レコードを処分する方法は?捨てる前に確認しておきたい、専門店で売るメリットを解説!

近年、若者を中心にアナログレコードの人気が高まっています。
しかし、レコードブームの一方で「レコードを手放したい」「できるだけ手間なく売りたい」など、レコードの処分方法について知りたい方も多いのではないでしょうか。
今回は、レコードの廃棄方法のほか、専門店で売るメリットを詳しく解説します。
入手困難なレコードであれば中古市場で需要が見込める可能性もあるので、レコードの処分を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
レコードの買取に関するお知らせ
LP盤のみの買取となります。
状態やジャンルによっては、お値段が付かないものもございます。
内容により宅配査定・店舗査定をご案内する場合がございます。
レコードを処分する方法は2つ
レコードの処分方法は、おもにゴミとして廃棄する方法と買取専門店やオークションなどで売る方法があります。
以下より、それぞれ解説します。
ゴミとして廃棄する
レコードをゴミとして処分する際は、各自治体の分別方法を確認したうえで廃棄が必要です。
買取専門店やオークションなどで売る
レコードを、中古レコード店や買取専門店などで売却する方法です。
こういった店舗以外では、自分でフリマサイトやオークションサイトに出品して売ることもできます。
レコードをゴミとして廃棄する
レコードをゴミとして廃棄するには、自治体のゴミとして処分する方法と不用品回収業者に依頼する方法があります。
自治体のゴミとして処分する
レコード盤をゴミとして廃棄する際は、可燃ゴミと不燃ゴミのどちらに該当するのか、各自治体のホームページであらかじめ確認しておきましょう。
レコード盤の分別区分は、地域によって異なるケースがあるため注意が必要です。
例えば、東京都杉並区では可燃ゴミ、大阪府寝屋川市では不燃ゴミと区分されています。
参考:東京都杉並区「ごみ・資源の分け方 <50音別分類表>」
参考:大阪府寝屋川市「ごみ(排出するごみの一般的名称)・分別区分」
原則は無料で処分が可能ですが、一部地域では費用がかかる場合もあるため注意しましょう。
例えば、東京都立川市での区分は不燃ゴミとなり、廃棄には料金がかかります。
レコード盤を除いたジャケットや帯、透明の内袋は、可燃ゴミとして出すケースもあります。
いずれにしても自治体のゴミとして出す場合は、地域により収集日や時間帯、費用の有無が異なるため、各自治体のホームページで詳細を確認してください。
不用品回収業者に依頼する
レコードを自分で処分するのが面倒な方は、不用品回収業者に依頼する方法もあります。
不用品回収業者に依頼した場合は処分費用が発生しますが、希望の日時に引き取りに来てもらえるため便利です。
処分費用は、一般的にトラックの大きさで決まることがほとんどですが、なかには積み放題プランを用意している業者もあります。
トラックに積み込める分はいくら積んでも金額が変わらないため、処分したいレコードが多い場合は、そのようなプランを用意している業者を選ぶとよいでしょう。
ただし、不用品回収業者のなかには悪質な業者も存在しますので、注意が必要です。
高額請求をされたり、リサイクル料金を請求されたりするトラブルも少なくないため、業者を選ぶ際は注意しましょう。
買取専門店やオークションなどで売る

