ルイヴィトン「パピヨン」の人気がない理由!評価が特に低い旧型と新型の違いも解説
筒状のコンパクトな見た目が可愛い、ルイヴィトンの「パピヨン」。
1966年に誕生してから、現在に至るまで幅広い年齢層から根強い人気があるバッグです。
しかし、一部では「古臭い」「ダサい」などの低い評価を見かけることもあります。
特に旧型はリバイバル後の新型と比べると、レトロ感が強いため古臭いと思われがちです。
そのためパピヨンを持ってはいるけれど、使うことをためらっている方もいるかもしれません。
そこで今回は、ルイヴィトン「パピヨン」の人気がない理由と、旧型・新型の違いについて解説します。
買取査定に出すときのポイントも紹介するので、パピヨンの売却を考えている方は参考にしてみてください。
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目次
ルイヴィトンの「パピヨン」とは?
ルイヴィトンのパピヨンは、1966年に誕生した筒状のコンパクトなバックです。
4代目のアンリ・ルイ・ヴィトンが、シャンゼリゼ通りを歩く女性の小型バッグから着想を得たのがきっかけといわれています。
長い持ち手が蝶を連想することから、フランス語で蝶という意味の「パピヨン」と名付けられました。
パピヨンは、人気モデルのツイッギー・ローソン(Twiggy Lawson)が愛用したバッグでもあり、1967年にツイッギーがUS Vogueにパピヨンを持って登場したことで、さらに注目を集めました。
そのほか、草間彌生氏や村上隆氏などのアーティストやデザイナーとのコラボも多いモデルです。
初代のパピヨンは持ち手部分にはレザーが、内側の生地には硬い手触りの豚革が採用されています。
初代と2代目のパピヨンは、筒状でアクセサリーポーチが付いたタイプが定番です。
しかし、それ以降はショルダーバッグタイプや、ポーチなしのタイプが販売されるようになりました。
サイズ展開
サイズ展開は、廃盤となっている「ポシェットパピヨン/パピヨン19/パピヨン26/パピヨン30」の4種類、そして現行品の「パピヨントランク/パピヨンBB」の2種類があります。
【廃盤モデル】
- ポシェットパピヨン 幅15.5cm×高さ6.5cmのとても小さなサイズで、ポシェットのようにペンケース・化粧品ポーチとして使用するのに最適です。
- パピヨン19 幅19cm×高さ10.5cmのコンパクトタイプで、鍵や小さめの財布など貴重品を入れるのにピッタリです。
- パピヨン26 幅27.5cm×高さ13.5cmで、長財布やポーチなどを入れるのにちょうど良いサイズでしょう。
- パピヨン30 幅30cm×高さ15cmと、最も大きいサイズです。製造年によってポーチが付いているタイプと、パドロックが付いているタイプがあります。
【現行モデル】
- パピヨントランク 幅19cm×高さ9cmのかなりコンパクトなサイズで、伝統的なデザインを踏襲しながらも、カジュアルかつフェミニンな雰囲気を演出するデザインに仕上げられたモデル。ルイヴィトンの歴史へのリスペクトを感じさせるモデルです。
- パピヨンBB 幅20cm×高さ10cmの小ぶりなサイズで、可愛らしい現代的なデザインでアップデートされたモデル。着脱可能なジャカード生地のストラップが付いているため、自分なりの楽しみ方を見つけられます。
モデルチェンジ
パピヨンは長い歴史のなかで、さまざまなモデルチェンジやアップデートを経てきました。その一例を紹介します。
- 2002年 持ち手が傷付きにくいヌメ革へ変わり、ダミエラインも登場します。ダミエラインは、市松模様をヒントにして作られた定番ラインで、有名なルイヴィトンのモノグラムよりも早く生まれたラインです。
- 2003年 桜をイメージした可愛らしいモノグラムチェリーブラッサムが登場。村上隆氏の限定デザインです。
- 2008年 水彩画を思わせる、モノグラムウォーターカラーが発表されました。
- 2010年 高級感のあるモノグラムアンプラントが登場。カーフレザーとエンボス加工されたモノグラムが特徴的なデザインです。
- 2012年 リバイバルにより、ショルダーの長さ変更、ポーチの廃止など大幅なアップデートがされました。
ルイヴィトン「パピヨン」の人気がない理由
パピヨン自体は、昔から人気があるロングセラー商品で、レトロな雰囲気がカジュアルなファッションとも相性ピッタリです。
しかし、なかには「パピヨンは人気がない」という意見を耳にしたことがある人もいるかもしれません。
パピヨンは前述のとおりモデルチェンジを何度も繰り返しており、なかでも2012年には大幅にリニューアルされた新型パピヨンの登場は、再度注目を集めるきっかけになりました。
