荒井由実のレコード「ひこうき雲」を徹底解説！収録曲や買取方法は？

荒井由実のレコード「ひこうき雲」の概要

荒井由実は日本のシンガーソングライターで、1972年にデビューしました。

愛称は「ユーミン」で、デビューシングルはかまやつ ひろし（ムッシュかまやつ）プロデュースの「返事はいらない」です。

荒井由実は、1976年に音楽プロデューサー松任谷正隆と結婚したことを機に、芸名も松任谷由実に改名して活動しています。

レコード「ひこうき雲」は、1973年に発売された荒井由実のファーストアルバムで、松任谷正隆も属するバンドのキャラメル・ママ（後のティン・パン・アレー）らと制作されました。

発売してすぐにはヒットしなかった作品ですが、徐々に認知されるようになっていき、後の1975年後半に起こるユーミンブーム以降に改めて注目されました。

オリコンチャートの累積売上は約2,700枚ほどでした。

荒井由実のレコード「ひこうき雲」の 収録曲

荒井由実のレコード「ひこうき雲」の収録曲は以下のとおりです。

1. 1.ひこうき雲
2. 2.曇り空
3. 3.恋のスーパー・パラシューター
4. 4.空と海の輝きに向けて
5. 5.きっと言える
6. 6.ベルベット・イースター
7. 7.紙ヒコーキ
8. 8.雨の街を
9. 9.返事はいらない
10. 10.そのまま
11. 11.ひこうき雲

