瀬戸物(瀬戸焼)を高く売るコツ!買取相場やおすすめの売却方法を解説

日常使いの食器の代名詞として知られる「瀬戸物(せともの)」。そのルーツである愛知県瀬戸市の「瀬戸焼」は、日本六古窯の一つに数えられる歴史深い焼き物です。
「実家に古い陶器があるけれど、瀬戸物買取に出せるだろうか?」「有名作家の瀬戸焼はいくらで売れる?」とお悩みではありませんか?瀬戸焼は、希少な「古瀬戸」や人間国宝による「作家もの」など、骨董品市場において高価買取が非常に狙いやすいジャンルです。
本記事では、瀬戸物の買取相場を左右するポイントや、高く売るための3つのコツ、さらに加藤唐九郎などの有名作家について詳しく解説します。大切な焼き物を納得のいく価格で売却するための参考にしてください。
※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。
「バイセル」の査定士として、月間120件以上の査定、年間では1,000件以上のお客様対応の実績があります。豊富な経験をもとに 12カテゴリ、19品目と幅広い知識を有しています。その中でも着物・ブランド品の査定が得意です。 また、多数のメディアに出演させていただいた経験もあり、様々な角度からリユース業界に貢献したいと思っています。当記事のお品物へのご相談がございましたら、バイセルへお気軽にお申し付けください!
目次
日本六古窯の一つ「瀬戸焼」の特徴と価値

瀬戸焼は、愛知県瀬戸市周辺で作られる陶磁器の総称です。日本六古窯(瀬戸・越前・常滑・信楽・丹波・備前)の中で、唯一中世から釉薬(うわぐすり)を用いた技法を持っていたことが大きな特徴です。
東日本では「瀬戸物=食器・焼き物全般」を指す言葉として定着するほど、日本の食文化を支えてきました。実用的な食器から、茶の湯の発展とともに作られた芸術性の高い茶道具、鑑賞用の壺や花瓶まで、その種類は多岐にわたります。
高価買取が期待できる「古瀬戸(こせと)」とは
瀬戸焼の中でも、鎌倉時代から室町時代初期にかけて作られたものは「古瀬戸」と呼ばれ、非常に高い骨董的価値があります。
- 希少性:中世に釉薬を施された唯一の焼き物であり、現存数が少ない。
- 意匠:灰釉(はいぐすり)や鉄釉(てつゆう)を用いた深みのある色合い。
- ステータス:当時は上流階級や寺院で使われていたため、品格が高い。
特に「カセ(釉薬の剥げ)」や「鵜の斑(うのふ:青白い発色)」が見られる古瀬戸茶碗などは、歴史的資料としても評価され、驚くような高額査定に繋がることがあります。
瀬戸物の買取相場を左右する3つの評価ポイント

瀬戸物の買取価格は、主に「作家」「時代」「状態」の3点で決まります。
1. 作家もの(人間国宝・有名作家)
瀬戸焼を代表する加藤土師萌(人間国宝)や加藤唐九郎などの著名な作家による作品は、美術品としての評価が確立されているため、安定した高価買取が可能です。
2. 保存状態の良し悪し
陶磁器は割れや欠け、ヒビ(ニュウ)がない状態が良いほど評価は高くなります。ただし、古瀬戸のような古い陶器の場合、経年による変化が「味」として評価されるケースもあるため、自己判断で処分しないことが大切です。
3. 付属品(共箱・鑑定書)の有無
作家のサインがある「共箱」や、由来を記した鑑定書は、本物であることを証明する重要な証拠です。これらが揃っていることで、査定額が数倍に跳ね上がることもあります。
「古い陶器を売りたいけれど、価値がわからない」という方は、ぜひバイセルへ。瀬戸物に精通した査定士が、一点一点丁寧に鑑定いたします。
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瀬戸焼には「加藤」姓を名乗る名門が多く、作家名によって買取価格が大きく変動します。特に以下の作家は買取市場で非常に人気です。
加藤唐九郎(かとう とうくろう)
桃山時代の古陶復元に人生を捧げた、近代陶芸界の巨匠です。力強く豪快な作風の志野茶碗「鬼ヶ島」や黒織部などは、愛好家の間で垂涎の的となっています。作品の多くは数万〜数十万円、希少な名品であればそれ以上の価格で取引されます。
加藤土師萌(かとう はじめ)
色絵磁器の技術で人間国宝に認定された作家です。中国の技法を研究し、「黄地紅彩」や「萌葱金襴手」など、緻密で華麗な文様を再現しました。その繊細な技術は磁器の最高峰とされ、高価買取が非常に期待できます。
加藤重高(かとう しげたか)
加藤唐九郎の三男であり、父譲りの豪快な意匠を継承しつつ独自の作風を確立しました。志野や織部、黄瀬戸の茶陶で知られ、日展などでも高い評価を得ています。
原憲司(はら けんじ)
加藤卓男に師事し、桃山古陶の黄瀬戸の再現において第一人者とされる作家です。可児市の重要無形文化財保持者に認定されており、現代の茶道具市場でも高い需要があります。
瀬戸物(瀬戸焼)を1円でも高く売るための3つのコツ

