バカラグラスの買取相場は?買取方法や価値が見込める種類をご紹介!

バカラグラスの買取相場は?買取方法や価値が見込める種類をご紹介!
使わずにしまったままのバカラを売りたいです。箱なしですが買い取ってくれますか?
高級ブランドのバカラなら、状態が良ければ箱なしでも価格が付く可能性があります。まずは一度お電話・メールよりお問い合わせください。
自宅にバカラのグラスがあります。価値はありますか?

バカラは、フランスに本社があるクリスタルのラグジュアリーブランドです。

バカラは250年以上もの歴史があり、高級テーブルウェアを中心に、品質の高い製品を作り続けています。

使っていないバカラのガラス製品が自宅にあるという方は、「買い取ってもらえるのかな?」「買取に出したらいくらくらいになるんだろう」などとお悩みでしょう。

本記事ではそのような疑問を解決すべく、買取相場の決まり方や価値が見込める種類、高く買い取ってもらうコツなど、買取に出す前に知っておきたいポイントをご紹介します。

お持ちのバカラグラスを買取に出す前に読んでいただき、満足のいく買取に繋げましょう。

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バイセルでは、下記骨董品の買取を強化しております。
眠っている掛け軸や価値の不明な茶道具などございましたら、ぜひご相談ください!

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

高級グラスのブランドといえばバカラ

バカラ (Baccarat)の歴史は、1764年フランス・バカラ村にてガラス工場が設立されたのが始まりです。

当初は、窓ガラス・鏡・ビン類が製造されていましたが、1816年頃から現在ではバカラの定番であるクリスタルガラス製品を製造するようになりました。

その後、バカラは世界的に愛されているラグジュアリーブランドとなり、フランス国王・ルイ18世を皮切りに、ヨーロッパの王室・モロッコ王室・タイ王室・日本の皇室でも注文されています。

バカラの品質基準の高さも人気の理由のひとつであり、製造された商品のうち基準を満たして流通するのは6〜7割で、それ以外は破棄されてしまうほどです。

バカラが生産するのは、テーブルウェア(グラス・デキャンタ等)が主とされていますが、アクセサリー・花瓶・香水瓶・置物・シャンデリアなども手掛けています。

バカラの買取相場の決まり方

バカラのグラスは、買取市場において価値があるものとされており、単体でも値が付くことが多いです。

バカラの買取相場は、まず保存状態が良いかどうか、グラス単体なのか複数脚セットなのか、そして人気シリーズのものかどうかで決まっていきます。

欠け・ヒビなどもなく綺麗な状態の複数セットで、かつ買取市場で需要の高いシリーズであれば買取相場も高くなるでしょう。

中でもアルクールシリーズは人気があり、元々の販売価格が高い種類があるという点でも、買取市場において価値が高くなりやすいです。

以下ページでは、バイセルで買い取ったバカラの種類や、バカラ買取を利用されたお客様のお声をご紹介しています。ぜひ参考にご覧ください。

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価値が見込めるバカラの人気シリーズ

バカラの買取においては、人気シリーズのほうが高く買い取ってもらえる傾向にあります。

250年以上続くバカラの歴史のうち、長年受け継がれているシリーズや話題になった種類をご紹介します。

「アルクール(HARCOURT)」1825年〜

アルクールは、1825年にアルクール侯爵(こうしゃく)の注文をきっかけに誕生してからロングセラーモデルとなっている代表的なモデルです。

改良を重ねて、現在販売されている6面のアーチ型フラットカットになったのは1841年とされています。

脚に六角形の飾りがあり、底面が六角形になっていて安定感があります。

アルクールは、買取市場においても人気の高いバカラ定番シリーズとして親しまれています。

「コンコルド(CONCORDE)」2001年製造(廃盤品)

