時代の寵児・着物作家とデザイナーを兼ねる「草野一騎」の着物の魅力とは？

草野一騎の人物像について

北海道伊達市長和町に生まれた草野一騎は、幼い頃から各種絵画コンクールにて良い成績をおさめ、美術の才能を遺憾なく発揮していました。

立命館大学に進学した後には、伝統工芸家である天野木仙氏に師事し、古典から現代に至るまでの着物を学ぶことになります。

独立後は京都北山に在住、「草野工房」「一騎デザイン事務所」といった屋号を経て、（株）一騎を設立しました。

草野一騎が手がけてきたのは、着物・織帯・染帯だけではありません。

打掛・エナメルのバッグ・浴衣・草履などにも及ぶため、手がけた作品数は数え切れません。

着物の世界に新しい伝統を確立することを目指し、活動を続ける草野一騎は、もはや和装界のトップランナーといえるでしょう。

また、自らの作品を制作・発信し続ける一方で、「かれさんすい」「工房一騎」「ロゼ一騎」「たまゆら」「雪月花」などの自社ブランドの制作・発信にも精力的に取り組んでいます。

アジア・アメリカ・ヨーロッパといった諸外国における、日本文化紹介に関する着物ショーに向けた着物や帯の制作経験も豊富です。

その後、ニューヨークにて「草野一騎アート展」を開催したほか、女優の水谷八重子や俳優の辰巳琢朗といった著名人のデザインや作品制作も手がけてきました。

他にも着物や帯を手がけた一流女優、一流歌手は数十名をゆうに越えます。

美空ひばり、岩下志摩、川島なおみ、坂本冬美、川中美幸、仲間由紀恵、中谷美紀、深田恭子、宮崎あおい、島津亜矢といった面々は、ごく一部にすぎません。

草野一騎がデザインした着物の特徴は？

草野一騎は従来の伝統工芸の枠に縛られることを好まず、斬新で新鮮な作品発表に力を入れています。

そんな草野一騎がデザインした着物の特徴についてみていきましょう。

大胆さと優しさ、独創的な意匠

草野一騎が手がけた作品は「一騎調」と呼ばれるほど、唯一無二の世界観があります。

独創性が高く、従来の伝統工芸に固執することのない草野一騎の着物は、芸能人をはじめ着物愛好家からも高い評価を得ています。

「和」へのこだわり

草野一騎は上品さや優雅さ、垢抜けた好感度なお洒落といった美意識を大切にしています。

彼のトレードマークは薔薇ですが、あくまでもコンセプトは「和」です。

ニューヨークでの個展開催をはじめ、国内外に向け、追求した日本の美を発信し続けています。

草野一騎の着物や帯の買取相場は？

過去に取引された草野一騎の着物・帯の買取相場を見ると8，000円前後となっていますが、相場価格はデザインや色味の流行によって大きく左右されますので、あくまでも目安としておきましょう。

糸のほつれや色焼けなどがない状態が良いものであれば高額買取になりやすいですが、シミやカビが発生している、シワがくっきり残っているといった状態が悪いものでは価値の低下を招きます。

着物は放っておくとどんどん状態が悪くなっていきますので、早めに査定に出すことを心掛けましょう。

※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません

※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。

※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。

草野一騎デザインの着物を一気に処分したい場合は、バイセルに買取依頼をしよう！

「一騎調」と呼ばれる独自の着物スタイルを確立している草野一騎には、数多くのファンがいることは間違いありません。

多くの女優や歌手が草野一騎の着物を愛用していることも、その証といえるでしょう。

しかし、実際の買取価格は業者によって大きな違いがある点にご注意ください。

着物の査定に関しては、作家名はもちろん、今の流行に合っている人気のデザインであるかなどの専門知識が必要です。

着物の査定に不慣れな業者では草野一騎の価値を汲み取ることができず、正確な査定が行われない可能性が高いです。

バイセルには着物買取に詳しい査定士よる査定、かつ数多くの買取実績がございます。

さらに、査定後の買取価格にご満足がいただけない場合には、無料で買取をキャンセルしていただけます。

これもひとえに、バイセルの買取査定における自信の表れとお考えください。

草野一騎の着物の売却・処分を検討中の方は、ぜひバイセルにご相談ください。