大阪万博記念硬貨に価値はある?買取価格をチェック!

2024.02.16

古銭買取 コラム
東京オリンピック記念硬貨
大阪万博記念硬貨を持っています。いくらになりますか?
保存状態や額面、コレクター需要により買取価格が変わりますので一度拝見いたします。お電話・メールよりお問合せ下さい。
祖父から大阪万博記念硬貨などの硬貨を譲り受けました。価値ってありますか?

大阪万博は40年あまりが経過しましたが、当時発行された大阪万博記念硬貨をお持ちの方も多いでしょう。

この記念硬貨を買取に出したい方に向けて、硬貨の特徴、種類、買取相場に加えて、大阪万博記念硬貨の価値を下げない方法をご紹介します。

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日本初の万国博覧会を記念して作られた大阪万博記念硬貨

日本初の万国博覧会となった大阪万博(エキスポ70)は、1970年3月15日から「人類の進歩と調和」をテーマに183日間という長期間に渡って開催されました。

大阪万博は76か国が参加したことや、日本が世界に誇る芸術家・岡本太郎が制作したメインのモニュメント「太陽の塔」で話題になりました。

ここでは、大阪万博を記念して作られた硬貨とメダルをご紹介します。

日本万国博覧会記念100円白銅貨幣(大阪万博記念硬貨)

「日本万国博覧会記念100円白銅貨幣」は、大阪万博記念を祝して造幣局が製造しました。

「EXPO’70 日本万国博覧会記念硬貨」とも呼ばれており、通称は「大阪万博記念硬貨」です。

大阪万博記念硬貨は額面が100円の白銅貨(はくどうか)のみです。

図案は表面に葛飾北斎が描いた富嶽三十六景「赤富士」、裏面に大阪万博のシンボルマークである桜の花びらがデザインされています。

また、重さが9g、直径が28mm、素材は銅75%とニッケル25%です。

約60億円分の大阪万博記念硬貨が発行され、その売上金の一部が協賛金として日本万国博覧会協会に納められました。

大阪万博記念硬貨メダル3点セット

「日本万国博覧会記念メダル」は金・銀・銅メダルがセットになったものです。

図案は表面には3種類とも大阪万博のシンボルマークである桜とEXPO’70の刻印、裏面には当時に活躍していた複数人のデザイナーが、それぞれ違う図案を描いています。

金メダルは純度75%、重さは約13g、直径は27mmです。

銀メダルは純度92.5%、重さは約18g、直径は34mmです。

銅メダルは重さが16g、直径は34mmです。

単独ケース入りの100円白銅貨

単独ケース入りの100円白銅貨はケースに1枚だけ入っており、海外向けに発行されました。

ケースの表には「100YEN」「MINTBUREAU JAPAN」と記されています。

ケース入り100円白銅貨は、約7,000枚しか発行されなかったため希少価値が高いとされています。

ミントセット

ミントセットとは海外向けに発行された記念硬貨がケースに入ったセットです。

大阪万博記念硬貨白銅貨と当時の日本で流通していた各額面の硬貨が、ビニールケースに収められているものです。

ミントセットは大阪万博記念硬貨白銅貨1枚、100円硬貨1枚、50円硬貨1枚、10円硬貨1枚、5円硬貨1枚、1円硬貨1枚の6枚セットで、約26,000部発行されました。

大阪万博記念プラチナメダル

大阪万博記念プラチナメダルは、パリの万国博国際事務局で決定された万国博統一のシンボルマークが制定されたことを記念して発行されました。

大阪万博期間中に発売と同時に売り切れたと言われています。

こちらは日本初の公式プラチナメダルで、素材は純プラチナ、重量は約27g、直径は約29mmです。

大阪万博記念プラチナメダルの図案は大阪万博のシンボルマークの桜です。

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日本で発行された記念硬貨の種類

記念硬貨とは国家的な式典や行事を記念して発行された硬貨で、日本を含む世界中で発行されています。

ここでは、日本で発行されたオリンピックや万博を記念した記念硬貨をいくつかご紹介します。

東京オリンピック記念硬貨

大阪万博記念硬貨に価値はある?買取相場をチェック!

東京オリンピックは日本で初めて開催されたオリンピックで、これを記念して発行されたメダルが東京オリンピック記念硬貨です。

東京オリンピック記念硬貨は日本で初めて発行された記念コインで、1,000円銀貨と100円銀貨があります。

この硬貨の図案は1,000円銀貨が富士山と桜の花のデザインで、100円銀貨は公募によって決められた聖火とオリンピックの五つの輪をデザインしたものです。

参考記事: オリンピック記念コインの買取価格は?種類ごとの特徴と相場を解説

沖縄万博記念硬貨

沖縄万博記念硬貨は、沖縄国際海洋博覧会(沖縄海洋博、沖縄万博、EXPO’75)の開催を記念して発行されたメダルです。

沖縄国際海洋博覧会とは、沖縄の領土返還を記念して1975年に行われた祭典です。

沖縄国際海洋博覧会記念メダルには、「純金小判型メダル」「金メダル」「銀メダル」「銅メダル」「金銀銅メダルセット」「銀銅メダルセット」「100円記念硬貨」の6種類があります。

参考記事: 沖縄国際海洋博覧会記念メダルの買取相場とは

札幌オリンピック記念硬貨

大阪万博記念硬貨に価値はある?買取相場をチェック!

