カミュ・ジュビリーの買取相場は?高く売るための注意点を解説

2024.02.22

お酒買取 コラム
カミュ・ジュビリーの買取相場は?高く売るための注意点を解説
カミュ・ジュビリーを買取してほしいです。いくらになりますか?
保存状態や付属品などによって価格は変わります。詳しくは専門知識を持ったバイセルの査定士が一度拝見いたしますので、まずはお電話・メールよりお問い合わせください。
未開封のカミュ・ジュビリーがあります。価値はありますか?

カミュ・ジュビリーは、1863年に創立したカミュ社が創業50周年を記念して作った高級ブランデーです。

現在は廃盤となっており、希少性と品質の高さから買取市場でも高い価値が認められています。

お持ちの方にとっては、具体的にどれくらいの価値があるのか気になるところでしょう。

カミュ・ジュビリーの特徴に加え、買取相場、高く売るための注意点を解説します。

また、ジュビリーのほかにもあるカミュの人気コニャックの種類についてもご紹介しますので、買取をご検討の方は参考にしてみてください。

まずは無料査定しませんか?

お問合せ・ご相談はこちら

0120-612-773

24時間365日受付中・携帯からも通話料無料

※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

カミュ・ジュビリーとは?

カミュ・ジュビリーとは?

カミュ・ジュビリーとは、1863年に創立したコニャックメーカーのカミュ社(CAMUS)が、創業50周年を記念に発売した高級ブランデーです。

名前のジュビリー(Jubilee)とは「記念祭」を表し、その名の通りカミュ社にとって記念碑的な人気コニャックとなっています。

特徴的なのが、クリスマスツリーのような形で左右非対称なバカラ社製のボトルです。

中には、深い琥珀色をしたXOクラス以上の高品質なブランデーが注がれています。

優しくまろやかで深みのある味わいが特徴で、厳選された原酒と長期熟成による豊かな香りと、バニラのような甘味、スパイスのような辛味が楽しめます。

そして現在、カミュ・ジュビリーは廃盤となっていて販売されていません。

人気の高さ、バカラ社製の特殊なボトル、廃版となっていることによる希少性、これらの条件から、カミュ・ジュビリーは買取市場でも非常に価値の高いお酒となっています。

カミュ・ジュビリーを生産するブランド「カミュ」とは

カミュ・ジュビリーを賢く買取してもらう方法

1863年に創立したコニャックメーカーのカミュ社は、5世代にわたってカミュブランドを受け継いでいます。

コニャックとは、フランスのブドウ栽培で有名なコニャック地方で生産されているブランデーの中で、厳しい審査を通過したものの総称です。

ブドウ栽培・酒醸造業者のジャン=バチスト・カミュは、安定した品質水準を保証するために共同事業体を組織化する必要があるとし、「ラ・グランド・マルク」の名で自身のブランドを立ち上げました。

先見の明を持つジャン=バチストが基礎を築いたカミュ社の精神は、一族に代々受け継がれています。

1894年にジャン=バチストの長男・エドモンが2代目醸造責任者となり、カミュ社のブランドイメージの強化を進めました。

1896年に弟・ガストンがエドモンと合流し、共に2代目としてコニャックの海外販売を展開します。

その14年後の1910年にカミュは、ロシアの皇帝・ニコライ2世の宮廷御用達コニャックとして指定を受けます。

1932年にガストンの息子・ミッシェルがカミュに入社します。ミッシェルは、1960年代に免税市場の可能性に着目して、世界各国の免税店で事業を始めます。

その後、旅行中のビジネスマンや収集家をターゲットにして、バカラクリスタルを含めたギフトアイテムを導入しました。

カミュブランドは、現在に至るまで免税市場の代表的地位を守っています。

1977年にジャン=ポールは、ブドウ栽培・酒醸造業者としてカミュ社の4代目に入ります。

彼はカミュブランドを成長期のアジア市場に参入を果たし、日本と韓国のリーディングブランド(その業界内でトップとなりリードする存在のブランド)として地位を確立します。

