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最高級コニャック・ルイ13世とは?製造方法や特徴・魅力を解説

2023.06.21

お酒買取 コラム
  最高級コニャック・ルイ13世とは?製造方法や特徴・魅力を解説
コニャックのルイ13世を売却したいです。いくらになりますか?
市場において希少性が高く良い価格がつく可能性があります。一度詳しく拝見致しますのでお気軽にこちらよりお問い合わせください。
レミーマルタンのルイ13世が飲まずに自宅に保管してあります。価値は付きますか?

ルイ13世とは、フランスの有名ブランデーメーカー・レミーマルタンが作る最高級コニャックです。

信じられないほど長い時間と多くの手間をかけた最高品質の逸品として知られており、世界中のお酒好きの憧れの的となっています。

そんなレミーマルタンのルイ13世について、製造方法や特徴・魅力、価値などをご紹介します。

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ルイ13世のメーカーであるレミーマルタンとは

ルイ13世のメーカーであるレミーマルタンとは

レミーマルタンとは、最高級ブランデーであるコニャックの生産・販売を手がけるフランスの会社です。

レミーマルタンが得意とするコニャックの名前の由来でもある、フランス西部のコニャック地域に拠点をおいています。

1724年設立と歴史は深く、これは日本でいうと江戸時代中期ごろにあたります。

「レミーマルタン」という社名は創業者の名前に由来しています。

レミーマルタンがブランド名として広まったのは、4代目社長のポール・エミール・レミー・マルタンの時代です。

自慢のコニャックを美しく装飾された箱に詰めて商品化したことで、レミーマルタンのブランドは一気に世に知れ渡りました。

また、4代目は商品の海外進出と事業の拡大に伴い、後のレミーマルタンの象徴となるケンタウロスのロゴを生み出しました。

これらの点で、4代目の功績は計り知れないほどに大きいといわれています。

レミーマルタンがブランデー製造を行っているコニャック地域の土壌はぶどうをつくるのに非常に適していると言われます。

その中でもレミーマルタンが作るのは、最高品質の土壌を持つグランド・シャンパーニュとプティット・シャンパーニュという2つの区画で作られたぶどうのブレンドによる最高級コニャックで、「フィーヌ・シャンパーニュ・コニャック」と称されています。

その中でもルイ13世には特に多くのこだわりがあり、お酒が詰められるボトルにもバカラ製のクリスタルガラスを使うほどのこだわりようです。

レミーマルタンが得意とするコニャックとは

コニャックとはブランデーの一種で、指定された栽培地域のいずれかで生産された白ワインを2度にわたって蒸留して作られます。

同じくフランスのブランデーであるアルマニャックとともに、最高級ブランデーとして知られています。

コニャックとして認められるための「指定された栽培地域」とは、コニャック地域にあるグランド・シャンパーニュ、プティット・シャンパーニュ、ボルドリー、ファン・ボア、ボン・ボア 、ボア・ゾルディネール(もしくはボア・ア・テロワール)という6つの区画のことです。

これらの地域で採れたぶどうの搾汁を発酵させ、2度にわたって蒸留すると、約70%のアルコール分を有する無色の蒸留酒が出来上がります。

コニャックの場合にはこの蒸留酒を最低2年、オークから作られた樽で熟成させます。

そして、熟成させたいくつかのオー・ド・ヴィー(原酒)をブレンドさせることで、ようやくコニャックが完成するのです。

レミーマルタンの代表作・ルイ13世とは

レミーマルタンの代表作・ルイ13世とは

ルイ13世は、高品質なコニャックを作り続けるレミーマルタン社の製品の中でも最高級とされているブランデーです。

「最高位のコニャックである」という意味で、レミーマルタン創業当時のフランス国王であったルイ13世の名が冠せられました。

ルイ13世の品質の秘密は、圧倒的なまでの時間と手間のかけ方にあります。

まず、ルイ13世に使われるぶどうは樹齢100年を超えた木から採れるものが使われます。

そのぶどうから作られた蒸留酒を40年〜100年かけて熟成させることで、ようやくルイ13世に使うためのオー・ド・ヴィーが出来ます。

さらに、熟成に使われる樽にも、樹齢100年以上のオークが使われるというこだわりようです。

そのように途方もない時間をかけてつくられたオー・ド・ヴィー約1,200樽の中から厳選したものをブレンドすることで、ようやく最高級コニャック・ルイ13世が完成するのです。

