エルメス「エールバッグジップ」の使い勝手を旧モデルとの違いから徹底解説

エルメス「エールバッグジップ」の使い勝手を旧モデルとの違いから徹底解説

エルメス(Hermes)のバッグの中でも遊び心にあふれたシリーズとして老若男女を問わず人気なのが「エールバッグジップ」です。

「エールバッグジップ」の購入を検討している方の中には、「それほど手に取りやすい価格帯でもないから、使いやすいのかどうかを知ってから買いたい」と思う方も多いでしょう。

本記事では、エルメスのエールバッグジップとはどのようなシリーズなのか、その歴史や特徴、使い心地について詳しく解説します。

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エルメス「エールバッグジップ」とは

エルメスの「エールバッグジップ」は、「エールバッグ」の後継モデルです。

エールバッグの元祖は、1892年に馬の鞍入れとして発表されたオータクロア系のシリーズでした。

オータクロアは、エルメスの代名詞であるケリーやバーキンの原型になったモデルでもあります。

「エールバッグ」は1998年に発表されて人気を博したものの、2006年に廃盤となってしまいました。

しかし、ファンからの熱い要望を受けて2009年、新しいデザインで復活したのが「エールバッグジップ」です。

このシリーズは、エルメスの公式サイトでは「HERBAG」として紹介されています。

エルメス「エールバッグジップ」の特徴

 ≪h2タイトル≫エルメス「エールバッグジップ」の特徴

エールバッグジップは、ケリーやバーキンと並ぶエルメスの人気シリーズです。

ここからは、エールバッグジップにはどのような特徴があるのか、詳しく解説します。

ケリーからインスパイアされたデザイン

エールバッグジップの旧モデルであるエールバッグは、エルメスの名作バッグである「ケリー」に着想を得てデザインされました。

ケリーはオールレザーですが、より軽く、よりデイリーユースにマッチするよう、レザー地にキャンバス地を加えたのがエールバッグです。

エールバッグジップもこのデザインを受け継いでいます。

カジュアルな装いにも合う素材(ボディにキャンバス地×フラップに裏地のないレザーを使用)

エールバッグジップは、カジュアルな装いにも合う素材でつくられています。

フラップなどのレザー部分にはヴァッシュハンターと呼ばれる裏地のない牛革が使われていることが多いです。

本体部分にはエルメスの伝統的なキャンバス素材であるトワルアッシュやトワルGM、トワルオフィシエが使用されています。

また、ナイロンとコットンのミックス素材であるトワルミリタリーが使用されていることもあります。

この素材は非常に丈夫で摩擦に強く、表面が毛羽立ちにくいのが特徴です。

小物類も整理しやすい工夫(インバッグなるポシェットが付属/背面ポケット)