コンコルドは2001年に発表されたモデルシリーズです。

グラスのフチに金彩が贅沢に施され、バカラの中でも高級感溢れるデザインに仕上がっています。

クリスタルとゴールドの融合が非常にマッチし、双方を引き立てています。

「タリランド(TALLYRAND)」1937年〜

タリランドは、アルクールと同様アーチ型フラットカットが特徴です。

しかし、フォルムはアルクールと大きく異なり、カットの頭部分が広がっている壺のような形状になっています。

飲み口を薄く仕上げることで、飲み物を口に運びやすいデザインです。

タリランドの由来は、1937年にフランスの外交官であるタレーランの中から取られました。

1930年代に発表されたアンティーク価値のあるシリーズで、バカラの刻印がないグラスも存在します。

「パーフェクション(PERFECTION)」1886年〜(一部モデル廃盤)

1933年に誕生したパーフェクションシリーズは、シンプルなデザインが特徴で余計なカッティングや装飾はありません。

由来は、ボルドー地方のワイン業者が「完璧(パーフェクション)」と賞賛したことから名づけられたといわれています。

一部モデルは廃盤となっており、現在公式サイトで購入できる種類も少なくなっているので、手に入りにくくなっている種類は買取市場で需要が高まっているかもしれません。

「パルメ(PARME)」1939年〜(一部モデル廃盤)

パルメシリーズは、1939年にパリ郊外にあるランブイエの大統領用のハンティングロッジで使われるために作られました。

パルメのエッチング(グラスに施される彫刻)デザインは、空想上の鳥と植物がモチーフになっているのが特徴です。

エッチングとカッティングの両方が施されているのは、バカラの中では珍しいシリーズです。

ほかシリーズでも言えることですが、パルメシリーズのワイングラスセットやタンブラーセットなどのセットの状態のものは買い取ってもらえる傾向にあります。

「ベガ(VEGA)」1995年〜

ベガは、1995年に2人のデザイナーが立ち上げた「サヴィネル&ロゼ」のデザインです。

ステム(足)部分が大きく何回にも分けて窪んでいるのが特徴です。

シリーズ名の由来は、七夕のおりひめ星ともいわれる「ベガ」から取っています。

ベガは食器棚に飾ったり、テーブルに置くだけでもアクセントとなるので、バカラファンからも人気の高いシリーズです。

「マッセナ(MASSENA)」1980年〜

マッセナは丸みの帯びたフォルムに、長さがバラつきのある縦のカットが多数施されているモデルシリーズです。

1980年に発表された定番モデルで、ナポレオン1世に「勝利の女神の申し子」といわれ高く評価されていた、陸軍元師のアンドレ・マッセナからシリーズ名がつけられています。

未使用のマッセナのグラスセットなどは価値が見込めるので、お持ちの方は買取査定に出してみることをお勧めします。

「ローハン(ROHAN)」1855年〜

ローハンのエッチングデザインは、S字の唐草模様が特徴です。

「ローハン」の由来は、フランス北西部にある町のローハンです。

1855年のパリ万博で受賞したシリーズで、飲み物を注ぐことでS字の唐草模様が美しく浮かび上がり、テーブルを幻想的な雰囲気に仕上げてくれます。

またバカラファンの間では、製造された年代によって、ローハンのエッチングデザインの太さや彫りの深さが大きく異なることが知られています。

バカラのコラボ商品

バカラは自社の人気シリーズのほかにも、さまざまなメーカー・ブランドとコラボし、発売の度に話題となっています。

メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)・クロムハーツ (CHROME HEARTS)・サントリーのウィスキーブランド「響」とはグラスを製作しました。

ほかにも、コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)とのコラボではTシャツを製作したり、NTTドコモとのコラボでは携帯電話まで製作し、世間を驚かせました。

「ドラえもん クリスタル オブジェ」や「スヌーピー オブジェ」などは、バカラファンのみでなく各キャラクターのファンからも需要のある品です。

コラボ商品は限定販売であることが多いので、もしお持ちの場合は値が付くかどうか一度査定を受けると良いでしょう。

オールドバカラは希少価値が高い?

