邦楽レコードの種類や買取相場|買取が期待できるレコードと高額売却のコツを解説

邦楽レコードの種類や買取相場|買取が期待できるレコードと高額売却のコツを解説

「実家に大量の古いレコードがあるが、いくらくらいで売れるのか分からない」

「傷やカビがあるから売れないかもしれない」とお悩みではありませんか?

実は、一見価値がなさそうに見えるレコードでも、近年のアナログブームや海外需要の高まりによって、買い取ってもらえるケースが多々あります。

本記事では、邦楽レコードを中心とした最新の買取相場の傾向や、査定額が決まる仕組みについてプロの目線で分かりやすく解説します。

さらに、高く売れるレコードのチェックポイントや事前の準備、ご自身に合った買取方法の選び方もあわせてご紹介します。

レコードの買取に関するお知らせ

LP盤のみの買取となります。
状態やジャンルによっては、お値段が付かないものもございます。
内容により宅配査定・店舗査定をご案内する場合がございます。

※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

バイセル査定士 高橋裕太 バイセル査定士 高橋裕太

「バイセル」の査定士として、月間120件以上の査定、年間では1,000件以上のお客様対応の実績があります。豊富な経験をもとに 12カテゴリ、19品目と幅広い知識を有しています。その中でも着物・ブランド品の査定が得意です。 また、多数のメディアに出演させていただいた経験もあり、様々な角度からリユース業界に貢献したいと思っています。当記事のお品物へのご相談がございましたら、バイセルへお気軽にお申し付けください!

邦楽レコード買取相場の最新動向

アナログレコードの市場は今、非常に活性化しています。

音楽のデジタル化が進む一方で、国内のレコード生産額は1989年以来の高水準を記録しており、買取相場も全体的に上昇傾向にあります。

特にシティポップや和ジャズは、国内外のコレクターからの需要が爆発的に高まっており、タイトルによっては高額査定が出るケースも珍しくありません。

一方で、当時大量にプレスされた再発盤や定番の歌謡曲などは、落ち着いた相場になるなど、ジャンルやプレス時期による二極化が進んでいます。

邦楽レコードのジャンル別相場と特徴

邦楽レコードの買取相場は、ジャンルや当時の流通量によって特徴が大きく異なります。

中古市場で特に注目されている名盤の具体例と、なぜ価値が高いのかを解説します。

ニューロック

ニューロックは、1970年代前後に登場した日本のロック黎明期の作品です。

当時は出荷数が少なかったため希少価値が非常に高く、近年の再評価も相まって高額査定になりやすいジャンルです。

  1. 竹千代:「脱出組曲」
    鈴木茂、林立夫、松任谷正隆、高橋幸宏など、のちのレジェンド級ミュージシャンが多数参加した1972年のアルバム。唯一無二のサウンドとしての評価が高く、市場に出回る数が少ないため価値があります。
  2. スピード・グルー&シンキ:「スピード・グルー&シンキ」
    ギタリストの陳信輝を中心に結成され、わずか2年弱で解散した伝説的バンドの2枚組アルバム。活動期間の短さから流通量が極めて少なく、希少価値が高騰しています。
  3. TOO MUCH:「TOO MUCH」
    1971年に唯一リリースされた、日本のニューロックを代表する名盤。流通枚数が非常に少ないため、状態が良ければ高値が期待できます。

昭和歌謡

昭和歌謡は、最もレコードの所有者が多いジャンルですが、流通量が多いため相場には大きな開きがあります。

ただし、「カバーによる人気再燃」や「活動期間の短さ」によってお宝盤に化けるケースがあります。

  1. 勝新太郎:「夜を歌う」
    俳優・歌手として人気を誇った勝新太郎の1969年の作品。近年の和モノ・グルーヴ人気の高まりとともに、中古市場での需要が上昇しています。
  2. ピラニア軍団:「ピラニア軍団」
    1970年代半ばに個性派・斬られ役俳優たちが結成したグループの1977年のアルバム。当時の熱狂的な人気と、映画ファン・コレクターからの根強い需要があります。
  3. フラワー・メグ:「ささやき・ためいき・もだえ」
    1971年にデビューし、翌年結婚に伴い即引退した歌手の希少なアルバム。のちに復刻版が話題になるなど、当時のオリジナル盤は入手困難なレア盤となっています。

シティ・ポップ

シティ・ポップは、現在、最も相場が高騰しているジャンルです。

2020年以降、海外のDJやコレクターがSNSや動画サイトをきっかけに日本の80年代ポップスを再発見し、数倍〜数十倍の価格で取引される例が相次いでいます。

  1. 竹内まりや:「プラスティック・ラブ」
    世界的なシティ・ポップブームの火付け役となった1984年の代表曲。12インチシングル盤を含め、当時のオリジナル盤は国内外で非常に高い人気を誇ります。
  2. 山下達郎:「THE RCA/AIR YEARS LP BOX 1976-1982」「JOY」
    シティ・ポップの王様。初期アルバム7タイトルを収めた9枚組のLP BOXや、80年代のツアーを収録したライブアルバム「JOY」などは、ファンからの需要が絶えず、高価買取されやすい傾向にあります。