その一方で、2012年のリバイバル前のモデルである※旧型(初代・2代目)には、次のような厳しい評価がつけられ、人気がないといわれることがあります。
- ショルダーが短い
- 収納力が少し低い
- アクセサリーポーチが外れやすい
- ポケットがない
- 定番ならではの時代遅れ感がある
※ここでは、2012年のリニューアル以前のモデルを「旧型」、リニューアル後のモデルを「新型」と呼びます。
旧型はショルダーが短く肩にかけにくいため、持ち運びに不便さを感じるという意見も多くあります。
また、1966年から続く定番のデザインはヴィンテージやオールドタイプと呼ばれ、レトロな雰囲気を好む若い世代のユーザーには人気がある一方で、ダサいと感じる層も存在しています。
そのほか、ショルダーの素材にレトロさを感じる人もいるでしょう。
新型はヌメ革を使用していますが、旧型はレザーを使っているためレトロな雰囲気を感じさせます。
しかし、近年のレトロブームが発端になり、旧型のパピヨンが再度評価されているのも事実です。
さまざまなマイナスの面を見て「パピヨンは人気がない」と思われることもありますが、実際には魅力を感じる人も多くいます。
リバイバル人気のきっかけになった「新型パピヨン」
2012年に大幅にリニューアルされた新型パピヨンでは、次のように旧型のデメリットが多く改善されました。
- ショルダーが長くなった
- アクセサリーポーチが廃止された
- 内側と側面にポケットが付いた
- 内側にキャンパス地が採用された
- 金具が丈夫になった
旧型で不満の声があったショルダーは、肩にかけられるように長くなっています。
さらに外付けのポーチがなくなり、その代わりに内側と外側にポケットを採用。
パスケースや鏡、鍵などの小物を収納できるため、バッグの中で物が散らばりにくくなりました。
また、鍵が付属するようになったのも旧型との大きな違いです。
内側の生地にはレザーの代わりにキャンバス生地を採用することで、より傷付きにくく長持ちするように改善されています。
しかしキャンバス生地は、水分や油分による汚れに弱くシミが付きやすいため、注意が必要です。
バッグとショルダーをつなぐ部分の金具は、旧型に比べ開閉しやすく丈夫なタイプに変わったため、より使い勝手が良くなりました。
ルイヴィトン「パピヨン」の売却はバイセルにご相談を
実用性やデザイン面でネガティブな評価もあるパピヨンですが、中古市場での人気は高い傾向にあります。
初代と2代目は「旧型」と呼ばれており、そのなかでも初代は「ヴィンテージ」や「オールドタイプ」と呼ばれる、人気のあるタイプです。
特に、持ち手がレザーのタイプやポーチ付きタイプは、レアな商品のため需要があります。
自宅に眠っている不要なパピヨンがあるなら、状態が良いうちに買取査定に出すのがおすすめです。
買取金額は、バッグの状態によって大きく変わります。特にダメージの出やすいポイントは、次のとおりです。
- 持ち手
- 金具
- 角
バッグの持ち手は、摩擦や日焼けによる傷や汚れが目立ちやすい部分です。
ダメージが酷くなると、擦れて生地本来の色である白が表に出てきたり、さまざまな汚れで黒くなったりします。
また、ファスナーの金具部分は摩擦でメッキが剥がれやすいため、要注意です。
バッグの円筒部分の角も擦れやすく、長く使っていると生地が白っぽくなります。
保管状態が良く上記のようなダメージが少ないバッグは、買取価格も高くなりやすいでしょう。
バイセルでは、ルイヴィトンをはじめとする多くのブランドバッグを買い取っています。
「こんな状態でも売れるだろうか?」というバッグでも、お気軽にバイセルにご相談ください。
おわりに
ルイヴィトンの「パピヨン」は、ヴィンテージやオールドタイプと呼ばれる旧型(初代・2代目)だけではなく、2012年のリニューアル後の新型パピヨン、そして現行品のパピヨントランク・パピヨンBBなど、多くのバリエーションがあります。
さまざまなマイナス意見があるものの、いまだに人気は衰えていないシリーズです。
また、近年のレトロブームも手伝って旧型のモデルも再評価されており、良い状態のものであれば高額買取が期待できます。
経年劣化によるダメージを完全に防ぐことはできないため、パピヨンの売却を考えている場合は、状態が良いうちに査定に出してみることをおすすめします。
もしご自宅に使わなくなったパピヨンがあれば、ぜひお気軽にバイセルにご相談ください。
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