おこめ券を賢く売るには?買取時の注意点もご紹介

- 使わないおこめ券があるので買取してほしいです。いくらになりますか?
- 状態や売るタイミングによって価格は異なります。まずはお電話・メールよりお問合せ下さい。
- 頂いたお米券を使わず閉ったままになっています。価値はありますか?
「おこめ券」は、スーパーやデパートなど色々な場所で使える便利な商品券です。
しかし「お祝いごとで沢山いただいた」「掃除をしていたらタンスから大量に出てきた」などで、処分に困ってはいないでしょうか。
こちらの記事では、おこめ券の使い方や、お得な換金方法についてご紹介します。
溜まってしまったおこめ券の処理に困っている方は、ぜひ参考にしてください。
※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。
おこめ券で買えるのはお米だけ?

正式名称を「全国共通おこめ券」というおこめ券は、全国米穀販売事業協同組合(全米販)が発行する商品券の一種です。
2020年現在、おこめ券は1枚500円(非課税)で販売されています。
商品券としては440円分の価値があり、残りの60円は流通経費の一部として購入者が負担する仕組みです。
おこめ券は購入金額に対して使える金額が低いため、購入者自身が自分で使うというよりかは、贈り物としてよく使われています。
引き換え時は440円分のお米と交換ができ、全国のお米屋さん・スーパー・デパートなど、お米を取り扱うお店で使えます。
また一部のお店では、440円分の商品券としてお米と直接関係がないサービスにもできます。
例えば、全国でホテル事業を展開する東横インでは「金券キャンペーン」を行っており、おこめ券・ビール券などを宿泊代の支払い方法として利用可能です。
さらに、おこめ券は使用期限がないのも魅力のも1つです。
ただし、おつりが出るか否かはお店によって異なりますので、事前に確認しておきましょう。
おこめ券を換金する方法

おこめ券は様々なお店で使える商品券ですが、用途が限られてしまうため、換金を検討している人もいるでしょう。
おこめ券を売りに出す方法は多岐に渡りますが、安全に換金を済ませるなら「金券ショップ」や「金券買取のバイセル」の利用をおすすめします。
金券ショップは繁華街や駅前などアクセスしやすい場所に店舗を構えている場合が多いため、便利に利用できるのがメリットです。
おこめ券をはじめとした商品券の他、旅行券や新幹線の回数券など取り扱っているものも幅広いため、利用したことのある人もいるのではないでしょうか。
また、バイセルは、メールや電話などで買取の依頼ができるインターネット型の業者が多いのが特徴です。
出張買取や宅配買取など、自分の都合に合わせた買取方法を選べるのがメリットです。
出張買取とは、査定士が自宅まで来てくれて、その場で査定から買取まで行ってくれるサービスです。
また宅配買取は、ダンボールなどに商品券を詰めて買取業者に送るだけで、後日に査定結果の連絡がくる便利なサービスです。
近くに金券ショップがない方にとっては、金券買取のバイセルが提供している出張買取サービスを積極的に利用することをおすすめします。
フリマアプリは避けた方が無難
個人間で所有物の売買ができるフリマアプリは、おこめ券を売る方法としてはおすすめできません。
その理由は、多くのフリマアプリが金券の出品を禁止しているためです。
それでも、「どうしてもフリマアプリで売りたい」という人は、運営会社に直接質問して出品可能かどうか確認をしましょう。
ただ出品までの手間と手元に入る金額を総合しても、金券ショップや買取業者を利用する方がお得です。
おこめ券はいくらで売れる?

販売価格が500円のおこめ券は、実際に利用できる額面は440円です。
各買取業者は、額面をもとに相場を公表しています。
おこめ券は、QUOカードや商品券、カード会社が発行するギフト券と異なり、利用店舗と交換できる商品が限られているため、買取相場は若干低い傾向にあります。
ただし、相場は買取業者によって異なることを留意しておきましょう。

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おこめ券を売る際の注意点

1983年(昭和58年)から発行されているおこめ券は、使用期限がないため、時間の経過によって価値が下がることはありません。
しかし、おこめ券を売る際に注意すべき点があるもの事実です。
ここからは、おこめ券を売る際の注意点として以下2点をご紹介します。
・旧デザインも買取可能
・ミシン目に切れ目が入っているもの
チケットの状態次第では買い取ってもらえない場合もあるため、事前にチェックしておきましょう。
旧デザイン(額面)も買取可能
2020年現在で発行されているおこめ券は額面金額440円のほかに、旧デザインとして520円と540円があります。
旧デザインのおこめ券に関しても有効期限は設定されていないため、多くの金券ショップ・買取業者で取り扱ってくれます。
しかし業者によって換金率に違いがあるため、古いおこめ券を売る際は業者に問い合わせて、換金率を正確に把握しましょう。
ミシン目に切れ目が入っているものは買取不可
おこめ券にあるミシン目に切れ目が入ってしまうと、買い取ってもらえません。
ミシン目に切れ目が入っているおこめ券は、使用済みの金券として見なされてしまうためです。
そのため、未使用のおこめ券のミシン目をいたずらに切り取らないようにして、大切に保管しておきましょう。
おこめ券を高く売るための注意点とコツ

おこめ券をせっかく換金するなら、なるべく高い価格で手放したいと誰もが思うことでしょう。
最後におこめ券を高く売るため注意点とコツとして、以下3点をご紹介します。
・きれいな状態で保管する
・複数業者で比較する
・高く売れるタイミングを見極める
ちょっとしたポイントを押さえるだけでも、買取額は変わってきますのでぜひ参考にしてください。
きれいな状態で保管する
金券・商品券は汚れや曲がりなどがあると、買取業者によっては買取不可とされてしまうケースがあるため、綺麗な状態を維持するよう大切に保管しましょう。
特に、券に記載されている番号付近への書き込みは厳禁です。
また前述した通り、ミシン目が切れてしまった券も買取不可になってしまうため、普段から財布などにしまっている場合は、別の場所に移しておく方が無難です。
複数の業者で比較する
おこめ券の換金率は金券ショップ・買取業者によって異なります。
そのため、「少しでも高く売りたい」と考えている人は、複数の業者の換金率を比較しましょう。
また換金率だけではなく、買取時に発生する手数料の金額も忘れずにチェックしておきましょう。
金券ショップや買取業者によっては「事務手数料」「振込手数料」などの名目で、買取額から幾らか差し引かれることがあります。
複数の買取業者を比較する際は、換金率と手数料の金額を考慮した買取額を計算して、最適な業者を選ぶよう心がけるのが大切です。
高く売れるタイミングを見極める
買取業者の公表するおこめ券の換金率は変動するため、定期的にチェックして、相場よりも高いレートになっている時を狙いましょう。
お祝いのギフトや株主優待などの贈り物として需要が高まるため、2~4月頃におこめ券の換金率も高まる傾向にあります。
ただ高まるといっても数%程度のため、大量のおこめ券でないと大きなメリットにはなりません。
枚数の少ないおこめ券なら、今現在の各業者の換金率を比較して、すぐに売りに出した方が煩わしさもなく買取を済ませられます。