「シャネルも昔は安かった」20年前のマトラッセの定価はいくら?

「シャネルも昔は安かった」20年前のマトラッセの定価はいくら?

「シャネル マトラッセの20年前の定価を知りたい」「昔はシャネルも安かったって本当?」という疑問をお持ちの方も多いです。

本記事では、マトラッセなどシャネル定番バッグの2025年最新定価を紹介し、なぜこれほどまでに高騰したのかという背景にある3つの理由や、20年前に購入したバッグの買取相場などについて解説します。

※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

バイセル査定士 高橋裕太 バイセル査定士 高橋裕太

「バイセル」の査定士として、月間120件以上の査定、年間では1,000件以上のお客様対応の実績があります。豊富な経験をもとに 12カテゴリ、19品目と幅広い知識を有しています。その中でも着物・ブランド品の査定が得意です。 また、多数のメディアに出演させていただいた経験もあり、様々な角度からリユース業界に貢献したいと思っています。当記事のお品物へのご相談がございましたら、バイセルへお気軽にお申し付けください!

シャネル マトラッセ 20年前の定価は「15万円~20万円」だった

「昔はシャネルも安かった」という噂は、確かに事実です。

シャネルの定番中の定番である「マトラッセ」の定価が、どのように推移してきたかを具体的なデータで比較します。

●マトラッセ 20年前・10年前・最新の定価推移比較表

シャネルの中でも定番とされている「マトラッセ 25cm(A01112)」を例に取ると、過去20年間で定価は驚くほど高騰しています。

時期 マトラッセ 25cm(推定定価) 20年前からの高騰率
20年前(2005年頃) 15万円~20万円ほど -
10年前(2015年頃) 40万円~50万円ほど 約2倍~3倍
現在(2025年10月時点) ¥1,776,500 約8倍以上

この推移を見ると、20年前にマトラッセを購入していた場合、価格は8倍以上に高騰していることがわかります。

【2025年最新】マトラッセなどシャネル定番バッグの定価

シャネルは近年立て続けに値上げを行っており、2025年8月1日にもバッグラインの価格改定を実施しています。

2025年10月時点における主要定番商品の定価は、以下のとおりです。

モデル名 サイズ 型番 定価(2025年10月時点)
マトラッセ 23cm A01113 ¥1,707,200
マトラッセ 25cm A01112 ¥1,776,500
マトラッセ 30cm A58600 ¥1,914,000
ボーイシャネル 25cm A67086 ¥1,164,900
CHANEL 19 26cm AS1160 ¥1,120,900
2.55 チェーンショルダー 24cm A37586 ¥1,776,500