また、2000年にジャン=ポールは、カミュを象徴する「ボルドリーXO」を発表します。

1994年にシリル・カミュが、トレード・リレーションズ・ディレクターとしてカミュ社の5代目に加わります。

シリルは、伝統を重視しながら革新的で高品質のコニャックを市場に送り出したい強い思いから「エレガンスシリーズ」のボルドリーXOや「マスター・ピース・コレクション」「イル・ド・レ」といったコニャックなどを世に出し続けています。

カミュの人気ブランデーの種類

カミュの人気ブランデーの種類

日本で購入できるカミュ社のブランデーには、日本の代理店を通して国内で販売している「カミュエレガンスシリーズ」のVSOPエレガンスとXOエレガンス、「イル・ド・レ シリーズ」のファインアイランドとイル・ド・レ ダブルマチュアードなどがあります。

他にも買取市場では、様々な種類のカミュのブランデーに出会うことがありますが、ここではその中でも人気の高いコニャックをご紹介します。

カミュXOシリーズ

「カミュXO」は2種類あり、通称「ロングネック」と呼ばれる縦長のボトルと、ロングネックに比べると背が低く平べったい形をした「スペリオール」があります。

カミュXOは他にも、現行品として販売されている「カミュXOエレガンス」、フランス・ボルドリー地区で栽培されたブドウのみを原料に使用している「カミュXOボルドリー」など豊富にあります。

日本ではどの種類のボトルも、高級コニャックの代表的な存在としてバブル期に大変流行っていたと言われています。

バブル期には海外旅行のお土産や、贈答用として購入する人も多く、自宅に飾っている方も多いでしょう。

カミュ・ミッシェルロイヤル

「カミュ・ミシェルロイヤル」は、ボトルの全てがバカラクリスタルでできています。 ミシェルロイヤルは、原料となる白ブドウ品種を選び抜き、さらにボルドリー原酒が使用されています。

ミシェルロイヤルは、カミュ社の4代目・ミシェルの名が由来です。

彼は免税店市場への進出に向けて、バカラクリスタルなどのデキャンタ(ワインをボトルから移すガラスの瓶)を使用しました。

それが功を奏してブランドのイメージアップに繋げたミシェルは、カミュ社の功労者です。

ミシェルロイヤルは、世界的に有名なロンドン国際ワイン&スピリッツ コンペティションに3回出品して、3回とも金賞を受賞しているほど高品質です。

カミュ・ブックシリーズ

カミュブックは、ボトルが本のような形をしていることが特徴です。カミュブックはボトルのデザインと種類が豊富です。

一例を挙げると、ナポレオン、ゴッホのひまわり絵、フランス革命、裸婦人などが描かれており、小さいサイズのボトルもあります。

そして、カミュブックは色の種類も豊富で、ゴールド、シルバー、グリーン、レッド、ブラックなどがあります。

カミュブックはボトルの絵で価値が変わり、特に「カミュナポレオンブック」のゴールドとシルバーは価値が高いです。

2代目のバチストとエドモンドによって、カミュブランドのイメージ強化を図るのと同時に、コニャックの品質を上げていきました。

この頃に2代目はカミュブックを販売し、現在でも人気のある看板ともいえる銘柄にまでなっています。

カミュ・ナポレオンシリーズ

カミュ・ナポレオンは、5年〜12年の樽で熟成した原酒をブレンドしたものです。4代目のジャンが手掛けたナポレオンシリーズは、1980年代に最も売れているコニャックとして実績を残しました。

