古切手に隠された驚きの価値!古切手の買取相場やプレミア切手を解説

2025.08.26

切手買取 コラム
古切手に隠された驚きの価値!古切手の買取相場やプレミア切手を解説

古い切手の中にはたった一枚で何万円もの価値がつく切手が存在しています。

ただし「古い切手」と言ってもその種類は無数にあるため、どのような切手に価値があるのかを見極めるのは至難の業でしょう。

本コラムでは、現在の古切手の価値やその価値を見極めるコツ、古切手の買取価格を高くするポイントについてご紹介します。

古い切手の価値を知りたい方、事前情報を頭に入れてから買取を検討したいという方は、ぜひ参考にご一読ください。

※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

古い切手の価値が決まるポイント

「古い切手」と一口に言っても、種類や製造年代が多岐に渡り、それによって価値もさまざまです。

特に価値が高いとされる古い切手のポイントは、以下の3つです。

  1. 買い手が多い(人気のある)切手
  2. 発行枚数が少ない切手
  3. 状態が良い切手

それぞれ解説します。

買い手が多い(人気のある)切手

古い切手は、おもに切手コレクター・切手収集家などと呼ばれる人たちが収集しています。

彼らに人気のある切手ほど需要が高まるので、買取価格が高くなる傾向にあります。

発行枚数が少ない切手

もともとの発行枚数が少ない切手も、高い値段がつきやすくなります。

発行された年代によって、おおまかな発行枚数を予測することも可能です。

たとえば、1960年代後半に日本で切手ブームが起き、1960年代後半以降に発行された記念切手は切手ブーム到来前に比べて発行枚数が多い傾向にあります。

そのため、古い記念切手と言っても、1960年代以降のものは希少性が低いと判断されることを覚えておきましょう。

状態が良い切手

古い切手の中でも発行枚数が少なく、かつ状態が良い切手であれば、より高い買取価格が期待できるでしょう。

未使用品であったり、シートから切り離されていない切手も、「状態が良い」と評価されやすいです。

使用済み切手でも価値が付く場合がある

未使用で状態が良い切手は買取価格が期待できるとお伝えしましたが、一部の古い使用済み切手にも価値が付く場合があります。

特に特殊な日の消印が押されているものは、コレクターにとって重要な意味を持ちます。

一般的に高い価値が期待できる消印には特殊通信日付印(特印)、小型記念通信日付印(小型印)、風景入通信日付印(風景印)、初日用通信日付印(初日印)、満月印、小代式機械印などがあります。

また、高値で買取してもらえる可能性の高い使用済み切手の種類には、赤猿、オオパンダ、毛主席詩詞、初日用通信日付印(初日印)、見返り美人、月に雁、中華人民共和国展覧会、ウェルセンターなどがあります。

ご紹介したような特徴をもつ切手は、買取対象となり高値で売れる可能性があります。

発行枚数が少なく、状態が良い切手をお持ちの場合は、一度その価値を確かめてみませんか?

バイセルでは、切手の価値を熟知した査定士が、お持ちの切手の価値を最大限に活かして買取価格に反映いたします。

査定料・キャンセル料が無料ですので「価値があるかどうか知りたいだけ」という場合でも、お気軽にお申し付けください。

お問い合わせ・無料相談はこちら

電話から相談する

0120-612-773

通話料無料・24時間365日受付中

メールから相談する

お申し込みフォームへ

以下の切手買取専用ページでは、「バイセルで高額査定になるプレミア切手」や「買取強化中」の切手などを詳しくご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

現在でも高価買取が期待できる古い切手の買取相場

古切手とは、昔に発行していて今は流通していない切手です。

全盛期に比べて価値が大きく下落した切手や、発行枚数が少なくコレクターからの需要が高い希少な切手など、価値の幅が非常に広いです。

発行年代や種類、保存状態によっても価値が大きく左右され、条件がそろった一部の古い切手は中古市場で高値で取引されています。

中古市場でおもに需要が高いとされるおもな古切手は以下のとおりです。

  1. 毛沢東切手(中国切手)
  2. 見返り美人
  3. 皇室記念切手
  4. オリンピック記念切手(東京、大阪、長野)

さらに、以下のような古切手は額面以上の高価買取が期待できます。

商品名 買取相場
旧小判切手 ~ 68,000円
新小判切手 ~ 17,000円
菊切手 ~ 63,580円
鳥切手 ~ 85,000円
竜文切手 ~ 85,000円

※上記は2024年4月時点の参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。

旧小判切手は日本で初めて機械印刷された切手、そして菊切手や鳥切手、明治は明治時代に発行された切手で、買取相場が高値となっています。

お持ちの切手がこのような価値が高い切手とわからずしまったままになっていませんか?


