レコードの回転数による特徴の違いとは?回転数が合わないとどうなるの?

レコードの回転数とは?33回転と45回転、78回転の違いを解説!

レコードは回転数によって大きさ、収録時間、音質が異なります。

また、レコードとプレーヤーの回転数が一致していないと本来の楽曲を楽しむことができません。

レコードを聴く際には回転数を確認し、プレーヤーの回転数を合わせることが大前提です。

しかし、レコードの回転数によってはプレーヤーが対応していない場合があります。

本記事にはレコードの回転数の種類、特徴、正しい聴き方をまとめました。

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レコードの回転数の種類と特徴

レコードの回転数の種類と特徴

レコードはプレイヤーに乗せて回転させることで音が流れます。

音を流す際はレコードに書いてある回転数にプレイヤーを合わせます。

レコードの回転数は33回転、45回転、78回転の3種類で、それぞれサイズ、収録時間、音質が異なります。

回転数はレコードの中央に数字のみ、数字と後ろに「rpm(Rotation Per Minuteの略)」と記載があります。

また、レコードは外径から内径まで同じ回転数で音が流れます。

例えば、45回転のEP盤は回転数が速くて短時間に多くのレコードの溝を使うため、収録面積が広くなり、回転が安定して音質が良くなります。

回転数が少ないほどレコードのサイズが大きく、収録時間が長くなります。

以下の表にレコードの回転数ごとの特徴をまとめました。

33回転

33回転とは、1分間に33回転の速度で再生するレコードです。

A面とB面に約30分も収録できることから、「Long Playing(ロングプレイ)」を略してLP盤とも呼ばれています。

3種類の回転数の中でも一番長い時間収録できます。

1848年にアメリカのコロンビア社から発売され、現在流通している多くのレコードは33回転です。

素材はポリ塩化ビニールで、丈夫で薄く高密度な素材のため長時間収録にも耐えられます。

45回転

45回転とは、1分間に45回転の速度で再生するレコードです。

A面とB面にそれぞれ5〜8分収録できます。

収録時間が33回転よりも短く、シングルよりも長いという意味で「Extended Playing(イクステンションプレイング)」を略してEP盤とも呼ばれています。

また、真ん中に穴が開いたドーナツ盤もあります。

45回転は、1949年にRCAビクター社が発売しました。

LP盤と比べてEP盤は回転数が速く、同じ1秒間でもレコードの溝を長く読み取るため回転が安定し、音がクリアに聞こえるようになります。

78回転

78回転とは、1分間に78回転の速度で再生するレコードです。

A面とB面それぞれ4〜5分収録でき、3種類のなかで最も収録時間が短いです。

「Standard Playing(スタンダードプレイング)」を略してSP盤と呼ばれています。

現在は回転速度の速いSP盤には対応していないプレイヤーが主流で、音を流すには専用プレイヤーと針が必要です。

素材は樹脂製のため割れやすくてカビが生えやすく、良い状態で出回ることが少ないとされています。

LPとEPとよりもSP盤は製造年代が古く、経年劣化によってノイズが混じりやすいです。

レコードの回転数を間違えて流すとどうなるのか?

レコードの回転数を間違えて流すとどうなるのか?