曲順に解説します。

1.ひこうき雲

「ひこうき雲」はこのレコードのタイトルにもなっている曲で、シングルとして2枚目に発売した「きっと言える」のB面曲です。

荒井由実の小学校の同級生が、筋ジストロフィーによって高校1年生で亡くなったときのことをきっかけに制作されました。

2013年にはスタジオジブリ制作の映画「風立ちぬ」の主題歌に採用されました。

2.曇り空

「曇り空」は、コーラスに松任谷正隆が参加した楽曲で、詩的な言い回しが特徴的です。

約束をしていたものの外は曇り空で、気まぐれにやぶってしまうといった内容です。

3.恋のスーパー・パラシューター

「恋のスーパー・パラシューター」は、このレコードの中でもポップな曲調の明るい恋愛ソングです。

当時荒井由実がファンであったジミ・ヘンドリックスが軍隊に入り、パラシュート部隊に属していたことから着想を得て作られました。

4.空と海の輝きに向けて

「空と海の輝きに向けて」は、デビュー曲「返事はいらない」のB面曲でした。

シングルB面と当レコードでは、演奏が異なるものになっていますが、両方とも本人のハモリが入っています。

5.きっと言える

「きっと言える」は、1973年に発売された荒井由実の2枚目のシングル曲です。

転調を繰り返す難度の高い楽曲で、エスニックな雰囲気やボサノバを思わせる一曲です。

6.ベルベット・イースター

「ベルベット・イースター」は、母親を想う少女の心を映し出した少し切ない楽曲です。

「イースター」はキリスト復活祭を行う春の日曜日を指し、少女にとっては亡くなった母親を思い出す時期であることを歌っていると考察されています。

1976年に発売された7枚目のシングル「翳りゆく部屋」のB面曲としてもシングルカットされました。

7.紙ヒコーキ

「紙ヒコーキ」は、広い世界を夢見る純粋な主人公の気持ちを表したポップソングです。

後にCMソングやTV番組のテーマソングなどに起用されています。

8.雨の街を

「雨の街を」は、女性と夜明けの雨の街をモチーフにした楽曲で、1991年にはドラマ化されています。

荒井由実が自ら演奏したピアノにのせて歌われる、「夜明けの雨はミルク色」「ささやきながら降りてくる妖精」などの詩的な表現が印象的です。

9.返事はいらない

「返事はいらない」は、1972年にリリースした荒井由実のデビューシングル曲です。

デビューシングルは300枚ほどしか売れず、「幻のデビューシングル」とも言われていました。

当レコードに収録されている「返事はいらない」は、改めてアレンジして再録音されました。

歌詞の内容は、女性が男性に宛てた手紙に対して「返事はいらない」が、借りた本に自分のことを思い出してくれるように気に入った言葉を記しておいたというものです。

10.そのまま

「そのまま」は、荒井由実が14歳の頃から作りはじめ、遍歴を重ねてやっと完成した曲だと言います。

好きな人を歌った歌で、誰に会ってもどこへ行ってもあなたを思い出す、あなたの好きなものは何でも知っているといった内容です。

最後の「あなたの心が変わらないように」という歌詞は、ライブで「私の心が変わらないように」と歌われていたこともあり、二面性を持つ歌でもあります。

11.ひこうき雲

「ひこうき雲 ショートバージョン」として、デモテープの音源がリプライズとして短く1分未満で収録されています。

荒井由実のレコード「ひこうき雲」の売却ポイント

荒井由実のレコード「ひこうき雲」は、買取市場でも需要のある1枚です。

買取に出す際には、ポイントを抑えておくことで買い取ってもらえる可能性が上がります。

荒井由実のレコード「ひこうき雲」の売却ポイントを解説するので、買取に出す前に参考にご覧ください。

付属品をそろえる

レコードは、付属品がそろっている状態である方が、買い取ってもらえる傾向にあります。

レコードの付属品には、帯や歌詞カード、説明書などがあります。

荒井由実のレコード「ひこうき雲」には黒帯が付いており、希少な初回限定盤のダブルジャケットには銀帯が付いています。

もし帯が別でしまってある場合は、査定の際忘れずにまとめて売るようにしましょう。

きれいにしておく

レコードの査定では、アーティスト名や曲目のほかに、本体の状態も考慮されます。

本体やジャケットにホコリ・汚れが付着していないか、問題なく再生できるかなどがチェックされます。

汚れや傷をむやみに修復しようとすると反対に状態が悪化する恐れがあるため、ホコリや皮脂を優しく拭き取る程度にしておきましょう。

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荒井由実のレコード「ひこうき雲」の買取方法

レコードを取り扱う買取業者は多数あり、どこに売れば良いのか迷ってしまいますよね。

荒井由実のレコード「ひこうき雲」の買取方法として、おもにフリマアプリやレコード買取業者などが挙げられるでしょう。

それぞれの特徴をご紹介しますので、業者選びの参考にご覧ください。

フリマアプリ

レコードはフリマアプリを使って出品することができます。

家にいながら空いた時間で出品作業ができるので、まとまった時間がとれない方や予定の見通しが立たない方に便利な買取方法と言えるでしょう。

ただし、フリマアプリでレコードを売るには、レコードの写真を自らで撮影してアップロードしたり、説明文を作成・入力する必要があります。

さらに、購入希望者とのやり取りや値下げ交渉に応じなくてはならず、手間がかかると感じる人も多いようです。

個人間の取引のためクレームなどのトラブルが起こる可能性もゼロではないので、安心してレコードを売りたいという方には不向きでしょう。

レコード買取業者

レコード買取業者では、レコードの買取を積極的に行っているため、幅広いジャンルのレコードを取り扱ってるところが多いです。

状態にもよりますが、荒井由実の「ひこうき雲」も買い取ってもらえるでしょう。

特に買取実績豊富な買取業者であれば、多くの査定経験を有する査定士による査定を受けられるでしょう。

レコードや査定に対して知識をもつ査定士の査定であれば、より安心して受けられるので、申し込み前に公式サイトなどで買取実績を確認しておくと良いでしょう。

荒井由実のレコード「ひこうき雲」を売るならバイセルへ

荒井由実のレコード「ひこうき雲」を売るなら、レコード買取のバイセルにお任せください。

バイセルなら、レコードに詳しい査定士が、どのようなレコードの価値もしっかりと見極めてお買い取りいたします。

レコードを含む買取実績は、累計2,700万点以上（2015〜2022年の合計買取数）を誇りますので、ぜひ安心してご依頼ください。

また、バイセルでは持ち込み買取・宅配買取・出張買取と3つの買取方法を行っておりますので、ご都合に合わせてお好きな方法をお選びいただけます。

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