はっぴいえんどの名曲を紹介!歴史や魅力、レコードを買取に出すポイントも解説します
はっぴいえんどは、ロックサウンドの先駆者的存在として語り継がれているバンドです。
当時は批判の声もあがりましたが、時代が流れて音楽の幅も広がった現在は、はっぴいえんどの数々の名曲が根強く支持されています。
本記事では、はっぴいえんどの歴史や魅力、おすすめの名曲レコードを紹介します。
はっぴいえんどのレコードを売却するときのポイントも解説しているため、最近聴かなくなったから手放したいと感じている方もぜひ参考にしてください。
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目次
はっぴいえんどとは?
はっぴいえんどは、日本語によるロックサウンドの先駆者的存在として語り継がれているバンドです。
メンバーは細野晴臣、松本隆、大瀧詠一、鈴木茂の4人から構成されています。
はっぴいえんどは1969年に結成、1970年にアルバム『はっぴいえんど』でデビューを果たしたものの、わずか3年ほどで解散しました。
当時はそれほど評価されておらず、むしろ異色の存在として扱われていましたが、時代の流れとともにロックシーンへ多大な影響を与えるようになりました。
解散後のメンバーは、それぞれが別の道を歩んでいます。
2021年11月5日、6日に日本武道館で行われた、松本隆の作詞活動50周年記念コンサート『風街オデッセイ2021』では、すでに亡くなっている大瀧詠一以外の3人がかつでの「はっぴいえんど」として36年ぶりの演奏を果たしています。
はっぴいえんどの魅力
はっぴいえんどの最大の魅力は、バッファロー・スプリングフィールドやモビー・グレープなどに影響を受けたロックのテイストと日本語の歌詞を融合した音楽です。
今でこそさまざまなロックバンドが日本語で歌を歌っていますが、当時は「ロックのリズムに日本語が乗るわけがない!」という風潮がありました。
「ロック=英語で歌うもの」と考える方も多く、日本語で歌うべきか英語で歌うべきかという論争が起こったほどです。
しかし、そんな状況でもはっぴいえんどは自分たちの音楽を貫きとおし、日本語ロックを確立させました。
解散した今も、彼らの音楽に影響を受けたロックファンは数多くいます。
はっぴいえんどは、風景を想像させるような歌詞や洋楽テイストのメロディーだけでなく、大瀧詠一のウェットな歌声が聴けるのも魅力といえるでしょう。
はっぴいえんどのおすすめ名曲レコード
はっぴいえんどは活動期間が短かったものの、オリジナルアルバムやベストアルバム、ライブアルバムなどさまざまなLPレコードをリリースしています。
はっぴいえんどがリリースした名曲レコードのなかで、おすすめのものをいくつか紹介します。
はっぴいえんど
デビューと同時に発売された最初のレコード『はっぴいえんど』は、ロック的なサウンドと日本語の歌詞を融合させた新しい音楽として大きな影響を与えたアルバムです。
ジャケットには「ゆでめん」と書かれた看板が描かれているため、"ゆでめん”と呼ばれることもあります。
「敵タナトスを想起せよ!」「12月の雨の日」のほか、「春よ来い」「かくれんぼ」といった名曲が収録されています。
風街ろまん
2作目のアルバムとなる『風街ろまん』は、日本語ロックの金字塔ともいわれています。
1作目よりもさらに洗練された印象を受けるこの作品は、はっぴいえんどの最高傑作との呼び声も高いです。
収録曲のなかでも特に有名なのが「風をあつめて」という作品で、2020年には有名俳優がカバーしたものがCMで使われていました。
はっぴいえんどを知らなくても、この曲のメロディーに聞き覚えのある方は多いのではないでしょうか。
HAPPY END
『HAPPY END』は、3作目のアルバムでありラストアルバムでもあります。
ロサンゼルスでレコーディングされたこの作品をプロデュースしたのは、作曲家やプロデューサーとして活躍しているヴァン・ダイク・パークスです。
「風来坊」をはじめとして、「氷雨月のスケッチ」「さよならアメリカ さよならニッポン」などが収録されています。
ライブ!! はっぴいえんど
『ライブ!! はっぴいえんど』は、1973年9月21日に行われた解散記念コンサート「CITY -Last Time Around 」の模様を収録した、1枚目のライブアルバムです。
1972年12月にはすでに解散発表をしていましたが、その後の活動や関わりのあるアーティストを紹介する目的もあり、コンサートが開催されました。
本アルバムには、「はいからはくち」「夏なんです」「空とぶ・ウララカ・サイダー」などが収録され、共演者であるココナツ・バンクや西岡恭蔵などの演奏も含まれています。
CITY
『CITY』は、これまでにリリースしたアルバム『はっぴいえんど』『風街ろまん』『HAPPY END』のなかから選ばれた名曲がそろっています。