「オールドバカラ」とは、一般的に19世紀以前に作られたバカラ製品を指します。

それほど昔に作られたバカラは、現在では廃盤になっていて残存数が少なくなっているものが多いため、買取市場において希少価値が高いとされています。

しかし、1930年より前に製造された作品には、それ以降に刻まれているバカラマークの刻印が入っておらず、バカラのシールのみ貼り付けられていたものがほとんどです。

シールが剥がれてしまうと素人では真贋の見分けがつかなくなることがあるので、バカラについて詳しい知識がある人に見分けてもらうのが賢明です。

オールドバカラの種類は、ピカデリー・ポンパドール・ナンシー・コートダジュール・エリザベート・ミケランジェロなど非常に多くのシリーズから作られています。

「オールドバカラを持っている」「バカラを持っているがオールドバカラかどうかわからない」という方は、バカラの買取実績が豊富なバイセルでの無料査定がおすすめです。

バイセルではバカラの査定経験を多数もつ査定士が在籍していますので、バカラグラスの価値をしっかりと見極めて価格に反映いたします。

オールドバカラを含む、お持ちのバカラの価値が知りたいという方は、ぜひ一度バイセルの無料査定をお受けください。

こんな状態のバカラでも価値がある!

中古市場でも需要のあるバカラは、以下の状態でも価値を認めてくれる業者が多いです。

  1. 付属品の箱がない
  2. セット内容が不足している
  3. ペア、セットではない単体の品
  4. 廃盤品
  5. 状態が古い

バカラは、あるべき付属品がそろっていると「保存状態が良い」とされ、評価がプラスになりやすいです。

しかしながら、グラス単体でも状態がきれい、かつ中古市場で需要がある種類ならば高値になる可能性があります。

業者によってはヒビ、欠け、割れのあるバカラは買い取ってくれない場合がありますが、必ず売れないというわけでもないので、気になる方は一度査定士に見てもらうといいでしょう。

バイセルでは、箱なしのバカラ、セット内容が不足しているバカラなども丁寧に査定させていただいております。

種類や状態によってはお値段を付けられることもございますので、まずはお気軽にご相談ください。

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バカラを高く買い取ってもらうコツ

これまで大切にとっておいたバカラであれば、なるべく高く売って、次も大事にしてくれる人の元へ渡ってほしいですよね。

買取市場でも需要の高いバカラですが、より高く買い取ってもらうコツがあります。

バカラを高く買い取ってもらうコツを大きく3つに分けてご紹介します。

  1. なるべくきれいにする
  2. 箱やセットがあるなら必ずまとめて売る
  3. 複数の業者に査定を依頼する

それでは、それぞれ詳しく解説します。

なるべくきれいにする

バカラをはじめとするガラス製品を買取に出す際は、新品同様のきれいな状態であった方が高い買取額になりやすいです。

未使用でとっておいたバカラ製品は、なるべくそのまま手を加えない方がいいでしょう。

手を加えることで、「使用済み」と判断され、価値が下がってしまう恐れがあります。

ただし、ホコリなどの目で見える汚れであれば、優しく拭き取っておいた方が査定時の印象も良くなります。

繊細なバカラ製品は使用済み・未使用に限らず、決して無理に擦って、傷つけたり割ったりしないように気をつけましょう。

箱やセットがあるなら必ずまとめて売る

バカラなどのブランド食器は、箱や取扱説明書、元々セットになっている品とまとめて売ることで、価値が高くなりやすいです。

未使用品の場合は、なおさら箱に入った状態で出した方が再販時にさらに買い手がつきやすくなるので、業者でも買取してもらいやすいでしょう。

箱の変色を避けるために、査定に出すまではなるべく直射日光の当たらない場所で保管しておくのがおすすめです。

複数の業者に査定を依頼する

買取業者にバカラの査定を依頼する際、複数の業者で相見積もりをとるのがおすすめです。

同じバカラ製品を買取査定に出しても、業者によって査定額やサービス内容が異なることが多いです。

そのため、複数の業者で査定を依頼し、対応や査定額を比較してみましょう。

査定をしてもらった業者の中で、自分が一番納得できそうな所へ買取に出すことで、後悔のない買取につながります。

少し手間と時間がかかるかもしれませんが、バカラ買取でなるべく損をしないためにも、相見積もりをとるのが得策です。

バカラの買取方法は何がある?