札幌オリンピック記念硬貨は、1972年に開催された冬季札幌オリンピックの開催を記念して発行されました。

素材が白銅貨なので、札幌五輪100円白銅貨とも呼ばれています。

札幌オリンピック記念硬貨は額面が100円のみで、硬貨のデザインは表面には聖火、裏面には雪紋と五輪マークが描かれています。

札幌オリンピック記念硬貨の大きさは直径30mm、重さは12g、純度は銅が75%でニッケルが25%です。

参考記事: 札幌五輪記念硬貨の価値は?オリンピックの記念硬貨を買取してもらおう!

長野オリンピック記念硬貨

長野オリンピック記念硬貨は、1998年に長野県で開催されたことを記念した硬貨です。

長野オリンピック記念硬貨は額面が500円、5,000円、10,000円の3種類あり、1次から3次まで合計で9種類が発行されました。

長野オリンピック記念硬貨の表面には、長野オリンピックの競技であるアルペンスキーやアイスホッケーのデザインが描かれています。

参考記事: 長野オリンピック記念硬貨の買取相場と記念硬貨を高く売るコツ

記念硬貨の価値を下げない方法

大阪万博記念硬貨に価値はある?買取相場をチェック!

記念硬貨の価値を下げない方法には、以下の3つがあります。

  1. 良い保存状態を保つ
  2. 付属品も必ずつけて査定してもらう
  3. 硬貨を扱うバイセルへ査定に出す

それでは詳しくご紹介します。

良い保管状態を保つ

硬貨は直射日光が当たらない場所に保管する

記念硬貨を高く買い取ってもらうには、変色や変質、キズや摩耗を避ける必要があります。

また、記念硬貨の表面の劣化を防ぐためには、硬貨専用ケースやコインカプセルに入れて、風通しの良い場所に保管しましょう。

コインのサイズに合ったカプセルを選ぶ

硬貨は直射日光が当たると変色してしまうためです。

コインカプセルは丸い形をしており、耐久性と耐擦傷の高いアクリルを使用しています。

他にも正方形のコインカプセルもあります。

正方形のコインカプセルは保護シートの部分に書き込めるものや、黒いウレタンシートをケースに合わせて切ってはめると、硬貨のガタつきを防げるものもあります。

また、コインカプセルを選ぶときは、お手持ちのコインのサイズを調べましょう。

サイズの合わないコインを入れるとカプセルの内径に収まらず、コインのエッジ部分(側面のギザギザ)が潰れてしまう場合があるからです。

凸凹の激しい古いコインや規格外のコインは、サイズが合わないことが多いので破損しやすいです。

新しい傷がつかない方法で手入れをする

記念硬貨は汚れていても、クリーニングをしないでそのままの状態で保存しましょう。

記念硬貨は「発行当時の状態」であることも、価値を測る一つの基準だからです。

汚れていても硬貨を磨いたり薬剤などで洗浄すると、硬貨の表面が傷がついたりすり減ったりするので避けましょう。

手に取るときも指紋がつかないように手袋をして扱い、指紋が付いたら柔らかい布でふき取ります。

硬貨の価値を失わないように査定前にお手入れをしておくことをおすすめします。

付属品も必ずつけて査定してもらう

大阪万博記念硬貨に価値はある?買取相場をチェック!

大阪万博記念硬貨を買取業者に査定をしてもらう際には、購入時に付いてきたケースなどの付属品も一緒に査定士に渡しましょう。

記念硬貨はケースに入っていると硬貨の表面が傷つかなくなり、きれいな保存状態をキープできます。

保存状態が良いと買取価格が下がることを食い止められるので、記念硬貨をケースに入れたまま査定に出しましょう。

硬貨を扱うバイセルへ査定に出す

記念硬貨は硬貨を扱う買取業者に査定をしてもらいましょう。

記念硬貨を含むコインは数えきれないほどの種類があり、それぞれ状態や年代、価値が違います。

そのため、これらを査定するうえで専門的な知識がないと、硬貨の価値を見極めるのはとても難しいからです。

とはいえ、記念硬貨を扱う買取業者でも業者ごとに提供しているサービスの質や規模が違います。

本来の買取相場よりも低めの買取金額を出す業者、査定をするジャンルが少ない業者、買取方法を選べる業者などがあります。

買取業者ごとにサービスの質が異なるからこそ、複数の買取業者に査定をしてもらい、買取金額を含むサービスの質を比較してから1社に絞ることをおすすめします。

大阪万博記念硬貨の買取相場

記念硬貨の買取相場は保存状態によって変わります。

大阪万博記念硬貨100円白銅貨は発行枚数が大変多く希少性も低いことから額面以下となります。

EXPO’70日本万国博覧会記念メダル3点セットの平均的な買取相場は数万円ほどです。

こちらの記念メダル3点セットの各メダルの買取相場は、金銀どちらとも数万円程度ですが、金の方が数万円ほど買取相場は高く、銅は数百円程度です。

また、大阪万博記念プラチナメダルは数十万円で、ミントセットは数千円、単独ケースは数万円ほどです。

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※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。

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