この「ナポレオン」の由来は、ナポレオンがブランデーを愛飲していたなどの諸説がありますが、どれも真相ははっきりしていません。

ナポレオンはブランデーの等級に使われています。

ナポレオンクラスは、XOの次に熟成期間が長いことを意味するため高品質の証です。

カミュ・キュヴェシリーズ

カミュの「キュヴェ」シリーズは、優れた品質のブドウと選りすぐりの蒸留酒を使用して製造される、カミュ社の製造技術を結集した数量限定の高級コニャックです。

カミュ社の高い品質基準に従って造られるこのブランデーは、特別な品質と風味を提供することに特化した、特別な瞬間や贈り物に相応しいコニャックとなっています。

例えば2013年にカミュ社創立150周年を記念して発売された「キュヴェ5.150」は、合計熟成年数が150年にもなる5種類の原酒を使用しており、世界限定1492本という限定生産でした。

ほかにも「キュヴェ3.128」など、高い品質と希少性から買取市場でも価値が高くなっているシリーズだと言えます。

カミュ・カラフェ

カミュの「カラフェ」は、高品質なブドウと蒸留酒を用いて製造されるカミュの人気ブランデーです。

カラフェ(carafe)とはフランス語でガラス製の水差しの意味で、ボトルが洋ナシのような形状で水差しに似ていることからこの名称で呼ばれています。

豊かな風味と滑らかな口当たりから、幅広いコニャックファンに愛される1本です。

コレクターからは宝箱のような赤い化粧箱も人気で、買取市場でも需要の高いコニャックとなっています。

まだまだあるカミュの人気コニャック

ここに挙げたもののほかにも、カミュには買取市場で人気の高いコニャックが数多くあります。

カミュ・エクストラカミュ・シルバートップカミュ・ファミリーレガシー
カミュ・マルキーズカミュ・シルバーバカラカミユ・プレジゼンツリザーブ
カミュ・VSOPカミュ・オルダージュカミュ・グランドマルクサンルイ
カミュ・ボルドリカミュ・トラディションカミュ・クイーンズシルバージュビリー1977
カミュ・ジャズカミュ・ベルカミュ・ジョセフィーヌ

これらのカミュのコニャックをお持ちなら、保存状態などによっては高く売れる可能性もあります。

お持ちのコニャックの具体的な買取価格については、バイセルの無料査定をご利用ください。

カミュ・ジュビリーの買取相場

カミュ・ジュビリーの買取相場

カミュ・ジュビリーはすでに廃盤となっているため、現在市場に出回っている本数が少なくなっています。

そのため希少性が高く、しかも買取市場における需要が高いため、価値は高くなっています。

買取金額は個別のケースによってかなり幅がありますが、保存状態が良い、付属品が揃っているなどの高いもので数万円ほどの買取相場になるでしょう。


※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。

まずは無料査定しませんか?

お問合せ・ご相談はこちら

0120-612-773

24時間365日受付中・携帯からも通話料無料

カミュ・ジュビリーのバイセルでの実際の買取例は?

お酒買取のバイセルでも、カミュ・ジュビリーを含むブランデーの買取実績は数多くございます。

以下のページでは、様々なブランデーの買取相場に加え、バイセルでの実際の買取例、バイセルのブランデー買取をご利用になったお客様の声についても記載してございます。

参考までにぜひご覧ください。

注意!開封済のカミュ・ジュビリーは買取不可になってしまうかも

注意!開封済のカミュ・ジュビリーは買取不可になってしまうかも

買取市場でも非常に人気の高いカミュ・ジュビリーですが、開封してしまっている場合には買取不可となってしまう場合もありますので注意が必要です。

開封後のブランデーは、酸素が入って酸化が進んでしまい、本来の香りや味わいが楽しめ無くなってしまうため、買取価格がつかないことが多いのです。

そのため、お持ちのカミュ・ジュビリーを飲まない場合には、必ず未開封のまま保管しておくようにしましょう。

また開封していなくても、液面が低下している、変色が見られる、ボトルに大きな欠けやヒビがある、贈答品で宛名が入っているなどの場合には、買取価格が下がってしまったり買取不可になったりする可能性がありますので、注意が必要です。

