着物の断捨離であなたもミニマリスト!手放す着物は買取に出すのが得策です
- 断捨離に伴い着物を売ろうか迷っています。いくらになりますか?
- 保存状態や種類により買取価格が変わりますので一度拝見いたします。お電話・メールよりお問合せ下さい。
- 祖母の遺品整理中に出た着物の置き場所に困っています。古い着物の価値ってありますか?
何年もしまいっぱなしで、箪笥の肥しになっているだけの着物の処理に困ってはいませんか? そんな、保存状態も良くないであろう着物を「なんとなくもったいない、捨てづらい」と持ち続けるのは止めて、これを機に「断捨離」に挑戦してみませんか。
ここでは、着物が多くて整理がつかずお困りの人に向けて、断捨離すべき着物の判断をはじめ賢い収納術などを紹介していきます。
さらに「手放す着物は買取に出すのがベスト」だということ、そして買取をしてもらうべき業者や、なるべく高く買い取ってもらうコツまで解説します。
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目次
断捨離したい着物や和装小物とは
そもそも断捨離とは、自分にとって本当に必要なものとは何かを見つめ直し、「ものへの執着心をなくして生活や心を豊かにしよう」という考え方です。
つまり、不要品を何でもかんでも片づけることではなく、「身の回りや心をスッキリさせるためにものを整理すること」が断捨離の目的となります。
とはいえ箪笥を整理しようとしても、どのように整理をしたらいいか迷ってしまい、結局着物を手放すのが惜しくなる、という方は多いのではないでしょうか。
まずはどのような着物が断捨離の候補になるのかを心の中で整理しましょう。
断捨離の候補に挙げられる着物は以下の通りです。
- 七五三の衣装
- 喪服
- 母親の着物
- 帯
これらの4種類について、詳しく検討してみましょう。
七五三の衣装
七五三は家族にとって大事なイベントです。
我が子のためを想って作ったり購入したりした衣装なので、なるべく長く持っていたいですよね。
しかし、その衣装が再び着られるのは、何年後のことでしょうか。
一世代が巡り新たな家族が生まれ、次の七五三が行われるのは20〜30年程の時間を経た頃です。
かなり着物の劣化も進んでいるでしょう。
それを高いお金をかけて修繕するよりは、新しく購入した方が賢明ですし、子供も最新のデザインに触れれば喜ぶでしょう。
七五三の衣装は思い入れが深くて手放し辛いと思います。
しかし現実的に考えれば、金銭面やデザイン面からみて断捨離を検討しても良いかもしれません。
喪服
お通夜や葬儀、告別式で着用するのが常識である喪服は、現在ではワンピースやスーツなどの洋装で揃える人が多いです。
大抵の人は「かならず和装の喪服を着なければいけない式」というものに出席する機会はないでしょう。
着物の喪服は、現代においては持っていなくても困ることはありません。
現在黒いワンピースやスーツなどを持っているのであれば、喪服も断捨離の検討リストに入れて良いでしょう。
母親の着物
母親の着ていた着物は、特に手放しづらいですね。
とはいえ一世代前の着物ですから、かなり劣化は進んでいるでしょう。
これまで相当しっかりと保存に気を使い、定期的なメンテナンスを施してきたのでなければ、これから着物として再び着用するのは難しいです。
母親が存命であれば「保存しておくか、処分するか」と決めてもらえます。
ですが、既に亡くなっておられるのであれば、家族で話し合って決めるのが良いでしょう。
帯
帯は着物本体に比べて安く、また帯を替えるだけで装いの全体の雰囲気を変えることもできますので、つい気軽に買ってしまいがちです。
そのため、着物に比べて帯の数が多くなっているという人は少なくないかもしれません。
とはいえ、どの帯も店舗やネット通販などで見て、とても気に入ったから買ったものでしょう。
簡単に「こっちの帯の方がいい、こっちはいいや」と割り切って決められないと思います。
そんな場合は、「帯のためのスペース」を先に決定するという、ちょっとした力技を使ってみることをおすすめします。
「桐たんすを持っているなら、帯は二段以内に抑える」「プラケースで保存しているならば、ケースの半分まで」といった形で、帯に割いても良い空間を限定してしまうのです。
限られたスペース内に収めよう決めれば、手元に残る帯は必然的に「大変気に入っている逸品」になるでしょう。
まだまだ使用したい帯と処分しても構わない帯が選別しやすくなるので、収納スペースを先に決めるのはおすすめの断捨離方法です。
着物持ちの「ミニマリスト」生活とは
ミニマリストとは、自分にとって本当に必要なものだけを持とうという考え方や、それを実践する人たちのことを指します。
できるだけ持ち物を減らし、ものに縛られない豊かな生活を送ることを目指していて、断捨離の考え方と近いですね。
では、着物が好きなミニマリストたちは、どんな着物をどのように収納しているのでしょうか。
着物の賢い収納法
着物はカビやすい性質の絹糸からできているものが多いです。
クローゼットに畳んでおくだけでは、綺麗な状態は保てません。
着物の収納方法で有名なのは、桐たんすを使用することですね。
桐は湿度が高いと湿気を吸い込んで膨らみ、隙間を塞いで外気の侵入を防ぎます。
低湿度だと逆に縮んで隙間を作り、風通しを良くします。
この性質が湿気に弱い着物の保存にとても適しているのです。
しかし、着物収納専用の桐たんすは高額でかつ大きなもので、場所を取ってしまいます。
そこでオススメなのが、「桐箱」という着物専用ではない桐製の箱に、お持ちの着物を収納する方法です。
桐箱には書道の半紙の収納用、雛人形用、ガラス細工の食器収納用など、用途に合わせて様々な形とサイズの品が発売されています。
例えば和製の贈答品を収めておくための、面積は着物を畳んで収納できるほどの大きさで高さが10cm程度の桐箱等は、お持ちの着物を少ない枚数畳んで収納しておくのに適していると言えます。
桐箱のオーダーメイドに対応する業者も非常に多く、インターネットで注文ができます。
着物のために割けるスペースに丁度良いサイズ・形状の桐箱を別注すれば、桐たんすを購入するよりはずっと安上りで、かつ無駄のない着物の収納が可能です。
保有しておくべき着物の量はどのくらい?