エールバッグジップには、小物類を整理しやすい工夫がされています。

例えば、背面にはジップポケットが付けられています。

このポケットはチャック付きなので、スマートフォンや鍵などを入れるのに便利です。

また、バッグのなかにも取り外し可能な小さなポーチが付いています。

このポーチにリップやハンカチ、ティッシュなどを入れれば、バッグのなかで迷子になってしまうこともありません。

エルメス「エールバッグジップ」のサイズ展開

エールバッグジップは、これまでPM・MM・GMの3サイズが展開されてきました。

それぞれの大きさや特徴、サイズごとの使い勝手について詳しく解説します。

PM

PMのサイズは高さ25センチ、幅30センチ、奥行き10センチです。

通常のバッグだとミドルクラスの大きさですが、エールバッグジップシリーズでは最も小さいサイズになります。

雑誌がぎりぎり入る程度の大きさなので、ショッピングやビジネスといった場面では少し小さく感じるかもしれません。

荷物のあまり多くない、ちょっとしたお出かけにおすすめのサイズです。

MM

MMのサイズは、高さ30センチ、幅38センチ、奥行き13センチで、A4ファイルがちょうど入る程度の大きさです。

MMは3サイズのなかでも日本人に最も使いやすいサイズだといわれています。

収納力が高いだけでなくデザインがフォーマルなため、ビジネス用のショルダーバッグとして使われることも多いです。

GM

GMはエールバッグジップで最も大きいサイズで、高さ33センチ、幅50センチ、奥行き25センチです。

B4ファイルが難なく入る程度の大きさなので、ビジネスシーンで使えるのはもちろん、小旅行に行く際にも活用できるでしょう。

エールバッグジップの使い勝手と旧モデルとの違い

 エールバッグジップの使い勝手と旧モデルとの違い

エルメスのエールバッグには、「旧モデル・エールバッグ」と「新モデル・エールバッグジップ」があり、両者にはいくつかの違いがあります。

まず挙げられるのは、新モデルにはボディ部分の付け替えバッグがなくなった、という点です。

その代わり、新モデルには背面にポケットが付き、付属品としてインバッグに使えるポシェットが加わりました。

そのため、収納力は旧モデルと比較してもそれほど劣るわけではありません。

また、新モデルであるエールバッグジップには旧モデルにあったミニやTPMといったサイズがないため、展開サイズが少なくなったことも大きな違いだといえるでしょう。

さらに、新モデルの価格帯が大幅に高くなっているのも、旧モデルと異なる点です。


旧モデルと新モデルどちらの使い勝手が良いかは、持つ人のライフスタイルや使い方によって変わるため、一概にはいえません。

ただ収納力に関しては、新モデルにはリップクリームや鍵などの小物類を入れられる背面ポケットが付いているので小物類を持ち歩く人には便利に使えます。

また、旧モデルにはなかった付属品のポシェットも、スマートフォンなどを頻繁に取り出す人には使い勝手が良いでしょう。

エールバッグジップの多様な種類

エールバッグジップは、さまざまな革素材とコットン素材の組み合わせや柄の組み合わせによってつくられています。

ここからは、公式サイトに掲載されているエールバッグジップのデザインや色などを紹介します。

ルトゥルネ ウィークエンド ヴェルソ エトゥープ

ルトゥルネとは、エルメス独特の内縫い方法です。

まず外縫いで製作し、そのあとで表と裏を裏返して仕上げます。

また、ヴェルソはフランス語で「裏」を意味する言葉です。

通常、表と裏は同じ素材やカラーであることが多いですが、ヴェルソモデルは裏が表とは異なる素材やカラーになっているのです。

「ルトゥルネ ウィークエンド ヴェルソ エトゥープ」は、裏側のカラーがカラー番号18のエトゥープになっています。

エトゥープはイエローやゴールド、ほんのりとしたブラウンが混ぜ合わさった上品なグレーで、エルメスの定番カラーです。

ルトゥルネ ボルドー/エクリュ

ボルドーというとワインの産地を思い浮かべる人も多いでしょう。

エルメスのカラー番号57であるボルドーは、濃い赤茶色がかったワインレッドです。

また、エクリュはフランス語で少し黄色がかったクリーム色に近いベージュを意味する言葉です。

「ルトゥルネ ボルドー/エクリュ」は、まさに赤ワインと白ワインのようなデザインとなっています。

ルトゥルネ ブルー・エレクトリック/ ブルー・サフィール

ブルー・エレクトリックは2011年頃に登場したカラーです。

少し紫がかった鮮やかなブルーで、明るいポップさに深さを感じられる特徴があります。

レザー部分はサファイアに由来するブルー・サフィールで、誠実さをイメージさせるような上品な色使いとなっています。

ブルー・エレクトリックの色番号は7T、ブルー・サフィールの色番号は73です。

ルトゥルネ ヴェルソ ミント/ブルー・アズテック

ミントは2012年に登場したカラーで、ギリシャ神話に登場する美しい妖精メンテーに由来するハーブであるミントをイメージしています。

爽やかな香りを感じられる愛らしさが魅力です。

裏の部分はアステカのロマンを感じさせるヴィヴィッドなブルー・アズテックとなっています。

ミントのカラー番号は6W、ブルー・アズテックのカラー番号は7Mです。

おわりに

エルメスの「エールバッグジップ」は、背面のジップポケットや取り外し可能な小さなポーチがあります。

小物類やスマートフォンを整理したい方や出し入れをよくするという方には使い勝手が良いでしょう。

エルメスのエールバッグジップシリーズは、ブランド価値・デザイン性・使い勝手などさまざまな面で中古市場においても非常に人気があります。

そのため、「エールバッグジップバッグを買ったが使わなくなった」という場合には、買取業者で比較的高い値段で買い取ってもらえる可能性が高いです。

不要なエールバッグジップバッグを持っている人は、査定に出してみましょう。

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