レコードの魅力を最大に引き出すには記載されている回転数で聴くのがベストです。

回転数を間違えて流すとレコードならではの魅力を感じられなくなってしまうでしょう。

ここでは、回転数を間違えて流すとどうなるのかをご紹介します。

ピッチが変わる

レコードの回転数を間違えて流すと音のピッチが変わってしまいます。

33回転を45回転で再生すると速く音が流れ、45回転を33回転で再生すると遅く音が流れるようになります。

このように同じ曲を流しても回転数が異なると速くなったり遅くなったりするのです。

音質が悪くなりやすい

レコードの回転数を間違えて流すと音質が悪くなりやすいです。

レコードは特定の回転数で正しく再生されるように設計されており、それ以外の回転数で再生すると音質が劣化する可能性があります。

特に高速で再生すると、針がレコードの溝を適切に読み取れないことがあり、音質が劣化しやすくなります。

レコードと針が壊れる可能性がある

レコードを適切な回転数で再生しないと、レコードと針が壊れてしまう場合があります。

速度が遅い回転数のレコードを速く回転させると、レコードと針に負担がかかってしまう場合があります。

レコードの聴き方の手順

レコードの聴き方の手順

レコードは聴き方によっても音質や雰囲気が変わってしまいます。

ここではレコードの正しい聴き方をご紹介します。

レコードプレーヤーとアンプの順に電源を入れる

レコードプレーヤーを平らな場所に置いて電源を入れます。

レコードを再生する際は溝に針が垂直に当たることが基本です。

レコードプレーヤーが少しでも傾く場合は、水平になるように調整しましょう。

水平計で確認しながらセッティングするのが理想的です。

続いてアンプの電源を入れます。

レコードをプレーヤーに乗せて回転数を合わせる

聴きたいレコードをプレーヤーにのせて、レコード中央に記載されている回転数に合わせて設定します。

プレーヤーの回転数はボタンで簡単に設定できます。

回転したレコードに針を落とす

スタートボタンを押してレコードを回転させたら、カートリッジを聴きたい曲の箇所まで移動させて針を落とします。

レコードは一番外側の溝が1曲目、内側に向かって2曲目と3曲目の順になります。

レコード盤にある黒い線は曲の間の無音部分になるので、黒い線を参考にするとわかりやすいでしょう。

不要になったレコードを売るためのポイント

不要になったレコードを売るためのポイント

不要になったレコードはそのまま売るのではなく、少しの工夫をすることで中古市場で需要を高められる可能性があります。

大切にしていたレコードを売るためにも以下のポイントを実践してみましょう。

レコードをメンテナンスしてから売る

レコードの状態は査定金額に大きく影響するので、メンテナンスを済ませてから査定に出しましょう。

特にSP盤に使われている樹脂は天然素材のため、放置しているとカビが生えやすくなります。

本棚にレコードを敷き詰めていると通気性が悪くなってカビの原因になりえます。

カビ、ホコリ、皮脂汚れを落とす際にはレコードを傷つけないように注意しながら、専用クリーナーで落とします。

レコードの溝に入り込んだ汚れもしっかり取り除きましょう。

ジャケットのホコリも忘れずに落としてください。

古いレコードはなるべく早めに売る

レコードは保有期間が長いほど劣化しやすくなります。

不要なレコードを査定に出そうか検討していたらなるべく早く売りましょう。

売るかどうか迷っている場合は査定に出してみて、提示された金額に納得いくかを考えてから判断するのがおすすめです。

まとめて査定に出す

レコードの買取はまとめて査定に出すと、枚数に比例して金額が上がるケースもあります。

単品では価値がなく買取が難しいレコードも、まとめて売りに出るとで買い取ってもらえる可能性が高まります。

不要になったレコードはできるだけまとめて売りに出すようにしましょう。

レコードの売却を検討している方はバイセルにお任せください

バイセルでは、不要になったレコードの買取を行なっています。

豊富な買取実績と丁寧な査定により、ご満足いただける価格を提示いたします。

バイセルは3つの買取方法を用意しており、都合に合わせて無理なく気軽に利用できます。

出張買取

出張買取は査定士がご自宅に伺い、その場でレコードの査定をします。

自宅近くに買取店がない、買取店の営業時間内に行けない、レコードの枚数が多いなどの事情がある方におすすめです。

出張買取は最短即日の対応可能なほか、査定料や出張料といった手数料もすべて無料です。

また、査定金額に納得できたら、その場で現金をお支払いします。

宅配買取

宅配買取は不要になったレコードをバイセルに送付してもらう方法です。

バイセルの宅配買取は送料無料で、宅配キットも無料で提供します。

お客様の事前準備は最小限で済みます。

査定金額に納得できたら買取成立となり、後日指定口座に振込します。

持ち込み買取

持ち込み買取は、バイセルの店舗でレコードを査定する方法です。

バイセルは全国に10店舗を構え、どの店舗も事前予約なしで利用できます。

買取ブースは全店舗個室になっており、プライバシーが守られていて安心です。

バイセルの店舗は最寄り駅から徒歩圏内に位置しているので、予定のついでに立ち寄れます。

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