「袷(あわせ)」や「薄物」など、季節ごとに複数枚の着物を持っているという方も多いでしょう。
とはいえ、着物を断捨離するからといって「袷は5枚までにしよう」など枚数で区切ると、心苦しくなる場合もありますよね。
その場合、着物を収納するスペースを最初から決めるというのも一手です。
「着物に使えるスペースはこれだけだから、ここに収まる量まで減らす」と明確なルールを決めてしまって、その許容量の中で手元に残す着物をどれにするか悩めばよいのです。
また、「自分で決めたスペースにどうしても収められない」と悩む着物は、とりあえず手元に置いておくと良いでしょう。
そちらの方がきっと気が楽ですし、捨ててしまってから後悔することもありません。
断捨離するか悩む着物は、翌日や翌週などに再び手に取って、冷静になってから残すか処分するか判断し直しましょう。
着物を断捨離する方法とは
どの着物を断捨離するか決めたら、具体的にどのような方法で処分すれば良いか気になりますよね。
着物の処分方法としては、主に以下が挙げられます。
- 着物を廃棄物として捨てる
- 知人やリサイクル団体、NPO法人に寄付する
- リサイクルショップや古着屋で買い取ってもらう
ここでは、それぞれの方法のメリット・デメリットを見ていきます。
着物を廃棄物として捨てる
不要な着物を廃棄する、つまりゴミとして捨ててしまうことの利点は、なによりも手軽であることです。
しかし、一部の自治体では着物の状態によって、ごみの分別の仕方が違います。
たとえば、汚れた着物は燃えるゴミ、まだ使える着物は布類または資源ゴミ、布類の場合は雨の日には出せないという自治体のルールがあり、さらには処分にお金がかかる地域があります。
また、着物を捨てる際、広げて全体をくまなくチェックしてから布類か燃えるゴミかどうかを分別しなくてはいけないため、すぐに断捨離したい人には手間になります。
リサイクル団体、NPO法人に寄付する
断捨離を決めた着物を知人や団体へ寄付することの最大のメリットは、自分には不要な着物でもそれを必要としている人々に、再利用してもらえて役に立つという社会貢献度の高さにあります。
デメリットは、ちゃんと流通・運用してくれそうな団体を見極める手間が発生することです。
NPO法人の中には「不要な着物を手放す人から必要としている人への橋渡しを無償で行います」とアピールしながら、実際には寄付してもらい無料で入手した着物を買取に出して利益を得ているような集団が残念ながら、少なからず存在します。
大事な着物が必要とする人のもとに届かずぞんざいに扱われる位なら、廃棄した方がまだ良いですよね。
リメイクして再利用する
着物のリメイクを利用すると、お持ちの生地の一部を材料としてワンピースや日傘、ぬいぐるみを作れます。
たとえ着物全体が汚れていたとしても、綺麗な状態を保っている部分を利用すれば、コースターやブックカバーといった小物に作り変えられます。
着物は縫合している糸をほどくときれいに一枚の布になります。
それを「反物(たんもの)」と呼びますが、反物に切り貼り・縫いの加工を施すことで、色々な日用品にリメイクができるのです。
捨てるはずだった着物が毎日使える小物に変わると愛着が出てくるので、着物が好きならやってみたいところでしょう。
断捨離する着物をリメイクすることのデメリットとしては、第一に「本来の着物の体裁」ではなくなってしまうことが挙げられます。
しかしそこは、リメイク品として新たに生まれ変わらせるんだ、という強い思いがあれば乗り越えられるでしょう。
もう一つのデメリットは、着物リメイクにはコストが掛かるということです。
自分で反物の状態から裁断し手縫いやミシン縫いを実行できる人は少ないでしょう。
衣服を扱う職人や着物の買取業者などが実施している古着物のリメイクサービスを利用するとなれば、幅はありますが費用はどうしても発生するでしょう。
そこはぜひ断捨離の手段を選ぶときに、判断材料にしてください。
リサイクルショップや古着屋で買い取ってもらう
店舗型リサイクルショップや古着屋は、店舗数の多さが強みです。
「この着物はまとめて売ってしまおう」などと思い立った時に、近くにこれらの店舗があれば決断をすぐに行動に移すことができ、着物の処分で思い悩む時間が大きく節約できるかもしれません。
デメリットとしては、着物の専門知識を持っている人材が在籍している可能性がとても低いことです。
古着屋のスタッフは洋服に詳しい人材がほとんどでしょうし、リサイクルショップのスタッフは、マニュアルに従って値付けをするだけという可能性が高いです。
そのため、お持ちの着物の買取価格は着物・和服の専門知識に裏付けされた、正当な金額とは異なってしまう可能性が高いです。
着物の断捨離は、着物買取のバイセルにおまかせ!