とてつもない時間と手間をかけて作られたルイ13世は、バカラ製のクリスタルボトルに詰められて世に出ます。

このボトルも最高級品で、「空き瓶だけでも価値がある」と言われるほどです。

製造にこれだけ長い時間がかかるルイ13世は、どんなに優れた醸造家であったとしても一代で作ることはできません。

長い歴史の中でこだわりと技術を保ち続けたレミーマルタンだからこそ作ることが出来る、最高傑作だと言えるでしょう。

ルイ13世の種類

ルイ13世の種類

レミーマルタンのルイ13世にはスタンダードなもののほかにいくつかの種類があります。

ここではルイ13世の種類と、それぞれの特徴についてご紹介します。

ルイ13世(レギュラー)

スタンダードなルイ13世は、バカラ製のクリスタルボトルに金色のキャップがついているのが目印です。

本体に替え栓や冊子といった付属品がついており、それぞれにシリアルナンバーが入っています。

また、付属品としてブランデーグラスがついているものもあります。

ルイ13世 ブラックパール

「ルイ13世 ブラックパール」は2007年、世界で限定786本のみ販売されたルイ13世です。

特徴は、この商品のために開発されたバカラ製の特製クリスタルボトルにあります。

バカラの最先端技術を駆使して作られた新ボトルは、光の加減によってブラック・シルバー・ブラック・チャコールグレー・クロムなど様々な色彩を放ちます。

美しく表情を変えるその姿が黒真珠を思わせることから、この限定のルイ13世はブラックパールと名づけられました。

希少性が高いことから、富裕層の投資用という側面も持つブランデーです。

ルイ13世 ベリーオールド

「ルイ13世 ベリーオールド」はその名の通り、100年以上という長い期間熟成されているのが特徴です。

長い時間をかけてじっくり熟成させたことにより、他のブランデーにはない深い味わいが生まれます。

作るのにとてつもなく長い時間がかかるため流通量が少なく、希少性の高いブランデーになっています。

ルイ13世 レアカスク42.6

ルイ13世 レアカスク42.6

「ルイ13世 レアカスク42.6」はレア(=希少な)カスク(=樽)という名が表す通り、自然の作用によって突然変異的に生まれた、偶然の産物である特徴的な1樽で熟成されたブランデーです。

人為的に作ることはできず、その1樽しか存在しないため、世界で限定738本という非常に希少なものになっています。

レアカスク42.6という名前は、アルコール度数が42.6度であったことに由来します。

ルイ13世 ダイヤモンド・リミテッドエディション

「ルイ13世 ダイヤモンド・リミテッドエディション」は、クリスタルボトルトップに1.3カラットのコニャックカラーのダイヤモンドが埋め込まれた特別仕様のルイ13世です。

2004年に限定発売されました。

また2005年には「ルイ13世 ダイヤモンド・スペクタキュラー」と呼ばれる、4.31カラットの大粒カラーダイヤモンドがついたマグナムボトル(1500ml)のルイ13世も登場しました。

このダイヤモンド・スペクタキュラーは、世界2本のみという超限定品でした。

ルイ13世 サルマナザール

「ルイ13世 サルマナザール」は、世界最大と言われるコニャックです。

サルマナザールとはデキャンタの大きさを表す言葉で、9リットル入りのデキャンタのことをいいます。

「ルイ13世 サルマナザール」は15キロの重さのバカラ製クリスタルボトルに、9リットルのルイ13世が詰められています。

合計で重さが24キロと、ボトルを持ち上げてグラスに注ぐことができないため、ピペットが付いているというスケールの大きさが特徴です。

巨大なクリスタルボトルに大量のルイ13世が入っているため、非常に高価な品物となっています。

ルイ13世の販売価格はどれくらい?