価値のある切手をお持ちの方、お持ちの切手の価値があるかどうかわからない方は、一度切手買取のバイセルにて価値をお確かめください。

プロの査定士が拝見し、ご納得いただける買取価格をご提示できるよう、努力いたします。

お問い合わせ・無料相談はこちら

電話から相談する

0120-612-773

通話料無料・24時間365日受付中

メールから相談する

お申し込みフォームへ

以下ではこれらに加え、切手ブームが起こった1960年代・1970年代それぞれの切手で価値がある種類について、特徴や価値を解説します。

詳しく知りたい方は、このまま下へお進みください。

1960年代の切手で価値がある種類

1960年代の切手で価値がある種類は、おもに日本切手と中国切手で複数存在しています。

以下に種類をご紹介していきますので、お持ちの古切手に該当した場合にはぜひ査定にお出しください。

国際文通週間シリーズ (蒲原)

「蒲原」は国際文通週間シリーズの一部であり、1960年に発行された日本の切手です。

このシリーズは、世界中の人々が文通を通じて文化交流を図り、世界平和に貢献することを目的としています。

切手には葛飾北斎の作品が使われており、それぞれの切手の価格やデザインが詳細に示されています。

「蒲原」は比較的近年の発行であるため、一般的なプレミアはつきにくいものの、シート状態や保存状態によってはコレクター需要が高い種類です。

国際文通週間シリーズ (箱根)

「箱根」は国際文通週間シリーズの一部で、1961年に発行された日本の切手です。

このシリーズは、文通を通じた文化交流と世界平和を促進することを目的としています。

切手には葛飾北斎や「冨嶽三十六景」の風景画が使用されており、文通愛好者や切手収集家に人気があります。

発行枚数も比較的多く、現時点で市場価値が大きく高騰しているわけではありませんが、シリーズ全体を揃えることでコレクション性が高まり、査定時に評価されやすくなります。

国際文通週間シリーズ (日本橋)

「日本橋」は、1962年に発行された日本の切手シリーズで、世界中の人々が文通を通じて文化交流を図り、世界平和に貢献することを目的としています。

このシリーズには、葛飾北斎や「冨嶽三十六景」などのデザインが採用された5種類の切手が含まれています。

未使用・美品であればコレクターからの需要があり、良い評価が得られやすいです。

国際文通週間シリーズ (神奈川沖浪裏)

1963年に発行された「神奈川沖浪裏」は、40円の額面で、葛飾北斎の浮世絵をモチーフにしています。

北斎の代表作を題材にした人気切手の一つであり、発行から半世紀以上経過しているため、未使用・保存状態が良いものは収集家の間で取引されることもあります。

1960年代のプレミア価値が見込める中国切手

1960年代に発行され、プレミア価値が見込める中国切手は以下の種類です。

  1. 梅蘭芳舞台芸術 小型シート&バラ 8種完
  2. 中華人民共和国成立15周年 小型シート
  3. 金魚シリーズ バラ 12種完
  4. 菊シリーズ バラ 18種完(菊シリーズ)
  5. 黄山風景 バラ 16種完
  6. 牡丹シリーズ 小型シート&バラ 15種
  7. 毛主席の長寿を祝う語録 バラ 11種完
  8. 毛主席詩詞 バラ 14種完
  9. 毛主席の最新指示 バラ 5種完
  10. 毛主席の長寿をたたえる バラ 8種完

特にシートでそろったもの、シリーズでそろったものなどは、より高い価値が見込めるでしょう。

1960年代後半に起きた切手ブームが過ぎ去り、年月が経つにつれてコレクターが減少していると言われています。

さらに状態が悪くなった切手は価値が下がってしまうという理由もあり、切手の売却を検討している場合には、なるべくお早めにバイセルの無料査定をご利用ください。

お電話1本でご自宅まで出張査定に伺い、長年コレクションしていた大量の切手も、その場で査定&現金でお買い取りしますので、置き場にお困りの切手も買取でスッキリさせてみませんか。

