「台紙貼り切手」とは?切手を高額買取してもらうテクニック
- 台紙貼り切手を持っています。いくらになりますか?
- 保存状態や枚数により買取価格が変わりますので一度拝見いたします。お電話・メールよりお問合せ下さい。
- 祖父の遺品で譲り受けた切手コレクションに台紙に貼った切手が含まれていました。価値はありますか?
「台紙貼り切手」という言葉を聞いたことがありますか?
今回は台紙貼り切手について、作り方や注意点などをまとめてご紹介しましょう。
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目次
「台紙貼り切手」とは?
台紙貼り切手とは、一定のサイズの紙に切手の額面をそろえて貼ったものです。
例えば、52円切手を50枚並べて貼り、切手2,600円分として扱います。
台紙貼り切手は料金別納郵便の支払いに使える
台紙貼り切手は特に、料金別納郵便の支払いに便利です。
料金別納とは、同一料金の郵便物や荷物を10通(個)以上まとめて出すときに、現金や切手で支払えるサービスです。
料金別納郵便で送る業者などには、このようなメリットがあるので重宝します。
- 大量の郵便物に1枚ずつ切手を貼らなくて済む
- 金券ショップなどから額面合計より安く購入できて送料の節約になる
- 額面ごとにある程度の金額がまとまっていて扱いやすい
台紙貼り切手は、金券ショップやフリマアプリなどで額面の合計金額よりも安く売られており、大量の荷物を出したい業者には需要があります。
例えば、52円切手50枚分の台紙貼り切手なら、額面合計の2,600円の90%程度である2,340円前後で売られていることが多いです。
また、切手で郵送料金を支払うときに、1枚ずつシートから切ってあるバラ切手だと、数える手間や合計金額を計算する手間がかかります。
ですが、台紙貼り切手なら「台紙1枚2,600円」などと明記されているので、バラ切手よりも手間が省けます。
台紙貼り切手を作るときの注意点
台紙貼り切手を作る際には、以下の6点に注意しましょう。
- 査定に出せる台紙のサイズはいくつなのか?
- 切手同士が重なっていないか?
- 1枚の台紙に貼れる枚数は何枚か?
- 台紙貼り切手は額面がそろっているか?
- 別紙に貼った切手を台紙に貼り替えていないか?
- 表面にはがれや破れがある切手を貼っていないか?
- 作成時に注意点を抑えておけば、売却時に査定士からの評価が高まりやすいです。
査定に出せる台紙のサイズはいくつなのか?
金券ショップや買取業者によっては、台紙のサイズが決まっている場合があります。
そのため、指定したサイズと違えば台紙貼り切手として扱われなくなる可能性があります。
査定に申し込む前に台紙のサイズはA3、A4、B4なのかを業者に確認しておきましょう。
なお、白い紙であればコピー用紙に貼っても問題ありません。
切手同士が重なっていないか?
業者によっては切手同士が重なっていると、査定基準から外れて買取できない可能性があります。
台紙に貼る際に切手同士を重ねずに、一枚ずつ切り離して、数ミリ程度の間隔を空けて貼ってください。
マスつきの台紙なら切手同士に間隔を保ちながらきれいに貼れます。
また、台紙からはがれないように切手貼りスポンジなどを使って、切手の裏をまんべんなく濡らしてから貼るようにしましょう。
1枚の台紙に貼れる枚数は何枚か?
台紙のサイズと同じく金券ショップや買取業者によっては、台紙1枚に貼る切手の枚数が決まっている場合があります。
例えば、台紙には同じ額面の切手を50枚貼るという規定があったら、A3の台紙に50枚、A4の台紙に25枚×2セットの切手を貼らなければ買取対象から外れてしまいます。
そのため、50枚の切手を貼る台紙に、余分に1枚貼って51枚にするのも避けてください。
台紙には規定の枚数だけ貼って、残りの切手はビニール袋などに入れてバラ切手として売りましょう。
台紙貼り切手は額面がそろっているか?
台紙貼り切手には、同じ額面(切手の金額)の切手だけを貼るのがルールです。
ただし、切手の絵柄や大きさは異なっていても構いません。
台紙には余白に「52円×50枚=2,600円」と何円分の切手を何枚貼ったのかをメモしておきましょう。
同じ額面の切手だけがそろっていれば、台紙から1枚ずつ切り離して使ったらあと何円分残っているかが一目でわかります。
別紙に貼った切手を台紙に貼り替えていないか?
別紙に貼った切手を台紙に貼らないで下さい。
使用された切手の可能性がありますので、買取不可にしている業者があります。
表面にはがれや破れがある切手を貼っていないか?
切手の表面に損傷があると、使用済みの消印を隠しているとみなされてしまいます。
台紙貼り切手は切手の使用を前提としていますから、買取不可とされる場合があります。
さらに、台紙に切手1枚が欠損しているだけで、台紙そのものを買い取ってもらえない業者もあります。
万が一、損傷した切手を貼ってしまったら、無理にはがそうとせずにそのまま査定に出しましょう。
不要になった台紙貼り切手は郵便局で買い取ってくれるの?
