古道具の買取価格は?買取対象になる種類と高く売るコツを解説

古道具の買取価格は?買取対象になる種類と高く売るコツを解説

古道具は、昔の趣を感じられるアイテムから、現在も価値を持つものまで幅広く存在します。

「自宅に眠る古道具に価値があるのでは?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、古道具の買取価格や買取対象となる種類、高く売るポイントについて詳しく解説します。

不要になった古道具が思わぬ高値になることもあるので、古道具の買取を検討している方はぜひ最後までご覧ください。

※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

古道具とは?その魅力と市場価値

「古道具」とは、古い家具や食器、道具類など、時代を感じさせる日用品・生活雑貨の総称です。

2000年代初頭から始まった昭和レトロブームによって、アンティークやヴィンテージアイテムとしても人気が高まっています。

「古道具」には、「経年変化が醸し出す味わい」「職人の想いが伝わるぬくもり」「実用性の高さ」などの魅力が感じられます。

また、意匠、手がけた作家、希少性、これらが評価されれば、高値が付く品も存在します。

温かみのある古道具は、インテリアやコレクションとして購入する人が増え、条件次第で高価買取してもらえる可能性もゼロではありません。

買取対象となる古道具の種類

「古道具」と一口に言っても幅広い品目が含まれます。

買取業者でおもに買取対象としている種類を挙げてみましょう。

陶磁器

古い時代に作られた陶磁器には根強い人気があり、花瓶・鉢・茶碗などさまざまな種類が含まれます。

特に酒井田柿右衛門徳田八十吉井上萬二などの人間国宝が手がけた作品、有田焼瀬戸焼美濃焼などの有名作品は価値が期待できます。

陶芸品の買取相場や高額買取されやすい特徴について、詳しくは以下の記事にて解説していますので、ぜひ参考にご覧ください。

漆器

縄文時代から使われていたと言われる漆器は、世界に認められている日本特有の工芸品です。

漆を採取する作業は非常に 手間と時間がかかり、その希少性から、価値が見込まれる作品が多いです。

中でも天然漆を使用した漆器、北大路魯山人・中村宗哲・室瀬和美ら、有名作家が手がけた漆器は需要が高いです。

以下の漆器買取ページでは、バイセルの漆器の買取実績や買取価格、相場を詳しくご紹介しておりますので、参考にご覧ください。

ガラス製品

ガラス製品は人気が高く、昭和レトロブームに影響されている品目のひとつでもあります。

中でもアンティークガラスと昭和ガラスが価値が高くなる傾向にあります。

ドーム・ナンシー兄弟、エミール・ガレバカラなどは特に高値が見込めるブランドです。

以下の記事では、ガラス製品の買取事例や価値が決まるポイントなどを解説していますので、ぜひ参考にご覧ください。

茶道具

茶道具は日本の平安時代末期から使われている、お茶を服するための器や道具を指します。

茶碗・茶入れ・茶釜水指鉄瓶香炉急須などがあり、どれも価値が十分見込めます。

特に作家ものや制作年代が古く希少性が高いものは、高値になる可能性があります。

以下の茶道具買取ページでは、バイセルの茶道具の買取価格を含む買取実績や、買取強化中の作品などを詳しくご紹介しております。参考にご覧ください。

刀剣

「太刀」や「刀」や「薙刀」などの刀剣も、コレクター市場で価値が評価されるアイテムです。

中でも「特別重要刀剣」「重要刀剣」など鑑定のランクが高い刀剣、相州正宗、和泉守兼定など有名な刀工が手掛けた刀剣は価値が期待できます。

以下の刀剣買取ページでは、バイセルの刀剣の買取実績や買取価格、相場を詳しくご紹介しておりますので、参考にご覧ください。

硯・硯箱

硯は、墨を水でするために使う、書道に欠かせない道具のひとつです。

骨董的価値や美術的価値が認められる硯は、中古市場で需要があります。

陶器・翡翠・象牙などの材質のもの、中国製の唐硯、文化人が所持していた名品などは特に高値になりやすいです。

また、硯を収める箱である硯箱についても、蒔絵や螺鈿が施された漆器のものや凝った装飾のものは価値が高い傾向にあります。

以下の書道具買取ページでは、硯を含む書道具の高く売れやすい種類、買取方法などを解説しておりますので、ぜひ参考にご覧ください。

碁盤・碁石

囲碁で使われる碁盤や碁石も、条件が揃えば買取対象となることがあります。

本榧(ほんかや)で作られた碁盤、厚く大きい碁盤・碁石などは価値が高いとされています。

また、傷・汚れなどが見られない新品に近い状態のものも査定評価が高いです。

以下の記事では、高く売れやすい碁盤・碁石の特徴や高く売るためのポイントなどを解説していますので、ぜひ参考にご覧ください。

まだまだある買取対象の古道具

買取対象になる古道具を一部ご紹介しましたが、買い取ってもらえる種類はほかにも多数存在します。

以下のバイセルの骨董品買取専用のページでは、買取対象になる古道具・骨董品の種類や買取価格について詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にご覧ください。