カミュ・ジュビリーをより高く売るための注意点

カミュ・ジュビリーをより高く売るための注意点

カミュ・ジュビリーは非常に価値の高いブランデーですから、買取に出すなら少しでも高く売りたいと考えるのは当然ですよね。

ここでは、カミュ・ジュビリーをより高く売るために知っておきたい3つの注意点をご紹介します。


・保存状態に気をつけておく
・箱や替え栓などの付属品をそろえておく
・お酒の買取実績豊富な買取業者に依頼する

保存状態に気をつけておく

カミュ・ジュビリーを含むブランデーの買取では、商品の保存状態が買取価格に大きく影響します。

ボトルに欠けやヒビがある、液面が低下している、中身が変色しているなど保存状態が良くないと、いくら価値の高いカミュ・ジュビリーであっても買取価格は下がってしまいます。

売却を検討しているカミュ・ジュビリーを持っている場合には、品質をキープするために保管方法に気を配りましょう。

蒸留酒でアルコール度数の高いブランデーは長期間の保存にも向いているお酒ですが、室温の高いところで保管していると、蒸発を促進させてしまいます。

また直射日光も液面低下や変色の原因になりますし、香味が悪くなる場合もあります。

ブランデーは、生産された場所と同じような環境・室温で保管するのが最適と言われています。

フランスのコニャック地方の年間の平均気温が15〜20℃なので、自宅内でそこに近い環境を探して保存すると良いでしょう。

冷蔵庫での保管は、気温が低すぎてブランデーの品質が変わってしまう恐れがあるためおすすめしません。

また、未開封のボトルにホコリや汚れが付いていたら、柔らかいタオルできれいに拭き取っておきましょう。

箱や替え栓などの付属品をそろえておく

カミュ・ジュビリーに限ったことではありませんが、高級ブランデーの買取では、購入時についてきた付属品も一緒に買取に出すことで、より高い買取価格がつく可能性があります。

カミュ・ジュビリーの場合には化粧箱のほか、冊子や替栓が付属しています。

ブランデーのコレクターの中には、栓を空ける機会まで棚にボトルや化粧箱を飾る人も少なくなく、こういった付属品も重要なコレクションの一部です。

買取市場でも付属品が揃っている方が好まれる傾向にあり、より多くの需要を集めやすいと言えるでしょう。

購入時や譲り受けた際に付いてきた付属品は大切に保管しておき、買取の際には忘れずに提示するようにしましょう。

お酒の買取実績豊富な買取業者に依頼する

カミュ・ジュビリーを含む高級ブランデーの価値を正しく判断するためには、種類・製造年代・保存状態などの多数の査定ポイントを正確に見極める能力がなくてはなりません。

もしお酒の専門知識を持たない買取業者に買取を依頼してしまうと、お持ちのカミュ・ジュビリーの価値をしっかりと見極めてもらえず、本来よりも安い価格で買取されてしまうかもしれません。

そこで、カミュ・ジュビリーのような高級ブランデーを売るなら、お酒の専門知識と豊富な買取実績を持った買取業者に依頼するのがおすすめです。

全国規模で多くの買取実績を持つ買取業者なら安心だと言えるでしょう。

カミュ・ジュビリーを売るなら買取実績豊富なバイセルへ

カミュ・ジュビリーを売るなら買取実績豊富なバイセルへ

カミュ・ジュビリーなどの価値あるお酒を売るなら、お酒買取のバイセルへお任せください。

バイセルは日本全国を対象にお酒などの出張買取サービスを提供しており、たくさんのお客様・リピーター様からご指名をいただいてまいりました。

その結果、2015〜2022年の累計でお酒を含む2,700万点以上の買取実績を積み上げることができました。

バイセルの査定士は、高い専門知識と豊富な査定経験を生かして、カミュ・ジュビリーをはじめとしたお酒1点1点の価値を正確に鑑定します。

バイセルの出張買取は、手数料完全無料です。

「試しに査定だけ」といった場合にも料金の心配なくご利用いただけますので、まずはお気軽にバイセルの無料査定をお試しください。