お持ちの着物を断捨離として処分する方法は上述したように様々ありますが、着物買取のバイセルに買い取ってもらうことが最も賢明であると言えます。
査定士は着物の専門知識を有している
着物買取のバイセルの査定士は、着物を含む和装品全般に関する専門知識を有しています。
そのため、着物に詳しいバイセルの査定士は、着物の本来の価値や保存状態をしっかり評価をしてくれるので、的確で信頼性が高い買取価格を提示いたします。
サービス内容が充実している
着物買取の専門業者の多くは、「出張買取」「無料査定」サービスを実施しています。
出張買取サービスを利用すれば、査定士が利用者の自宅まで訪問します。
宅配買取や持ち込み買取のように、着物を箱詰めしたり、数kgもの着物が詰まった箱を店頭まで運んだりするといった手間が一切ありません。
また、査定料や買取料などの手数料を無料に設定している買取業者が大多数です。
そのため、「依頼したからには不満足な買取価格でも絶対に売らなければいけない」という事もなく、キャンセル料なども発生しないためおすすめです。
以上の理由から、断捨離したい着物は、着物買取のバイセルに買い取ってもらうのが最良の選択です。
着物の買取価格を少しでも上げるコツ
着物を買取業者に任せたいと考えても、せっかくなら少しでも高い価格で買い取って欲しいですよね。
お手持ちの着物の買取価格を少しでも上げるコツを紹介します。
- 保存状態はできるだけ良好に
- 付属品は一緒に査定してもらいましょう
- 丈は150cm以上ある方が需要があります
保存状態はできるだけ良好に
保存状態の良し悪しは査定結果に大きく影響します。
例えば、染みだらけで本来の柄も見えない・虫食いが酷く穴だらけ・10cm以上の破れがある・物凄いカビ臭がする…そんな状態の着物ですと、非常に安い査定額になる、または買取してもらえないでしょう。
桐材の容れ物・たとう紙(着物を包んでおく吸湿性の高い紙)・防臭剤・防カビ剤を上手く用いて、虫干し・陰干しやたとう紙交換など定期的なメンテナンスを行って、良好な保存状態で査定に出せるよう心掛けましょう。
付属品は一緒に査定してもらいましょう
着物に付属していた小物も査定依頼しましょう。
重要な付属物として「証紙」があります。
証紙は、伝統工芸品組合が発行する「織元(着物の製造元)・産地・絹純度・染めの手法」等が記載された、着物の品質保証になるものです。
他にも、着物が納められていた箱をはじめ、帯や小物も一緒に査定してもらいましょう。
丈は150cm以上ある方が需要が高い
成人における日本人女性の平均身長は、160センチ前後だと言われています。
そのため、150cm以上もサイズの着物はサイズのお直しや丈詰めしやすく、需要が高くなります。
着物の丈が150cm以下ですと小柄な女性にはちょうど良いサイズですが、人気がないので買取してもらうことさえ難しいかもしれません。
こうした理由から、丈が150cm以上の着物の方が需要が高く、少しでも高額での買取が期待できます。
着物の断捨離についてのまとめ
断捨離すべき着物は「この先、着用機会があるかどうか」「また着たいと思える着物かどうか」を基準に選別すると良いです。
そして断捨離のため処分すると決めた着物は、捨てる・譲る等様々な方法がありますが、着物買取のバイセルで買い取ってもらうというのが最も賢明です。
保存状態は査定に大きな影響を及ぼしますので、売りに出す可能性を考慮してできれば桐材の容器に収納し、たとう紙や防カビ剤・防虫剤で品質の現状維持に努めましょう。
もちろん、断捨離やミニマリストとは関係なく、自分の大事なコレクションとして良い状態を保っておきたい場合も、これらの対策は行った方が良いですね。
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