【初心者向け】トランペットの種類や代表的なメーカーを紹介!

2023.06.19

楽器買取 コラム
【初心者向け】トランペットの種類や代表的なメーカーを紹介!

学生の吹奏楽やプロ、趣味で習う人まで多くの人に愛用されるトランペットは、さまざまな場で見る楽器です。

トランペットは種類が豊富でメーカーも多いため、初心者はどれを購入したら良いか迷いやすいでしょう。

この記事では、トランペットの種類や代表的なメーカーを解説します。

種類やメーカーによって音色が異なるため、自分の好きなトランペットを見つける際の参考にしてください。

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トランペットの歴史

トランペットは紀元前にエジプトで生まれた、世界で最も古い楽器の一つです。

茎や木などを使用した、笛のような楽器が起源とされています。

当初の楽器は軍隊の号令用の道具とされていましたが、音を奏でる楽器へと変化していき、現在のように楽器として扱われるようになったのは17世紀頃です。

当初のトランペットは口の動きだけで音階を操作するため難易度が高く、奏者が育成されませんでした。

これを簡単に演奏ができるようにするため、管の長さが異なるトランペットが作られるようになったのです。

19世紀にはバルブ装置が発明され、長い形のトランペットから現在の形に変化します。

ピストンやバルブが発明されたことで音域が広くなり、幅広いジャンルで使用される楽器になりました。

トランペットの代表的な種類

 トランペットの代表的な種類

トランペットは1本の管の形状から現在の形に変化するなかで、音域や構造の違いによって10以上の種類が生まれた楽器です。

現在の10種類以上あるトランペットのうち、代表的なものを7つ紹介します。

B♭管トランペット

B♭管(べーかん)トランペットは、一般的なトランペットといえるでしょう。

このトランペットでは、ドの音がピアノのB♭にあたるため、このように名付けられました。

張りのある音で幅広いジャンルに対応できる、初心者におすすめのトランペットです。

C管トランペット

C管(ツェーかん)トランペットはB♭管の次に演奏者が多く、オーケストラやクラシック曲で多く使用されます。

ドの音がCにあたり、B♭管よりも高く明るい音色が出るのが特徴です。

形状はB♭管トランペットに似ていますが、管がやや長くなっています。

コルネット

コルネットはコンパクトで丸みがあり扱いやすく、小学校のブラスバンドなどで使用されています。

B♭管やC管のトランペットよりも、音がやわらかいのが特徴です。

フリューゲルホルン

名前に「ホルン」と付いていますが、トランペットに分類されます。

B♭管やC管のトランペットよりもやや大きく、温かみのあるやわらかな音色が特徴です。

バラード曲に合った甘い雰囲気の音色で、ジャズで多く使われます。

ピッコロトランペット

ピッコロトランペットは、B♭管トランペットよりも1オクターブ上の高音を出すトランペットです。

華やかで輝かしい音色が特徴で、バロック音楽の演奏に適しています。

トランペットのなかで管が最も短く、その長さはB♭管トランペットの約半分です。

管の巻き方によって、見た目にバリエーションがあります。

トライアンファルトランペット

トライアンファルトランペットはファンファーレトランペットとも呼ばれ、長い直線の管が特徴的です。

管の部分には旗などの装飾を付けることができ、複数人で演奏すると見栄えがします。

はっきりとした音色で、式典などの雰囲気を華々しく高めるでしょう。

ロータリートランペット

ピストンバルブがなく、ホルンと同じくロータリーバルブが使用されているトランペットです。

演奏の際は楽器を横に寝かせて構え、息を吹き込みます。

ピストンバルブ式の楽器より音色はやわらかく、木管楽器や金管楽器、弦楽器にも馴染みやすいのが特徴です。

トランペットの選び方

 トランペットの選び方

初めてトランペットを選ぶ際は、何に気を付ければ良いのかわからないのではないでしょうか。

ここでは、トランペットの音質や値段に差が出る「材質」「塗装」「ベルの製造方法」を詳しく解説します。

材質で選ぶ

管楽器は空気の震え方で音色が決まるため、管の材質によって音が異なります。

トランペットは真ちゅうと呼ばれる亜鉛と銅の合金が使用されていて、混ぜる比率で音色が変わります。

イエローブラス(亜鉛3割・銅7割)は一般的なトランペットの材質で、明るく張りのある音色です。

そして、ゴールドブラス(亜鉛1.5割・銅8.5割)は亜鉛の量がイエローブラスの半分で、まろやかで豊かな音色になります。

塗装で選ぶ

塗装は楽器のさびや汚れを防ぐものですが、音色にも微妙に影響しています。代表的な塗装を4つ紹介します。

  1. クリアラッカー
  2. 透明なクリアラッカーは金属に比べてやわらかく、振動を伝えやすい塗装です。音抜けが良く、パワフルで艶やかな音色に聞こえます。

  3. ゴールドラッカー
  4. クリアラッカーに赤や黄、金の塗料を加えて作られたラッカーです。手頃な値段のものが多く、クリアラッカーよりもシャープで力強い音色になります。

  5. 銀メッキ
  6. ラッカー塗装よりも厚みがなく、やわらかでクリアな音色になるのが特徴です。吹き込む際の抵抗感がラッカー塗装よりもやや強いため、肺活量が必要なこともあります。

  7. 金メッキ

金メッキも抵抗感が強いため、上級者向けの塗装といえるでしょう。見た目が豪華で美しいことはもちろんですが、音も華やかになるうえに、割れにくくなるなどの効果も期待できます。

ベルの製造方法で選ぶ

ベルとはトランペットの先端部分のことです。

ベルの製造方法には、1枚の板をハンマーで叩いて成形する一枚取りと、ラッパ部分と円錐部分を別々の板で形成する二枚取りの2種類があります。

一枚取りは値段が高くなりますが、金属に硬さと粘りが出て音抜けや響きが良くなるのが特徴です。

一方、二枚取りは大量生産しやすいため、初心者向けのトランペットで多く見られます。

手頃な値段のものが多く、適度な抵抗感で軽く吹けるのが特徴です。

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代表的なトランペットメーカー3選

トランペットを製造している、代表的なメーカーを3社紹介します。

初心者は、この3社から自分に合うものを探してみるとよいでしょう。

ヤマハ

多くの楽器を製造しているヤマハは、品質が安定して個体差が少ないため、安心感があります。

ラインナップが豊富で、初心者からプロまで幅広い層から支持されているメーカーです。

シルキー

トランペットの王様と呼ばれ、プロミュージシャンも多数愛機として使用しています。

管体の重さは軽いが、逆に音色は太くて暗く、クラシック系の方に大変好まれています。

Bach

アメリカの楽器メーカーであるBachは、トランペットの定番メーカーです。

ほど良い抵抗感と輝かしくパワフルな音色が魅力で、ジャンルを問わず演奏できます。

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おわりに

トランペットは世界で最も古い楽器の一つで、さまざまな場で使われています。

トランペットの種類は10以上あり、それぞれ特徴が異なります。

また、トランペットは材質・塗装・製造方法・メーカーによって音色が異なるため、トランペットを購入する際は、これらを比較して自分に合うものを選ぶとよいでしょう。

初心者はトランペットの購入で悩みがちです。

自分に合わずに不要になったトランペットがあれば、ぜひバイセルでの売却をご検討ください。