お問い合わせ・無料相談はこちら

電話から相談する

0120-612-773

通話料無料・24時間365日受付中

メールから相談する

お申し込みフォームへ

1970年代の切手で価値がある種類

1970年代の切手で価値がある種類は、以下のとおり、おもに中国切手が存在しています。

  1. 少年たちよ、子どものときから科学を愛そう 小型シート
  2. 第31回リチオーネ国際切手展 加刷 小型シート
  3. 徐悲鴻〈奔馬〉 小型シート&バラ 10種完
  4. 全国科学大会 組合せ 小型シート
  5. 中華人民共和国切手展 加刷 小型シート
  6. 工業機械 バラ 4種完
  7. 工芸美術 小型シート
  8. 幹線道路にかかるアーチ橋 小型シート
  9. パリ・コミューン100周年 バラ 4種完
  10. 雲南のツバキ 小型シート

詳しくは以下のコラムで紹介しておりますのでぜひご覧ください。

毛沢東切手

毛沢東切手は、1949年〜1970年ごろに発行された中国切手で、毛主席の肖像が赤を基調に描かれています。

文化大革命の影響で収集が禁止され、海外への流通も制限されたため、現存数が少なく希少性が高いのが特徴です。

特に未使用かつ状態の良い毛沢東切手は、コレクターからの需要が非常に高くなります。

たとえば状態の良い毛主席の最新指示切手の買取相場は~255,000円ほどです。

※上記は2024年4月時点の参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。

毛沢東切手の種類や買取相場について、詳しくは以下の記事でご紹介しておりますので参考にご覧ください。

中国切手は希少性が高い種類が多い

毛沢東切手以外にも、価値が高い中国古切手が多数存在しますので、一部ご紹介します。

  1. 赤猿切手
  2. 全国の山河は赤一色切手
  3. 革命的な現代京劇切手
  4. オオパンダ切手

買取相場の一例ではありますが、状態がきれいな赤猿切手は~85,000円ほどです。

※上記は2024年4月時点の参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。

バイセルでお買い取りした中国切手の種類・実績や、高額査定になるプレミア中国切手について、詳しくはこちらのページをご覧ください。

見返り美人の切手

1948年に発行された切手で、菱川師宣の「見返り美人」が図案に採用されています。

縦長サイズも珍しく、注目を集めました。

発行枚数150万枚に対し需要が多く、希少性が高まったことから未使用・美品は高い価値が期待できます。

1991年に復刻版も出ましたが、価値があるのは1948年発行分です。

皇室記念切手

天皇陛下や皇太子殿下のご成婚・ご即位を記念して発行された切手で、代表的なものに「皇太子結婚式記念(1923年)」や「裕仁立太子記念(1916年)」などがあります。

発行から100年近く経つため現存数が少なく、状態が良ければ高評価が期待できます。

一方、1990年代以降の記念切手は発行数が多く希少性は低めですが、1955年以前の切手は発行枚数が少ない傾向にあり、需要が高くなります。

オリンピック記念切手

日本で開催されたオリンピックを記念して発行された切手には、1964年東京、1972年札幌、1998年長野、東京2020のものがあります。

東京大会時は切手ブームで発行数も多かったため希少性は低く、額面以上の高値はつきにくい傾向です。

ただし、未使用で保存状態が良いものや大量所有している場合は需要があります。

古切手の買取価格を高くするポイント

「古切手を少しでも高く買い取って欲しい」という場合には、いくつか押さえておきたいポイントがあります。

買取を依頼する前に、次の3つのポイントを確認して準備をしておきましょう。

シート切手の場合はバラさないようにする

シートの状態で残っている切手があるなら、買取に出すまでバラさずにそのままにしておきましょう。

バラ切手よりも1枚のシートとして保管されている状態のほうが、買取価格アップが期待できます。

なお、シート切手としてつながっているように見えても、切手の余白部分が切り取られているとバラ扱いになってしまうこともあるので、取り扱いには十分に注意しましょう。

仕分けしてから買取に出す

買取に出したい切手が複数ある場合には、できるだけ仕分けをしてから出すのがおすすめです。

切手の額面やシリーズごとに仕分けしておきましょう。

なお、業者によっては、仕分けされていない状態でも快く査定してくれるところがあります。

「忙しくて仕分けの時間が取れない」という方は、そういった業者を利用すれば手っ取り早く買取に出せるでしょう。

古切手の買取相場や価格を把握しておく

「買取相場」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、できれば事前に売りたい切手の相場や価格の目安を確認しておきましょう。

古切手の買取相場は、インターネットでもある程度調べることが可能です。

業者に査定を依頼した際、この相場よりも低い金額を提示されたときの交渉に役立ちます。

以下の切手買取専用ページでは、切手の買取実績・買取価格をご紹介しておりますので、バイセルの査定前の参考にご覧ください。