未発表のテイクやライブ音源も収録された、まさにはっぴいえんどのベストアルバムです。
矢吹申彦が手がけたアートワークも話題になりました。
はっぴいえんど関連の人気レコードはまだまだある
はっぴいえんどがリリースした名曲アルバムを紹介しましたが、 はっぴいえんど関連の人気レコードはまだまだあります。
- 『APRYL FOOL』
はっぴいえんどの前身バンド「エイプリル・フール」がリリースした唯一のアルバム。1969年発表で、ボブ・ディランのカバー「プレッジング・マイ・タイム」や「トゥモロウズ・チャイルド 」「いつか……」「タンジール」などが収録されています。 - 『niyago』
遠藤賢司のファーストアルバムで、バックにはっぴいえんどの細野晴臣・鈴木茂・松本隆らが参加しました。 - 『教訓』
加川良のデビューアルバムで、はっぴいえんどのメンバーがバックで参加しました。
はっぴいえんどのレコードを売却する際のポイント
聴かなくなったはっぴいえんどのレコードは、中古市場でも需要があるため、買取業者で現金化することができます。
レコードは、同じタイトルでも保存状態や希少度によって買取評価が変わります。
はっぴいえんどのレコードの売却を考えている方に向けて、押さえておきたい3つのポイントを解説します。
保存状態の良し悪し
基本的にレコードは、保存状態の良し悪しで買取評価が大きく左右されます。
保存状態を保つためには、直射日光が当たらない、かつ通気性の良い場所に立てて保管しましょう。
直射日光が当たるとレコードが変色するおそれがあり、湿度が高いとカビが発生するおそれがあるからです。
また重ねて置いていたり、ななめに立てかけていたりするとレコードが歪む場合があるため、置き方にも注意してください。
レコードに付いている付属品の有無
レコードの付属品である帯や歌詞カード、盤を保護するための袋などがあるかを確認しておきましょう。
これらが残っていると、価値が高まりやすい傾向にあります。
特に、レコードに付いている帯は日本独自の文化です。
海外で販売されているレコードには付いていないため、査定時に一緒に渡すことで買取評価アップが期待できます。
見本盤やサンプル盤では価値が高くなる
「見本盤」とは、販売前に宣伝用としてメディアに配られるレコードを指します。
一般ユーザーが簡単に入手できるものではなく流通量も少ないため、価値が高いとされています。
「サンプル盤」や「プロモ盤」と呼ばれることもあります。
自宅にあるレコードが見本盤かわからない場合は、盤面をよく観察してみましょう。
白黒印刷のラベルが貼られていたり、「サンプル」「見本」のような文字が印刷されていたりするものは、見本盤の可能性があります。
はっぴいえんどのレコードをお持ちの方はバイセルにお任せください
はっぴいえんどのレコードをお持ちの方のなかで「もう聴かないから置き場所に困っている」「処分してしまいたい」とお考えの方は、バイセルの利用をご検討ください。
バイセルでは、経験豊富な査定士が丁寧にレコードを査定します。
3つの買取方法があるので、自分に合った方法を選ぶとよいでしょう。
店頭買取
バイセルの店頭買取は事前予約なしでも利用でき、その日の予定に合わせて気軽にお立ち寄りいただけます。
バイセルの店舗はすべて駅から徒歩圏内に位置しているのも利用しやすいポイントでしょう。
プライバシー保護の観点から個室で対応するため、周囲を気にせずじっくりご相談いただけます。
宅配買取
宅配買取は、申し込み後に送られてくる宅配キットにレコードを詰めて送るだけの査定方法です。
日中になかなか時間が取れない場合は、宅配買取を利用するとスムーズに査定が進みます。
レコードは非常にデリケートなため、梱包時は緩衝材を使って隙間ができないよう気を付けましょう。
出張買取
出張買取は、査定士がお客様の自宅へ伺って査定し、買い取る方法です。
離島を除いた日本全国に出張が可能ですので、レコードの量が多い、もしくは店舗へ出向くのが面倒な方に向いています。
無理な買取を提案することはないため、買取金額に納得できない場合は断っていただいても問題ありません。
より詳しい情報を知りたい方はこちら
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おわりに
はっぴいえんどは、約3年という短い活動期間ではあったものの、洋楽のテイストと日本語の歌詞を融合した音楽を確立しました。
彼らの音楽は、今もなお高い評価を得ています。
レコードをお持ちの方は少しでも長く聞けるよう、丁寧に保管しましょう。
直射日光が当たる場所、高温多湿な場所での保管は禁物です。
もしはっぴいえんどのレコードの売却をお考えなら、買取実績が豊富なバイセルにご相談ください。
24時間365日、無料でご相談・お問い合わせを受け付けています。
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