台紙貼り切手、バラ切手、シート切手のいずれも、残念ながら郵便局では買い取ってもらえません。
「シート切手」とは、購入時に同じ種類の切手が1枚のシートに並んでいる切手です。
切手は、郵便局に持ち込んで他の切手やはがきなどに交換できますが、手数料と交換したい切手の額面との差額を支払わなければなりません。
台紙貼り切手は買取業者の査定に出そう!
一方、金券ショップや買取業者の査定に出せば手数料を払わずに現金化できます。
多くの業者は台紙貼り切手とバラ切手を買取対象にしており、査定金額はシート切手、台紙貼り切手、バラ切手の順に高くしている業者が存在します。
金券ショップによって買取相場は異なりますが、切手買取業者と比べると低い傾向にあります。
金券ショップは商品券やチケットをメインに扱っており、切手の種類や中古市場での価値に熟知していない可能性があるからです。
不要になった台紙貼り切手をお持ちならまとめてバイセルへ!
大量に郵便物を出さないので、台紙貼り切手の出番がない人は多くいるでしょう。
不要になった台紙貼り切手をまとめて査定に出しませんか?
中古市場で需要が途切れないため、きちんと査定金額をご提示できます。
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お申し込みフォームへなぜ台紙貼り切手は需要があるの?
台紙貼り切手は、特に料金別納郵便の支払いに便利です。そこで大量の郵便物を料金別納郵便で送る事業所などからの需要があり、バラ切手の場合よりも重宝されます。
料金別納とは、同一料金の郵便物や荷物を10個以上同時に出す際、まとめて料金を支払える郵便制度のことを指します。
特に郵便物については1つひとつ切手を貼らなくて済むのがメリットです。利用の際には「料金別納郵便」の表示が必要になります。
なお、新特急郵便物(午前中の差し出しで、午後5時頃までに郵便物を届けられる郵便サービス)、ゆうパック、空港ゆうパック、ゴルフゆうパック、スキーゆうパック、電子郵便物(レタックス)、国際小包、EMSは、1通(個)でも料金別納にすることが可能です。
料金別納郵便の料金は現金で支払えるほか、切手で支払うこともできます。
切手は金券ショップなどから額面合計より安く購入できるため、送料の節約になるとして需要が高いです。
料金別納郵便は荷物量が多い分料金が大きくなりがちですので、料金を切手で支払う場合、バラだとそれだけ扱いに手間がかかってしまいます。
たとえば大量のダイレクトメールを送ろうとする企業が、何万円分もの切手をバラで郵便局に持ち込み、数えて支払う場面を想像してみるとわかるでしょう。
これに対して台紙貼り切手は、額面ごとにある程度の金額がまとまっており、扱いやすいといえます。
また、各台紙には「台紙1枚2,600円」などとはっきり明記されていることが一般的であるため、枚数を数えたり、金額合計を計算したりする手間も省けます。
以上のことから、台紙貼り切手は、必要とされる側からのメリットがあるといえるでしょう。
台紙貼り切手にプレミア切手は含めないで!
台紙貼り切手は使用することを前提としているため、コレクションのためのプレミア切手は含まないようにしましょう。
せっかく額面以上の価格で買い取ってもらえるはずの価値のある切手が、普通切手と同様に低価格で買取られてしまいます。
プレミア切手はコレクター需要の高い切手などが該当しますが、以前は「月に雁」「見返り美人」「市川海老蔵」「ビードロを吹く娘」など比較的高値がついていた時代もありました。
また、記念切手ブームがあった1960年代ごろに発行された希少性の高い切手(同じ図柄で色違いの切手など)も、プレミア切手になる可能性があります。
さらに1955年以前に発行されたものや中国切手はさらに高値になることが多くなっています。
思い当たる古い切手を持っている場合は、くれぐれも台紙に貼ってしまわないよう気をつけましょう。
プレミア切手は金券ショップでは価値判別が困難なため取り扱い不可もしくは額面価値しかつかないことが多いですが、バイセルであれば査定のうえ、適切な価格で買い取りいたします。
価値のあるものであれば、汚れていたり使用済みであったりしても買取れる可能性があります。
古い切手がある場合には、まずバイセルにお問い合わせください。
プレミア切手の買取には保存状態が大きく影響します。
扱う際にはピンセットを用い、台紙には貼らずにストックブックに保管します。
管理の際には湿気に注意して、適宜乾燥剤を使いましょう。
また切手に負荷を与えないよう、ストックブックは寝かせて置かずに立てて置きます。
そして買取ってもらう際には、ストックブックのまま査定に出しましょう。
台紙貼り切手についてまとめ
今回は台紙貼り切手について、作り方や注意点を中心にご紹介しました。
郵便局で買取ってもらえないからといって、金銭価値のある切手を捨てるのはもったいないですよね。
特にバイセルは多種多様な切手を取り扱っていますので台紙貼り切手も査定対象です。
自宅に余っている切手が大量にあるという方は、ぜひ切手買取に詳しいバイセルにぜひお問い合わせください。
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