事な要素です。
そのため、アウトドア製品の開発では、「想定環境で本当に機能を発揮できるか?」などの研究や実験も必要となります。結果として、開発コストが高くなり、価格も上昇しやすくなると考えられているのです。
環境やサスティナブルに配慮した製品開発
ノースフェイスなどの製造・販売を行なうスポーツウェアメーカー「ゴールドウイン」では、環境のために以下のような取り組みを実践し続けています。
- 環境に配慮した製品の開発
- 独自のウェアリサイクルの循環型アップサイクルプロジェクト など
環境に配慮した製品づくりなどは、利益優先ではないことから、一般論で考えて多くのコストがかかる取り組みです。
また、上記のようなプロジェクトを企画立案、宣伝する活動だけでも多くの費用がかかるため、そうしたコストを製品価格に転嫁せざるを得ない可能性は高いでしょう。
普段遣いもできるデザイン性
インターネット上には、ノースフェイスがほかのアウトドアブランドと比べてファッション性やデザイン性が高いことから、登山以外の需要・人気が増えた頃より、徐々に値段が上がっていったという声もあります。
例えば、ノースフェイスでは、自社の素材特性や技術を活かすために、デザインを極力シンプルにする工夫をしています。
その結果、“汎用性が高くかっこいいタウンウェア”として消費者の目にとまるようになりました。
ヒップホップスターなどの影響
また、1990年代に入ると、ノースフェイスは、ヒップホップスターのワードローブに欠かせないブランドになっていきます。
その結果、ストリートウェアのアイコンとしての地位を確立することになりました。
ノースフェイスは、このように登山家からヒップホップアーティスト、一般消費者と幅広い層に愛されるブランドへと成長するなかで、価格が少しずつ上がっていったともいわれています。
さらに価格が上がるTHE NORTH FACE(ノースフェイス)製品
ノースフェイスでは、原材料価格や人件費を含む製造・物流コストの高騰を踏まえて、2023年8月1日より一部商品の値上げに踏み切りました。
対象となるのは、サザンクロスパーカやマウンテンジャケット、リバーシブルテックエアーフーディーなどの92点です。値上げ幅は最大15%となっています。
なお、近年では、製造コストや人件費などの高騰、円安などの影響で、さまざまなアウトドアブランドの価格改定が行なわれています。
製造業におけるこうした値上げ傾向は、今後も続くという見方もあるようです。
そのため、ノースフェイスの価格がさらに上がる可能性もゼロではないといえるでしょう。
不要なノースフェイス製品は買取査定に出そう

ノースフェイスは、新品価格が上昇したことで、新品より安く買える中古市場の商品に注目が集まっているブランドでもあります。
また、中古市場では、ノースフェイスのような需要の高いブランドが高額査定につながりやすい特徴もあります。
ここでは、ノースフェイス製品を少しでも高く売るためのポイントを解説します。
日頃から丁寧に取り扱う
一般的に、中古製品は状態が良いほど高値につながりやすいものです。
そのため、ノースフェイス製品の着用後(使用後)は、適切な方法で汗や汚れを落として保管することが大切です。
ただ、アウトドアブランドには、防水透湿性の高いGORE-TEXのような特殊素材を使った製品もあります。
特殊素材のウェアは、クリーニング方法などに注意が必要でしょう。
不要なら早く査定に出す
衣料品やバッグなどを手入れせずに放置すると、カビたり劣化が進んだりすることもあります。
カビや汚れがあると買取査定額も下がるため、少しでも高く売却するには、早めに買取査定に出すことをおすすめします。
付属品もセットで売る
中古市場では、購入時に付いてきたものをセットで売るのが基本です。
ノースフェイスのアウターには、収納袋が付いていることもあります。
将来的にノースフェイス製品の売却をする予定がある場合は、収納袋なども大切に保管しておきましょう。
古く汚れた製品なども諦めずに査定に出す
ノースフェイスなどの高級アウトドアブランドは、需要も非常に高いことから、汚れなどがあっても買い取られることが多いです。
また、古いアウトドアウェアは、ヴィンテージ品として価値が上がる場合もあります。
そのため、“古い”“汚れている”などの理由でパッと見は状態が悪そうなノースフェイス製品でも、まだ使えるものであれば、諦めずに買取査定に出してみましょう。
アウトドアブランドに詳しい買取店に相談する
ノースフェイスのヴィンテージ品や限定品などの価値は、アウトドアブランドに詳しい買取店のほうが見極められます。
バイセルでは、幅広い商品の知識を持った経験豊富な査定士が全国に在籍し、適切な買取価格を提示しています。
買取方法を「持込(店頭)・出張・宅配」の3つから選べるうえ、出張費や送料などの各種手数料も無料です。
買取査定にコストのかからないバイセルなら、「古いノースフェイス製品をダメもとで査定に出してみる」などの活用もできるでしょう。
おわりに
ノースフェイス製品は、インターネット上の噂のとおり、数あるアウトドアブランドのなかで「高め・やや高め」と位置づけられることが多い存在です。
また、最近では、製造コストなどの高騰によって、一部製品の値上げも行なわれています。
このように新品では手が届きにくい人気ブランドは、中古市場でも高値につながりやすく、高価買取が期待できます。
少しでも高額査定につなげたい人は、状態が良いうちに買取店のバイセルにご相談ください。

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