大切な瀬戸物を手放す際、少しでも高い査定額を引き出すための具体的な工夫をご紹介します。
1. 付属品は「そのまま」すべて揃えて出す
共箱、布、栞、鑑定書などは必ず一緒に査定に出してください。特に共箱は鑑定代わりになるだけでなく、コレクションとしての完品状態を示すため、高額査定に欠かせません。
2. 無理に洗わず、ホコリを払う程度にとどめる
「きれいな方が高く売れる」と思われがちですが、古い陶磁器を水洗いすると、染み込んでいた汚れが浮き出たり、破損の原因になったりします。柔らかい布で軽くホコリを払う程度にしておくのが、価値を守るコツです。
3. 骨董品・焼き物に強い専門買取店を選ぶ
リサイクルショップでは、単なる「古いお皿」として安く買いたたかれてしまう恐れがあります。古瀬戸の希少性や有名作家の銘を見極められる、バイセルのような骨董品買取のプロに依頼することが、最も確実に高く売る方法です。
瀬戸物買取ならバイセルの「出張買取」がおすすめ

バイセルでは、お客様のライフスタイルに合わせて3つの買取方法をご用意しております。
- 出張買取(一番人気):査定士がご自宅に伺い、その場で鑑定・現金化します。重い壺や大量の食器を持ち運ぶ必要がなく、破損リスクもゼロです。
- 宅配買取:全国対応の宅配キットに詰めて送るだけ。忙しい方に最適です。
- 持ち込み買取:お近くの店舗で対面査定。プライバシーに配慮した個室で安心です。
特に「古い陶器をまとめて売りたい」「瀬戸物を安全に査定してほしい」という方には、移動の手間がない出張買取が選ばれています。出張料・査定料・キャンセル料はすべて無料ですので、まずは価値を知ることから始めてみませんか?
瀬戸物買取のよくある質問(Q&A)

Q. 作者がわからない「せともの」でも査定してもらえますか?
A. はい、喜んで承ります。 焼き物の裏にある「銘」や、作風、土の質などから、バイセルの査定士が作家や産地を特定します。無名の食器だと思っていたものが、実は貴重な古瀬戸だったというケースもございます。
Q. 釉薬(うわぐすり)に細かいヒビがありますが、買取可能ですか?
A. もちろん可能です。 それは「貫入(かんにゅう)」と呼ばれる焼き物特有の現象であり、作品の味わいとして評価されることも多いです。特に古い時代の作品に見られるヒビは、高額査定の重要なポイントになる場合もあります。
Q. 瀬戸市以外の場所に住んでいますが、食器買取に来てくれますか?
A. はい、日本全国どこでも伺います。 バイセルは全国に査定網を持っておりますので、愛知県外にお住まいの方でも、瀬戸物やその他の焼き物をまとめて査定にお出しいただけます。
Q. 汚れたままの古い陶磁器も見てくれますか?
A. ぜひそのままの状態で見せてください。 蔵や物置に眠っていた汚れがついた状態でも、価値は変わりません。むしろ無理なお手入れで傷つけるよりも、そのままの方が適正な判断がしやすくなります。