「バカラを高く買い取ってもらうコツ」を念頭に、次は「どこへ買取に出せばいいのか」を考えていきましょう。

いくつかの方法を挙げつつ、それぞれのメリット・デメリットを解説していきます。

ネットオークションやフリマアプリを利用する

バカラを買取に出す方法として、インターネットを使用するやり方があります。

インターネットが使える環境さえあれば、ネットオークションやフリマアプリを使って、お手持ちのバカラを出品する事が出来ます。

スキマ時間で買取を進めたい方にはぴったりかもしれません。

しかし、ネットオークションやフリマアプリに出品する際には、バカラの写真を撮影し、説明文も考え、買い手候補の方から質問や値段交渉があれば随時対応することも必要です。

これほどの作業量の多さでありながら、そこまでしても買い手がつかないこともあります。

売れたとしてもその後も梱包・発送作業が発生するうえに、個人間取引のため「品物が届かない」「偽物だ」などのクレームが来てトラブルに巻き込まれてしまう可能性も少なくありません。

ネットオークションやフリマアプリでのバカラの出品は、スキマ時間が多い方・まめな方には向いているかもしれませんが、普段からネットを使用しない方・細かい作業ややり取りが苦手な方には不向きな方法かもしれません。

リサイクルショップを利用する

バカラを買取に出す方法として、リサイクルショップの利用もあります。

リサイクルショップは全国各地にあり、自宅の近くにあればバカラを持ち込みやすいかもしれません。

売りたい品物を店舗へ持ち込むだけなので、ネットに疎い方でも手軽に利用できる買取方法と言えるでしょう。

しかし、リサイクルショップは雑貨・日用品・洋服など、あらゆるカテゴリの商品を取り扱っている店舗が多いです。

そのため、査定スタッフはバカラなどのブランド食器に詳しい知識を持っていない可能性が高いでしょう。

バカラの価値を分からずに、適切な買取額よりも低く提示してくるかもしれません。

「実際はもっと価値の高いバカラだったのに」と、後悔することになってしまうともったいないですよね。

せっかくバカラを買取に出すなら、食器などの骨董品に詳しい買取業者にて、適切な買取額を見定めてもらいましょう。

ブランド食器を扱う買取業者に依頼する

バカラの買取は、ブランド食器を取り扱う買取業者に依頼するのがおすすめです。

バカラの場合、シリーズや種類もとても多く、特に価値が高いとされている「オールドバカラ」を見極めるには素人だと難しいものがあります。

ブランド食器をはじめ骨董品を取り扱うバイセルには、バカラに詳しい査定士が在籍しています。

そのため、お手持ちのバカラの価値をしっかり見抜いて買取価格に反映することができます。

また、「バカラのグラスが複数ある」「バカラをセットで売りたい」という方は、バイセルの出張買取サービスをご利用ください。

バイセルの出張買取サービスを利用すれば、利用者の方が決めた時間に査定士が自宅を訪問し、その場でバカラを査定いたします。

提示された査定額に納得がいけば、すぐに買取・現金化も可能です。

お手持ちのバカラに適している価値を見極めてもらいたい方は、骨董品買取に実績のあるバイセルに査定をご依頼ください。

バイセルの骨董品の買取実績や買取方法などについて、詳しくは以下のページよりご覧いただけます。

バカラとほかのグラスの見分け方

バカラでは職人が技術を習得して、クリスタルガラスを適切に扱えるようになるまでに15年間かかるとされており、どのフランスの高級ブランドよりも多数の「M.O.F.(フランス最優秀職人)」の称号を得た職人たちを輩出しています。

そのように厳しい基準を満たして製造されたほとんどのバカラ製品には「Baccarat」の刻印が刻まれます。

バカラの刻印は年代やグラスのシリーズによって種類があります。

通常のバカラグラスの底には丸い刻印が入っていますが中には刻印がないグラスもあったり、「Baccarat」の刻印が反転したもの、刻印の文字の間隔が異なるものなどがあります。

ずっと使わずにしまっていたガラス製品の刻印を見てみると、「実はバカラ製品だった」ということもあるかもしれませんので、今一度確認しておくと良いでしょう。