80年代ロック(アンビエント・環境音楽含む)

80年代ロックは、80年代バンドブームのレコードは流通量が多いため基本相場は安めです。

しかしながら、当時はマイナーだった「環境音楽(アンビエント)」などのジャンルが現在、世界的に爆発的な人気を集めています。

  • 吉村弘:「サラウンド」
    1986年にリリースされた環境音楽の名盤。吉村弘の作品は日本のアンビエント・ブームの象徴として海外での評価が凄まじく、驚くような高値で取引されることがあります。
  • オシレーション・サーキット:「オシレーション・サーキット」
    入手が極めて難しい環境音楽のレコード。その圧倒的な希少価値から、査定価格がつきやすいタイトルです。
  • 純邦楽(伝統音楽・民謡)

    純邦楽はほかに比べて市場自体は小さいものの、流通量が少ないジャンルです。

    そのため、海外でも評価されている奏者のオリジナル盤には思わぬ価値がつきます。

    1. 里国隆:「奄美の哭きうた」
      1975年にリリースされた島唄歌手のアルバム。

      オリジナル盤は滅多に市場に出回らないため、入手困難なレア盤として高額化しています。

    2. 三橋貴風:「尺八 里の詩」
      1976年リリースの尺八演奏アルバム。

      奏者である三橋貴風は海外での知名度も高く、伝統音楽のコレクター市場で高く評価されています。


    「お持ちのレコードがどれくらいで売れるのか気になる」という方は、レコード買取バイセルにお任せください。

    バイセルでは、査定料・キャンセル料などの手数料がすべて無料ですので、お気軽にご利用いただけます。

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    レコードの買取価格が決まる3要素

    全く同じアーティストの同じレコードであっても、価値が大きく変わることが日常的に起こります。

    プロの査定士が金額を左右する基準として見ている3つの要素を解説します。

    盤質グレード(Mint・NM・VG+・VG)

    レコードの価値を最も大きく左右するのが、盤面やジャケットの状態です。

    世界の市場では以下の国際基準(Goldmine/Discogs基準)が用いられます。

    1. Mint(ミント): 未使用同然の完璧な状態。
    2. NM(ニアミント): ほぼ新品に近いが、ごくわずかな擦れがある程度。
    3. VG+(ベリーグッドプラス): 軽微な傷はあるが、再生に大きな影響がない状態。
    4. VG(ベリーグッド): 目立つ傷やノイズがある状態。

    グレードが1段階下がるだけで査定評価が大きく変わるため、傷やカビの有無は非常に重要です。

    オリジナル盤か再発盤か(マトリックス番号)

    発売当時に最初期にプレスされたものを「オリジナル盤(初版)」、後から再販されたものを「再発盤」と呼びます。

    オリジナル盤は音が良いとされ、価値が格段に高くなります。

    見分け方の中心は、レコード盤の内周に刻印された「マトリックス番号(マト番)」です。

    この数字が「1」に近いほど初期プレスである証拠となり、マト番が少し変わるだけで価値が大きく下がることもあります。

    帯・歌詞カード・付属品の有無

    レコードに巻かれている帯は日本独自の文化であり、海外コレクターからも「Obi付き」として熱心に探されています。

    帯の有無だけで査定額に差が生まれるケースもあり、さらに歌詞カードやポスターなどの付属品がすべて揃っている完品であるほど高価買取に繋がります。

    高く売れるレコードの特徴|ジャンル別チェックリスト

    手元にあるレコードに高値が期待できるかを見極めるための、ジャンル別チェックポイントです。

    邦楽だけでなく、コレクター市場で人気の高い洋楽やジャズも併せて一覧表にまとめました。

    ジャンル 代表的なアーティスト・作品 チェックポイント
    シティポップ 山下達郎・竹内まりや・松原みき・杏里 日本盤オリジナル/帯付き/盤質NM以上
    和ジャズ・ジャズ 渡辺貞夫、日野皓正 / ジョン・コルトレーン など 日本盤オリジナル、または米国オリジナル盤 / 盤質良好
    ニューロック・ロック はっぴいえんど、竹千代 / ビートルズ など 初回プレス(初期マト番) / 帯・付属品完備 / ジャケット良好
    昭和歌謡・純邦楽 勝新太郎、フラワー・メグ、里国隆 など 初版プレス / 帯付き / 特定のコレクター需要があるタイトル
    クラシック グラモフォン赤盤・デッカ名盤 初期プレス / 盤質良好 / 稀少プレス国

    表からは、ジャンルを問わず「オリジナル盤」「帯付き」「盤質NM以上」が共通条件になっていることが読み取れます。

    特にシティポップと和ジャズは海外需要で相場が変動しやすく、地味なジャケットでも高額盤が混じる可能性があります。


    以下のレコード買取専用ページでは、バイセルがお買い取りしているレコードの実績をご紹介しております。ぜひ参考にご覧ください。

    大切なレコードを売る前にやるべきこと

    実家や自宅で長年眠っていたレコードを処分する前に、やっておきたい準備手順です。

    「古いから価値がない」と決めつけて捨てない

    昭和の時代に集められたレコードは、当時のヒット作(流通量が多く現在の価値は低いもの)と、現在のコレクターズアイテム(当時は売れなかったが現在は希少なもの)が一致しないことがよくあります。