レコードの処分方法には、中古レコード店や買取専門店で買い取ってもらったり、フリマアプリやオークションサイトで売ったりする方法もあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
オークションサイトやフリマサイトで売る
パソコンやスマートフォンを使って、レコードをオークションサイトやフリマサイトで売る方法です。
オークションサイトやフリマサイトは、商品ページにレコードの内容や写真、発送方法の選択などの入力をして、簡単に出品できるのがメリットといえるでしょう。
商品が購入されると、入金確認後にレコードを梱包して発送するといった流れです。
スマートフォンではアプリ、パソコンではインターネットを利用して出品が可能です。
ドーナツ盤と呼ばれる直径7インチのレコードを発送する場合は、LPレコードよりサイズが小さいため、破損に注意しなければなりません。
数量限定盤や入手困難なレコードは、プレミアが付くケースもあるため、価格がつきやすいです。
買取専門店に売る
中古レコード店や買取専門店では、レコードを直接お店に持ち込むほか、宅配や出張買取で査定を依頼するのが一般的です。
店舗に持ち込んで査定してもらう場合は、店員から査定結果を直接聞くことができるため、納得した価格で売ることができるでしょう。
また、すぐに現金化できるのもうれしいポイントです。
宅配や出張買取での査定は、大量のレコードをまとめて売りたいときに便利です。
宅配の場合は宅配業者に集荷を依頼すれば、持ち込む手間も省けます。
プロが査定をしたうえで買い取りをしてくれるため、適正な価格で売りたい場合は買取専門店の利用がおすすめです。
ただし、レコード買取店は特定のジャンルに特化しているケースがあります。
例えば、ヒップホップのレコードの買い取りをクラシック専門店へ依頼してしまうと、レコードの相場や希少性が考慮されず、安く買い取られることも否定できません。
どこの店舗に買い取りを依頼するか、しっかりと検討したうえで査定を依頼しましょう。
買取価格を左右するポイント

レコードの買取価格は、保存状態の良し悪しや付属品の有無、まとめ売りなどによって大きく変わる場合があります。
以下より、それぞれ詳しく見ていきましょう。
保存状態が良いもの
レコードは保存状態により、買取価格が変わります。
カビが生えていたり、レコードのジャケットが破れていたりするほか、ジャケットへの書き込みやレコード盤の針飛びなどがある場合、買取価格が大きく下がってしまうこともあるため注意しましょう。
また、DJとして使用していたレコードは、曲と曲をつなげる際に手でレコードを触る頻度が多いため、保存状態が悪くなりがちです。
ジャンルによっては「スクラッチ」と呼ばれるレコードをこするパフォーマンスを行なうこともあり、針飛びの原因になるケースも少なくありません。
一方で、保存状態の良いレコードは、買取価格に期待できる可能性が高くなります
日頃から管理を怠らないようにしましょう。
付属品がそろっているもの
レコードの買取価格には、帯や歌詞カードなどの付属品の有無も影響します。
レコードにはラベルやインナースリーブ、ステッカーなど、さまざまな種類の付属品がありますが、日本盤のレコードには、帯や歌詞カードが付属していることがほとんどです。
付属品がそろっていないという理由で、買取価格がかなり安くなる可能性もあるため、付属品のあるものはきれいに保管しておきましょう。
その他、輸入盤にも多く見られる「シュリンク」も重要なポイントです。
シュリンクとは、一般的にレコードを覆っているビニールのフィルム膜を指します。
シュリンクが未開封のままでレコードが保管されていれば、ジャンルによっては買取価格に期待できるでしょう。
売りたいレコードが複数枚あるならまとめて売る
レコードを複数枚まとめて売るのも効果的です。
単品では価値や需要がなく、買い取りが難しいレコードであっても、何枚かをまとめると買い取ってもらえる可能性が高まります。
大量にレコードを保有している場合は、まとめ売りも検討しましょう。
おわりに
今回は、レコードの処分方法について解説しました。レコードは、自治体のルールに従って自分で廃棄することが可能です。
しかし、買取業者やオークションサイトを利用してお金に変えることもできます。
ただし、売却する場合は、レコードの保存状態や付属品をそろえておくなどの対策が必要です。
適正な価格で買い取りしてもらえるよう、買取業者などの情報を事前に調べておくとよいでしょう。
レコードのなかには、限定盤や生産数が少ないなどで希少価値が高く、プレミア価格で売れるものもあります。
部屋に眠っているレコードを捨てる前に、売ることを検討してみるとよいでしょう。
不要なレコードの買い取りなら、レコード買取でおなじみのバイセルへぜひご相談ください。

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