上記商品の現状に限って見ると、定番バッグの価格帯は100~180万円前後です。

シャネルにはほかにもさまざまなモデルがあり、価格は今後も上がる可能性があります。

シャネル マトラッセ定価上昇の3つの理由

シャネルバッグの定価は、度重なる価格改定により上昇し続けています。

近年におけるシャネルバッグの著しい価格上昇の理由について、3つに分けて解説します。

ラグジュアリー路線への転換

近年シャネルは、ラグジュアリー路線へと転換しているといわれています。

著しい高価格化を通じて、エルメスのような超高級志向を目指しているとされているのです。

定価の引き上げとともに、一部商品への購入制限も実施することで、自社ブランドへの希少性も高めています。

原材料費・輸送費・人件費などの高騰

近年では世界レベルの感染症拡大や戦争の影響で、原材料費や輸送費、人件費などの高騰が顕著になっています。

こうした世界情勢の変化は、シャネルなどの高級ブランドにも大きな影響を与えています。

例えば、シャネルバッグに欠かせない牛や羊などの天然革にも、著しい高騰が生じています。

日本の皮革メーカーを例に挙げると、牛の原皮や薬剤の価格が1年前より1~1.5倍ほど上昇しているという話もあります。

シャネルの場合、先述のとおり販売戦略上の要因での値上げ傾向が強いとはいえ、原材料費が世界レベルで高騰すれば、その影響を価格に反映せざるを得なくなるでしょう。

為替相場の影響

近年における円安ドル高も、シャネルの価格を高騰させている要因の一つです。

円安によって円の価値が世界中で下がってしまうと、日本への輸入コストが増加することになります。

シャネルの定価の上昇は、日本だけでなく世界的に起きている現象です。

ただ、日本の場合、長期的かつ歴史的な円安によって、シャネルの価格が特に高くなりやすい状況に陥っていると考えてよいでしょう。

20年前に購入したマトラッセは今が売りどき!現在の買取相場

シャネルバッグは、10~20年前と比べて定価が数倍に高騰したことで、簡単には手を出しにくい存在になりつつあります。

その結果、生じているのが、新品よりも安くシャネルバッグを買いやすい中古市場の活況です。

なかでも特に注目されているのが、20年以上前に製造されたヴィンテージシャネルというカテゴリです。

具体的な価格は、モデルや商品の状態などによって変わってきますが、商品によっては5年ほど前と比べて2~5倍もの買値がつくことがあります。

一例として、シャネル マトラッセ ラムスキン ダブルフラップの買取相場が~280,000円というものがあります。

これだけの買値が期待できるということは、不要なシャネルバッグに「売りどき」が到来していると考えてよいでしょう。

※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。

以下のシャネル買取ページでは、シャネルの買取強化モデルや高価買取できるモデルについてご紹介しておりますので、参考にご覧ください。

不要なシャネルバッグを高く売るコツ

シャネルバッグの買取価格は、それぞれの買取業者によって異なります。

ある程度共通するシャネルバッグを高く売るコツをご紹介します。

お持ちのシャネルバッグを少しでも高く売りたいという方は、ぜひ査定前にご確認ください。

お手入れをする

シシャネルバッグの本体の状態は、買取査定額を決める大事な要素です。

基本的には、日々のメンテナンスや保管環境によって良い状態が保たれているバッグのほうが、高値で買い取られやすくなります。

クローゼットなどに長年眠っていた古いバッグを売却する際にも、サッと拭いてホコリを落としてから査定に出したほうが、査定士からの印象も良くなるでしょう。

不要なら早く査定に出す

まったく使わないバッグを自宅で長期保管していると、カビが生えたり経年劣化が進む可能性もあります。

バッグに汚れやヒビなどがあると、査定額にも悪い影響を与えます。

また、ブランド品のバッグはヴィンテージ価値があるものを覗いて、新しいモデルのほうが高く売れる傾向にあります。

もう使う予定がないシャネルバッグは、なるべく早く査定に出すことがおすすめです。

シャネル買取が得意な業者に査定を出す

シャネルバッグを高値で売りたいという場合には、シャネルの買取実績が多い業者に相談するのがベストです。

バイセルには、シャネルなどのブランド品に詳しい査定士が在籍しています。

シャネル製品の売りどきや「価値があるのかだけ知りたい」などのご相談も大歓迎です。

不要なシャネルバッグなどをお持ちでしたら、気軽にお問い合わせください。

出張買取の相談をしてみませんか?

おわりに

シャネルにおける定番バッグの20年前・10年前・現在の定価を比較すると、インターネット上の「昔はシャネルも安かった」という噂も間違いではないといえそうです。

また、近年シャネルは、ラグジュアリー路線への転換に向けて舵を切っており、原材料費や輸送費などの高騰も続いています。

このことから、シャネルの定価などが今後も上昇する可能性は十分にあると考えてよいでしょう。

新品の価格高騰が続くシャネルバッグは、中古市場でも人気です。

数年前に購入したものが、思いのほか高価格で買い取ってもらえるかもしれません。

不要なシャネルバッグをお持ちでしたら、ぜひともバイセルにご相談ください。

お品物の状態が悪くてもOK ブランド品 買取強化中!

バイセルでは、下記ブランド品の買取を強化しております。
使っていないブランドバッグやポーチ・財布などございましたら、ぜひご相談ください!