    地味なジャケットの和ジャズや、アルバムのB面曲に高い価値が隠れていることもあるため、自己判断で廃棄せずプロに確認してもらうのが鉄則です。

    大量のレコードを効率よく仕分ける方法

    100枚を超えるような大量のレコードがある場合は、まずジャンル別に大まかに分類しましょう。

    その後に「帯付き・状態が良いもの」と「ジャケットにダメージがあるもの」に分けると、全体の価値を把握しやすくなります。

    査定額を下げないための簡単なクリーニング

    埃やカビが付着しているとマイナス評価になりやすいため、柔らかい布で盤面やジャケットを軽く拭き取るだけでも印象が良くなります。

    ただし、水洗いや過度な研磨は盤面を傷つけるリスクがあるため、表面の埃を落とす程度に留め、頑固な汚れはそのまま査定士に委ねてください。


    バイセルでは整理されていない大量なレコードでも、そのまま査定にお出しいただけます。

    バイセルなら、盤の傷やジャケットの折れが見られるレコードでもしっかりと査定いたします。

    経験豊富なプロが対応しますので、安心してご相談ください。

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    自分に合ったレコード買取方法の選び方|出張・宅配・店頭のメリットデメリット

    レコードを売る方法は主に3つあります。

    それぞれのメリット・デメリットを比較し、最適な方法を選びましょう。

    方式 メリット デメリット こんな人におすすめ
    出張買取 ・重い荷物を運ぶ必要がない
    ・1枚ずつの査定根拠をその場で聞ける
    ・訪問の日程調整が必要 ・大量のレコードをまとめて売りたい人
    ・自宅で完結させたい人
    宅配買取 ・非対面、自分のペースで完結する
    ・日本全国どこからでも送れる
    ・梱包の手間がかかる
    ・キャンセル時の返送料が自己負担の場合あり
    ・自分のペースで手続きしたい人
    ・近くに店舗がない人
    店頭買取 ・その場ですぐに現金化できる
    ・数枚程度なら待ち時間が短い
    ・店舗まで持ち運ぶ労力がかかる
    ・査定を断りにくいプレッシャーがある
    ・売りたいレコードが数枚程度の人
    ・即日現金化したい人

    表の通り、大量のレコード売却では出張買取の負担軽減効果が突出しています。

    少量で急いで現金化したいなら店頭、対面を避けたいなら宅配と、自分の優先順位に合わせて選び分けるのが基本です。

    出張買取が大量売却に最適な理由

    レコードは100枚を超えると数十キロの重さになり、店頭へ持ち込むのも宅配の段ボールに詰めるのも重労働です。

    出張買取であれば、査定士が自宅まで訪問してその場で査定・搬出するため、運搬の負担が一切ありません。


    バイセルでは、全国どこでも出張査定に伺います。

    「売りたいレコードがたくさんあって、買取店まで持っていくのが面倒…」という方は、ぜひバイセルの出張買取をご利用ください。

    レコード買取に関するよくある質問

    Q.

    盤面に傷やカビがある古いレコードでも買取は可能ですか?

    A.

    はい、傷やカビがあるレコードでも査定・買取は可能です。
    盤面の擦れがあっても、国内盤のオリジナル盤や希少タイトルなら価値がつくケースがあります。
    処分前に最新の市場動向に詳しいプロの査定士の現物確認を受けるのがおすすめです。

    Q.

    帯や歌詞カードなどの付属品がないレコードでも売れますか?

    A.

    はい、付属品が欠品しているレコードでもお買い取りいたします。
    帯なしや歌詞カード紛失は減額対象になりますが、海外需要の高いシティポップや和ジャズなら盤面自体の価値を正しく評価できます。
    最新の市場動向を踏まえ、1点ずつ丁寧に査定いたします。

    Q.

    大量のレコードを売却する場合に査定明細は発行されますか?

    A.

    はい、総枚数を明記した「レコード一式」の明細書を発行します。
    バイセルでは大量の際は記載をまとめる分、価値の高い希少盤の査定内容や金額の根拠について査定士がその場で1点ずつ丁寧に解説します。
    実物を見ながら直接疑問を解消できるため、多くの方にご納得いただいています。

    Q.

    査定金額に納得がいかない場合は無料でキャンセルできますか?

    A.

    はい、査定後のキャンセル料や出張料は一切かかりません。
    金額にご納得いただけない場合でも費用負担なく断れます。
    売却は提示額を見て判断できるため、まずは手元のレコードの価値を確かめたいという場合でも、ノーリスクで出張査定をご利用いただけます。

    Q.

    マイナーなレコードでも査定できますか?

    A.

    はい、ジャンルを問わずすべてのレコードを査定いたします。
    ニューロックの稀少盤や環境音楽などは流通量が少なく、市場に滅多に出回りません。
    バイセルのプロの査定士が市場動向や海外需要を反映し、知名度の低い隠れたお宝盤の価値も漏らさず正しく見極めます。

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