エルメスのボリード27は「使い勝手が良い」って本当?特徴やおすすめ素材も紹介
数あるエルメスのバッグのなかでも、特に使い勝手が良いバッグとして挙げられるのがボリード27です。
本記事では、ボリード27の歴史や特徴から、使い勝手が良いといわれる理由までを解説します。
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エルメス「ボリード27」とは?
エルメスのボリード27は、誕生から100年以上経過した現在でも高い人気を誇るバッグです。
ここでは、ボリードの歴史・特徴と、ボリードの魅力を解説します。
ボリードの由来と誕生のきっかけ
ボリードが現在のように人気になった大きな要因の一つが、世界で初めてファスナーを搭載したことです。
ボリードが発売される前は、ベルトと金具を用いてバッグの口を閉めるか、口を開けたまま持ち歩くことしかできませんでした。
しかし、当時の技術では自動車の走行姿勢が安定していなかったため、移動中にバッグから荷物が飛び出すことが多くありました。
そこで、自動車にシートを取り付けるときに使っていたファスナーから着想を得て、ファスナーを取り付けたバッグの開発がはじまり、1923年にボリードが誕生します。
旅行用バッグとしてボリードは多くの人気を集め、バーキンやケリーと並ぶ人気バッグとなりました。
ボリードの前身は「ブガッティ」
ボリードは初めからこの名前だったわけではありません。
当初は「ブガッティ」という名前で販売されていました。
これは、当時の高級フランス車「ブガッティ」のラジエータの形と、丸みのあるバッグの形状が似ていたことが由来とされています。
ブガッティのデザインは、バーキンなどの角のあるデザインが人気だったエルメスのバッグのなかではめずらしいものでした。
しかし、バッグの曲線美が女性らしさや上品さを感じさせ、より多くの女性から支持されるようになりました。
ブガッティのデザインの人気が高まることで、似たデザインのバッグが多く販売され、「ブガッティ型のバッグ」とブガッティの名前が一般名詞のように使われはじめました。
そこで、ほかのバッグと差別化するために変えられた名前が、フランス語でレーシングカーという意味のある「ボリード(Bolide)」です。
ブガッティが販売されたのは1920年頃とされていますので、3年ほどでボリードへと改名したことになります。
ボリードのサイズバリエーション
ボリード27とは、ボリードの27サイズのことを指します。
ボリードには、15、21、27、30、31、37、47の7種類のサイズがありますが、サイズとセットにしてわかりやすくするために「ボリード〇〇」と呼ばれています。
ボリードのサイズはバッグの横幅の長さを表しています。
15が最もサイズが小さく、47が最も大きなサイズです。
また、15、21、27、30をスモールサイズ、31、37、47をミディアム・ラージサイズと呼ぶ場合もあります。
日常的に使う場合はスモールサイズの4種類から、ビジネスバッグや旅行バッグとして使う場合はミディアム・ラージサイズから選ぶことをおすすめします。
エルメス・ボリード27の「使い勝手が良い」とされる理由
7種類のサイズのなかで使い勝手が良く、人気が高いのがボリード27です。
ボリード27は、エルメスのほかのラインのバッグと比べても、使い勝手の良さでは定評があります。
ここでは、ボリード27の使い勝手がなぜ良いのかについて解説します。
ファスナー付きである
エルメスでは、数多くのバッグを販売していますが、実はファスナー付きバッグの種類は多くはありません。
古くから人気の高いバーキンやケリーなどは、現在販売されている商品でもファスナーが付いていません。
ファスナー付きのボリード27であれば、移動中になかの荷物が飛び出す心配なく使うことができ、この点が使い勝手が良いとされている大きな理由の一つです。
さらに、使用されているファスナーは高品質なものであり、途中で引っかかることなく、スムーズに開閉できることも使い勝手が良さにつながっています。
意外と収納力が高い
ボリード27のサイズは、約横27×高さ20×奥行き7.5cmです。
ボリードのなかでは中間のサイズであり、コンパクトさと収納力、どちらも備えたサイズ感となっています。
長財布や大きめの化粧ポーチ、スマートフォンなど、普段持ち歩くことの多いアイテムなら問題なく入ります。
幅広いシーンで活用できる
ボリードにはすべてのサイズにストラップが付属しており、手持ちと肩かけの2つの方法で身につけられます。
フォーマルなシーンではハンドバッグとして、また通勤やお出かけのときはショルダーバッグとして使うなど、シーンにあわせたスタイルを楽しめます。
ボリード27のサイズ感だと、どちらの使い方でも違和感がないため、幅広いシーンで活用できます。
持ちやすい素材が多い
エルメスのバッグには、ラインごとにさまざまな種類のレザーが使われています。
ボリード27には、ヴォー・エプソンなどのやわらか素材が多く使われており、ハンドル部分も良く手に馴染みます。
長時間持っていても手が疲れにくく、ショルダーバッグ時に身体に当たってもゴワゴワ感が少ないため、ストレスなく使えます。
エルメス「ボリード27」のおすすめ素材3選
ボリード27にはさまざまな素材が使われており、素材によってバッグの雰囲気や使い勝手が変わります。
ここでは、ボリード27に使われている素材のなかから、特におすすめの素材を3種類紹介します。
ヴォー・エプソン
ヴォー・エプソンは、現在でも人気の高い雄仔牛のレザー「クシュベル」の後継として使われるようになった素材です。
絶妙なやわらかさと適度な固さとを兼ね備えており、ボリードの特有の形が型くずれしにくく長持ちします。
また、軽量なので荷物が増えても重たくなりすぎないのが魅力です。
ヴォー・スイフト
仔牛のレザーを用いたヴォー・スイフトは、発色の良さが魅力の素材です。
カラーバリエーションが豊富で、自分のファッションや好みにもあわせやすくなっています。
ただし、傷やスレなどに弱いデリケートな素材でもあるので、気をつけて使う必要があります。
ポロサス
ポロサスは、ワニ皮のなかでもトップクラスの高級素材で、光沢感の有無により2つの種類があります。
光沢感のあるポロサスは華やかな雰囲気で、光沢感のないポロサスはシックな雰囲気です。
そのため、光沢感のないポロサスのボリード27は、男性でも持ちやすいデザインになっています。
普段使いというよりは、ビジネスやフォーマルなシーンに適した素材です。
エルメス「ボリード27」と買取査定
適度なサイズ感とシーンを選ばずに使える実用性から、ボリードは使い勝手が良いバッグとして人気です。
特にボリード27は中古市場でも人気が高く、高額で取引されています。
ヴォー・エプソンなどは経年劣化しにくい素材ですが、長年使っていれば劣化は避けられず、大切に管理していてもボリード27の売却価格が下がってしまうかもしれません。
そのため、不要なボリード27をお持ちの方は、状態が良いうちに、早めに買取査定に出すことをおすすめします。
バイセルにはエルメスの専門知識を有する査定士が在籍し、数多くのエルメスのバッグを査定してきました。
バッグの希少性や人気だけでなく、中古市場での価格を踏まえた査定額を提示し、多くのお客さまに満足いただいています。
もし、不要なボリード27の売却をお考えの方は、一度バイセルまでご相談ください。
おわりに
ボリード27は、高い収納力とシーンを問わず使えるデザイン性の高さから、多くの人に愛されているバッグです。
中古市場でも人気が高いことから、高額な価格で取引されています。不要なボリード27を売却するなら今がチャンスです。
エルメスの買取実績が豊富なバイセルでは、素材や色など、さまざまなポイントからお客さまの大切なボリード27を査定します。
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