古道具の買取価格

古道具を買取に出すにあたり、実際どのくらいの買取価格で売れるのかが気になるポイントですよね。

一部の古道具の買取相場をご紹介します。

商品名 買取相場
北大路魯山人の陶磁器の花瓶 ~300万円前後
若尾利貞の陶磁器の茶碗 ~20万円前後
本阿弥光悦の茶道具 ~100万円
伯耆守平朝臣正幸の刀剣 ~60万円
黒田辰秋の漆器 ~150万円

※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。

ご紹介したの買取相場はごく一部で、かつ状態が良いものの場合です。

お持ちの古道具の実際の買取価格が気になる方は、一度査定を受けてみましょう。

バイセルでは、古道具・骨董品の価値をしっかりと見極めて買取価格に反映いたします。

古道具に詳しい査定士がお持ちの作品を丁寧に拝見し、ご納得いただける価格をご提示できるよう努力いたします。

査定額を聞いた後に無料でキャンセルも可能ですので、お気軽にお申し付けください。

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古道具の買取価格を左右する5つのポイント

古道具の買取価格は、いくつかの査定ポイントを細かくチェックして決まります。

おもに買取価格を左右する5つのポイントは以下の通りです。

  1. 素材
  2. 状態
  3. 希少性
  4. ブランド・作家
  5. 中古市場での需要

それでは、それぞれ詳しく解説します。

素材

古道具に使われている素材は、買取価格に大きな影響を与えるポイントのひとつです。

たとえば金・銀を使った製品や、象牙・翡翠などの素材を用いた作品などは、その希少性や市場での需要が評価され、高値がつくことが多いです。

一方で、プラスチックや合金のような素材は、古道具としての魅力が低く、値が付かない傾向にあります。

天然素材や希少な素材ほど高い価値を持つことを覚えておきましょう。

状態

古道具の買取において、状態の良さはやはり重要なポイントです。

古道具はその名のとおり古い時代に作られたものなので使用感があるものが多いでしょう。

その中でも傷や汚れが少ない、保存状態が良好である場合は、高い査定価格が期待できます。

ただし、一部のアンティーク品やヴィンテージ品は、多少の劣化や経年変化が味わいと捉えられることもあります。

状態が悪い作品でも自分で無理に修復せず、プロの目で判断してもらうのがベストです。

希少性

古道具の中でも、市場に出回っている数が少ない品物や、特定の時代や地域でしか作られなかった作品は、希少価値が高まりやすいです。

特に古い時代に作られたアンティーク価値が見込める作品や限定生産された作品は、コレクターからの需要が高くなります。

需要と供給のバランスが大きく買取価格に影響するため、同じような物が市場に多く出回っていると価格が低くなりますが、希少性が高いと一気に価格が跳ね上がる傾向にあります。

ブランド・作家

有名なブランドもの、あるいは著名な作家や工房によって作られた古道具は、買取価格が大幅に上がる可能性があります。

たとえば、日本の伝統工芸品であれば、九谷焼や輪島塗のような名前が付くことで高額査定が期待できます。

また、現代作家であっても人気がある人物が手掛けた品物なら、ファンやコレクターからの注目が集まりやすいでしょう。

古道具の高額買取のコツ

大切にしてきた古道具をせっかく売るなら、少しでも高く売りたいですよね。

古道具を売るときに押さえておきたい高額買取のコツを3つご紹介します。

  1. 適切なメンテナンスを行う
  2. 付属品を揃える
  3. 適した買取業者を選ぶ

それでは、それぞれ詳しく解説します。

適切なメンテナンスを行う

古道具の買取においては、新品同様のきれいな状態であるほど査定評価が高くなります。

査定前にはホコリを軽く拭き取る程度の手入れを行うと査定時の印象が良くなるでしょう。

ただし、古い作品は脆くなっているものもあるため、手入れする際に状態を悪化させないよう取り扱いには十分注意しましょ。

付属品を揃える

古道具の種類にもよりますが、元箱や保証書などの付属品がある場合は、揃えて査定に出しましょう。

またセットアイテムの場合は、なるべく欠けることなく揃えておきましょう。

付属品、セット内容は揃えておくことで査定評価がアップする傾向にあります。

適した買取業者を選ぶ

古道具は、古道具買取に適した買取業者を選んで売ることで、より高値で売れる可能性が上がります。

古道具買取に適した業者とは、古道具の買取実績が豊富で、査定経験豊富な査定士が在籍していることを指します。

古道具に精通した買取業者に査定を依頼することで、適正な価格を提示してもらえるので、本来ある価値を見逃されることもないでしょう。

また、迷いがある方は複数業者で査定を受けるのもおすすめです。

バイセルでは古道具・骨董品の買取実績が多数ございます。

「価値があるか知りたいだけ」「相見積もりを取りたい」という理由でも大歓迎です。

大型の作品、あるいは複数の作品の査定の場合は、無料のバイセル出張買取サービスのご利用もご検討ください。

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