ルイ13世の販売価格はどれくらい?

ルイ13世を買うとなると、どれくらいの値段がするものなのでしょうか。

ルイ13世の販売価格は、金のキャップが特徴のスタンダードタイプで20数万円〜30数万円といったところでしょう。

スタンダードでこの価格というあたりに、ルイ13世の格の高さが見てとれます。

ブラックパールなら発売当初の日本では100万円ほど、レアカスク42.6なら発売当初の日本では240万円ほどで販売されたようです。

最も高い価格がつくのがサルマナザールで、販売想定価格はなんと45万ドルとなっています。

仮に1ドル=100円とすれば、4,500万円というとんでもない価格です。

このようにルイ13世はなかなか簡単に買えるものではありませんが、それゆえに世界中のお酒好きの憧れを集めているのかもしれません。

販売価格が高いルイ13世は、比例して買取相場も高くなる可能性があります。

レミーマルタン・ルイ13世の買取相場や買取方法を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

ルイ13世以外のレミーマルタンのラインナップ

ルイ13世以外のレミーマルタンのラインナップ

レミーマルタンには、ルイ13世のほかにも世界的に愛されるコニャックのラインナップがあります。

ここでは、その中でも特に有名なものについてご紹介します。

レミーマルタン VSOP

「レミーマルタン VSOP」は、熟成年数が4年から12年のオー・ド・ヴィーをブレンドして作られたコニャックです。

バニラやヘーゼルナッツ、オークなど複雑な香りを楽しむことができ、高い人気を誇っています。

VSOPとは「Very Superior(優良な) Old Pale(古くて透きとおった)」の略で、透明感ある琥珀色で熟成度の高いコニャックのことです。

「レミーマルタン VSOP」は、世界全体で最も販売数の多いVSOPとなっています。

レミーマルタン 1738

「レミーマルタン 1738」は、フランスのルイ15世が1738年、レミーマルタンのコニャックの品質に感銘を受けて、新しい葡萄畑を植樹する独占的な権限を授与したという歴史に由来します。

この出来事から、1997年に作られた新しいコニャックに「1738」という名称が付けられました。

クリーミーな後味と濃いナッツの香りが特徴的で、円熟した味わいが楽しめます。

レミーマルタン XO

「レミーマルタン XO」は、レミーマルタンの卓越したブレンド技術の結晶ともいえる人気コニャックです。

グランド・シャンパーニュのぶどうを85%、プティット・シャンパーニュのぶどうを15%使用し、熟成年数10年から37年の400種以上にもおよぶ異なるオー・ド・ヴィーの中からブレンドして作られています。

夏の終わりの果実の多様な香りと、ジャスミンのようなフローラルな香りに溢れているのが特徴で、絶妙のブレンドが生み出す豊かな味わいが楽しめます。

レミーマルタン セントリモージュ

「レミーマルタン セントリモージュ」は、レミーマルタンの象徴であるケンタウロスをかたどったリモージュ磁器のボトルが特徴のコニャックです。

ヘーゼルナッツのような甘く豊かな香り、まろやかな口当たりとコクのある味わいが楽しめます。

おまけ:レミーマルタンを売りたい場合は?

おまけ:レミーマルタンを売りたい場合は?

もしお持ちのレミーマルタンが不要である場合は、酒買取に出してみてはいかがでしょうか。

レミーマルタンはお酒市場において希少性が高く、高額で買取される可能性があります。

高く売れる条件やおすすめの買取方法などは、以下の記事で詳細を解説しています。

気になる方は、併せてご覧ください。